生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

シェアリング

2012年07月24日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分にとって気になる人が自分以外の人を愛すると、人は何となく嫉妬を感じるように出来ています。特に或グループでのお世話役をめぐる嫉妬(軽いものから重いものまで)を「シェアリング」といって心理療法の世界ではとても大事にしている治療目標です。全ての人間にあるシエアリングは赤ちゃんから高齢者、どんな団体でも、学校でも、職場でも、家庭でも散見する現象で、健全なものと、不健全なものがあります。このシェアリングを治療目標に立てると案外、早く治療終結を迎えるようです。嫉妬を巡る診断基準は他の感情と同じでストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱の5つ)を中心に治療しますが、第二段階の怒りあたりから健全な嫉妬、病的な嫉妬、が識別出来ます。:<心の世界を飛び回る:109>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

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