崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

理事長中野氏を表敬訪問

2012年12月13日 05時33分17秒 | エッセイ

 昨日北朝鮮が衛星(ミサイル)を発射したというニュースはおとといの本欄を無色にしてしまった。アメリカや韓国の情報キャッチの無力さを痛感した。北朝鮮が延期といいながら奇襲的に実行したのをみてその軍事力の強さより、戦術的な体制に驚いた。日本は韓国やアメリカの衛星情報に基づいて報道したが、発射の後は米韓両国の情報をそれほど信じず日本の衛星によって行動したように報道している。ある専門家は北朝鮮に外交期間が無く危機的情報キャッチや対策が難しいという。一日も早く北朝鮮と国交正常化することしかない。そうしてから拉致問題を進めてほしい。

 下関市文化振興財団の中野忠治理事長を表敬訪問した。日韓、特に釜山市文化振興財団と交流を互いに協力する約束は嬉しく、私からも食文化、音楽、舞踊、などの交流を提案して、和気藹藹と対話をした。北朝鮮とも正常化され名実共東アジア研究所の役割が発展的に行われるようになればと期待もしている。