みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

2023年7月第4週チャート

2023-07-30 | 注目投資対象・株価の推移
日銀から日経新聞へのリークだろうか。
金曜午前2時過ぎの、日銀YCC見直し検討の一報で
為替は急変で円急伸、米株は急落と凄まじい変化が生じた。

ブルームバーグやロイターではなく日経新聞発だったのが珍しく、
油断し切っていたファンド勢は不意を打たれて周章狼狽の体だった。

直近では久々の好パフォーマンスと伝えられ、矢張り
5月以降の東証への仕掛けは彼等の力技だったと見えるが
今回は植田日銀に奇襲を食らい、油断大敵というところである。
暗愚な黒田と違い、植田総裁は海外ファンドの思い通りにはならなそうだから。

しかも注目されるのは場中にYCC見直しが伝わって暴落、とはならず
市場関係者は日経報道を受けて身構えていたため早くも午後に
東証が大きく切り返した点だ。これは日銀の用意周到な情報戦の一環と見た。

ともあれこれでドル円と東証の上値が重くなるが、
通貨下落による日本国民の貧困化は一定程度は抑止できよう。
無策な黒田と違い、海外ファンド勢は植田日銀の政策決定会合を警戒せざるを得ない。


ドル円はダウントレンドから抜けていない、重要なポイントに差し掛かった


ポンドの強烈な切り返しはドルより強い、相変わらず投機売り超の豪ドルとともに要注目


(以上のチャートはZAI)

6594は何とか上を向いている、週明けの動きを注視したい


9202は完全に上向きになりつつある、矢張り円高に抵抗力あり


7974の重さが目立つ、これでは7261等の輸出企業にも負けるかも。。


(以上のチャートはRakuten.sec)
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『週刊ダイヤモンド』7月29日号 - 30年で社会保険料率は2倍近くに、高齢者三経費が経済低迷の真因

2023-07-27 | 『週刊ダイヤモンド』より
ダイヤモンド誌のメイン特集は概ね想定内。
但しこの手のランキングは当たらないと思って読んだ方が良い。
(当たるかどうかは別として片山氏の見方は興味深い)

なお電動化が進む自動車業界については見方が大甘と思う。
米国では既にEVでヒョンデがシェアを高めており
北米や欧州市場でも決して楽観視できない。


エントリーのサブタイトルは23頁の小黒一正氏の論考より。
暗愚なリフレ派や財政出動原理主義者が完全に見落としている点として
国富や国の予算が「何に使われているか」が挙げられる。
1988年から2017年にかけて社会保険料率は84%増加、
つまり2倍弱にも増加した訳だから、
只でさえ所得低迷し続けている日本では
消費が悪化するのも至極当然であろう。

しかもこの数字には社会保障関連費(公費での給付)が含まれない。
日本経済に与えた打撃はもっと大きいと言うべきであろう。

『週刊ダイヤモンド 2023年7/29号 (5年後の業界地図)


佐藤優氏のビジネスマン向け連載は珍しくロシアの苦境を白状している。
情勢判断が遅過ぎると言うべきで、遠からずロシアの南部戦線が破られて
氏はロシアとともに更なる窮地に陥るであろうよ。。
(この地域は占領し続けるのが難しく、歴史的に侵入側の敗退が繰り返された)
対照的に小泉悠氏や高橋杉雄氏は最近プーチンの弱気を感じ取っており
ビジネスマンの方々はそうした賢者の言葉に耳を傾けた方が賢明だろう。

因に、日本企業としてはロシアやウクライナから優秀な人材を獲得する
今が絶好のチャンスである。特にロシアからは独裁者プーチンを嫌って
高学歴の人材が続々と脱出している。(が、佐藤優氏にはそういう視点が欠如)

    ◇     ◇     ◇     ◇

エコノミストのGX特集は概ね妥当なところ。
矢張り冷静に考えれば次世代原発や合成燃料は期待薄である。
技術的にもコスト的にも壁が大き過ぎる。

ただメタネーションや水素にも同様の問題はあり、
こちらは見方がかなり甘いのではないか。

また、市場として大きいのは実はコージェネである。
欧州ではコージェネも再生可能エネに入れようとする動きもあり
枯れた技術ではあるが日本では活用が進んでいない。
派手さがなくとも確実に成果の出るもので勿体ない。

『週刊エコノミスト』2023年 8/1号【特集:脱炭素で日本が変わる! GX150兆円】


今週、実用性が高いと思ったのは83頁の「役に立つ地学」。
首都圏直下地震で火災が起きる可能性の高い地域を
図とともに理路整然と説明している。

首都圏直下地震と富士山噴火はいつ起きても不思議ではないから
災害大国日本では地域特性をよくよく理解して住まなくてはならない。

    ◇     ◇     ◇     ◇

東洋経済のChatGPT特集は正直まだまだだと思う。
どちらかと云えば巧遅より拙速の特集で
細部の詰めを見ると竜頭蛇尾の事例がかなりある。

勿論、生成系AIのポテンシャルは高いのだが
そのイノベーションはまだ十分に姿を見せていないし
恐らく予想もしなかった分野で爆発的に変化が生じるだろう。
そうした意味でこの特集もあっと言う間に古くなる筈だ。

『週刊東洋経済』2023/7/29特大号 (ChatGPT 超・仕事術革命)


佐藤優氏の連載は回想が続いている。
昔のヒューミントの話の方が断然興味深く、
矢張り現在のロシアの軍事情勢など不得手な分野は
極力回避した方が良いのではないか。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週は東洋経済に注目、但しバイアスの強いインタビューよりTSMC特集に期待している。

▽ こういう硬派な特集だと東洋経済は売れないことが多いのだが。。

『週刊東洋経済』2023年8/5号 (台湾リスク)


▽ 社内英語化してから低迷の続く楽天、証券の上場は寧ろ苦境の証左なのか。。

『週刊ダイヤモンド』 2023年 8/5号 (楽天 解体寸前)


▽ こういう欲に目の眩んだ特集の時がリスキーだと思う、エコノミスト特集

『週刊エコノミスト』2023年 8/8号【特集:まだ上がる日本株】

リポート「食品・通販業界に激震! 機能性表示食品に重大疑義」の方が鋭い内容だろう。
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日本が「中国の脅威を誇張している」、処理水問題の根源に安全保障問題 - 余りに浅薄な保守派の思考回路

2023-07-25 | いとすぎから見るこの社会-対アジア・世界
福島原発事故の処理水問題が急に国際問題化した理由ははっきりしている。
その根源は安全保障面での米中対立の深刻化であり、
そして日本側が安全保障面で中国への警戒を強めたからだ。

その証拠に中国側が、日本は「脅威を誇張」していると語っているし、
米国と歩調を揃えて半導体関連の輸出制限を行ったタイミングと一致しており
中共は言わば「江戸の仇を長崎で」方式の報復に出たと言える。

従ってIAEAが何を言っても効果はなく、科学的根拠で説得出来る訳がない。
この点で日本の自称保守議員達の認識は間違っているし甘過ぎる。

安全保障面では日米は事実上一体であり、米中対立の深刻化は
日中関係に必ず影響する。だから処理水問題が解決する訳がないのだ。
自民党と自称保守議員は風評被害への対策が甘いだけでなく、国際感覚もゼロだ。

▽ 日本は今も日米合同委員会と密約による米軍支配下、岸信介は自衛隊の指揮権をも差し出した

『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』(矢部宏治,講談社)


安倍政権の頃から自称保守は「口だけ」、当ウェブログが前々から警告してきた通りだ。。

「安倍政権の言い分を鵜呑みにして報じたり、碌に批判をしないメディアは、
 官邸の買収工作を受けているものと見て間違いない。
 漏れ聞こえる話では、菅官房長官・萩生田補佐官・世耕副長官が
 メディアを監視する一方、「懇親会」と称して記者を連日接待しているということだ。
 (事実上、官房機密費で彼らを「買収」している訳である)」

「安倍政権の言う「テロ対策支援」が軍事的裏付けを伴っておらず、
 実質的には国益(=安定したエネルギー供給)護持と
 日本企業のビジネス拡大の修辞に過ぎないことは明らかだ。
 そうしたリアリズムが認識されないことこそ重大な問題である」

「安倍首相はせいぜい外務大臣の器でしかないので、
 軽々しくリップサービスを振りまく悪い癖がある」

「米国は東アジアの安全保障政戦略で日本を必要としている。
 (場合によっては中国のミサイル攻撃の「盾」として利用される可能性もある)
 日本の協力を「高く売りつける」ことが正しい目的であった筈だ」

「集団的自衛権容認で忠犬ぶってアメリカに尻尾を振る以外にも
 日米同盟を強化する方法は幾らでもあるという事実を全く理解してないものと見える。
 今回の安倍演説は、集団的自衛権が日本のためではなく米国のためであることを
 図らずも明らかにしたのである。日本国民が疑いの目を向けるのも当然だ」

「そもそも集団的自衛権を認めるかどうかは、中国の脅威に対抗するための必須条件では全くない。
 台湾海峡周辺での有事では、米軍と同時に日本も攻撃を受ける可能性が極めて高いからだ」

「いま北方領土交渉などしている場合ではないことが、どうして分からないのか。
 根本的にリアルポリティークが分かっていないとしか言いようがない。
 本来はアメリカに釘を刺される前に、自ら自制するのが当然だったのだ」

「プーチンは完全に安倍政権を嘲笑し、北方領土の開発を進めている。
 これだけ馬鹿にされているのにプーチン訪日を働きかけるというのは、
 もはや国辱的とも言える範疇に入る。
 外交が分かる者にとって、安倍首相のウクライナ訪問は「自爆」或いは「自滅」行為でしかない」

「この学習能力の欠如にはもはや呆れるしかない。
 北朝鮮に煮え湯を飲まされ、ロシアが平然と北方領土開発を進めて
 日本は面子を潰されているのにまた凝りもせずまた同じ罠にかかっている始末だ」

「ロシアは常に国益(ロシアの利益)のために行動しているのだから、
 対ロ外交で点数を稼ごうとプーチンに媚び諂う安倍政権のスタンスそのものが愚行である」

「安倍政権は不利な条件を呑まされるのが関の山で、
 「北方領土交渉を形だけ行うのと引き換えに経済協力させられる」
 といった無様な結末を迎えるだろう」

「安倍政権は、日露関係の歴史を全く学んでいないものと見える。
 メディアに対し北方領土交渉がいかにも有望であるかのような
 見え透いた情報を流し、またB層を騙そうとしている」

「歴史的に見れば、ロシア側が日本を歓迎するかのような態度を示すのは、
 ロシアの利益のために日本を利用する狙いがある時である。
 (その典型例が、日ソ中立条約の際のモロトフである)」

「逆にロシア側が不利な際には猛々しく敵意を見せて牽制してくることが多い。
 (その典型例が、日露戦争の際のヴィッテである)」

「今回のプーチンがどちらであるかは、火を見るよりも明らかである。
 安倍政権を毛針で釣ってロシアにカネや技術を出させるのが目的だ」

「その証拠に、ロシア外務省は北方四島がロシアに帰属すると明言して
 安倍政権の顔を潰し、同時に着々と千島の軍事拠点化を進めている」

「また、時事通信の報道によれば、ロシアの退役軍人は
 「日本の安保法制成立は脅威」と明言している」

「日本の外交の最大の欠点は、自らの利害や事情に基づく希望的観測を持つことで、
 その甘さはこれまで何度も嘲笑され外国に利用されてきたにも関わらず、治っていない」

「ロシア側はいま日本に妥協する理由が全くないのだから、
 交渉を急ぐ必要もない。日本が焦るのを待って条件を吊り上げれば良い。
 選挙向けの「お土産」が欲しい安倍政権の焦りを利用してより多くの「成果」を狙える」

「今回のいかにも動機の疑わしい北方領土交渉は
 外務省主導で進んでいるのではなく、安倍首相が側近とともに
 「独断専行」して行っているとの情報が複数ある」

「これは、戦前の松岡洋右・白鳥敏夫・大島浩らが外交を誤り、
 自らが賢いと思い上がって独裁国家と友好関係を結べると妄想した結果、
 日本を滅亡の淵にまで突き落とした歴史と酷似している」

「(1)失敗したサハリンプロジェクトの交渉当事者が主導している
 (2)目的が「首相の名を歴史に残すこと」であり、国益や公益を忘却している
 (3)これまでの対ロ交渉の蓄積を持つ外務省の影が薄い
 という悪材料が複数揃っており、益々碌でもない結末が容易に予見できる。
 アメリカに嘲笑されるばかりではなく、安全保障政策に悪影響が及んだらただでは済まない。
 つまらない政治的野心が日本の国益を損なうことに直結するであろう」

「報道によれば首相やその周辺は「ワンマンタイプの大統領や首相に好かれる」などと
 笑止千万な言葉を漏らしたらしい。国際社会の冷厳な現実を理解もせず、
 そうした甘い認識と希望的観測に縋っているから大失態を見せるのである」

「プーチンはそうした能天気な安倍政権を嘲笑うように、北方領土にミサイルを配備した。
 北方領土交渉の前に圧力をかけて、「俺の言う通りにカネを出せ」と言っているのだ」

「ロシアは歴史的に軍事かカネでないと動かないし、動かせない。
 ブレスト=リトフスク条約のような領土割譲は、
 余程追い詰められて存亡の危機に瀕していないと行わない国だ」

「ましてや、小国だった日本に日露戦争で屈辱の敗戦を味わわされた。
 だから日ソ中立条約など自国の都合でいとも簡単に破棄した。
 元々そういう国であるのを、どうして分からないのか。
 安倍政権は日本史も世界史も理解していないのか」

「対中国でロシアを味方につけたいなら、極東での経済開発で
 中国の人口と経済力に脅威を感じるロシアを支え、
 同時にロシア市場への日本企業の浸透を目指すべきである」

「安倍政権が北方領土交渉を優先する動機は、
 選挙に勝って権力の座へ居座り続けるために過ぎず、
 国益のためでは全くないことは明白である」

「北方領土交渉は、アメリカの疑念と冷淡さを招き、
 日本の安全保障においてネガティブに働く。
 我が国の安全保障の「戦略正面」は東シナ海であり、
 北方ではないという現実を安倍政権は理解すべきである」

「「食い逃げはない」と豪語する世耕発言を嘲笑うように、
 プーチンが「領土交渉の前に経済協力」とはっきり断言していることからも、
 安倍政権の「土下座外交」「外交敗戦」に至る運命は既に決定されているのだ」

「岸博幸氏は、トランプ大統領が就任する前の現在の段階で
 トランプがやろうとしている経済政策は「絶対に」うまくいかない
 と断言しているが、全くその通りである」

「ただ、当ウェブログはもっと厳しい見方をしており、
 これだけウォール街を重用した政権はオバマよりレイムダック化が早く
 すぐに有権者から見捨てられると考えている」

「トランプの支持基盤は政治リテラシーが低く短気な層と、
 アメリカ社会の現状に不満な浮動票から成り立つ「呉越同舟」である。
 両方の支持層とも移り気で飽きっぽく、トランプが幾つか失策を見せれば
 あっと言う間に飽きて離れてしまう」

「かと言って伝統的な共和党の政策を行っても、格差が経済成長を阻害している上に
 人口動態が老化してきて低成長化している米経済が甦える筈がない」

「スウェーデン型の高成長を実現できるとしたら民主党だろうが、
 オバマケアにすら強い不満を持つような税嫌い、政府不信のアメリカ国民が
 そうした真の成長政策を選ぶ可能性はゼロに近い」

「トランプのアメリカファーストにレイムダック化が相俟って、
 極東での対中抑止効果が損なわれる可能性が極めて高い」

「元々トランプは東アジアの安全保障には関心が薄く、
 極めて廉価かつ重要な在日米軍基地であるのに駐留経費にばかり文句を言うしみったれだ。
 内政だけで手一杯になってしまうと極東については更に手薄になる筈である」

「国内メディアや御用ジャーナリストが見ない振りをする「不都合な事実」を、
 英フィナンシャル・タイムズがはっきりと記事にしている」

「「プーチン氏の大きな外交的勝利」と安倍外交の惨敗を伝えた
 英FT紙の報道を読売新聞が転載しており、世界的に見ればこれが当然の見方だ」

「官邸に睨まれている朝日新聞は、遠回しではあるものの一矢報いている。
 安倍首相との会談には大幅に遅れたプーチンが
 ロシアへの投資が期待できる孫正義SB社長に対しては
 「肩を抱いて」歓迎の意を大いにアピールしたのを報じているのだ」

「産経も妙なナショナリズムさえ絡まなければ的確な記事を出すので、
 プーチン・安倍会談が失敗(或いは大失望)に終わった後で
 漸くプーチンの安倍首相への扱いが対中国より明らかに劣っていること、
 サハリン2で日本が煮え湯を飲まされた事実を報じている」

「「トランプはくみしやすい」と豪語した菅官房長官は、
 遂に前言を撤回して自らの先見の明の欠如と浅慮を認めた」

「一事が万事で、この国際感覚の乏しさが安倍政権の特徴である。
 国内向けには中身のない空虚な大見得を切っておきながら
 トランプに散々脅されてもへらへら笑って媚び諂う有様なのだから」

「「内弁慶」に加えて、おまけに対米では「太鼓持ち」なのだから
 本当に情けないことこの上ない。国辱ものと言って良かろう。
 対ロ外交でプーチンに媚び諂った無様な様子と全く同じなので何ら驚きはないが、
 国内メディアがこうした国辱外交を批判しないのは驚きである」

「安倍政権は学習能力も著しく乏しいので、
 トランプ就任初日にTPPを破棄されて面目丸つぶれ」

「対中安全保障で米軍が頼みの綱であるので
 何もトランプに文句が言えないという、より決定的な裏事情があるのだ。
 自前の安全保障政策を持たず対米従属を選んだ安倍政権の売国政策がここにも影響している」

「昨年末にトランプから日本に側近が送り込まれており、
 北方領土交渉で経済協力のプランを纏めた安倍側近が
 密かに5兆円を超える巨額の「お土産」を用意したのだと言う」

「それだけの「貢ぎ物」を貰えれば笑顔になるのも当然だ。
 官邸関係者ですら「ジャイアンとのび太」と自嘲するような
 国辱外交が実態だった訳である」

「安倍外交の本質は、海外メディアがはっきり言明している。「媚び諂い外交」である。
 安倍政権は思考の浅い脊髄反射ばかりで、先を見ないで行動するからこうなるのだ」

「断言してもいいが、安倍政権には学習能力がないから選挙で叩き潰されない限り、
 現下の「媚び諂い外交」をやめることはないであろう。
 (理由は単純、カネで脅すかカネを出して朝貢するかしかできからだ)」

「北朝鮮ミサイル騒ぎで見落としている者が多いが、
 予想通り安倍政権の北方領土交渉は「無様な失敗」に終わった」

「ロシアが北方領土に経済特区を設置するという話は以前から出ていた。
 今回の件は、領土返還を哀願する安倍政権が足蹴にされただけでなく、
 日本が返還を望む北方領土に、よりによって中国や韓国の投資が行われることを示唆している」

「日ロ交渉は既に大失敗と決まった、それが正しい認識である。
 それを悟らない限り、大恥をかかされ国益を毀損するだけに終わるだろう」

「更に、対北の封じ込めで協力を要請しても一蹴され、
 まるで子供の使いのような無様な結果である」

「日本の目の前の北方領土で軍事演習を見せつけるような相手と、
 対等に交渉できるなどと妄想しているような間抜けな首相は日本の恥である」

「北朝鮮を封じ込めるなら、ロシア外交などで時間を無駄にしている場合ではない。
 このままでは九州や中国地方へのTHAAD配備の必要に迫られるとして
 中国から北朝鮮への圧力を強化させる巧みな交渉が最優先である」

「日本国内での核配備論の高まりを交渉材料とする高等戦術もある。
 (勿論、費用対効果において著しく劣等なのでブラフであるが)
 しかし問題は、そうした外交能力が安倍政権には完全に欠けていることだ」

「米欧のロシア制裁が北朝鮮のミサイル技術を進歩させ、
 巡り巡って米韓日に向けられた脅威と化している構図は、
 無力で拙劣なアベ外交ごときが打破できるものではない」

「大統領訪日の浮かれ騒ぎの後に、本質が見えてきた。
 トランプはツイッターで「軍事とエネルギーで莫大な発注がある」と呟き、
 日本へのリップサービスも軍事ビジネスでの「カモ」への社交儀礼でしかないと証明した」

「安倍政権が安全保障面でも果てしなく政策リテラシーが低く、
 ミサイル防衛の備えをサボってきたからこうなるのだ」

「台湾海峡での軍事バランスが中国側に傾いてから10年以上も経った。
 その間、自民党はミサイル防衛の重要性すら理解できず、
 改憲ゴッコと安保騒ぎで貴重な時間を無駄にし続けてきた」

「アメリカの軍需企業に高値をふっかけられて国富を損耗するのも、
 はっきり言って自業自得である。民主党ごときが相手で調子に乗るからこうなるのだ」

「更に、対米従属の「ポチ政権」である証拠が次々と発覚しており、
 沖縄のヘリ墜落事故では二週間も過ぎてからやっと米側が謝罪、
 長崎では防衛局の申し入れを無視した夜間航行訓練が行われた」

「安倍政権がアメリカからいいように利用される、みっともない
 「対米従属ポチ政権」であるのは火を見るより明らかだ。
 まさに「お前が国難」と呼ぶのに相応しい弱腰政権である」

「トランプが訪日で愛想良くサービス精神旺盛だったのは、
 「カネをたっぷりアメリカに貢ぐ上客だから」に過ぎない。
 間抜けな人間は高く払わされるという、ごくありふれた話なのだ」

「韓国には文句を言ってもアメリカには何も言えない、
 情けない限りの対米従属政権である。(最初から分かり切った話だが)」

「特殊部隊が難民を装って日本海側に上陸してくる危険性をも考えず、
 暢気に原発を稼働させている愚鈍な政権だから、てんで話にもならない」

「意気込んで東欧を廻った安倍外交は、見事に裏目に出ている。
 中国は「毎年」中東欧の16ヵ国と首脳会合を重ねており、
 目立ちたがり屋の安倍が完全に後手に廻っている形だ」

「また、ロシアに「忖度」して東欧諸国のロシア制裁強化の求めに応えられず、
 「相手国の要望には応えずに自分の要望だけ伝える」微妙な結果に終わった」

「東欧に北のミサイルが届くなどという軍事リテラシーゼロの法螺話を吹聴し、
 ロシアの強大な軍事力を前にしている東欧諸国の現実すら理解できないのである。
 この惨状では、安倍は大学どころか高校に戻って欧州史を頭に叩き込む必要があろう」

「大根役者で口だけの安倍が何を言ったところでロシアには蚊に刺された程度なので
 何をしても嘲笑されるか顔を潰されるだけではあるのだが、それにしても情けない」

「森友問題で中高年男性やいかにも薄情そうな女性が
 「もっと重大な問題が他にある」と森友問題を放置するよう求めるケースがあるが、
 これこそ政策リテラシーの低い、典型的な「B層有権者」である」

「森友問題は、口だけで碌な経済パフォーマンスを出せない癖に
 (経済成長率も実質賃金上昇率も生産性も主要先進国で最低水準の劣等生が安倍である)
 世界経済の好調の恩恵を自分の手柄のように吹聴する噓つきの安倍を
 不似合いな首相の座から放逐するための絶対に外せない好機である」

「この好機を外したら、日本経済が低迷から脱する最後の僅かなチャンスが失われるし、
 完全に「時間の無駄」に終わった北方領土交渉や日韓合意といった
 レヴェルの低過ぎるスタンドプレー外交をやめさせる時期も後ずれする」

「安全保障に至っては、何年も前から進めるべきだったMDが泥縄で、
 北の工作員が簡単に侵入できる若狭湾で原発を稼働させるという、
 果てしなく程度が低く日本の国防を毀損する張本人が安倍である」

「他力本願の安保関連法案ごときで突発的な局地紛争に対応できる訳がなく、
 白昼夢で国民を騙しているのだから、とんでもない話だ」

「あの産経も、安倍がトランプに対し露骨に尻尾を振って媚びても
 EU以下の扱いしか受けなかった事実を認めざるを得ないのだ。
 トランプは要するに自国第一主義なのだから、当たり前の結果であろう」

「トランプに「私はTPPが好きではない」とはっきり言われ、
 安倍外交の虚妄と中身のスカスカな「口だけ外交」がまたも実証された」

「そもそもはアメリカの政財界の要求(要望ではない)によって生まれたTPPに固執し、
 トランプ当選でTPPの可能性が「ゼロ」になり米国抜きのTPP11などという
 馬鹿丸出しのスキーム(握りのない寿司のようなもの)にグレードダウンし、
 トランプからアメリカに有利な日米FTAを突き付けられるという間抜けさである。
 最初から戦略的に敗北しているのがどうして分からないのか」

「安倍があらゆる分野で「口だけ」なのはもはや完全に暴露されたと言えよう。
 どうせ非力だからといっても、イギリスやカナダのようにアメリカに従属せず
 自主独立の外交を行っている国もあるのに、安倍のポチ外交は国辱的ですらある」

「基本的には民主党鳩山政権のように「世間知らず」のレヴェルでしかないのに、
 口だけは達者だからリアルポリティークに無知な連中は騙されるが、
 いかに程度の低いB層国民でも、お粗末な実態に薄々は感づいてきたのではないか」

「安倍と似た「口だけ」トランプはとにかく中間選挙にか頭になく、
 北に妥協して米国民に形だけの「成果」を示そうと「プロレス外交」を展開している」

「安倍が必死で媚び諂ったトランプが大根芝居で北に内情を見透かされ、
 トランプ自身が批判したクリントンと同じ、みっともない敵前退却に逃げるようだ。
 (温存される北のミサイルの前に晒される間抜けな安倍が呆然としている)」

「外交に限らず、もとより安倍は「公言した政策は実現されない」噓つきである。
 デフレ脱却、物価2%、1億総活躍、3年抱っこし放題、女性活躍、待機児童ゼロ。
 安倍が数値目標を掲げたら最後、「達成されないのは確実」なのだ」

「その噓つき二世が「拉致問題前進へ私が司令塔に」と言ったものだから、
 拉致被害者家族が気の毒で仕方がない。平然と嘘をつくこれ迄の「実績」から見て、
 蓮池氏から「言葉と行動がかけ離れている」と痛烈に批判されるのも当たり前だろう」

「安倍が首相の座に居座ってもう何年も経つ。
 これまでの「実績」から見て、蓮池発言は完璧に正しい。
 もし北が被害者を帰国させるとしたら、ごく僅かな人数にとんでもないカネを要求する筈だ。
 それはアベだろうが誰だろうが変わらないのだから、噓で国民を欺くのは大罪である」

「口だけのトランプは似た者同士の差別主義の支持者に「ノーベル賞候補」とおだてられ
 すっかり図に乗っているが、これこそトランプがクリントンの二の舞になった証拠だ」

「トランプはクリントン大統領時代の対北政策を「失敗」と決めつけたが、
 北へのサージカル・ストライクの機会を逃したトランプにクリントンを批判する資格などない」

「結局は北の非核化の空手形に騙され、その実行をずるずる引き延ばされることになり、
 トランプが所詮は軍事介入の決断力に欠ける口先だけの弱い政治家だと見抜かれた末に、
 北による条件闘争を装った時間稼ぎ戦術にしてやられるしかない」

「核実験場はどうせ既に使えなくなった場所を「廃棄」と称するだけだろう。
 北のことだから核開発に費やした費用を取り返せる程のカネやメリットを必ず要求する筈だ」

「日本にとっては考え得る限り最悪の展開で、
 利己主義のトランプはICBM廃棄と非核化の空手形だけで満足し、
 日本に中・短距離のミサイルが向いたまま在韓米軍が削減される展開もあり得る」

「米軍の介入の可能性はかなり低下したように見えるが、
 トランプは中間選挙で目先の票を得ることしか考えていない」

「自らの無責任な行動の結果、東アジアが不安定化しようと
 北の一時凌ぎに乗せられて相手にみすみす時間稼ぎの隙を与えようと
 何も気にせず同盟国にカネを要求し苦境に追いやる最低のポピュリストである」

「かつて朝鮮戦争を招いたアチソンと同様に迂闊で、
 自分の権力と支持層への迎合しか興味のないトランプは
 アメリカを分断させその斜陽を決定づけるだけにとどまらず、
 東アジアの危機を深刻化させ、日本を危うくさせかねない」

「矢張り「史上最大の茶番劇」となった米朝会談、
 言うことだけは立派なトランプはクリントンと同類だった。
 北に妥協してビッグプレゼントを与えるという大失態である」

「かつてバビロン作戦で的確にイラクの原子炉を破壊したイスラエルのように、
 サージカルストライクで脅威を感じさせてから交渉するならまだ話は分かるが、
 見え透いたブラフで交渉しても無駄だ。北に嘘をつかれ、裏切られるのが目に見えている」

「ただクリントンより図々しいのがトランプだから、
 日本にとっては不幸なことに北の非核化にカネを出させられた上に
 米韓合同軍事演習はとりやめ、下手をすると在韓米軍も縮小しかねない」

「「踏んだり蹴ったり」とはまさにこのことで、
 官房長官がミサイルが飛んでこなくなったと愚にもつかない言い訳をするのは
 あまりにも日本にとって不利な結末だから、他の言い方ができなかったためだ」

「その証拠に「内向き」の防衛省は大慌て、トランプだったらやりかねないと
 警戒してリスクシナリオを練っておくべきだったのが、不意を衝かれ動揺している。
 (そもそも安倍自身や政権のレヴェルが果てしなく低いので、仕方ない面もあるが)」

「身勝手なトランプが大統領なのだから、安倍のように必死に媚び諂っても
 日本に被害が及ぶのは避けられないと容易に予想できたことだった」

「THAAD議論で中国を強力に牽制することもできず、
 はなから不可能な北方領土交渉を始めてロシアに借りをつくった安倍外交には
 最初から「不利なカードが配られていた」、より正確に言えば「自分の首を絞めていた」のだ」

「当ウェブログは早くから「日本ひとり負け」「また譲歩を強いられる」
 「トランプはクリントンの二の舞になる」と予言してきたが、
 残念なことに次元の低い安倍ではこれ以外の道はなかったのだ」

「アメリカに幾ら釘を刺しても「暖簾に釘」でしかない。
 ニクソン訪中の際にも身を以て思い知らされた史実ではないか!
 安倍(とその周辺)は、日本の現代史すら理解していないのである!!」

「戦前の大日本帝国の決定的な誤謬となったのが日独伊三国軍事同盟で、
 平沼騏一郎のような視野狭窄のイデオロギストが首相になった日本は
 国際情勢を洞察できず、先見性も欠けていたため国土を灰燼と化した」

「現代の日本社会も戦前回帰と言うより「退化」が進んでいるので、
 国際情勢に疎く独善的な判断に固執しファナティシズムに陥ってしまう点で
 実は戦前とよく似ていて、進歩が見られないという情けない状況である」

「トランプは米国の国益、正確に言えば自分の権力維持のために行動している。
 日本のためではないし、米朝会談で日米の国益を損なうことになっても、
 目先の中間選挙で票が得られれば良いという近視眼である」

「米朝会談の結果に最も喜んでいるのは北朝鮮、ロシアも歓迎で
 中国に至っては米韓軍事演習縮小は自分の主張通りと自慢している。
 米朝合意が結果的に誰を利したものであるかは、誰が見ても明らかだ」

「米朝会談で一番喜んでいるのは北朝鮮だ。
 米朝会談が成功だと道理を歪めて強弁するのは、
 北朝鮮の利害を代弁する愚かで有害な行為である。
 北には核兵器の開発能力があり、いつでも核武装路線に復帰できることを忘れてはならない」

「トランプはどうせ短期間で大統領の座から蹴飛ばされるから
 数年経つとまた元の木阿弥になる。壮大な時間の無駄でしかない」

「このところ北朝鮮がどんどん図々しくなっており、
 老人トランプは完全に北の三代目から舐められている。
 どうせすぐレイムダックになる老害だからそれも無理のない話だが」

「そもそも米朝会談で「国際的な地位確保」と北朝鮮が大々的に宣伝したから
 トランプが掌で転がされて北朝鮮が大勝利を収めたのは明白である。
 トランプは「諂った」と米紙が評したのも至極当然のことであろう」

「つい最近ではポンペオがCVIDではなくFFVDという欺瞞的な言葉を使い始めたが
 老醜トランプが北に妥協して閣僚にCVIDを口にするなと命じたらしい」

「威勢のいいのは口先だけで成果はショボく、
 自己宣伝だけは必死という点で安倍とそっくりの老人だから、
 このコンビが騙され易いB層有権者にしかウケないのも不思議ではない」

「その内弁慶で口だけトランプに巨額の兵器を買わされることになった
 同様に「口だけ」の安倍が貧乏籤を引くはめに陥ったのも何ら不思議ではなく、
 トランプの本質を見抜けなかったため不利なミサイル・ギャップが残ったままだ」

「対中朝のミサイル防衛は何年も前から取り掛かっておくべきだったのに
 唾棄すべき欺瞞に満ちた「平和安全法制」などというみっともないポチ法案で時間を無駄にし
 日本の安全保障を危うくしただけでなく日本外交をレイムダックにした安倍はいい面の皮である」

「MDを着々と強化しつつ中朝の軍備増強を国際広報・牽制し、
 イージスアショアやサード整備案を中露への外交カードとする高度な戦略が必要だが、
 思考停止してポチと化している安倍に期待しても全く意味がないのは言う迄もない」

「北朝鮮の「生命時装置」は中国とロシアだ。
 この二国に圧力を加え、少なくとも片方からの支援を断たなければ
 トランプが何をしても時間の無駄、労力の無駄である」

「利己主義、差別主義、身勝手、無責任、根深い粗暴性、場当たり行動、棍棒外交。
 歴史と照らし合わせれば、トランプが米国のダークサイドを多く体現した人物だと分かる。
 ただ「口だけ」なのがトランプの独自性で、そのため今のところ悪影響は限定的だ」

「こうした老害トランプが大統領になれたのは米国の衰退の証左であると
 当ウェブログは以前より指摘してきたが、中朝にコケにされても自慢話ばかりのトランプは
 相変わらずの自己満と能天気で、いかなる面からも衰退をもたらす大統領にしか見えない」

「トランプは自慢話の才能だけはあるようで、その意味では安倍にそっくりだ。
 共通点は「自分達は素晴らしい、他人は劣っている」という固定観念で、
 当人は大真面目で口にするのだが、後世の物笑いになるだけなのである」

「勿論、こうした老害による「被害」は日本を直撃する。
 北の核武装能力は何一つ損なわれておらず、非核化などやる気ゼロなのは明白だ。
 中朝露のミサイル配備は無傷で残ったまま、寧ろ中国は軍備増強を続けている」

「トランプが中朝から嘲笑されレイムダック化することを前提に、
 日本は安全保障及び外交戦略を考えていかなければならないのだ」

「中間選挙に向けて必死のトランプが、因果応報ながら痛恨の一撃を受けた。
 元選対本部議長のマナフォートが裁判で有罪となっただけでなく、
 トランプからの口止めの指示があったと認めたのだ」

「また、IAEAが「核開発を継続」と名指しされた北朝鮮からは
 完全に舐められており、制裁をやめて朝鮮戦争の終戦を先にしろと要求されている。
 国際社会から残酷な人権侵害を批判されている独裁国家を甘やかし妥協するからこうなるのだ」

「外交史も碌に知らない素人評論家がトランプを擁護して
 トランプによるニクソンのような「マッドマン・セオリー」なのだと
 小賢しい解説をしていたが、彼らがいかに無責任で蒙昧であったかが証明されたと言えよう」

「安倍はまたロシア側に北方領土を諦めろと通告され、
 文句も言わず経済協力だけすればいいと宣告された」

「プーチンに尻尾を振ってポチ外交をいつまでも続けていながら
 国内向けには北方領土が返ってくるかのような頭の悪い宣伝を繰り返した。
 だから無様な失敗に終わるのも理の当然である」

「実際、対トランプの「真珠湾」発言でも国辱的な二枚舌を発揮し、
 トランプから罵倒された事実は報道からも状況証拠からも明白なのに
 骨の髄から噓つきの安倍と菅はぬけぬけと報道を否定した。
 モリカケ問題の時と全く同じであり、安倍や菅の言葉と真相は逆だとすぐ分かる」

「安倍の北方領土交渉は完全な「失敗」に終わった。
 プーチンは安倍に利用価値はないと完全に見下しており、
 北方領土は返さないが平和条約は結べと
 日本の従来の立場を無視して面子を潰す発言を行った」

「上記の図々しいプーチン発言に対し
 安倍は「反論した」と信憑性の低い言い訳を行っていたが、
 ロシアの大統領補佐官は安倍本人から「反応はなかった」と証言している」

「普通は日本人を信じるものだが、安倍はこれまでの「実績」から見て
 信用できる訳がない。(信用する方がどうかしている)」

「中共の幹部が日本に対して突如として融和的になり、
 安倍や財界幹部の訪中を歓迎しているが、その狙いは明白である」

「米中貿易戦争は深刻になるばかりで中国経済が悪化してきており、
 中国としては日本を口先で丸め込んでカネを出させるのが目的だ」

「産経新聞は「日米にくさび 経済低迷のロシア、日本の投資狙う」と
 北方領土交渉の事実上の失敗を認める報道を今年行ったが、
 今回の訪中も同じであることを、いずれ認めざるを得なくなるであろう」

「つまり「日米にくさび 経済悪化の中国、日本の投資を狙う」である。
 中国は中共が白と言えば白、黒と言えば黒の国だ。
 日本の首相が誰であろうと、党の指示に忠実なだけである」

「カントリーリスクは依然として高く、中共の方針がどうなるか全く分からない。
 安倍やその取り巻きは政策リテラシーが限りなく低く先見の明もないから
 近い将来に中国の人口を抜き、人口動態も若いインドがより重要なのを分かっていない」

「安倍は北方領土に米軍基地は置かないと大見得を切ったらしいが、
 ロシア側はぴしゃりと「2島返還」は決まっていないと言い渡した。
 あたかも軽躁に騒ぐお調子者に釘を刺して叱りつけた形である」

「安倍の祖父である岸の生きていた時代に日本政府はアメリカと密約を結んでおり、
 米軍は日本国内のどこにも部隊を自由に配備出来ることになっている」

「プーチンの基本的な対外戦略は、ロシアの国力の劣後を補うため
 欧州の極右政党、米国の共和党やトランプ、日本の安倍といった
 保守勢力に梃入れして西側先進国を内部から分断するというものだ」

「安倍の「二島返還」案がロシア側に否定されて
 大恥をかかされたのは周知のことであるが、
 今度はロシア外務省は日本に米軍撤退まで要求してきた」

「ラブロフは安倍に対し、完全に見下しているのだ。
 「島が欲しいなら、お前はいくらでもロシアの言う通りにしろ」と」

「気紛れな老人トランプは、北朝鮮の非核化を「ゆっくりやればいい」などと
 昨年とんでもない発言を行って独裁者に多大な恩恵を与えた訳だが、
 米大統領がいい加減だと世界の安全保障が揺らぐという典型例となった」

「より間抜けなのは「国難」と称してB層を騙す姑息な選挙を行った安倍で、
 安倍だろうがナベだろうが中国を動かす外交ができない無能な政治家なのだから
 結果的には北の助けを受けて権力の座にしがみつく醜態を晒すことになった」

「「口先だけ」という点で双子のように似ているアベトラコンビが
 国民から飽きられ見透かされてポイ捨てされる時に、
 北の独裁者が「休養十分」な軍事力を見せつけることとなろう。
 その目の前には若狭湾に原子炉を並べている軍事リテラシー皆無の島国がある」

「ところで、やればやるだけロシアに叩かれる北方領土交渉に
 醜い野心のため自ら乗り出した、実行力の限りなく低い安倍だが、
 先日は「正論というのは時を経ても色あせない」と吹聴して
 アメリカから言われたから従った「ポチ法案」安全保障関連法を
 いかにも正しいもののように自慢していたそうだ」

「安保関連法など効果ゼロで北は軍備増強を進め、
 瀬取りで制裁を形骸化させているというのに
 劣化二世は果てしなく今日も世迷い言を繰り返し国益を毀損している」

「この、碌な結果も出さずに手柄を「捏造」して吹聴する点で
 アベトラ・コンビは気持ち悪い程に似ている」

「日米とも国力のピークは既に過ぎた国であるが、
 国が斜陽になり過去の栄光に縋って現実を直視できない場合、
 こうした噓と欺瞞に塗れた劣化政治家が登場するのが歴史の常なのであろう」

「矢張り北方領土交渉は失敗に終わった。
 プーチンは日米安保からの離脱を要求しただけでなく、
 安倍は約束を守ることができないと明言した。
 (腐敗した安倍の本質が完全に見抜かれている)」

「果てしなく口だけの安倍はプーチン(決して目が笑わない)から
 水に落ちた犬のように散々に叩かれただけという訳だ」

「まともな外交政策リテラシーのある者には
 勿論のこと最初から分かり切っていた「末路」だが、
 ロシアが警戒するに決まっている北方領土返還要求ではなく、
 最初から経済協力だけに限定しておけば良かったのだ」

「またプーチンにハードルを上げられ、
 ダボハゼのように食い付いていった浅はかな安倍は
 大恥をかかされた上に国益を盛大に毀損している。
 おまけに安倍の「保証」など信用できないと喝破される始末。
 (安倍は出任せばかりだからプーチンの言う通りで、反論すらできない)」

「内弁慶で怯懦な安倍は、ラブロフからも叱責されて
 「北方領土」発言を自粛するというみっともない媚び諂いを始めた。
 ロシアにそのような小細工など通用しないことが、どうして分からないのか」

「老齢のトランプは遂に認知症の症状が出てきたのか、
 北の独裁者に対し「我々の関係はとても良い」などと耄碌発言を行っている」

「差別やヘイトを助長するだけでなく特大の「老害」ともなりつつあり、
 北が新たにせっせと潜水艦を建造し、抑止の困難なSLBMによって
 アメリカ本土への脅威が増しているというのに暢気なものだ」

「北が核・ミサイル開発を止める訳がなく、
 北の生命線が中国からの物資供給であるのは明白だった」

「だから、北と中国の関係が冷却化した間隙を狙い澄まして
 実力で「警告」を与えなければならなかったのだ。
 現代版バビロン作戦を断行しなかったからこそ北が増長しているのであり、
 韓国が北に擦り寄って余計な騒ぎを引き起こすこともなかった筈である」

「SLBMは射出点が非常に補足し難いという特徴を持つ。
 日本が買わされる陸上イージスは、北の山岳地帯からハワイやグアムに向けて
 ミサイルが発射されることを想定している地点に設置予定だが、
 複数のSLBMとなるとMDの難易度は一気に高まってしまう」

「北が核ミサイル開発を決して止めず、
 アメリカの隙を窺って軍備を整えることは容易に予想できた。
 老人トランプはその程度のことも理解していないのである」

「今回のイラン外交が分かり易い例だ。愚昧なB層以外は誰も騙されない。
 トランプに行けと言われて行き、梯子を外される始末なのだから」

「「安倍の人民日報」に近くなっている御用メディアや
 官邸の「安倍ゲシュタポ」に監視されている左派メディアよりも
 安倍外交を「誰が見ても大失敗」「トランプのパシリ」と痛烈に評する
 タブロイドやスポーツ新聞の方が本質を衝いている」

「相手が朝日新聞ならいきり立って誤報だの捏造だの騒ぎ立てる安倍も、
 「大失敗」「パシリ」と言われても何一つ反論できないでいる。
 馬鹿なB層有権者はSNSの情報操作で騙せるので問題ないと思っているのだろう」

「最近「安倍外交は米国のポチではない」と必死に叫んでいる輩がいるが、
 容疑者が「俺は何もしていない!」と叫ぶのによく似ている。
 ポチ外交であるのが誰の目にも明らかであるので、事実を否定するしかないのだ。
 その苦しさと惨めさには同情するが、はっきり言って因果応報である」

「さて史上最低に迫る投票率で安倍がもたらした
 無気力と無関心が一層際立っている日本社会であるが、
 安倍自民に投票したB層有権者に痛撃となる事実が発覚している」

「秋田と萩のイージス・アショアは米国側が日本に求めたもので、
 米国のミサイル防衛を強化するため日本にカネを出させるものであることが
 米シンクタンクの公開情報から判明してしまったのである」

「ハワイの米軍基地を守るために秋田が決定され、
 グアムの米軍基地を守るために萩と決定された。
 しかも米国側はこれで10億ドル得すると公言している」

「この構図は米軍の東アジア戦略のために沖縄が差し出された構図と全く同じ、
 安倍のもたらすのは「安定」ではなく「保身」であることは歴然としており、
 秋田と萩をアメリカに差し出して目先の「安寧」を選択したのである」

「勿論、中国をはじめ軍備拡大が続くアジアで防衛費は増えざるを得ない。
 しかし忠犬ポチの安倍では主体的な安全保障はまず不可能で、
 アメリカ従属の米国政策しか実行できない(実行する能力がない)のが問題なのだ」

「「ディール」しか能がないビジネスマンに過ぎないトランプは
 遂に北朝鮮から「愚かな妄想」と罵倒されるに至った」

「独裁者に対して口だけの老人の「ディール」など通用しないと、
 自らの愚行によってこの上なく明瞭に証明した訳である」

「しかも中南海は「技能実習生」という抜け穴を使って
 制裁を骨抜きにし、老人トランプを愚弄している始末」

「東アジアの束の間の平和は外交手腕によるものでは全くなく、
 老い先短い老人の欺瞞と問題先送りによる小康状態でしかない」

「一方、外交だけでなく安全保障でもポチ精神全開の情けない安倍だが、
 トランプの口だけ外交の失態によりミサイルの脅威は何一つ変わらず、
 イージスアショアによって米国に「10億ドルの節約」と言われてしまい
 二重に恥をかくというみっともない事態に陥っている。。」

「ボルトンがトランプよりも真実を見抜いていることが分かる。
 軍事オプションについては老人トランプが既に好機を逸しているが、
 これなしで北が態度を変えることはあり得ないことだけは確かだ」

「北への制裁が効かない理由は明白で、中国が陰に陽に庇護しているからである。
 だから当ウェブログが繰り返してきたように対中交渉こそが重要だったのだ」

「「忍耐心を失った老人」と北がトランプを罵倒し、
 碌に言い返せない老醜トランプは実に情けないことだが、
 北にすら「口だけ」であることを見抜かれている訳だ」

「米元国防次官補すら「第2次朝鮮戦争の可能性高い」と指摘し、
 米朝会談が完全に失敗に終わり、口だけトランプの決断力と
 実行力が限りなく低い「プロレス・パフォーマー」に過ぎないことも立証された」

「元々、ドグマに隷属した思考停止の保守層や利己的富裕層、
 そしてポピュリズムに煽動された貧困層しか支持されておらず
 支持率が低迷を続ける不人気大統領(ヘイト大統領?)だから
 遠からず引き摺り降ろされて醜態を晒すのは必定、
 そこを中共や北に見透かされて完全に小馬鹿にされている」

「安全保障を理解していないトランプと安倍が好機を逃したため
 中共が堂々と北を庇うようになってきており、
 口だけパフォーマーのトランプがいなくなった後を睨んで動いている。。」

「日本政府が外交においてどのような状況で何を行っているか、
 一つ一つ追ってゆくと、今の政権と官邸の本質がよく分かる」

「まず入国制限の決断が1ヵ月以上も遅れたために日本での感染を広めたのに、
 腰巾着の菅に至っては「適切なタイミング」などと自慢顔で放言した」

「そして、世界各国において日本からの入国制限が次々と増えてから慌てふためき、
 日本政府は米中ロに対して説明(若しくは抗議)するのではなく
 圧力に弱いWHOを恫喝して姑息な工作を始めた」

「勿論、日本国内での感染者は(愚昧な安倍の休校要請など無視で)増えており
 WHOを脅しても世界各国の入国制限が撤回される訳がないのである」

「つまり、今回のコロナ禍で露呈したのは日本の首相の決断力の低さ、
 そしてそれを甘やかして益々駄目にする菅や自民党の保身根性の議員、
 そして官邸に睨まれないことだけに汲々としているヒラメ官僚の情けなさなのだ」

「「外交の安倍」は既に死語であり、事実に照らして
 とんでもないフェイクワードなのだが、まだ信奉者がいるのに驚かされる」

「その証拠に、北方領土交渉は完全に失敗でロシア側に開き直られただけ、
 対北交渉でも「核」「拉致」ともに無様なゼロ回答である」

「殆ど成果ゼロに等しい現実を前にしても悟らないならば、
 民主主義に必要なリテラシーすらも欠けているということになろう」

「ハワイとグアムを守るために秋田と山口にレーダーを置くという
 ポチ外交を絵に描いたようなイージス・アショア構想が事実上崩壊した」

「河野防衛相が涙を浮かべて謝罪したと報じられて
 不誠実極まりない安倍と好対照で寧ろ人気が高まったが
 よくよく聞いたら涙を浮かべたのは秋田や山口の住民にではなく
 落選した自民党議員に対して謝罪したという呆れ果てた始末で、
 寧ろ自民党の国民無視で尊大かつ傲慢な体質に完全に染まったと言うべきではないか」

「しかもポチ外交が崩壊してまともになったかと思えば
 またぞろ「敵基地攻撃能力」とお粗末な議論が始まるようで、
 米軍が何故、北の核施設を攻撃できないかすら理解できない惨状である。
 おまけに仮想敵国の諜報網すらないのだから戦前よりも「退化」している」

「安倍を含め自民党の安保議論は戦前の「艦隊派」レヴェルにまで後退した、
 そう言っても過言ではないだろう。それでも安倍の安保関連法案が著しく非力で
 我が国の防衛力を殆ど強化していない事実を実質的に白状したに等しい点のみは評価できる」

「しかし「敵基地攻撃能力」議論こそ日本の強力な外交カードであることに気付かず、
 拙速に党内で議論して公明党に文句を言われ、中共には釘を刺されるお粗末さは相変わらず。。」

「侵略者でファシストのプーチンがウクライナを攻撃し、
 (当然乍ら人倫に反するプーチンは戦争犯罪で裁かれるべきであろう)
 世界の憤激を買っている。中国のような一党独裁国家ですらひるむ蛮行だ」

「海外の紛争に関心が高いとは言えない日本でもプーチンへの抗議と
 ウクライナ支援の動きが大波で沸き立つように起きている」

「その中で相変わらず愚行を繰り返しているのが安倍を中心とした
 自称保守ポピュリズム勢力で、多くの死傷者を出しているウクライナ支援より
 改憲と核武装を優先するという下劣な本性を剥き出しにしている始末」

「ウクライナの教訓は、独裁国家はいつ何をするか分からない、
 冷静な現状分析と効果的な即時反撃能力が必要だということであり、
 (それがウクライナで言えば欧米から支援を受けた携行ロケット等の兵器である)
 改憲と核共有の低次元な議論で時間を無駄にすることではないのだ!」

「あさはかなポピュリスト安倍は早速、岸田にたしなめられている。
 ドイツの核共有は、陸続きのソ連への抑止力として冷戦期に長い時間をかけて実現したものだ。
 制空権とミサイル防衛が優先される人口密集の島国日本とは状況が全く違う」

「安倍や佐藤、細野らは悉く安全保障を理解していない。
 中共の大量のミサイル配備に対し巡航ミサイルは無意味だし、
 核共有に至っては時間のかかる上に局地紛争には完全に無力だ。
 共産党と大差ない観念論で、五十歩百歩でしかない」

「老いて判断力の鈍ったプーチンが自滅に向かっている。
 大勢のウクライナ人を死なせ若いロシア兵の命を奪い、
 まさに現代のファシストとして世界中の非難と怨嗟を浴びて
 悲惨な最期を迎えることだろう。自業自得だが」

「プーチンがかつてのロマノフ朝のように自滅へと疾走する一方、
 安倍のポチ外交のお粗末さが改めてクローズアップされている」

「保守系の新潮ですら安倍の北方領土交渉の失敗を痛烈に批判する始末で、
 (今更になって失敗と書き立てるのも驚きではあるが)
 自称保守勢力のお粗末さを改めて実証するという副産物はあったと言える」

「ロシアが嘘つきで信用できない国であるのは日露戦争の時から変わらない。
 世界史を知っていれば明々白々である。(だから世界史に無知な自民党議員は失敗する)」

「しかも自称保守勢力は性懲りなく、改憲だの核共有だの
 またしても日本の国政を歪め安全保障を危うくする策動に走っているので
 根気よく自称保守やB層の愚昧さを告発して日本社会を守らなければならない」

「対米でも対露でも「ポチ」外交を展開する安倍政権」、
「トランプはクリントンの二の舞に」、「北に嘘をつかれ、裏切られる」。
全て当ウェブログが予言した通りの展開、自民と自称保守は外交でも安全保障でも失態ばかり。。

▽ 米公式文書では日本は米軍の「兵站」拠点、安倍を含め歴代自民党の外交など所詮は「内向き」

『仮面の日米同盟 米外交機密文書が明かす真実』(春名幹男,文藝春秋)


日米関係でも日中・日ロ関係でも、自民と自称保守の外交は相変わらずピンぼけだ。。

「日本の「反撃力」としての巡航ミサイル配備が決まったが、
 これを評価する評論家や自衛隊元幹部を信用してはならない。
 彼等は現代戦を理解してるかどうかすら疑わしいからだ」

「真に東シナ海の脅威を理解しているなら中距離ミサイル配備が不可欠であるし、
 (それ程に極東における米中のミサイル・ギャップは大きい)
 真に北のミサイルを防ぐなら日本でのTHAAD配備をカードとしつつ
 中共から北に最大限の圧力をかけさせることが絶対必要だ」

「本来なら、経済成長によって防衛予算が自動的に増えていたところ、
 安倍の大失政によって過去最悪の低成長に陥ったのだから、
 「本来、増やせる筈だった防衛予算の不足分は、自民党議員が謝罪して歳費を差し出すべき」
 となるのが健全かつ公明正大な世論の筈である」

「おまけに、安倍が防衛費増加を唱えたせいで米軍の中距離ミサイル配備が遠のいた。
 学習能力が低い上に安全保障を危うくしているのだから、二重の意味で罪が大きい」

コロナ対策の失策でトランプは大統領の座から放逐された。
「有事があろうがなかろうが、どのみち安倍には「みっともない失態」しかない」
との予言も、2020年に中国情勢の分析を誤りコロナ蔓延を招いた事実によって立証された。。

 ↓ 参考

日本の安全保障を危うくした安倍の大失敗、経済低迷で防衛予算不足 - 中距離ミサイル配備も遠ざかった
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/f1dd4822f58a76e7b6ac5c9c908073f6

「北方領土は永遠に返ってこない」- ポチ外交の安倍は完全にプーチンに騙され、日本は大損失必至
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/3c4cc5a4315167e70d3b1804a0797fe9

北から「利用」された老人トランプ、SLBM開発の余裕を与えただけ - 口だけ外交で安全保障が脆弱に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/6be400c24c26ebff7f4c4a675d4da5cd

ロシア外務省「日本から米軍の撤退を」- 安倍のポチ外交がまたも失敗、二島返還どころか面汚しに
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/67d06a1d69ac2036b16bd8acb52881aa

米朝会談でのトランプ妥協に喜ぶ北・中国・ロシア、誰が勝者かは明白 - 日米のB層が愚劣な利敵行為
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/75fc996fff6315c67b8db03e9e8bf22c

▽ 第一次安倍政権を含む歴代自民党政権の外交は、米国から「世間知らず」と評されてきた

『全貌ウィキリークス』(早川書房)


日本食品輸入、大半が規制撤廃 原発処理水放出に追い風 国際世論の理解進む(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA301LQ0Q3A630C2000000/
欧州連合(EU)は30日までに日本産食品の輸入規制を完全撤廃する方針を決めた。規制をかける国・地域はロシアや中国、韓国などを残すだけとなった。東京電力福島第1原子力発電所の事故から10年あまりを経て国際社会の理解が広がる。福島第1原発の処理水の海洋放出に向けても追い風になる。
 2011年3月に起きた原発事故を受けて計55カ国・地域が輸入停止や条件付きの規制をかけていた。オーストラリアが14年1月...〔以下略〕”

EUの完全撤廃ははっきり言って遅過ぎだと思うが。。
この通り、原発事故を受けた日本食品の規制は「政治」であり、
中ロ韓の規制に科学的根拠などそもそも存在しないことは明白である。


「風評被害招く」公明・山口代表発言に与野党の批判相次ぐ(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20230703-RH3KTAYBQFNURNQK3SOVHABWHE/
” 公明党の山口那津男代表が、今夏に政府が目指す東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、「直近に迫った海水浴シーズンは避けた方がよい」と発言したことに、与野党から批判が相次いでいる。
〔中略〕
科学的に認識の間違った発信を与党の代表が行うことで、あらぬ風評被害が広がる恐れがある。極めて不見識だ」。処理水を巡る風評被害の払拭に取り組んできた日本維新の会の藤田文武幹事長は3日、産経新聞の取材にこう語った。
〔中略〕
 海洋放出する処理水は、東電が多核種除去設備(ALPS)で放射性物質を規制基準以下に浄化する。トリチウムは取り除けないが、放出前に国の排出基準の40分の1以下に希釈する。トリチウムは国内外の原子力施設で海洋放出されており、生態系への悪影響は確認されていない。
 このため、山口氏の発言には「このような発言が風評被害を生み出す」(維新の柳ケ瀬裕文総務会長の2日のツイッター)などと批判が相次いでいた。
 批判は公明と連立を組む自民党からも出ており、佐藤正久元外務副大臣は3日、ツイッターで「風評被害を招くだけでなく、(海洋放出を批判する)中国や韓国野党にも塩を送る発言。全く科学的でない」と指摘した。原子力政策に詳しい自民の中堅議員は3日、「与党幹部が言うべき発言ではない。むしろ自信を持って『放出すべきだ』と言って当たり前だ。自ら風評を招きかねず、残念だ」と語った。(奥原慎平)”

中国共産党には大して抗議もしないのに国内では下駄の雪に文句を言う自民や維新。
だったら自民は公明と縁を切るべきだし、維新は大阪で公明と協力関係にあったではないか。
そもそも維新が本気で国内の風評被害を防ぎたいなら大阪ほか全国で処理水を分散放出すべきである。


中国外交トップ「日本は中国の脅威を誇張」と批判 処理水海洋放出に注文も(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/202307014-UNVLXJEY6VM6XGDJJVMKZKHTTA/
”【北京=三塚聖平】中国外務省によると、中国外交担当トップの王毅(おう・き)共産党政治局員は14日、訪問先のインドネシアで林芳正外相と会談し、「日本は、中国を最大の戦略的挑戦と位置付け、中国の『脅威』を誇張している。これは中日関係の現実と合わない」と批判した。
〔中略〕
 王氏は、日本側に「客観的で理性的な対中認識」を持つよう求めた。一方で、日中間の経済・貿易関連の往来や文化交流には意欲を見せた。中国は、景気回復が頭打ちとなる中で、日本など外資による対中投資を必要としている。
 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出については、日本側が中国に科学的観点からの対応を求めたのに対し、王氏は「核汚染水の海洋放出は海洋環境の安全と、人類の命と健康に関わる」と主張。「各国の正当な懸念や専門家の異なる意見を直視し、各種の対処方法を科学的に検討」することを日本側に求め、「独断専行してはならない」と注文を付けた。”

この通り、処理水問題の根源は安全保障面での対立であり
米中対立が続く限り問題は終わらず、日本は対中経済関係にも
打撃が及ぶのを覚悟しなければならない



トリチウム放出量、中国では福島第1の6.5倍の原発も 欧米は桁違い(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20230704-2ZETT7SKZBMMJEDZYJCV6PUFTU/
”東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、計画の安全性を検証してきた国際原子力機関(IAEA)は4日、放出計画は「国際的な安全基準に合致する」との包括報告書を公表した。ただ、中国や韓国など周辺諸国からは反発も予想される。日本政府は科学的な根拠を基に、粘り強く理解を求めていく構えだ。
 福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、諸外国から安全性への理解を得ようと、政府が情報発信を強化している。近隣の中国や韓国が非科学的な批判を繰り返し、政治利用しているためだ。だが、中韓には、放射性物質トリチウムの年間排出量が福島第1の6倍を超える原発もある。政府はこうした客観的な事実も対外的に示しながら、諸外国に冷静な対応を求めている。
 福島第1のトリチウムの年間排出量は事故前の管理目標と同じ22兆ベクレル未満を予定する。濃度を国の規制基準の40分の1、世界保健機関(WHO)の飲料水基準の7分の1に希釈した上で流す計画だ。放出後には海水と混じり、さらに薄まっていく。
 トリチウムの除去は技術的に難しく、海外でも基準値以下に薄めてから海洋や大気中に放出している。中には、福島第1の排出量を大きく超過する事例も少なくない。
 経済産業省によると、中国では秦山第3原発が約143兆ベクレルと福島第1が予定する6.5倍、陽江原発は5倍、紅沿河原発は4倍。韓国でも月城原発が3.2倍、古里原発が2.2倍に上る。
 欧米では、数字がさらに跳ね上がる。フランスのラ・アーグ再処理施設は454.5倍。カナダのブルースA、B原発は54倍、英国のヘイシャム2原発は14.7倍とけた違いだ。

 これらのデータは経産省が海外向けに開設したサイトにも盛り込まれている。
〔中略〕
 西村康稔経産相は4日、IAEAのグロッシ事務局長に対し、「海洋放出の安全性について、国際社会に対してもしっかりと透明性をもって情報発信していきたい」と伝えた。(米沢文)”

この通り、処理水問題において科学的根拠など無関係であることは明白だ。
国際社会に対しいくら情報発信しても中南海に対して効果などある訳がない。
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2023年7月第3週チャート

2023-07-23 | 注目投資対象・株価の推移
矢張り先週は見るからに円高急伸の影響大で
(想定通りだが)東証は上値の重い展開だった。

しかし金曜夕方の突然の円急落を受けて日経先物が急騰、
矢張り東証は円安ダンピングによる上げ底だと立証された訳だ。

どうやら植田日銀は緩和維持しかできないと見透かす観測記事が
海外で流れたらしくそれだけでドル円が急伸する投機的な動きとなった。

因にZAIではマット今井氏も植田日銀は緩和維持しかないと断言しており
今週の日銀政策決定会合を一週間も前に先取りする気の早い展開である。
それだと寧ろ緩和維持でも材料出尽くしで反落するのではないだろうか。
かつ逆に出たら阿鼻叫喚の東証急落になってしまうのではないか。。

ただ国民の利益を考えると日銀はすぐにでも緩和修正すべきであり、
個人的には植田日銀がYCCなど修正する可能性は十分あると見ている。


ドル円は金曜の急伸が顕著、この反動はいずれ出るだろうが。。


シーソー効果で下がるユーロ、ひとまずショート局面だがどの辺りで巻き返してくるか


(以上のチャートはZAI)

注目してきた当ウェブログも仰天した、6594の好決算と株価急伸!


9202は順当に戻ってきて、みとまず安心できる形に


上値が重いのは7974、ゼルダ効果が既に織り込まれているとも思えないが。。


(以上のチャートはRakuten.sec)
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『週刊東洋経済』7月15日号 - 7割もの母親が娘を望み、自ら教育投資を抑制する可能性が高い!

2023-07-20 | 『週刊 東洋経済』より
先週の東洋経済はメイン特集より他が良かった。
エントリーのサブタイトルに挙げたのは78頁。
これは非常に重要な研究で是非目を通されたい。

同性の子を望む確率が男性は5割強なのに
女性は娘を望む確率が7割超とかなり高く、
しかも望み通りの性別の子かどうかで教育投資に差が出るのだとか!
横浜市立大学の研究者によれば、望んだ通り娘が産まれた母親は
進学よりもピアノなどの習い事を優先する傾向
が確認されたと云う。。
しかも娘が生まれると離婚確率が上昇するという恐ろしい数値も出ており、
かなり考えさせられる研究結果である。

個人的に、日本の男性社会批判やフェミニズムご都合主義みたいな
欧米の断章取義による単純な議論にはずうっと懐疑的で
男女ともに今日の日本社会の長短を形成する筈で
片方だけに原因がある訳がないと考えていたが矢張り、である。
(現状を許容するサイレントマジョリティー女性が大勢いる筈)

『週刊東洋経済』2023/7/15号 (逆襲の銀行)


他には小峰氏のコラムが良い。
所得収支の黒字から「投資で稼げるようになった」との俗説があるが
実は日本は今でも製造業による所得収支が多いこと、
そして対内投資の乏しさが所得収支の改善に影響していることが
(この対内投資の乏しさこそ、「安倍の失われた7年」の一因である)
詳細な分析から浮かび上がってくるとか。
単純に数値を喜んでいる場合ではない、ということだろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ところで東洋経済だけが合併号でなく、学校特集だったのを見落としていた。
ただ内容が業界関係者への取材で促成栽培した印象だな。。
マーケティングが巧みな学校法人の宣伝係みたいな内容。
健全なジャーナリズム精神は感じないかな。
人気校であっても不満層がいるのは公然の事実だし
中堅以下の私立中高は教育投資効果が見劣りし教育「消費」に近い。
経済が低成長の下で私立受験が増えるのは社会的問題ですらある。
そうした不都合な実態も認識すべきであろう。

宣伝をバンバン出しているN高S高が本当に評価して良いのかなど
もっと突っ込んだ特集を期待したい。
(そういうのはダイヤモンドが実施するだろう)


58頁に一覧があるが、私立小学校のコストが高いのは一目瞭然だ。
また私立中高一貫であっても学校外教育の費用がかかるのが実態で
経営と同じく高い固定費がネックになるのは明らかである。

個人的には国公立の中高から大学がベストで教育投資は学外に投じ、
私学のお仕着せメニューでなく家庭が主体的に体験や学びを選択すべきと思う。
組織の論理で動く私学への依存や過剰期待こそ問題の根本ではないか。

『週刊東洋経済』2023/7/22号 (中高一貫校 新序列)


佐藤優氏のコラムはヒューミントとしては良いのだが。。
AERAではまたロシア側の強気の見方(ロシアが勝つ、そうだ)だけ
ただ垂れ流して何一つ批判的検討を加えていない。
矢張りいつもの通弊であり情勢分析が不得手なのを告白すべきだろう。

プーチンは当初目標のゼレンスキー政権崩壊に失敗して長期戦に陥ったのだから
戦略面ではロシア史に残る大失敗である。そして長期戦のため多大な戦費と人命を失い、
貴重な若い人材は国外流出、ロシア社会に甚大な打撃を与え続けている。
戦術面では南部での守勢で立て直しを図っているが長い戦線は必ずどこかで食い破られる。
ベトナム戦争の逆パターンであり、大義もなければ戦意も劣るロシア軍は不利なのだ。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週はダイヤモンドに注目、「28年末4万7700円の高値予想も」というのは東証にとって不吉な前兆だ。

▽ 実は「行き過ぎた円安・株高リスク 岐路の植田日銀」がかなり重要

『週刊ダイヤモンド 2023年7/29号 (5年後の業界地図)


▽ GPTを「いち早く特集した本誌」と自慢する東洋経済、矢張り拙速だったと自覚した結果の続編

『週刊東洋経済』2023/7/29特大号 (ChatGPT 超・仕事術革命)


▽ 最も本格派なのは、いつもの通りエコノミスト

『週刊エコノミスト』2023年 8/1号【特集:脱炭素で日本が変わる! GX150兆円】

但し西村経産相がGX担当相というのが最大の懸念、河野太郎の方が適任だろうに。
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