「セカンド・ジャッジ 出口の裁判官岬剣一郎」 姉小路祐 光文社文庫
主人公は、更生保護委員。なにそれ? 受刑者の仮出所を決める、「出口の裁判官」、だから「セカンド・ジャッジ」という題名。
こんな仕事があるんだと思いながら、ふたつの事件に引き込まれていく。
最後のころは、偶然ありすぎ&つじつまそうかよ感もある更生保護委員シリーズ第一作。
主人公は、更生保護委員。なにそれ? 受刑者の仮出所を決める、「出口の裁判官」、だから「セカンド・ジャッジ」という題名。
こんな仕事があるんだと思いながら、ふたつの事件に引き込まれていく。
最後のころは、偶然ありすぎ&つじつまそうかよ感もある更生保護委員シリーズ第一作。
若者に「良い子」であることを求める社会は生きにくい。
「良い子」が既得権益層となるこの社会で、社会を変革するには美術や文章、音楽や映像などの「文化」の力が必要だ。
しかし、それは時に既得権益層と衝突する。
社会起業家もまた同じ課題に直面する。
アートで逮捕されたろくでなし子とソーシャルデザインに詳しい今一生がトークする。
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「ろくでなし子さん今一生さん参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
●ろくでなし子
漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。2014年作品の出資者へのお礼として送った3Dデータがわいせつ物とされ逮捕されるが、異例の準抗告が認められ釈放。『週刊金曜日』でその顚末を連載中に再び逮捕・勾留された。近刊に『ワイセツって何ですか?』(金曜日)『私の体がわいせつ?』(筑摩書房)。
http://6d745.com/
●今一生
ライター、編集者。1997年にCreate Media名義で編集した『日本一醜い親への手紙』はシリーズ累計30万部を突破。ここ10年は、虐待や自殺、家出など深刻な社会的課題を解決するソーシャルビジネス/ソーシャルデザインを取材。
最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。
http://www.createmedia.co.jp/
わたしも労働組合員である「全国一般なんぶ」、20年以上も働いてきた会社に有給休暇を求めたら解雇されたスレイマンさん連帯アクション。
新宿、町田、新宿と毎月続くのだ。
3月の銀座行動。上段中央、白あごひげが提起者スレイマンさん。
------------------------------------------------------------------------------------- 以下、転載。
みなさんこんにちは。
労働組合「なんぶ」と私は、ブラック企業ICC外語学院への抗議行動をします。ICC外語学院は、私が有給休暇と社会保障を要求したことを理由に、私を不法に解雇しました。職と福利厚生の返済を要求します!
それらはもともと私がもっていた権利です!
抗議行動は 5月23日(土)午前11時から新宿のICC外語学院の前で行います。
地図:http://www.icc-net.jp/shinjuku.html
このブラック企業の前に11時に集まってください。
迷ったら私に電話してください。08032711871
我々と連帯しよう!
一緒にブラック企業と闘おう!
公衆の面前で恥をかかせろ!
ブラック企業はもういらない!
闘争の背景:
日本語
http://www.labornetjp.org/news/2013/1379310034595staff01/
ジャパンタイムズ english
http://www.japantimes.co.jp/community/2014/04/14/issues/suit-over-dismissal-to-tackle-thorny-issue-of-language-teachers-employment-status/#.VKs9xen9lZQ
ブラック企業は我々を搾取するだけでなく我々の尊厳も奪い取っている! もうたくさんだ! やられたらやりかえせ!
よろしくお願いします。
スレイマン
「私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ」 遙洋子 筑摩書房
門を壊された(40頁)、千回家に押し掛けられた(45頁)、すさまじい被害だ。
警察なんて役に立たない。所長の前で演説したり、あらゆる方法を使っても駄目。
ストーカー男の車に逆走して激突しても、男たちは男に優しい(96頁)。
そんななかで模索した実践記。
------------ 目次 --------------------
序章 なぜ今、伝えたいのか
第1章 ストーカーは近所にいる―ケース1 不法侵入(警察で見た犯罪者の顔―冷酷な奴ほど、泣くストーカー規制法前に登場した男 ほか)
第2章 「好き」が抑えられない―ケース2 ひきこもりストーカーの暴走(私もまたストーカーにどこまでも卑劣になれるストーカー ほか)
第3章 「ヤクザ未満」のタチの悪さ―ケース3 暴力団系ストーカー(ストーカー規制法後に登場したストーカー警察本部のリアリティ ほか)
第4章 生還するために(そもそも、ストーカー被害を“防止”できるかストーカー規制法の助言を頼りにしずきない ほか)
講演 辻恵さん 国会で唯一反対した議員&弁護士
猪野亨さん 「マスコミが伝えない裁判員制度の真相」の著者&弁護士
日時:5月23日(土)開場13:30~ 開会14:00~
場所:埼玉会館7A 浦和駅6分
連絡先 048-647-1222(小出重義法律事務所)
平和力フォーラム・混迷する時代のただ中で/東京編・第3回
「レイシズムに覆われた世界」
グローバル・ファシズムの現在を読み解くために<日本>に迫 る連続インタヴュー講座第3回は、パリから戻られた鵜飼哲さんに、レイシズム、ヘイト・ス ピーチ、日本軍性奴隷制(慰安婦)、歴史認識に ついて伺います。
「パリと東京の間で レイシズムを読み解く」 鵜飼 哲(一橋大学教授)
鵜飼哲さん:フランス文学・思想研究者。京都大学大学院及び パリ第8大学(ジャック・デリダの下)に学び、1999年より現職。著書に『抵抗への招待』(みすず書房)、『応答する力』(青土社)、 『主権のかなたで』(岩波書店)、『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房)。訳書にデリダ『他の岬』 『友愛のポリティックス』『ならず者たち』他多数。
日時:5月16日(土)開場午後5時半、開会午後6時
会場:大妻女子大学・千代田校大学校舎A棟250講義室
東京都千代田区三番町12番 JR市ヶ谷駅から徒歩10分、地下鉄半蔵門駅から徒歩5分
参加費(資料代):500円
画像は「ヘイトスピーチってなに?レイシズムってどんなこと?」 のりこえねっと 七つ森書館
主催:平和力フォーラム
東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学・前田研究室
042-637-8872、 E-mail:maeda at zokei.ac.jp
「復興なんて、してません 3・11から5度目の春。15人の “いま”」 渋井哲也 長岡義幸 渡部真 第三書館
古川美穂の「東北ショック・ドクトリン」 で東北三県が新自由主義の実験場になっていることを知った。
この15人の人々の声は、傷が癒えていない、それどころか天災より人災ではないかと思ってしまうほどの悲劇。
それでも生きていく人々を、三人が取材した記録。
----------------- 目次 ------------------------------
I 家族が壊れて・・・
第一章 ばらばら避難。家族が会うのは年4、5回・・・・・2
伏見紀彦(33)製造業 福島県富岡町
第二章 大川小のことは忘れて復興です、って話?・・・・・17
佐藤美広(53)宮城県石巻市大川地区
第三章 私ってこんなに心配性だったの?・・・・・33
熊谷明子(35)宮城県気仙沼市
第四章 このままだと奥尻になる?夕張になる?・・・・・48
戸羽初江(52)岩手県陸前高田市広田
第五章 家族が増えるって、怖くないですか?・・・・・63
山根りん(19)岩手県宮古市
II 街が壊れて・・・
第六章 現職の図書館員全員が亡くなり、再建に奔走・・・・・78
長谷川敬子(58)岩手県陸前高田市
第七章 “仮説で死ぬんだぁ。しょうがないなあ”・・・・・94
遠藤清次(58)福島県南相馬市
第八章 復興が遅くなるほど、気力がなくなる・・・・・111
桑畑書店・桑畑眞一(61)岩手県釜石市
第九章 いつかは外から人が来なくなる時が来る・・・・・126
岩田大(27)宮城県仙台市青葉区/南三陸町志津川地区
第十章 震災遺構、先に解体した処が損している・・・・・142
塩田賢一(47)宮城県気仙沼市鹿折地区
第十一章 誰もが『何で生かされたの?』で生きている・・・・・162
菅野富夫(52)宮城県名取市・石巻市
III 原発が壊れて・・・
第十二章 3年4カ月後、初めての内部被曝検査・・・・・174
川端英隆(39)福島県富岡町
第十三章 東電を信頼しなくちゃ、生活できなかった・・・・・189
鵜沼一夫(66)福島県双葉町
第十四章 線量が、除染をやる前に戻っているわけよ・・・・・204
佐藤八郎(62)福島県飯舘村深谷地区
第十五章 「後始末はきちんと、と東電と国に言いたい」・・・・・220
青田敦郎(54)福島県浪江町
北野映画は5年前の「アウトレイジ」、3年前のアウトレイジ ビヨンドと観てきた。ホモソーシャルむんむん、三浦友和みけんに縦皺が格好いいと信仰してるひとたち向けが続いた。
こんどは「金無し、先無し、怖いもの無し! ジジイが最高!!」「俺たちに明日なんかいらない!!」 ←キャッチコピー(笑)。
「龍三親分」藤竜也。さいきん改めて大島渚1978年の「愛の亡霊」を見たのだが、やっぱり色男だなあ。
設定は引退したヤクザの親分。オレオレ詐欺に騙されちゃうんだ。
ほかの爺さんたちも、昔の栄光どこへやら。それでも男気!?いっぱいなんだ。おっかしい。
平均年齢70歳超えの昔の仲間たちと、組を作る。一龍会って、ラーメン屋と間違えられちゃる。
親分を点数制で決めるところが民主的? 世直しだってさ。元暴走族・現株式会社と対決する。
七人の侍、老人バージョン。お笑い版。愛すべき爺さんたち。
一昨年からは、30人ちゅう、わたしだけ柏餅なし。
昨年は、健康診断を希望したひとだけ柏餅なし。
餅と健康診断がバーターだなんて、へんな職場。
今年は同僚Gさんがサプライズ柏餅を買ってきてくれた、嬉しい。
桜色の餅のなかは、味噌餡。江戸っ子は、そうなんだって。
うまれてはじめて食べたよ。さつき晴れ。
端午の節句といえば、こいのぼり。
おしどりマコケンの舞台を見ていたら、針金細工で沖縄仕様の「ジュゴンのぼり」を 創ってた。
欲しいひととの呼びかけに、そっこー挙手してGET。
人生、捨てたもんじゃない。
「後藤さんを救えなかったか 政府は何をし、何をしなかったか」 西谷文和 第三書館
「イスラム・ヘイトか、風刺か ― Are you CHARLIE?」に続く、第三書館ブックレット第二弾。
例の動画がアップされたとき、安倍首相はイスラエルにいた。そしてイスラエル国旗の前で「テロには屈しない」緊急記者会見(36頁)。
これは当時、わたしも決定的な発言だと...恐怖を感じた。
このブックレットは、現地取材を重ねた貴重なドキュメント。
イスラム国については、常岡浩介本を併読することを推奨。
---------- 目次 -------------------------
事件の概要 2
まえがき 政府は救える命を見殺しにした 4
1 後藤さんを救えなかったか 8
2 事件発生から殺害まで — 日本でやれたこと、やれなかったこと 26
3 イスラム国のなぜ? どうして?
4 シリア内戦の構造 42
5 アレッポは戦場だった 49
おわりに 本当に恐ろしいのは軍産複合体の「戦争経済」だ 62
クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙5月号より
2015年5月7日~10日
中野ザポケットにて!
「自衛隊にシニア部ができた?!」
今年は戦後70年になります。
ここ数年の日本と世界の動きの中で、いつまで戦後といっていられるのか、すでに戦前になっているのではないかという不安を抱えている人は少なくないと思います。
平均年齢70歳のかんじゅく座が、どう戦争を考えるか、世界と向き合うか・・・と、考えた時に、清水弥生さん(燐光群所属)の舞台「ブーツ・オン・ジ・アンダーグラウンド」を観ました。
一般的に弱者とされる障碍者が、戦争に巻き込まれていく物語の中で、たくさんの疑問符を投げかけられました。
戦後70年、いま、シニア世代にできることは何でしょうか。
かんじゅく座に、「ご隠居さん」はいません。
芝居を続ける以上、どこまでも社会に絡んでいくのです!
ぜひ、劇場に足をお運びください!!
組合のみんなと、いくんだもんね。
ドローンの話題で、いま世間は沸騰している。