千恵子@詠む...★福島みずほ応援団

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれや
と交差の果てへ

「蜘蛛の巣を払う女」は4作目 あらたな作者ミレニアムなり

2016年12月11日 | 詠む

「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」 ダヴィド・ラーゲルクランツ 早川書房

第一部『ドラゴン・タトゥーの女』が2005年、第二部『火と戯れる女』が2006年、第三部『眠れる女と狂卓の騎士』が2007年。

またもやリスベットが還ってきた。著者は死んだが、あらたな著者が更に三作を続行するんだ。

はい、パンクス姉さん。またもや、格好いいぞ。無能な警察は役に立たない、むしろ邪魔。ははは。

蜘蛛の巣とは、インターネットのこと。電脳を跳躍するリスベット

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「救援」に名刺広告だすんだよ 救援連絡センターよろぴく! 

2016年12月10日 | 詠む

救援連絡センター 恒例の名刺広告。 五千円✕2マス ことしもやるもん 

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裁判員制度はいらない インコちゃん応援団 らぶっ

 ガサ子ちゃん倶楽部

 
「救援」紙二面の連載コラムも よろぴく 大山千恵子


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林眞須美さん 三浦和義あにきも応援してるよ きっと


 大山  千恵子
 
ブログ「千恵子@詠む」 毎日更新ちゅう


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強面のカナリア鳴きし暴排よ 「ヤクザと憲法」岩波書店

2016年12月09日 | 詠む

ヤクザと憲法 「暴排条例」は何を守るのか 東海テレビ取材班 岩波書店

映画も最高だったが、メイキング分析本も良い。さらに考えさせられる一冊。

------------- 目次 緑字は千恵子メモ ----------------

序章 『ヤクザと憲法』が問いかけるもの 最初と最後はプロデューサーが執筆 格好いいひと(みため)

第1章 組事務所にカメラが入った  33 監督は単なる無鉄砲かと思ったら(というか、映画ではそうとしか思えない)、考えてんじゃん

第2章 ヤクザの日常 84 河野事務局長 なるほど 107 ナオト君 「ヤクザもいる明るい社会」かあ 112 詐欺 窃盗 強姦はNGって一般人より民度が高いな

第3章 「暴排条例」がもたらしたもの 128 子どもの高校の学費が自動引落できない ヤクザの子だと分かってしまう

第4章 ヤクザを弁護してはいけないのか 山之内幸夫弁護士 エピソードが面白い もうこんな弁護士は現れないだろうなあ

第5章 「暴排条例」とメディア「忖度のくに」ニッポン そうなのよねえ(溜息)

終章 『ヤクザと憲法』の果実 176 家宅捜索とカメラ

特別寄稿 ヤクザは絶滅危惧種 安田好弘(弁護士) 183 鋭いなー

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「マルクスの心を聴く旅」どきどきだ 内田樹と石川康宏

2016年12月08日 | 詠む

「マルクスの心を聴く旅 若者よ、マルクスを読もう 番外編  内田樹 石川康宏 池田香代子 かもがわ出版

『「意地悪」する日本』で注目の内田樹なので手に取る。

マルクスなんて知らないけど、おもしろい旅行だなあ。

101 ブリュメール18日、頭にカーンとキックがはいるんだ

122 グリム童話の背景 へー

129 フランクフルト憲法 これも興味深いぞ 第一条に政治亡命者の受け入れを提案したグリム

134 白雪姫は、働け働けカルヴァン派

170 リンカーン 同時代人なんだ 関係あるんだ

236 パブから保険や労働運動が生まれた18世紀末

京都、かもがわ出版ならではの本 拍手 

---------- 目次 --------------------

第一部 ドイツ編 対談1:マルクスを時代背景のなかで読むこと

第二部 グリム編 講演:ドイツ三月革命(1848年)とフランクフルト憲法

第三部 イギリス編 対談2:『資本論』を生んだ地で資本主義を考える

 

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「コンカッション」脳震盪の原作は さらに素晴らし実話なんだよ

2016年12月07日 | 詠む

「コンカッション」 ジーン・マリー・ラスカス 小学館文庫

ウイル・スミス主演の映画も佳品だが、予想通り原作は更に奥深い。

ナイジェリアからの移民医師。巨大娯楽産業のフットボールでの脳震盪、検死医師の実話。

ミステリー良書やスノーデン本に関わっている田口俊樹の翻訳もの。

43 ナイジェリア ビアフラで生まれたんだ

126 死刑囚の無実を証明する医師 かっこいい

138 ピッツバーグ市では、死体安置所(モルグ)に子どもでも入れる 市民に愛着のある場所

167 労働障害 労災

315 パワー・ハラスメント

393 6000人が告訴する大訴訟に

 

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「忘れてほしゅうない~隠されてきた強制不妊手術~」 大橋由香子 9日(金)

2016年12月06日 | 企画

新都心、予約だん。---- 以下、転載

12月9日(金曜日)講演「障害のある女性の健康と権利」(リプロダクティブヘルス・ライツ) 
~DVD「忘れてほしゅうない~隠されてきた強制不妊手術~」をみて考える~

DVD 「忘れてほしゅうない~隠されてきた強制不妊手術~」 (24分)

何も知らされることなく、不妊手術を受けさせられた脳性まひの女性が自分の痛みや辛さを誠実に、時に明るく語るノンフィクション記録ビデオ。優生思想を問うネットワーク制作・著作。

◆講師 大橋由香子さん (SOSHIREN女(わたし)のからだから/編集者・ライター)
【著書】「からだの気持ちを聞いてみよう」(ユック舎)、「キャリア出産という選択」(双葉社)等多数。

こんな本も、あったね。

 

12月2日12月9日(各金曜日)13時30分から15時30分

場所 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)セミナー室
対象

どなたでも

定員 50名(先着順)
参加費 無料
手話通訳 無料 申込時にお申し出ください。
保育 あり 20名(申込順)、申込締切 第1回 11月25日(金曜日)・第2回 12月2日(金曜日)まで
主催

埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)

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「キレる私をやめたい 夫をグーで殴る妻をやめるまで」 田房永子 竹書房

2016年12月05日 | 

「キレる私をやめたい 夫をグーで殴る妻をやめるまで」 田房永子 竹書房

こうなったら、どうしよう。とても不安。

田房永子の場合、赤ちゃんも家族に増えたんだよ。とっても深刻。

苦難の末にゲシュタルト療法に辿りつき、自分の心を理解し分析するさまが漫画で描かれる。

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裁判所・非正規差別...許すなよ メトロコマース座り込みだよ

2016年12月04日 | 詠む

映画にもなってる姉さまがたの裁判、応援しなくちゃ。------ 以下、転載

東部労組メトロコマース支部 非正規差別を許さない判決を求める行動に大結集を!

東部労組メトロコマース支部 

東京地裁は非正規差別を許さない判決を!
12月裁判所前座り込み行動によってたかっての大結集を

東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が、正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判で、いよいよ東京地裁民事36部(吉田徹裁判長)が来春にも判決を出す見通しになりました。同支部は、裁判所が非正規差別を許さない公正判決を出すことを求めるため、12月9日に裁判所前での宣伝行動を皮切りに、12月12日~15日に連続座り込み行動を実施することを決定しました。みなさんのよってたかってのご支援を心よりお願いいたします!

11月2日、東京高裁は同じく労働契約法20条裁判の長澤運輸事件で労働者逆転敗訴の不当判決を出しました。定年前より同一業務でも賃金が下がることが「広く行われていることであり、社会的に容認されている」から賃金差別は不合理ではない、というのが主な理由です。賃金差別の現実を追認し、かつ社会的に容認されているなどと裁判所が勝手に決めつけている判決です。

このような裁判所の理屈からは、正社員と非正規労働者の賃金格差が不合理ではない、という結論が他の裁判でも出かねません。低賃金と差別に対する非正規労働者の怒りや苦しみを背景にできた労働契約法20条を無意味にするものです。ひどい差別が社会に横行しているのなら、それを率先して正すのが裁判所の役割ではありませんか。

メトロコマース支部は、裁判で非正規労働者が正社員と同じ売店で同じ仕事をしているにもかかわらず、各種手当を含めた月例賃金、ボーナス、退職金、果ては残業代の割増率や褒賞(ほうしょう)金の有無にまで格差がつけらていることを明らかにしました。ボーナスや退職金を含めた非正規労働者の賃金は正社員の約半分にすぎないのです。

これに対し、会社側の主な反論は「(正社員と非正規労働者とは)制度が違うから」というものです。しかし、その制度自体が差別だと訴えている私たちにとって反論にはなり得ません。だいたい募集時に「販売員」としてしか案内されず、働いてからも雇用形態ごとの制度すら説明されてこなかった非正規労働者にとって、いまさら「制度が違う」と言われて納得できるわけがありません。

正社員には制度上、配置転換の可能性があると会社側は主張しています。しかし、売店業務に従事する販売員はほとんど配置転換がなされていないのが実態です。例外的なケースや単に可能性だけを理由に、実際に同じ仕事をやっている非正規労働者との間で格差を設けてよいわけがありません。

万が一にも、こんな会社の理屈が裁判で通るのなら、正社員の配置転換の可能性を就業規則に記載しておくだけで、非正規労働者を低賃金で堂々と使うことができるというお墨付きを世の中の経営者に与えてしまいます。これが差別を追認するだけではなく、社会に差別を拡散することになるのは火を見るよりも明らかです。

「およそ人はその労働に対し等しく報われなければならない」として非正規労働者への賃金差別を公序良俗違反で一定是正した丸子警報器事件の判決(1996年長野地裁上田支部)から20年です。東京地裁は、歴史の針を逆回転させるのではなく、社会に広がっている非正規差別を断ち切る判断が今こそ求められています。

吉田徹裁判長はじめ東京地裁の裁判官のみなさんに聞きたい!非正規労働者は賃金が低くても本当に仕方ないのですか。フルタイム働いて月の手取り13万円台というのは正当ですか。住宅手当や家族手当がつかないのは当たり前ですか。ボーナスが格段に低いのは少しもらえるだけでもありがたいと思えということですか。長年働いたのだから退職金がほしいというのはわがままですか。定年退職になった正社員は顔写真付きで社内報に取り上げられるのに非正規労働者は名前すら載らないのは社会的に容認されているのですか。退職時に非正規労働者は花の一輪すらもらえないのは当然ですか。非正規労働者はいつまで我慢しなくてはいけないのでしょうか。

「裁判所は正義を示せ!」の声をあげるため、東部労組メトロコマース支部は来る12月9日(金)の東部けんり総行動として昼12時から裁判所前にて宣伝行動を実施します。その行動を皮切りに、私たちは12月12日(月)~15日(木)の連続4日間、裁判所前にて座り込み行動を決行します。12月15日(木)午後1時15分からは第17回口頭弁論が行われ、同支部の原告組合員が最後の意見陳述を行う予定です。非正規差別を許さない声を、裁判所に集中してください!

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別を許さない公正判決を求める行動】

■裁判所前宣伝行動:12月9日(金)昼12時~12時30分

■裁判所前座り込み行動:12月12日(月)~14日(水)8時30分~17時30分
              12月15日(木)8時30分~昼12時

■裁判所前宣伝行動:12月15日(木)昼12時~12時30分

■第17回口頭弁論:12月15日(木)13時15分~@東京地裁7階709号法廷

■報告集会:裁判後に報告集会(場所未定)を持つ予定です。こちらへのご参加もよろしくお願いします。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

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猫ばやし「青きドナウの乱痴気」は 良知力かく平凡社本

2016年12月03日 | 詠む

「青きドナウの乱痴気 ウィーン1848年」 良知力 平凡社

STORYBOX大熊ワタルが挙げてた本。異色の記録。

117 暖かい食事を1日に1回もとらず、パンと水だけ 想像を絶する学生の貧しさ

128 職人たちの春 仁義をきる遍歴職人

172 シャリバリ  猫ばやし 独語で、カッツェンムジーク 英語で、ラフミュージックなんだ

217 女だけのデモ

262 良知力が留学してたときの下宿の隣の、おばあさん、障害者のひと曰く「ウィーン子はね、苦しみや悲しみいたいなものはシュトラウスを歌いながらみんな喉の中に流し込むのよ」。

 

 

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寂聴のメタ小説だ講談社 「烈しい生と美しい死を」

2016年12月02日 | 詠む

「烈しい生と美しい死を」 瀬戸内寂聴 講談社文庫

田中伸尚の「飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝」を読んだら、女が書くとどうなるかが気になって瀬戸内寂聴のを読む。

東京新聞に「この道」という題で連載されたもの。

巻末に解説 「メタ小説としての回想録」、上野千鶴子の分析が鋭い。表紙は、野枝の孫の絵。

-------- 目次 緑字は千恵子メモ -----------------
 
女性たち はは、偶然キャリアウーマン十人揃ったら、全員離婚経験者
「青鞜百年」
新しい女
道案内
俊子の縁 へー、整形手術してたんだ あとで鼻の色が変わるって、こわいや
かの子
太郎さん
有吉さん
転居
夏の終り
引っ越した家
岡本家
女の自我
定命まで
同郷の人
伊藤野枝 寂聴は野枝が好きなんだろうな いちばん多く割いてる
辻潤と野枝
スキャンダル
五色の酒事件
小林哥津
動揺
女性の力
子より母が大事  子より母(自分) 子どもを捨てることになる
冬の時代
大杉栄
転機
予感
フリーラブ
破局
菊富士ホテル
日蔭茶屋事件
事件のあと
恋の勝利者 辻も大杉も、おしめ洗いしてたんだ えらい
魔子
烈しい生
美しい死
百年後の女の自由 若い女たちとの交流
あとがき
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女天研『天皇賛歌』うんざり!だ 12.4加納実紀代と

2016年12月01日 | 詠む

うーん、短歌ブログとは言え無茶苦茶か? 五七五七七

12/4(日) ジェンダーと天皇制

『天皇賛歌』にうんざり!『女性(的)天皇制』の今とこれから」

あらためてあたりを見回せば、この社会は「あたりまえ」「普通」「常識」という規範に縛られている。性をめぐってもしかり。姓をめぐっても、生をめぐっても!そこに天皇制は関係していないだろうか。「日本人」の心性に関わっていないだろうか。そこに天皇家をめぐる報道は影響していないだろうか。この講座ではケーススタディをとおして、その問題に迫っていきたい。レポートをもとに参加者との議論をとおして、少しでもその「規範」からの解放にむけた糸口を探していきたい。

          ▼      ▼      ▼

第5回 特別講演「『天皇賛歌』にうんざり!『女性(的)天皇制』の今とこれから」

外では、戦争で被害を与えたアジアや南洋の島々で哀悼を表し、内では災害の被災地で膝をついて人びとに声をかける。最近のメディアには、平和を愛し国民に寄り添う天皇皇后像が溢れている。いまやリベラルも、「天皇賛歌」を奏でる不思議現象! 生前退位や皇位継承が問題になると、皇室典範「男系の男子」のグロテスクさが際立つが、安倍首相が「女性活躍」を宣伝するように、天皇制にとっても「女性性」が延命のカギになるのかもしれない。
天皇制をジェンダーの視点から、ずっと考察してきた加納実紀代さんにお話いただきます。天皇制の現在とこれからについて、一緒に考えましょう。

講演|加納実紀代さん
1976年、戦時女性史の研究会「女たちの現在を問う会」を立ち上げ、20年がかりで『銃後史ノート』全18巻を刊行(第5回山川菊栄賞)。著書に、『女性と天皇制』(思想の科学社1979年編著)、『女たちの<銃後>』(筑摩書房1987年,増補新版インパクト出版会1995年)、『天皇制とジェンダー』(インパクト出版会2002年)、『ヒロシマとフクシマのあいだ』(同2013年)『岩波講座「天皇と王権を考える」7-ジェンダーと差別』(岩波書店2002年共著)などがある。

日時|2016年12月4日(日)18:00~(17:40開場)
会場|北沢タウンホール 第一集会室(世田谷区北沢2-8-18、下北沢駅南口より徒歩4分
地図|https://kitazawatownhall.jp/map.html
資料代|500円
主催|女性と天皇制研究会
連絡先|jotenken[あっと]yahoo.co.jp

参考画像:貝原浩・画伯の絵。なつかしいなあ。

 

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「うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪」 野田正彰 講談社

2016年11月30日 | 

「うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪」 野田正彰 講談社

人権と報道・連絡会のシンポジウム「やまゆり園事件と報道検証」の予習で読んだ。びっくりん。

目から鱗だ。

------------ 目次 緑字は千恵子メモ --------------------

第1章 実態―うつ病患者は本当に増えているのか

第2章 診断―「うつ病」とは何か

第3章 薬―新型抗うつ剤の実像 53 ほとんど副作用がないとされた新薬に、最も危険な副作用 攻撃性や自殺衝動を高める コロンバイン高校

第4章 疾病化―社会問題を個人の病気にすり替える 72 リストラから薬中毒に 労働問題なのに 78 「日の丸」強制の恐ろしい実話 104 福島では自殺しても、精神疾患で薬を飲んでなければ災害関連死と認めない厚労省

第5章 自殺―「自殺はうつ病」という誤解 130 自殺未遂で運ばれた病院の怠慢 殺人じゃん

第6章 背景―患者作りと投薬を進める構造 150 製薬会社が学会を作る 166 雅子の主治医 認知行動療法

第7章 提言―精神科医療を変えてゆくために 180 著者自身も患者の退院を促進したら、病院経営者と労働組合によって解雇 裁判で撤回 えらい

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「飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝」 田中伸尚 岩波書店

2016年11月29日 | 

「飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝」 田中伸尚 岩波書店

ふたりとも17歳くらいで意に染まぬ結婚をし、必死に自由を求めて生きて二十代で国家権力に殺されたんだ。

出逢うことはなかったようだが、須賀子が大逆事件で殺されなければ、翌年の野枝の表現の舞台デビューと交錯した筈だね。

表紙に載ってる文。野枝の後藤新平宛の手紙が凄い。3メートルの巻紙で、啖呵を切ってる。

須賀子が最初の記者時代に醜業婦を差別的に書いたり(なんせ矯風会、その後に変化する)、野枝が仕事に行ってる母さんのぶんの御飯を腹減ってるから食べようとする我儘(その後に成長する)とか変遷を経ているさまが興味深い。

田中伸尚が、ていねいに歩いて書いている。感謝。

 

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出汁がら裁判の 城﨑勉さん面会

2016年11月28日 | 

出汁がら裁判の 城﨑勉さん面会

東京拘置所へ面会に行ってきた。小菅だ。田中角栄やホリエモンも収監されてたところ。巨大なるパノプティコンは航空写真で見たが、中に入ったのは初めて。番号を呼ばれて長い廊下を歩いて行く。大きいなあ、通路の下の方にガラス窓が小さくあるだけで、外が見えないようになってる。十階までエレベーターで上る。どきどき。

城﨑勉さん。マスコミから日本赤軍と誤報されたままのひとは、元気そうだった。十五分と短い時間は、あっというまに過ぎてしまう。一日に一回だけ。なんて厳しい管理なんだ。とても時間が足りなかったので、質問事項を二つ携えて後日に再度の接見も試みた。

インドネシア語通訳の二百箇所もの誤訳をどう思うか。証人尋問をやり直すべきなのに、タイムキーパー裁判長は通訳鑑定書の提出だけで、お茶を濁した件だ。発覚してから口頭で説明されたのみで、詳しく把握してないようだ。なに?鑑定書を見てないんだ。当事者なのに。

裁判員さまさまは鑑定書を貰ってるだろうが、一ヶ月半にも及ぶ長くて短い公判。そんなの、ちゃんと読むかなあ。そもそも検事の起訴事実は偏見に満ちているし。

米国の裁判では「同時」通訳だったという。インドネシア語と英語。そのうえ、日本語通訳は変な日本語。今後は改善すべきという意見もあったが、むしろ証人尋問のやり直しをすべきだろう。そんなでたらめ「証言」で30年の判決が出たら堪ったもんじゃない。

やはり通訳は米国でも問題で、城﨑さんの場合ではないが「前科はあるか」を「刑務所に入ったことがあるか」と訳されたので「ない」と答えた。実は罰金刑があったために「嘘をついた」ことが問題になり罪に問われた例があると言う。怖い怖い。

初の政治犯の裁判員裁判をどう思うか。そもそもやるべきじゃない。30年前の事件だ。めちゃくちゃだ。検事も裁判所も、やりたい放題やっている。怒りが沸いてくる。

公判の九割以上は、悪名高い特別警備法廷。狭い法廷に傍聴券のクジ引きのときだけきて傍聴しない役人風情がクジ引きに参加するせいで、わたしも外れたことがある。傍聴席は空いているのに交代で入ったりもした、ぷんぷん。

24日の判決は、懲役十二年。30年という米国の判決から、実質の拘束期間18年の服役期間を引いた数、平仄が合うわね。親分米国の裁判の出汁殻を扱う裁判。「テロリスト罪」裁判。まっこと「しゃらくせぇ」だ。

クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより 

 昔の東京拘置所には、猫がいたけど。もういない。

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死刑執行に抗議 亀井静香 安田弁護士 29日 参議院会館

2016年11月27日 | 企画

金田勝年法務大臣の死刑執行に抗議する集会

2016年11月29日(火)18時30分〜20時

■会場  参議院議員会館  B104

11月11日、田尻賢一さん(福岡拘置支所)に死刑が執行されました。

これで安倍晋三内閣は第一次で10人、第二、三次で17名、合計27名という多数の死刑を執行したことになります。金田勝年法務大臣は法相就任3ヵ月で、記録を精査することなく、死刑を執行したことは明白です。

袴田巌さんは冤罪の可能性が高いとして再審開始が決定され釈放されたこと、これまで4人の死刑確定者が再審無罪となったことからも、誤判があることは国民の常識になっており、死刑執行命令を出すことは避けるべきなのです。

 田尻賢一さんは、裁判員裁判で死刑判決を受け、それからわずか6ヵ月の審理で控訴棄却・死刑判決を受けています。その5ヵ月後、上告を取り下げ死刑を確定させています。死刑事件では必要的(自動)上訴制度の導入を行い、三審で審理を受ける権利を保障すべきにもかかわらず、十分な審理を得ることなく執行されたのです。

10月7日、日本弁護士連合会は「2020年までに死刑制度の廃止を目指し、終身刑の導入を検討する」とする宣言を採択しましたが、今回の執行はこの宣言に対して、死刑制度を堅持するという回答です。そのために人の命を奪うという許されざる決断を法相は取ったのです。

私たちは、議員会館で抗議集会を持ち、金田法務大臣に死刑執行に抗議し、二度と執行をしないように要請したいと思います。ぜひご参加ください。

発言予定

亀井静香 死刑廃止を推進する議員連盟会長

日本弁護士連合会・死刑廃止検討委員会(予定)

安田好弘弁護士 ほか交渉中

■主催
死刑廃止を推進する議員連盟
死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
NPO法人監獄人権センター
「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク

■お問合せ
フォーラム90
〒 107-1052 東京都港区赤坂2-14-13港合同法律事務所気付
TEL:03-3585-2331 FAX:03-3585-2330

「絶望の牢獄から無実を叫ぶ 冤罪死刑囚八人の書画集」 片岡健 鹿砦社

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