千恵子@詠む...................

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裁判員制度の真相おそろしや 猪野亨らの花伝社本

2015年04月23日 | 詠む

「マスコミが伝えない裁判員制度の真相」 猪野亨 立松彰 新穂正俊 花伝社

裁判員裁判の本て十冊くらい読んできた。沖縄の「南風原事件」が一番だったけど、本書が凄い。

「従来のような理念的な批判ではなく、実際の運用という視点から制度の批判を展開した」のが売りなのだが、いやはや凄い。

2009年から始まった裁判員裁判の報道を丹念に集める。そして分析する、ものすごい労力だよね猪野亨弁護士。

まとめの第10章を執筆したのは立松彰弁護士。総合的に浮かびあがる不都合な真実の数々。

「まえがき」は、小出重義弁護士。埼玉で「まっぴらごめん裁判員」集会で活躍してるひと。

「研究コラム」新穂正俊弁護士も、埼玉弁護士会。わーお、埼玉県民としては心強い。

「おわりに」の田中重仁弁護士もだ。そういえば埼玉弁護士会の集会って、情熱にあふれてたなあ。

------------- 目次 緑字は千恵子メモ -----------------------

第一章 絶賛される「市民感覚」とは何か 33 厳罰化されることは明らかだった

第二章 出頭率の真実 42 出頭率8割って嘘じゃん

第三章 良い経験の真実 66 そして誰もいなくなった

第四章 運営面の真実 72 長期化する公判前整理手続

第五章 神に等しい裁判員――加速する暴走 84 被告を怒鳴る裁判員

第六章 裁判員裁判における審理と量刑 113 罪名落ちや不起訴の増大

第七章 裁判員制度におけるわかりやすさが持つ落とし穴 128 わかりやすさと滑稽さ

第八章 裁判員ってどのような人たち? 裁判員に取材をしても違法扱い!?

第九章 裁判員制度と死刑判決 179 精神的には辛いといいながらも「控訴しないでほしい」裁判員

第十章 裁判員制度の枠組みと問題 224 被害者参加で号泣と絶叫 199 「核心司法」!?


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