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時悠人chosan流処世術

★日本再建の道

2017-08-01 07:48:39 | 日記・エッセイ・コラム
 アベノミクスの最大の誤りは、成長のために支障となる「消費税」増税という痛みを、何度も、先送りして点に尽きる。

 過去、消費税導入時やアップ時には、消費が冷え込むことは、経験済みで、「そのマイナス分を吸収していくのが、成長戦略」でなくてはならない。

 私が、消費税増税にこだわる理由は、国の税収の内訳をみれば明白で、個人に対する「所得税・住民税・事業税で約30%」、法人に対する「法人税・住民税・事業税で約20%」、「消費税・地方消費税で約22%」で、三つ合計で、約72%を占める。

 政府が、長い時間をかけて、議論している「相続税や固定資産税、揮発油税、酒税」などは、全部合わせても15%に過ぎない。

 また、所得税は、長期低落傾向にあり、法人税は景気変動に左右されるので、消費税が安定して高い比率を維持できる。

 ついては、日本再建の道は険しくても確実にある。それは、総理大臣が、国の将来構想を国民に語り、タイムラインに沿って、アクション・プログラムを示すことでしかない。

3日に内閣改造が予定されているが、安倍総理には、自らの失敗を謙虚に反省し、自分と意見が異なる人材を使う姿勢を求めたい。「改革なくして成長はない」、「米百俵」演説を、懐かしく、思い返している。