それぞれの恋
明子に先立たれ、意気消沈する清盛
明子(加藤あい)の死で腑抜け状態、しかも朝廷の番犬状態に嫌気がさしていた清盛。鳥羽法皇(三上博史)の時期外れの水仙の要求を拒絶しようとするが、弟・家盛(大東駿介)に悲恋の過去を打ち明けられ、気を取り直す。兄弟仲崩壊の恐れもあったが、清盛、ぎりぎり踏みとどまる。
続・ひとりラブコメ その1
時子(深田恭子)は清盛邸に通う。清盛の子どもたちと戯れるが、清盛を慕う故らしい。ただ、明子への遠慮もあり、心を押しこめているよう。
清盛は時子の琵琶を「下手くそ」と止めさせるが、耳に残る明子の琵琶の音色をかき消されたくはなかったからと告げる。しかし、盛国(上川隆也)は時子が来た時の清盛の声に張りが出てくると指摘していた。もしかすると、清盛も時子に惹かれ始め、それ故、時子の琵琶の音に明子への思いが消されていくように感じたのかもしれない。
「もうそなたでよい!…皆、後添えをもらえとうるさい。そなたは俺に惚れておる。子どもたちもそなたになついておる。あとは俺がそなたに惚れればよいだけじゃ」
「あの…何の話ででござりまするか?」
「ええい、わからぬ女子じゃ!俺の妻に…成れというておるのじゃ!」
掴みかかる清盛を振り払い、
「さように失礼な話が、ござりまするか!」
と走り、背を向ける。
「あんまりでございます。光る君と紫の上のごとき恋にあこがれていたのに……どこまでも光らない君!」
「あぁ?」
と呆ける清盛に、相撲のぶつかり稽古ごとく体当たり、寄り倒す。
続・ひとりラブコメ その2
気位が高いが、一途な由良御前(田中麗奈)、ようやく会えた義朝(玉木宏)に「…と父が申しておりました」と相変わらずの虚勢を張るが、本心は見え見え。義朝も既にふたりの息子を持つ(母親は別々)ことをわざと告げるSっぷり。
由良姫を利用価値ありと、「嫡男を産め」と直球求愛。
由良姫も一応拒絶するが、義朝の高飛車な押しの強さに、今まで待ち焦がれていたこともあり、
「義朝様、お待ちしておりました。ずっと……ずうっと」
と、簡単に籠絡。でも、言われてみたい台詞だなあ。
そして、頼朝誕生。
今更な恋心
待賢門院[璋子](檀れい)の重い病に、取り乱す鳥羽院だが、「今更何を」という感じ。時期外れの水仙所望の馬鹿さかげんに、風紀院長の頼長(山本耕史)の小言を聞きたいところだ。
ふたつのライバル物語
待賢門院を一方的にライバル視する得子(松雪泰子)
待賢門院に勝ちたくて、鳥羽院の心や国母としての権力を手に入れたが、待賢門院の心が別次元にあるため、競争にならず、空回りの感が強い。最後は待賢門院が安らかになるよう願っていた。
宿命のライバルであるはずだが
廊下で口喧嘩とドツキ合い、昔のコント55号やネプチューンの猿芝居を彷彿させる低レベル。
義朝は水仙を手にさっそうと再登場したものの、宿命のライバルの様を、もう少し格好良く描いて欲しい。
【ストーリー】(番組サイトより)
1145年、出家した待賢門院(檀れい)は重い病にかかる。鳥羽院(三上博史)は取り乱し、待賢門院を慰めるには水仙の花しかない、と季節外れの水仙を探すことを配下の武士に命じる。明子(加藤あい)を失った悲しみに落ち込んでいた清盛(松山ケンイチ)だが、家盛(大東駿介)に励まされ、一門のために水仙を探すことを決意。京の野山をかけまわる清盛の前に一人の精かんな武士が現れる。東国の武者修行でたくましくなった義朝(玉木宏)であった。義朝はすでに水仙を手に入れ、これから鳥羽院に届けるところだと告げる。清盛は宿敵との再会に、闘志をみなぎらせる。
時子(深田恭子)の弟:時忠(森田剛)登場!
亡くなった清盛の妻・明子(加藤あい)の親友であった時子は清盛と明子の子どもたちを案じ、清盛の館を訪ねるようになる。それを知った時子の弟:時忠(森田剛)は清盛にある提案を持ちかける。
のちに平家一門の躍進に貢献し、「平家にあらずんば人にあらず」と言ったとされる時忠。注目です。
明子に先立たれ、意気消沈する清盛
明子(加藤あい)の死で腑抜け状態、しかも朝廷の番犬状態に嫌気がさしていた清盛。鳥羽法皇(三上博史)の時期外れの水仙の要求を拒絶しようとするが、弟・家盛(大東駿介)に悲恋の過去を打ち明けられ、気を取り直す。兄弟仲崩壊の恐れもあったが、清盛、ぎりぎり踏みとどまる。
続・ひとりラブコメ その1
時子(深田恭子)は清盛邸に通う。清盛の子どもたちと戯れるが、清盛を慕う故らしい。ただ、明子への遠慮もあり、心を押しこめているよう。
清盛は時子の琵琶を「下手くそ」と止めさせるが、耳に残る明子の琵琶の音色をかき消されたくはなかったからと告げる。しかし、盛国(上川隆也)は時子が来た時の清盛の声に張りが出てくると指摘していた。もしかすると、清盛も時子に惹かれ始め、それ故、時子の琵琶の音に明子への思いが消されていくように感じたのかもしれない。
「もうそなたでよい!…皆、後添えをもらえとうるさい。そなたは俺に惚れておる。子どもたちもそなたになついておる。あとは俺がそなたに惚れればよいだけじゃ」
「あの…何の話ででござりまするか?」
「ええい、わからぬ女子じゃ!俺の妻に…成れというておるのじゃ!」
掴みかかる清盛を振り払い、
「さように失礼な話が、ござりまするか!」
と走り、背を向ける。
「あんまりでございます。光る君と紫の上のごとき恋にあこがれていたのに……どこまでも光らない君!」
「あぁ?」
と呆ける清盛に、相撲のぶつかり稽古ごとく体当たり、寄り倒す。
続・ひとりラブコメ その2
気位が高いが、一途な由良御前(田中麗奈)、ようやく会えた義朝(玉木宏)に「…と父が申しておりました」と相変わらずの虚勢を張るが、本心は見え見え。義朝も既にふたりの息子を持つ(母親は別々)ことをわざと告げるSっぷり。
由良姫を利用価値ありと、「嫡男を産め」と直球求愛。
由良姫も一応拒絶するが、義朝の高飛車な押しの強さに、今まで待ち焦がれていたこともあり、
「義朝様、お待ちしておりました。ずっと……ずうっと」
と、簡単に籠絡。でも、言われてみたい台詞だなあ。
そして、頼朝誕生。
今更な恋心
待賢門院[璋子](檀れい)の重い病に、取り乱す鳥羽院だが、「今更何を」という感じ。時期外れの水仙所望の馬鹿さかげんに、風紀院長の頼長(山本耕史)の小言を聞きたいところだ。
ふたつのライバル物語
待賢門院を一方的にライバル視する得子(松雪泰子)
待賢門院に勝ちたくて、鳥羽院の心や国母としての権力を手に入れたが、待賢門院の心が別次元にあるため、競争にならず、空回りの感が強い。最後は待賢門院が安らかになるよう願っていた。
宿命のライバルであるはずだが
廊下で口喧嘩とドツキ合い、昔のコント55号やネプチューンの猿芝居を彷彿させる低レベル。
義朝は水仙を手にさっそうと再登場したものの、宿命のライバルの様を、もう少し格好良く描いて欲しい。
【ストーリー】(番組サイトより)
1145年、出家した待賢門院(檀れい)は重い病にかかる。鳥羽院(三上博史)は取り乱し、待賢門院を慰めるには水仙の花しかない、と季節外れの水仙を探すことを配下の武士に命じる。明子(加藤あい)を失った悲しみに落ち込んでいた清盛(松山ケンイチ)だが、家盛(大東駿介)に励まされ、一門のために水仙を探すことを決意。京の野山をかけまわる清盛の前に一人の精かんな武士が現れる。東国の武者修行でたくましくなった義朝(玉木宏)であった。義朝はすでに水仙を手に入れ、これから鳥羽院に届けるところだと告げる。清盛は宿敵との再会に、闘志をみなぎらせる。
時子(深田恭子)の弟:時忠(森田剛)登場!
亡くなった清盛の妻・明子(加藤あい)の親友であった時子は清盛と明子の子どもたちを案じ、清盛の館を訪ねるようになる。それを知った時子の弟:時忠(森田剛)は清盛にある提案を持ちかける。
のちに平家一門の躍進に貢献し、「平家にあらずんば人にあらず」と言ったとされる時忠。注目です。
今回のNHK大河、評価も視聴率も低いのですけど、その一端が垣間見えるような話ですね。
家でも年老いた母親はよく見ていますが、他の家族はほとんど関心を示しません。
松山ケンイチではきついって事ですかね。
中井貴一と差がありすぎなのも一因かと。
>廊下で口喧嘩とドツキ合い、昔のコント55号やネプチューンの猿芝居を彷彿させる低レベル。
同感でございます。
視聴率の低い理由はいろいろ考えられます。
まず、「もののけ」を強調してしまったこと。内容もドロドロ劇でうんざりしてしまいますが、「もののけ」という語感だけで引いてしまいます。
時代背景がよく分からないのでついていけない。院政、武士の始まりなど、よく分からず、説明もないので脱落。
主人公がかっこよくない。時々魅せてくれますが、捻くれたり、浅はかだったりすることが多いので魅力を感じない。せめて、小奇麗にして欲しい。
さらに、ドラマとして宮廷内のドロドロ劇の訪日からが入っていて、主人公が二の次なので、見る気が失せる。
詰め込みすぎで、視聴者が補完して見ないと面白み(深さ)が感じられない。
辛い脚本ですね。
深キョンと田中麗奈ちゃんの一人ラブコメ・・その通りだったね。切ない気持を精いっぱい表しているシーンだと思いますが 最後の寄りきり?は笑ってしまいました(笑)
私が一生懸命見てるとなりで 旦那が どうも主人公がもぅすこし身ぎれいにしてくれないと見る気がしないよな・・とか言ってるんだよね。
松山けんいちファンだから一生懸命見てるんだけど
敵の源義朝が水仙をすでに見つけていて颯爽と去るのをただ見てる清盛・・オイオィってちょっと
かっこ悪かったなぁ。
これから時子・・大好きな深キョンがメインに出てきてくれると思うので楽しみにしてるんだけど
この平家の時代は あんまり武士がまだ活躍してくれなくてドラマとしては盛り上がりに欠けて
見てるのが辛いです。
もぅすこし面白くならないかなってところです・・
ラブコメは面白いですね。私は好きなのですが、違和感を感じる方も多いかもしれません。
>主人公がもぅすこし身ぎれいにしてくれないと
>清盛・・オイオィってちょっと かっこ悪かったなぁ。
ええ、もう少し、格好良く描いて欲しいです。
時子に関しては、史実だといろいろ活躍したと記憶しています。
>あんまり武士がまだ活躍してくれなくてドラマとしては盛り上がりに欠けて見てるのが辛いです。
>もぅすこし面白くならないかなってところです・・
これから時代が動き始めると思います。なので、もうしばらく我慢?して観るつもりです。