「女子と貧困 乗り越え、助け合うために」 雨宮処凛 かもがわ出版
衝撃的な言葉から始まる。
>「先っぽだけ入れさせて」
> この言葉は、6月16日に出版される私の新刊『女子と貧困 乗り越え、助け合うために』(かもがわ出版)の前書きの一番最初の一文だ。
> どういうことかというと、物書きデビューした20代の頃、ある小さな出版社の社長から会うたびに言われていた言葉である。つまり、ヤラせろ、ということだ。
------------------ 目次 緑字は千恵子メモ -------------------------------
1 子ども時代の貧困、原発事故による自主避難の困難さ 加緒理さん 痛い
2 最低賃金1500円を求めるAEQUITAS(エキタス)の藤川里恵さん
3 生活保護世帯でも大学に進学して学びたい ミカさんの闘い
4 キャバ嬢たちによる労働組合・キャバクラユニオンの7年間の闘い 感動する
5 育児ハラスメントで降格に次ぐ降格 シングルマザーの冴子さん
6 育休第1号となったが、嫌がらせで退職、会社を提訴した由紀江さん
7 この国のシングルマザーたちと歩み続ける赤石千衣子さん
8 夫のギャンブル、自己破産、離婚、2人の子どもを育てる由貴子さん