モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

椅子モノ語り

2017-06-13 01:31:40 | 小学生 工作


今回は椅子について。               (南澤)

人類はこれまで、椅子のデザインについて極限にまで考察を行なってきました。機能として装飾として、あるいは哲学のテーマとして。イタリアのデザイン界においては、椅子のデザインの代表作(あるいは哲学)を持たない人物は一流と見なされません。僕も二十代の頃、必死で取り組んだものであります。そしてこれまでに100以上のデザインをしてきましたし、誰でも作れる画期的な方法を出版して、ちょっとした流行を作ったりもいたしました。(写真参照)ところが、エラそうにブツブツ言っているワタクシを尻目に、子供たちは自由奔放に椅子をどんどん作ってゆきます。イタリア帰りの人類的叡智を伝授する間もなく、キテレツな椅子が現象化してゆきます。ああ、しかもオモシロイ!僕は自我崩壊の危機にオロオロするばかりです。僕の呼吸は速くなり、やがて黄金の光に包まれている自分に気がつきました。見上げると女神が微笑んでいます。もういいのよ、自由になりなさい。僕は号泣しながら、ああサンタマリ、、、、

(勝手ながらここで打ち切らせていただきます。 小原 )

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いつか懐かしくなる椅子

2017-06-09 23:57:35 | 小学生 工作

水曜日小学生クラス、アシスタントの中島宙紀です。先週完成した椅子について書かせてもらいます。 製作では必要な長さに切断し加工しと難しい作業もありましたが、低学年を高学年が手伝う場面などあり協力して作り上げていき、個性的な椅子達が完成しました!!
私自身、アトリエ・ミオスに15年間在籍し活動していたので12年ほど前に同じ椅子を作っています。「俺も高学年のお兄さんに手伝ってもらったな」と思い出し作業を昔の自分と重ねて見ていました。(このブログの中で、水曜夜間大人クラス・アシスタントのアカリ先生の椅子だけは発見しました。小学生時代のアカリ先生が気になる方はコチラをどうぞ!)

製作を見ていると自分の椅子が気になり自宅を探してみると、当時作ったものが残っていて今でも座れました!頑丈です。10年以上前に作った作品を前にして懐かしさと「その時の自分、結構頑張ったな。でも色使いはどうだ?」と問いたくなりました(笑) よく見ると釘に当たらなかった金槌の痕があり当時の自分は作るので一杯一杯だったのかな?と感じられました(そんな記憶も少しあります)。これも懐かしい思い出です。 私の作った椅子は押し入れの中に入れられてたのでこれを期に使いたいと思いました。 だから今回作られた椅子達も、すぐにしまわないで使ってほしいなと思います。

私のお話になりますが、現在は幼児教育学部の大学3年生です。ミオスのアシスタントとしてやらさせて頂くのは高校時代のお手伝いから3年ぶりです。(その頃は「ヒロ先輩」と呼ばれていましたが、今は昇格して「ヒロ先生」と呼ばれています。笑)当時を思い出しながら指導していっているので迷う点が多々あり試行錯誤していますが、私が子ども達と関わる上で大切にしている「積極的に」を基本に、子ども達と関わりながら日々精進していきたいと思いますので、今後共どうぞよろしくお願いします!

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10年もの完成!

2017-06-05 23:32:08 | 小学生 工作

小学生クラス 椅子 どうも幸介です!月曜クラスの椅子が完成いたしましたのでご報告です!!少し前のブログでも書きましたが、今回のこの作品、太い木と釘・ペンキと、すごーく頑丈にできております。おそらく10年は余裕で保ちそうな作りですので、彼らが大人になった時に、この自分のデザインをどう思うか楽しみです(笑 肝心のデザインはというと、月曜クラスはちょっと原色が多め!皆一様にこだわりはあるようで、小学校2年生女子でも「黒がいい。模様はいらない。」とミニマリズムを追求する強者もいれば、「ホラーっぽい感じにしたい」と生白い手を描いたものの、翌週に「やっぱり怖くなってきちゃった…」とデザイン変更する小6男子もいたりと、様々です。小学生ならではの、刹那的だけど頑固な、ちょっと矛盾したデザインの作り方が好きだなぁと思いました!! 自分の椅子にしてもよし。高いところのものを取る踏み台にしてもよし。観葉植物の台なんかも良いかもしれません。この長持ちする椅子、大事に使ってくださいね!!
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野外で椅子作り

2017-05-22 12:30:21 | 小学生 工作

小学生クラス 椅子作り

どうも幸介です!!季節の変わり目で思いっきり体調崩しましたが、山奥に川下りに行ってリフレッシュして治してきましたー!!ご迷惑おかけいたしました…! 

さて、現在小学生クラスでは、木工作で椅子を製作しております。木を切って釘を打って、すごーくガッシリと製作しております。音も出ますし天気も良いので、道行く人に見守られながら屋外での製作となりましたが、街の人々に「もっとしっかり支えないと切れないよ!」とか「こうやってノコギリは使うんだよ」と、なんとお手伝いいただいたりもしながらの製作。生徒の皆もちょっと緊張しながらも、ご年配の方々にお礼を言ったりしながら、いつもの授業とは違う刺激のある製作となりました!!

外で天気も良いので、作業に飽きてしまった数名が本気で遊びだしておりますが、まぁたまにはメリハリ効いた授業もいいかな、と大目に見ております…(笑

ちなみにミオスOG講師の加余子先生、佳絵先生、朱莉先生は10年前の小学生クラス時代に今回のこの「椅子作り」をやっております。みな「懐かしい〜!」「今でも家で使ってます!」と、まだ現役で使用中だと言ってました!ということで、ほんとに丈夫に作りますので、現小学生クラスの皆もしっかり作りましょうね!!!

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八百文のピーマン

2017-05-17 21:19:32 | 小学生 工作

水曜小学生クラス担当の黒羽です。昨日に引き続き、小学生クラスで先月作ったピーマンについて話をしていこうと思います。
ピーマンの作成方法について昨日の南澤先生のブログを読んでも良く分からない…といけないので(巴里のピーマンって言われてもW)ざっくり言うと、今回は目隠し触感制作・観察し視覚制作で、一人2つのピーマンを作りました。
リアルなピーマンを作るコツは大きく分けて2つ。「カタチ」と「色」です。
今回は色について話をしていこうかなと思います。
リアルなピーマンを作るには黄色→黄緑→深い緑のように段階を分けて塗って行きます。単純な1色ではなく複数の色が入る事で自然なムラが生まれリアリティが生まれます。生徒のみんなが一番苦労していたのは最後に塗る緑の色でした。
本物って意外と濃い緑の色をしているんですよね。絵の具そのままのビリジアンではやはり鮮やかすぎるんです。みんなあの手この手でピーマンの緑色を作って行きます。藍色を少し混ぜてみる子や黄土色を少し混ぜる子…自分なりに色を探って行きます。それぞれが辿りついた緑が本当に個性的でキレイです。
最後にニスを塗り全体に艶を出したら完成!
ビニール袋なんかに入れたら大人だって騙される完成度です!(ですのでゴールデンウィーク中にノリ先生は、同級生の働く八百文のおじさんに頼んで、売ってもらったそうですよ!売れたかどうかはノリ先生に聞いてみてね!)
いろんなプロセスが学べるいい授業だったと思います。

それにしても人類初の単独大西洋横断飛行まで比喩に持ち出され、壮大なテーマで語られた後にどんな言葉を書き連ねても、説明的でつまらない文章に見えてしまい大変書き辛かったので、次回から南澤先生の後のブログアップは遠慮させてもらおうと密かに決意するのでした。

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巴里のピーマン

2017-05-16 02:25:17 | 小学生 工作

本物は一つも交じっておりません!

 

久しぶりのブログでご紹介するのは、ピーマンの模刻授業であります。     (南澤)

今回生徒たちは、まず真っ暗な教室で目隠しをされるところから始めました。さあ、何を触っているか当ててごらんゲームであります。もちろんどっかの大学の破廉恥サークルではありませんので、ピーマンが渡されたワケですが、瞬殺で当てられてしまいます。ところが、今回突如ソルボンヌ大学ばりのアカデミズムに目覚めたアトリエミオスは、目隠しさせたままの状態でのピーマン観察と粘土制作を強行いたします。知覚の限定された環境においては、ある種の感覚はより意識化され研ぎすまされる、ハズなのです!

視覚情報を遮断された児童たちの指先は、貪欲にピーマンの起伏を探ってゆきます。何気なく見過ごしていた野菜の形態的レゾンディートルが、生徒たちの大脳に直接訴えているのが分かります。、、、モシモシ、聴こえますか?ワタシはピーマンです。ワタシはタダの緑色した苦い野菜の一種類というだけではアリマセン、、、コンナカタチヲシテイタコトニキヅキマシタカ、、?

大変な感動と認知にいたった生徒たちでありましたが、目隠しのままいざ粘土で作ろうとすると、視覚遮断のハンディーは表現力を大いに減退させてしまいます。しかしそれこそが今回の最大のねらいなのであります。目隠しでの粘土制作を終え、視覚という強力な武器を再び手に入れた彼らの眼は、闇の中で想像していた形態を見極めんと、まるで獲物を狙う野生動物のような眼でピーマンと再対峙していったのでありました。児童はついに、観察の鬼と化したのです!恐るべしアトリエミオス!

果たして、全知覚を取り戻した彼らの観察力と再生力は、飛躍的な成長を遂げます。みずみずしいピーマン達が、教室中で躍動しながら産み落とされてゆきました。写真をご覧ください、あれが巴里の灯です!

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熊手がかき込むものは…?

2017-02-10 00:21:38 | 小学生 工作

大竹です。小学生の熊手作り報告も最後です!今回は幾つかの飾りの作り方などをご紹介します。

まずは一番目立っているおかめですが、こちらは張り子になっています。まずは水粘土で顔の凹凸を作ります。そして新聞紙をちぎり水に濡らしつつ粘土に貼り付けていきます。その上からヤマトのりを溶いた水で半紙を貼り付けていきます。1日ほど置いておき、乾いたら形が崩れないよう丁寧に水粘土をスプーンなどで掻き出します。そしてお楽しみ、顔をペンで描いていきます!見本のおかめがついた熊手は、ミオスのイーゼル看板に括り付けてあったので、みんな階段を降りて見本を見て顔を覚え、急いでアトリエに戻り顔を描き、忘れたらまた見本を見に行って・・・を繰り返していました。(これは小原先生の作戦で、皆におかめの顔を覚えてもらう為だったのです!)彫りの深い外人のような顔立ちのおかめがいたり、鼻の長い面長なおかめができたりと一番作り手の個性が出ていた飾りでした。

次に逆さまにくっついてるタイですが、これは本物のたい焼き用の型を使って紙粘土で作りました。左右違う向きのタイを使うので、型をとるときも左右向きを変えて作ります。作り方は簡単ですがボリュームがあるので、このタイが付いているだけで一気に豪華になりますね。

どんと焼き餅も本物のお餅でできています。熱く柔らかいうちに食紅を混ぜで紅白のお餅を作った後、ちねりながら針金につけていきます。ここが結構難しく、餅が手にくっついて上手く丸められなかったり、餅を水で濡らしすぎてべちゃべちゃになったりと・・・。なかなか上手くいかず、もうこれ食べちゃっていい?と言い出す子もいました笑

〇〇家プレートは、最初『大竹家・家内安全』のように書かせようとしていたのになぜか「四文字熟語ならいいの?」と『〇〇家・波乱万丈』『〇〇家・食料困難』『〇〇家・肥満体質』など、縁起悪いというよりもはや熟語ですらないようなのまで書いていて笑わせてもらいました。波乱万丈の熊手は一体何を掻き込んでくるのでしょうか・・・?

タイ以外の飾りはそれぞれ自由な位置につけたので、つるがど真ん中で羽を広げていたり、小判があちこちにくっついていたりして、飾りの位置が全く同じものはおそらくないでしょう。ちなみに熊手自体もホームセンターで購入した本物のミニ熊手です。ぜひお家に飾って頂き、福をかき込んでくださいね!

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give&take熊手作り

2017-02-08 23:24:35 | 小学生 工作


お久し振りです。黒羽です。
昨日の田中先生のブログでもご紹介されていましたが、小学生クラスの今年一発目の授業は熊手作りでした。
熊手にはいろいろなアイテム?が多くありあますよね。それを全部作ってしまおうっていうんですから大変なんです。
火曜クラスと水曜クラスは生徒の人数が20人を超えるため、それぞれを3つのテーブルに分け作業を進めました。おかめ張り子を作る作業が終わったら、次の鯛焼きの型から粘土の鯛を作る作業のテーブルに、鯛の作業が終わったら次のテーブルに…と生徒達は製造工程の流れ作業にてんてこ舞いです(笑)
僕はといいますと枝垂れ柳の餅作りに追われ、講師なのにてんてこ舞いでした(笑) 餅は固まると付ける事ができなくなるので、直前まで熱湯の中で熱々の状態にしているため、これが熱い熱い。
そんな手の回らない僕を見て、写真のように自分の作ったものを後輩に教えて作らせてくれる生徒さんも!後輩達に教えてあげる姿を見ていると、大変頼もしいなと思いました。教わって教える。どちらも体験できるいい機会になった…かも(笑)
大変だったけど、ボリューム満点の熊手ができてみんな大満足でした。みんなが一生懸命作った熊手。いっぱい福をかきこめる事でしょう!

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熊手完成報告!

2017-02-07 19:20:52 | 小学生 工作


小学生クラス1月課題 熊手作り

どうも幸介です!今日は1月の小学生クラスの「熊手」が完成いたしましたのでご報告させていただきます。年末の酉の市などで見かける熊手、その用途から運や福をかき込む縁起物として有名です。今回のミオスの授業では粘土・張り子・紙工作など、色々なミニ工作の組み合わさった楽しい工作となりました!!

最初の授業で皆に熊手の説明(由来や、モチーフそれぞれの意味など)を説明したけど、みんな覚えてるかな?鯛はあえて逆さまにくっつけていますが、これは新前などに奉納する際に祝い鯛を雌雄二尾腹合せにして供えたそうで、それで熊手にもこういう形でくっついているそうです。紅白の花餅は豊穣を祈願しているとか。小さい破魔矢もくっつけたので、今回の工作はこれでもか!ってくらい縁起が良さそうです!!せっかく日本で美術に触れているのだから、こういうトラディショナルな授業も文化や歴史に触れることができて面白いなぁと思いました!!

 熊手は神棚やその年の吉方に飾ると良いとされているようなので、自分達の部屋や玄関などに飾ってみてくださいね!!

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夏の宝石箱

2016-09-23 00:01:29 | 小学生 工作

いよいよ寒くなって参りましたが、今回は夏真っ盛り8月のカリキュラム虫の標本箱作りの様子をお伝えします!

9/19の記事で松井先生が説明してくださった通り、紙で立体の虫を作り→アクリル絵具で着色→ニスを吹き付けて完成!という、文章で説明すればとっても簡単な手順の作品です。
しかし、そこに大先輩先生方が長年培ったノウハウを盛り込み、ただ手順を聞いて作っただけでは再現できないほどのクオリティを実現しています!
あまりに手軽さと仕上がりの釣り合いが異常なので、私個人的にすごいカリキュラムだと感動した1つでもあります。(大袈裟?)
 
そのノウハウといいますと、本当のところ秘密にしたいのですが………特別に事細かに記載しますね。笑
まずこの色味なのですが、一見ただの茶色に見える虫でもよーく見ると光の加減で他の色が見えてきます。これが虫のリアルさを引き立たせているのですが、その色味を再現すべく、単色で塗るのではなく様々な色を塗り重ねているのです!
そして、特に大切な仕上げがニスを吹き付けることです。これで昆虫独特のテカリが出て、本物そっくりになります。
極め付けにホンモノと同じよう虫ピンで箱に固定して、スタンプでアルファベットを1つ1つ押し作った名札もつけて出来上がりです。
 
生徒たちも、先生の参考作品を見てテンションだだ上がりで早く作りたい!という子がたくさんいました。
手始めにカブトムシ、蝶を作ったと思うと、3匹目からはオリジナルの虫作りを始めたりして、教えているこちらも未知の生物に出会えてとっても面白かったです!
オリジナルの虫のアイデアといいますと、野菜に擬態する虫や、石ころに擬態する虫、それもはや虫なの?と思うものまでバラエティに富んでおりました(笑)

箱に入れ作品が出来上がると、本当に宝石箱のようで、完成させた生徒たちのやりきった顔を思い出すとこっちもニヤニヤしてしまいます。
昆虫採集には行ってないけど、作ったことが丸々夏の想い出に残る素敵な課題でした!
では皆様、本当に寒くなって参りましたのでお身体にお気をつけて!
(先週風邪をひいてお休みを頂き反省中の菅原より。)
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個性の標本

2016-09-19 21:29:01 | 小学生 工作

 気づけば日暮れが早くなり、夏も終わりかあ……ということは大学の長い長い夏休みももうすぐ終わり!?と頭を抱えております。松井です。

本日ご紹介するのは小学生クラス・8月の制作、標本箱作りの作品です!まずは紙工作で立体的な虫を作ります。頭や腹、足などパーツごとに制作し、組み立ててアクリル絵の具で彩色しました。最後にニスで仕上げたカブトムシなどは特にリアルな質感になりましたね!虫が完成したら箱に入れ、タグをつけてオリジナル標本の完成です。本物の虫標本とはまた違う思い出が詰まった標本がたくさんできました!

標本箱づくりはポスター制作との選択制だったため、ポスターを描いている生徒がチラチラと隣を気にして……なんてことも。そのため月曜クラスでは8月の最終週にポスターが終わった生徒も含めて全員でカミキリムシを作りました!床で輪になり、みんなで工作するのは机の上とまた違った楽しさがありますね。出来上がったカミキリムシも長い触覚や鮮やかな色が素敵です!集合写真で……あれ?裏を見せたり耳に当ててる不思議な子は誰ですか?

こちらの標本箱は選んだ虫も様々、色の選び方も様々で個性が満載。よく見ると節や触覚までキッチリ作ってあります。展覧会で出品予定の生徒もいますので、是非近くでご覧くださいね!

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夏休みワークショップ・課題のご紹介

2016-06-27 20:40:34 | 小学生 工作

夏休み小学生クラス選択課題 ・ 標本箱作り見本

どうも幸介です!すでにチラシをご覧になった方はご存知かと思いますが、夏休みのアトリエミオスはワークショップの開催予定がいっぱい!!本日ご紹介するのは、その中でも小学生クラスで内部生も内部生も合同で行う課題、「標本箱作り」の見本を載せてみました!!

作り方は単純、画用紙で工作して、そこに絵の具を塗っただけ!羽の部分は、セブンイレブンのお弁当のフタのプラスチック!!でも、それにしてはけっこうリアルだと思いませんか!?折り曲げ方や色の陰影のつけ方なんかにちょっとしたコツはありますが、例えばワークショップで参加して一度作り方を覚えてしまえば、参加後にご自宅で量産することだって可能ですね。夏休みの宿題としても見栄えするのでおススメです。

僕が見本を作っているのを見て、自分も欲しくなって作り始めている中学生も数名いるこの課題。個人的にやりたいなぁと思っていた課題なので、たくさんの皆様の参加をお待ちしておりまーす!!
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ミオス(カオス?)なジャムセッション

2016-06-21 22:52:15 | 小学生 工作
火曜小学生クラス「人体の研究?」  (南澤)

僕が長年やっている活動のひとつに、バンド活動があります。曲や楽器すら決めずにひたすら流動的に自由なセッションしていくのですが、これが実に楽しい。さて今回の課題は、始めこそ「人体の研究」と銘打って、2人組の人間の構造を描くアカデミックな訓練から始まりましたが、週を重ねるうちに「2人の人間の関係性」や、その「内面的ストーリーの抽象的立体化」と変化していく、ジャムセッションな様相を帯びてゆきました。計画性の欠如と言われれば、そのとおりでありますが、それこそジャムの真骨頂。

生徒達のつくったの人形たちは、その脆弱なネンドの構造からヨレヨレになったりしましたが、そこから「酔っ払ってるおっさん2人組、新興宗教の勧誘の図、アロハを着て昼間に歩いていたという理由だけで職質されている男」等のストーリーが喚起され、果てはアタマから奇怪なオーブやオポーツの如き物質を吹き出したのであります。
最後に至り、オバラ先生をして《社会的価値や一般的評価を基準としない、自分自身の内面や欲求に自然と向き合い創造力を刺激する課題》という苦し紛れなwテーマが銘名された、この記念すべきシリーズは、結果オーライ、ミオスの歴史にまたひとつ伝説を作ったと思われます。






セッションの最後に、生徒達が書いた作品の解説カードをいくつかご紹介。

喧嘩をしている人体の頭上に、羽子板の羽のようなものが一杯出ているオブジェを作ったある生徒の解説は、「大親友だった二人が突然喧嘩を始めた理由は何でしょう?」ラストのページに『答え』があり「喧嘩の種が空から降って来たからです。」

またある生徒のカードの解説:「あるところにラブラブのカップルがいました。」の次のページは、2人の間にちいさな子どもが描かれていたので「わーステキ!結婚して赤ちゃんが生まれたのね?」とオバラ先生が聞くと、「ううん、そんなに単純にいかないよ。これは赤ちゃんじゃなくて天使。彼女に振られてずっと泣いている男が可哀想になって、天使が彼女に『考え直してあげて』ってささやいている絵だよ。」



数年に渡り、アトリエミオスの客分?として存在させていただいておりますが、こんな自由で素敵な《社会的価値や一般的評価を基準としない、自分自身の内面や欲求に自然と向き合い創造力を刺激する課題》がタマにあるので、ナカナカ辞められませぬなー!!
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人体の観察、からの工作

2016-06-20 20:44:05 | 小学生 工作
どうも幸介です!先日の大竹先生の記事でもありましたが、本日も4・5月の小学生クラスの課題の完成報告です!!まず粘土で人物2人の組み合っているポーズを制作→→→それを見て人体の構造を観察しながら水彩画→→→最初に作った粘土の人物にデコレーションしてモダンアートを作成!という流れでございました。まずは人物画から↓


普段学校などの絵画では、正面からの姿を描いてしまいがちですよね。しかし今回の授業では、実際に自分で作った粘土の人物を観察しながら描く事によって、横から・背面から・斜めからと立体的な人物の重なりが描けていますね!!一度立体で制作したことによって、人体同士の空間・距離なども理解しやすかったんではないかと思います。

そして、そんなアカデミックな制作からは打って変わって次は自由な工作!!↓



月曜日クラスは「頭から生えて来るもの、気持ちや考え、葉っぱでも花でも羽でも何でもアリ」ということで制作。当初はどうなることやら、と思いましたが、完成してみるとけっこう素敵!!自分の名前をアルファベットで切り貼りしたりしまして、「頭から生えたもの」の抽象的で無秩序な感じと「アルファベット」のブロック体のカッチリした感じが相まって、なかなか小学生ならでは!!のモダンなオブジェに仕上がったな、と思っております。もしこの彼らの作ったオブジェをご自宅で飾る場合は、立方体のアクリルケースの中になんか入れて、本棚の中間かなんかに無造作にポンっと置いたりすると、雰囲気が出てすんごくオシャレになるんじゃないかと思います!!

ちなみに皆には自分の作ったこのオブジェの説明文も書いてもらいました。頭から何が、どうして生えたのか。生えてどうなるのか、の説明書きです。腕相撲をしている人物の頭から生えているのが、植物や貝などの癒しグッズだったり(腕相撲の熱気を癒す効果があり、その癒しの結果、腕相撲は引き分けになるそうです)、取っ組み合いのけんかをしている人物から生えているのは30人の裸の人間というめちゃめちゃカオスな状態だったりと、なかなか興味深いんですこれが。親御様方には、是非とも説明文も合わせて作品を見て頂きたいなぁと思います!!
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粘度人間たち

2016-06-17 22:41:10 | 小学生 工作
大竹です。
後期から木曜日の午後の授業がなくなり、小学生クラスと学生クラスに出没しております。

水曜日クラスに続いて木曜日の粘度人間達をご紹介します。
4月2週目に、つまみ出し技法を用いた『粘土制作』をしました。人体を2人分作り、組みポーズにします。
今回は、石塑粘土という天然の石の粉から作られた粘土を使いましたが、2人を組み合わせることで安定感が増し、複雑なポージングも可能になりました。
下の写真は小原先生が撮った『Shall We Dance』ですが、本人達は格闘技のつもりで制作していましたので、さぞや不本意だったことでしょう。
写真の粘度人間は皆立って組み合ってますが、他にも押し倒した相手に跨がって殴り掛かっているポーズやおんぶしているポーズもあったりします。

3週目以降は、完成した粘土を見ながら、人物の重なりを考え、『水彩画』を描きました。物と物が重なっている時の表現方法は、今後絵画制作でポイントとなりますので、ぜひ習得てもらいたいものです!
ある子がスターウォーズの一場面の悪役と悪役に剣で刺されて膝をついている人物を描いていたのですが、ふと見ると悪役の足をハサミで攻撃しているカニ(ザリガニだったかも)を描いていました。
なんでカニ?!?と思い本人に聞いてみると、刺された人物の魂がカニに宿り敵に攻撃しているのだそうです。
SFな宇宙船の内部とカニというシュールな組み合わせに、日々固い固いと注意されている私の頭は粉々にされました。羨ましい発想力です。
5月は、4月で制作した人物粘土&人物画からの展開で「自分の頭から植物が生えてきたら、それはどんな植物で、なぜそれが自分から生えてきたのか」というテーマで立体制作でした。
木曜クラスは私のアイデアで、冬虫夏草のように組ポーズの石塑粘土の体から針金で茎や根を生やし、色紙で不思議な葉や花・実を作っていくという課題にしてみました。
粘度で木の実や虫の体を作り、紙で萼や羽を作って異素材を組み合わせたりしました。
最初にぺらぺらな紙に少し切り込みを入れ、簡単に立体的な葉っぱを作れるやり方を説明したのですが、説明後すぐにそのやり方を応用し大輪の花を作りはじめた子がいてやるなぁ・・・!と関心させられました。
先ほどのスターウォーズの子も粘度で何かを作っていたので例のカニかな??と思ったのですがタランチュラを作っていました。(カニじゃないのか?!)
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