そもそも今回の新型コロナウィルス騒動がいつから始まったのか、
あまりはっきりとは覚えていません。
1月下旬あたりに中国が何やら大変な事になっているらしい、
と入ってきた様な気がします。
そして、クルーズ船・ロイヤル・プリンセス号の話題が、
連日連夜テレビで持ち切りになったのは2月に入ってからだったか。
歌声喫茶で、その話題で「これはチョッとまずい」と、
感じる様になったのは2月半ばくらいだったか・・・
それからは、本当に毎日のトップがこのニュースで占められ、
私達、歌声仲間達でも、「まずいな~、これヤバいよ」となって行きました。
日本政府の対応が、
まるでウィルスで陽性反応が出た人は自宅で死んでください、
みたいに国民を護ろうという責務がまるで感じられなくなり、
もしそうなったら一体誰を頼ればいいのかがまるで無く、
となれば、もう人混みに行くのは止めるしかないと、
私は先日「当分の間、歌声喫茶には行きません」宣言をしました。
中には「かかったらかかっただ」と開き直っている方もいますが、
私は社会人として、他人にうつすのだけは御免だと思うのです。
歌声喫茶というのは、
比較的狭い空間で大勢の人達が大声で唄うのですから、
感染という意味ではとてもマズイと思うのです。
大丈夫だよ、そんな事起きないよと、ノーテンキな方もいますが、
それってチョッとマズイんじゃないの、
もっと事を悲観的に見てた方が正解だよと思うのです。
もう既に何ヶ所かで歌声喫茶が、
そしてそれに類するイベントが中止に追い込まれました。
悲しいけど、それが正解だと思います。
見えない敵なのですから、そういった対応しか出来ないのが現状です。
この後には、5月に入ってすぐに、
歌声喫茶ともしび(春の大うたごえ祭り)があります。
それまで正味2か月。
この世界を揺るがす伝染病が2か月で解決するとは・・?
思いたくないけれど、たった2か月で?
そして、その後に控えるのが東京オリンピック。
私は無理だという思いが強いのです。
もし、やったって、外国人客が来るとは思えない。
そればかりか中には選手で敬遠する人が出てもおかしくない。
そういった国家的危機の中で、
歌声喫茶でもないだろう、常設店は本当に苦しいのは解りますが、
誰にもどう仕様もない非常事態なのですから、
あきらめて観念するしかないと、残酷ですが思っています。
本当に歌声喫茶に行きたい。
仲間達と思い切って楽しく今まで通りでやって行きたい。
けど、今回ばかりはあきらめています。