プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ゆく年(逝く→行く)・くる年

2019-12-31 09:00:01 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、東京の友人に無沙汰を詫びるメールを送ったら、直後に返信メールが届いた。

 書き出しは、「今、新幹線で金沢へ向かう途中」とあったが、実兄の葬儀に参列するためだったので、懐かしさが消し飛んでしまった。

 今年の1月、私の姉が逝ったが、今度は友人の兄が亡くなった。自分の年齢を考えれば、想定内の出来事だが、やはり訃報に接すると気が重くなる。

 ともに、来年は喜寿を迎える。残りの時間を大切に過ごしたいと思いつつ、今年一年の来し方を振り返っている。

★年越しは「うどんorそば」

2019-12-30 10:13:55 | 日記・エッセイ・コラム
 一部地方を除き、一般的には、大晦日に「そば」を食べるが、そのいわれとなると諸説ある。

 通説は、そばは「切れやすい」「のびやすい」ので、一年の厄を切り、寿命が延びるのを願うだとか。

 金沢では、昔、金箔職人が仕事を片付ける時、散らかった金箔をかき集める際、そば粉を撒いたことから、「金を集める→金運を呼ぶ」と、縁起を担いだと言う人もいる。

 理屈はどうでもよく、一年の締めくくりに、うどんであれ、そばであれ、美味しく食べることが出来れば健康の証しだと感謝したい。

★今年最後の毒づき:IRの嘘

2019-12-29 10:02:08 | 日記・エッセイ・コラム
 大阪にIR設置が内定したことで、政府の真の狙いが「地方創生」ではなく、カジノで外貨を獲得することにあると露呈した。

 3カ所の一つが決まれば、残り2枠を争うことになるが、候補地は、すでに大型レジャー施設や宿泊施設を備えた東京・横浜・福岡・千葉等の大都市ばかりだ。

 富裕層の外国人が日本に求めるものは、一過性のカジノや都市型高級ホテルではなく、自然環境に恵まれた中で暮らすように長期間滞在し、スポーツや温泉と美味しい料理を楽しむ居心地の良さに尽きる。

 休暇村の魅力は、すべて国立・国定公園内にあり、広大な敷地を有しているので、再開発によって、近隣住民の生活問題が出ないし、雇用吸収面でも有効なので、まさに「地方再生」のポテンシャルが大きい。

 全国36カ所にある「休暇村」をコアとして、長期滞在型の施設環境を充実させれば、地方再生や建設コストの面からも有効だと思うのだが、、、。

★寝耳に水!

2019-12-28 09:46:09 | 日記・エッセイ・コラム
 今朝、「IRの大阪内定」のニュースを聴き、秋元議員の逮捕で、安倍総理の任命責任を問う声も上がる中だけに、嘘だろうと怒りに震えた。

 報道によれば、昨夜、都内の某ホテルで安倍総理と菅官房長官が、維新の会の松井大阪市長に橋本元大阪市長とで憲法改正や大阪万博、IRについて意見交換した際、IRの大阪設置の方針を伝えたという。

 仮に、内定報道が放送局側の勇み足だったとしても、他の候補地が乱立している中で、選考過程の透明性・公平性を欠き、憲法改正協力要請の裏取引かと疑心暗鬼に陥る。

 さらに、同じ27日、もっと重大な海上自衛隊の中東海域への派遣を閣議決定した。国会閉会中に、重要事項をさっさと決定する政治手法は、国会軽視のそしりを免れない。

★IRの点と線

2019-12-27 08:32:04 | 日記・エッセイ・コラム
 官房長官は、2030年までに訪日外国人旅行者を6,000万人とする政府目標を巡り、「世界レベル」の高級ホテルを50カ所程度、新設する方針を打ち上げた。

 しかも、「財政投融資を活用し、日本政策投資銀行による資金援助で全国各地に整備する」という。

 これをアベノミクスの柱の一つの「地方再生策」だとする以上、業界が利権を巡り、議員と自治体にすり寄るのは目に見えている。

 さて、年末が押し迫ったタイミングで、「IR」を巡る贈収賄事件が勃発した。メディアが飛びつく格好のスキャンダル材料だが、議員の逮捕だけで終わる事件ではなさそうだ。

 無責任を承知で、推理小説好きのぼけ老人が、退屈しのぎに「点」を並べると、「線」になる。