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アンジェラスの鐘

2017-04-15 03:34:40 | 歌声喫茶
16.8.30.アンジェラスの鐘・国立ピ-スソング


以前に数回聴いた歌なんですが、
最近になって何だか好きになっている歌です。

① この街に  また夏が来て
  川面ひかり  緑萌えて 
  坂の街に   歌はあふれて
  遠い日々を想う
  私の街 長崎 消さないで愛の灯 
  アンジェラスの鐘よ 歌うなら平和を

② 薄紅の  夾竹桃は
  あの日  消えた乙女たち
  恋も知らず  愛も告げずに
  風に揺れる花よ
  私の街 長崎 消さないで愛の灯
  アンジェラスの鐘よ 歌うなら平和を

③ 鐘の音が  入り江を渡り
  街に夜の  とばりおりて
  稲佐山に  流れる星は
  遠い夏の生命
  私の街 長崎 消さないで愛の灯
  アンジェラスの鐘よ 歌うなら平和を
  私の街 長崎 消さないで愛の灯
  アンジェラスの鐘よ 歌うなら平和を



天使がマリアに「貴女は男の子を生むであろう」と、
告げる「受胎告知」
その告知の祈りの最初の言葉が、
ラテン語でアンジェルス(天使の意味)で始まるので、
アンジェラス(英語読み)の祈りと言います。

カトリックでは朝6時、正午、夕方6時の3回、
この祈りを唱える事になっていて、それを知らせる鐘が鳴るそうです。

「長崎の鐘」は浦上天主堂のアンジェラスの鐘を指します。

浦上天主堂は1914(大正3年)に完成。
1925(大正14年)に、
フランス製の大小2個の鐘(アンジェラスの鐘)が取り付けられました。



1945(昭和20年)に原爆で倒壊。

全壊した天主堂の瓦礫の中から、
小さい鐘は壊れてしまいましたが、
大きい鐘はほぼ無傷で掘り起こされ、
1959(昭和34年)に浦上天主堂が再建され、
アンジェラスの鐘も再び取り付けられました。



1980(昭和55年)
ローマ法王の訪日に際して、
赤レンガの外壁と、ステンドグラスの窓に改装され、
現在の姿に再生されました。

私達はよく「長崎の鐘」を唄う事は多いのですが、
この「アンジェラスの鐘」は、あまり唄わないですよね。
でも、この歌とてもいい歌ですね。

それにしても、これを唄っているBさん、
まるでマリア様みたいに、思いやりがあって、
本当に素敵な女性です。





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