みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

2024年5月第1週チャート

2024-05-06 | 注目投資対象・株価の推移
一般国民がGWにゆっくり休んでいる間、為替市場では激動の一週間だった。
結論から言うと、政府日銀は為替介入に成功し円安はほぼピークを越えたと考える。

東証が休日の週初に大挙介入してきた第一幕は大方の想定内だろうが、
スペックをかなり引き付けてから実施したので効果的だった。
また、今回の巧みさを象徴するのがFOMC直後の深夜の介入で、
市場を知悉した現場とよく打合せして効果的なタイミングを狙っていたと見える。

自国通貨切り下げで儲かる経済界ですら円安に文句を言い始めたほどだから
安倍の負のレガシーを放置できなくなったのだろうが、
2011年と同様に転換点となるのではないかと見ている。

勿論、円安による上げ底が失われてゆく東証は慎重に見ていく必要があろう。
米金利低下によるNYの援護射撃は受けようが、これからは片肺飛行になる。


ドル円は日本側の必死の為替介入で大きく後退、今年のピークをつけたのでは(当面は下髭だが。。)


為替介入でユーロが対ドルで復活、ただ雇用統計での急騰後は急に失速している


(以上のチャートはZAI)

8316は上値が重い、米金利低下後の週明けを注視したい


7270は為替のお蔭で戻した、介入の影響とNY上昇との綱引きになるか。。


6594は続伸、材料が続いたとも思えないが強い展開に


(以上のチャートはRakuten.sec)
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2024年4月第4週チャート

2024-04-27 | 注目投資対象・株価の推移
経済界から円安批判が出ているので
政府なり日銀なりから円安牽制か円高誘導があるものと思っていたが、
まさか日銀が円安に拱手傍観するアナウンスを行うとは!
(勿論、市場はこれを「円安容認」と受け取る)

日銀が動かないなら当然、
当局から為替介入があるものと予想していた
市場関係者は一様に首を捻っているところであろう。

ブルームバーグ報道では海外の市場関係者から
なぜ為替介入しないのかと訝しむ声が出ているとか。。

勿論、為替介入は時間稼ぎに過ぎないが
米景況は遅かれ早かれ悪化するから貴重な時間稼ぎである。
巨額の円買いポジションは数年後に安倍・菅の失政を少しでも埋め合わせる
貴重な予算となって日本国民に還元されるであろう。


植田日銀が引き締めも口先介入も円安牽制もなく、ドル円は当然こうなった(米金利は低下。。)


ただ先週最強だったのはポンド、先週後半だけで資産が倍以上になった者がいるに違いない


(以上のチャートはZAI)

しぶとい8316、高値を窺う動きに


円安なのに出遅れている7270、為替介入を織り込んでいるのか?


決算にややネガティブだった6594、切り返して来た!


(以上のチャートはRakuten.sec)
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2024年4月第3週チャート

2024-04-21 | 注目投資対象・株価の推移
先週は半導体の大崩れとイランによるイスラエル攻撃が加わって大荒れ、
日米株は割高であると当ウェブログが口を酸っぱくして繰り返してきたが
事実によって的確さが証明されたと言ってよいだろう。

1,2月に海外スペックが猛烈な勢いで買い上げたモメンタムは既に焼失した。
円安株高の図式も既に崩れていてNY時間の先物の動きが明らかに弱い。
寧ろ、高金利のなか売り崩されるリスクを懸念すべきである。

三月の日経4万円台が今年の高値になるかもしれない、
当ウェブログはそう書いていたがこれも的中しつつあるようだ。。


ドルはなお堅調で株式と好対照、米金利の高止まりを反映している


しかし先週はユーロの方が強かった、ポンドや豪ドルはリスクオフの様相


(以上のチャートはZAI)

インデックスが大崩れのなか、8316は粘っている


7270のような輸出関連が急落、インデックスに遅れてピークを付けたかも


補助金の件で急騰した3778だが、ボラがかなり大きくエクスポージャーに要注意


(以上のチャートはRakuten.sec)

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2024年4月第2週チャート

2024-04-14 | 注目投資対象・株価の推移
米CPIのネガティブサプライズに金曜の急落、
日経先物は3万9000円割り込みと多難な週だった。
当ウェブログは一貫して割高と警告してきたので驚きはしないが。

先日、マネックスから米株に金利高が懸念との趣旨のアナウンスがあったようだ。
チャートの形が悪くなったのをテクニカルで判断したのだろうが
割高であるのは事実だから買い煽りよりはましだろう。
ただ米株がダウンサイドとなるとも東証に大打撃の筈で
その辺りは現実を直視して欲しいものである。

円安となるとスペックは自動売買も含め東証に買いを入れてきたが、
円安に米株安となるとそうはいくまい。週明け以降は変調に注意だ。

因みにマット今井氏は既に、日本当局の為替介入があるとの前提である。
じり高だと介入し難い局面ではあるが、市場の投機ポジションが多いだけに
市場へのインパクトは大きい。いつになるか、注視したいところ。


ドル高株安の嫌な形になりつつある、クロス円ではポンドに注目したい


週後半はドル買いユーロ売りが正解だった、ECBが利下げをアナウンスし始めたのも影響大


(以上のチャートはZAI)

7270は堅調、円安だけでなく米でのEVへの逆風の恩恵だろう


7261は劣後しているが、為替効果で何とかここまで来た


8316は抵抗を受けている、月曜さえ凌げればMS効果の3778の方が良いかも。。


(以上のチャートはRakuten.sec)
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2024年4月第1週チャート

2024-04-07 | 注目投資対象・株価の推移
木曜日のNY急落で東証の脆さが露呈し、
(悪材料が纏まって来ると避けられない)
経済誌が日経平均4万円台と喧伝していたのは
案の定ながらいつもの逆指標となりつつある。

今週はNYを睨みながら戻りを試す週となろうが
日米とも既に割高の局面であることは明らかである。

今年初めに海外スペックが仕掛けてきた際のモメンタムは既に失われた。
つい先日に日経新聞が観測記事で指摘しているように、
海外勢は売り時を窺っていると見た方が妥当であろう。


ドルは日本当局の為替介入を警戒、試しに行くというより失速しつつあるようだ


先週、一時は久々の100円台に達した豪ドルの方が需給面で有利だろう


(以上のチャートはZAI)

7270は上を窺っている、ただモメンタムが不足気味である


9104は意外に下がらない、次の動きを待つべき時か


8316は8306よりましだが形が悪い、市況によってどちらにも動き得るのではないか


(以上のチャートはRakuten.sec)
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