生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:解釈が変わると世界が変わる:その4:幸福な日々の為の自問自答集

2015年01月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
戦犯の息子だ、と教室で先生に指差され、村人に石をぶつけられた私の小学3年生時代の、あの屈辱は生涯忘れられません。今でも、その場面を思い出すと怒りで身体が震えます。終戦時は神奈川県の葉山、戦後は山を越えると福島県会津という新潟県側の山村に疎開していた時の体験です。歴史を考えれば、軍人の息子の私は、やむをえないと思いますが、何も知らない子供を教室で侮辱し、石をぶつける大人は、今、考えても変ですね。この恥辱から私は周囲の大人全員を疑ったか、といいますと、そうではありませんでした。恥辱を与えた大人に対してだけ、変だなあ、と思いましたが、大人全員に対して、変だとは思わなかった私は幸福でした。母親の教育が良かったようです。こうして大学を卒業する頃までに、この問題は解決しています。自律性が安定し、意思力も育ったからです。その頃はエリクソン等は知りませんでしたが、結果として「恥辱・疑惑感」の処理はエリクソンの論文の通り、私自身が大学に入る頃までに、自然、自然に「私は私」という悟りに成功していたのでしょう。周囲の優しい先生、家族、友人達の愛情があったからです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<531>


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「生涯の研究課題」自分の生き甲斐って何? その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
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