プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★必修科目履修漏れ対策

2006-10-31 09:51:55 | 日記・エッセイ・コラム

 高校の必修科目履修漏れ問題は、全国に拡大し終に校長の自殺事件まで発生した。国会でも、本問題といじめ問題の原因究明と責任問題が集中論議されている。さまざまな要素が複合して必然的に発生した事象であり、底辺には大人社会における相互依存と無責任体質が横たわっていることだけは確かだ。

 しかし、今さら既卒業者の未習者の実態調査をしてどういった利益が期待出来るのだろう。また、受験時期を控え、真面目に必修科目を履修した生徒の不公平感をどう払拭するのか。卒業までの限られた時間との勝負だけに、数十時間の補修授業は大変で、現実的な対応が必要だ。

 そこで、矛盾を承知での提案だが、補習授業はせずに卒業資格を付与したらどうだろう。その代わり、生徒には10時間なり20時間の時間を拠出させ、地域貢献活動に従事してもらうのだ。福祉施設や公共の場での清掃活動でも良い。或いは、小中学校の生徒の安全補助活動でもよい。今の日本人に欠けている公徳心や公共の秩序をどうすれば、取り戻すことが出来るかを考えさせれば、陰湿ないじめも減ると確信する。

 単位取得のために丸暗記する学習よりもはるかに有意義な教育だと思うのだが、超法規的な判断を下すべきだ。そして、過去は不問にして、文科省、教育委員会と学校現場、更には家庭まで含めた教育のあり方の根本を真摯に見つめ直す好機と捉えて欲しい。

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★第8回サイアーランニング大会

2006-10-30 09:08:59 | スポーツ

 ”Challenge to Your Own Record”の頭文字をとって、「サイアーランニング」と命名されたこの大会は、今年で8回目を迎えた。その名の通り、「自分自身の記録に挑戦する」のが目的。

 快晴に恵まれた10月29日、30キロの部は午前8時10分のスタート。20キロ、10キロの部は、1時間ずつスタート時間をシフトして、往復10キロの犀川河川敷コースを走る。ゼッケン番号の違いで部門の違いを見分けることも出来、顔見知りとすれ違うと声をかけ、励ましあいながら自分の世界に没入する。

 私達夫婦は、ともに11月19日の「九頭竜マラソン大会」(フル)に向けてのトレーニングを兼ねての参加。キロ7分のレースペースでスタート。妻のペースが上がるのを制しながら予定通りのラップタイムを刻むことに徹した。10月1日の弘前マラソンで25キロ過ぎから歩き出した嫌な思い出が頭をよぎる。

 10キロ通過が1時間7分、20キロ通過が2時間15分で設定タイムより5分も速い。妻は久しぶりの長い距離で疲れたと言って20キロでリタイアしたが、余裕がありそうだった。一人旅になったが、スタート時間のシフト制と折り返しコースのおかげで、前後にランナーの姿があり孤独にはならない。

 残り10キロの目標を65分に切り替えてペースアップした。25キロから30キロまでの走りをチェックしたかったのだが、前半のゆっくりペースが幸いしたのだろう。最後の10キロを62分、しかも残り5キロは30分で走りきった。ただ、ゴール後の疲労は予想以上で、帰宅後、昼食抜きでひたすらごろ寝の羽目に。横で、途中棄権した妻が涼しげな顔で新聞を読んでいただけに、あの棄権は計画的だったに違いない。

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★”いじめvsいたわり”の心

2006-10-28 10:42:59 | 日記・エッセイ・コラム

 安倍政権の重要法案として、「教育基本法」があるが、拙速は厳に避けるべきだ。「必修科目の履修漏れ校」の数が毎日、膨れ上がる現実を直視すれば、法律を変えなくても、何が真の問題点なのか見えてくる。「教育再生会議」でも履修漏れ問題を検討するというが、短期的な問題は、行政レベルで十分対応可能だ。

 最近、頻繁に登場する教育現場の問題として「いじめ」。私の子供時代にもいまほど陰湿ではなかったが、いじめはあった。しかし、誰かがいじめると、必ずかばう仲間がいた。他人の子供でも銭湯でふざけていると叱る大人がいた。そうやって、地域コミュニティの中で、集団の秩序をおぼえたものだ。

 今朝、TBSの番組で、障害児が普通小学校への入学を拒否されたり、認められたり、扱いが地方によって異なっている事例を紹介していた。扱いが異なる理由は、医療ケアの要否判断の違いだとか。しかし、入学を認めた学校には貴重なヒントが。

 障害児が通う小学校の同級生達が、率先してその児童の世話をする姿は、生きいきしてまぶしく輝いていた。みんなの介助を受ける児童にもいじけた様子が無く、みんなの輪にとけ込んでいた。子供達は、何の違和感もなく一緒に活動する中で、自然にいつくしむ心を醸成していくのだと感じた。

 他人を思いやる心や公共の秩序を保つモラルは、幼少時代の社会環境の中で熟成される。小さい頃から、ハンディキャップを持つ者を「慈しむ心」を自然な形で習得させることが、将来、大人になって住み良い社会を構築する原動力になるのではないか。

 教育とは、「教えはぐくむ」と書く。気が遠くなる程の時間と根気が必要だ。教育再生会議のメンバーには、短期急な対策ではなく、まさに「国家百年の計」としての教育体系をアウトプットして欲しい。

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★「教育基本法」審議は慎重に!

2006-10-26 11:35:33 | 日記・エッセイ・コラム

 富山県の高校で必修の世界史の授業を実施していなかった問題は、全国に波及した。現時点で判明したものだけで、必修科目の履修漏れの高校は10県の県立・私立64校に上り、一部の高校では県教委に虚偽報告していた。

 そんな矢先、安倍内閣メールマガジン第3号が届いた。「こんにちわ安倍晋三です」コーナーの一部を原文のまま紹介しよう。

 ~明日10月27日は、私の郷里が生んだ偉人、尊敬する吉田松陰先生の命日です。刑死される前日、安政6年(1859年)の今日、26日、松陰先生は、徹夜で遺書といえる留魂録(りゅうこんろく)を書き上げました。「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」 (中略)ちなみに、私の名前「晋三」は、高杉晋作に由来しています。 (中略) いじめを苦に自らの命を絶った子。親から虐待を受けた子。こうした事件が相次いでいることに衝撃を受けています。(中略)とにかく現場の声を直接聞くのが安倍内閣の基本姿勢です。 (中略)教育の根本にさかのぼった改革が求められている今、新しい時代の教育理念を明確にし、未来を切り拓く教育を目指すべく、教育基本法案の成立に全力を尽くします。(晋)~

 ついては、これが本心ならば今国会でじっくり時間をかけて議論をし、教育基本法は継続審議にすべきだ。愛国心だとか郷土を慈しむといった文言整理に時間を浪費する以前に、いま教育現場で起きている問題点を徹底的に洗い出して、「真の問題点」を究明することに時間を割くべきだ。

 教師の質の問題もあるだろうが、保身に走る学校や教育委員会、更には文部科学省のあり方やPTAの横暴だってある。教育産業の弊害だって無視出来ない。さまざまなエゴが長い時間を経て教育体系をいびつにした筈だ。総理自身が語る「教育の根本に遡った改革」とは、そう簡単に実現しないことを失念しないで欲しい。

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★「美しい国へ」の正体は?

2006-10-24 08:46:35 | 日記・エッセイ・コラム

 最近の日本列島に起きている事件や事故の数々は、日本がかつて誇った「世界一平和で安全な国」ではないことを如実に示している。安倍総理は、「美しい国へ」と力説するが、イメージ先行の形容詞では期待する方が虚しくなる。

 福岡県での飲酒運転・ひき逃げ事故に始まり、全国各地で公務員の飲酒運転の実態が浮上した。自治体の職員に続いて、取り締まる側の警察官にまで波及し、列島ぐるみに。

 岐阜県庁の組織ぐるみでの裏金作りが明るみに出たと思ったら、福島県知事が収賄容疑で逮捕された。奈良県では、5年間に8日間勤務しただけで全給与を支給されていた事件が発覚した。京都や大阪でも類似のケースが発生している。

 児童のいじめ問題では、担任教師がいじめの発端だったのを学校が隠したり、教育委員会が児童の遺書コピーを紛失した事件が。反対に、親による幼児虐待や殺害事件も。全国各地で類似の問題がまだまだ埋もれているに違いない。

 ある身寄りの無い老夫婦が痴呆が進まないうちに自らの命を絶った。また他では、痴呆症の妻の介護に疲れた夫が妻を殺害した。子供が親の面倒を看なくなれば頼りは配偶者だけだが、平等によわいを重ねるから己の身体でさえ持て余すようになる。「老老介護」は、超高齢化社会の喫緊の課題なのだが、行政は少子化に熱心かつご多忙で、年寄りには手が回らない様子だ。

  これらは全て我々の日常生活で直面していることばかりだ。「美しい国へ」の受け止め方は、人によって”千差万別”だ。社会構造と精神構造の両方を改革しない限り、「美しい国へ」は、絵空事に終わることを、「総理、お忘れなく!」。

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