小学生クラスワークショップ・食品サンプル作り
どうも幸介です!…さて、本日は一年で最も寂しい日、8月31日であります。昨今では8月の半ば過ぎから新学期の始まる小学校も多くなっておりますゆえ、現代っ子達にとっては今日が「夏休み最後の日」って感覚は無いのかもしれません。しかし僕ら大人世代にとっては、誰が何と言おうと、今日が夏と夏休みの終わりです。とっくに大人になったはずなのに、やっぱりこの日はいまだに寂しい。大人であると同時に子どものベテランでもある僕は、現代っ子の小学生達以上に、夏の終わりを憂いております。
さて、本日は夏休み中の小学生クラスで行った「食品サンプル作り」の報告をさせていただきます!今回のカリキュラムでは、紙粘土で目玉焼きとベーコンとパン、樹脂粘土でレタス、溶かしたロウでエビの天ぷらを制作いたしました!紙粘土で作る目玉焼きなどは、小学生クラスの油絵のモチーフとして制作したものからヒントを得て、今回のカリキュラムにいたしました。しかし紙粘土だけでは、せっかくアトリエでやる意味がない。ここはもう本格的にロウを溶かして、実際の食品サンプルと同じ方法で天ぷらを作っちゃおう!きっと未体験で、ちょっと危なくて、面白い経験になるはず!ということで、夏のカリキュラムに決定いたしました。
天ぷらは、溶かしたロウを熱湯に垂らし、ゆっくりとお湯の中でロウが固まっていく最中に、浮いているロウをすくうようにまとめながらパパッと形作ります。溶けたロウとお湯が材料。熱いです。火傷しないレベルの熱さではありますが、普段ロウソクの溶けたロウなんて「火傷するから触らないように気を付けなさい!!」って言われているようなシロモノを、なんと今回のカリキュラムでは「ロウがドロドロのうちに、我慢して手ェつっこめ!!」と言われるわけです。天邪鬼で反面教師、ミオスらしい授業ですね。キャーキャー言いながら、そしてビビりながらではありましたが、みんな勇敢にも灼熱のロウへと手を進め、なんとか全員無事に(怪我なく)完成したのでした!!
ということで、冒頭でもお話したように、夏休み最終日です。今回の食品サンプルは、小学校へ提出する夏休みの自由研究としても人気がありましたが、みんな無事に宿題は終わったのでしょうか。僕は8月31日に、一番めんどくさい「夏休みの毎日の日記」みたいな宿題を残してしまうタイプでした。今頃宿題やっている子もいるのかな?ちなみに先生は大人だけど宿題(明日納期の仕事)がありますので、宿題が終わっていないそこのキミと一緒、今日も徹夜だよ!!
…そんなわけで、小学生時代と同じ気分で八月を終えるのでした…
夏休みワークショップにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
田中幸介