モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

紙すきワークショップ!

2015-08-12 20:01:35 | 幼児ワークショップ


幼児の夏休みワークショップのラストを飾る紙すき!
紹介させていただきますのは、咽頭炎なるもののせいで月曜あたりから声が出ない磯辺です。
そんな私のために、本日の授業は急遽、昨日ブログを担当していたかよこ先生が助っ人に来て下さいました!本当にありがとうございます!

さてさて、皆様紙すきって知ってはいても、実際にやってみる機会ってそうそうないんじゃないかと思います。この、紙すき大好き人間磯辺は高校卒業まで高知県で生まれ育ったので、小学校の授業でもありましたし、多摩美在学中も紙すきの授業を選択していたのですが、実は、簡単な紙すきならご家庭でも手軽に出来るんです。

授業の最初は紙についてのお勉強タイムからスタート。えり先生が「紙の原料って何か知ってるー?」と聞くと、「紙ー!!!」との返答。みんな、紙は木から出来てるからね!今日は紙から作ったけど(笑)パルプやリサイクルってことば、ちゃんとおぼえてかえったかな!?

今回の授業では、ハガキサイズの紙すきにチャレンジしました。
まず枠は木材と網戸用の網で作ったものを使用したのですが、これがなかなか作るのが大変だったので、枠は文房具店やネットなどでの購入をおすすめします。
次に紙の原料となるパルプ液ですが、
1.牛乳パックを開いて、底の部分を取り除きます。
2.沸騰したお湯で一時間ほど煮込みます。(水だと2〜3日)
3.両面のつるつるしたところを剥がし、細かくちぎります。
4.水とヤマト糊と一緒にミキサーでどろどろにします。完成!
こうして出来た液を、子供達に押さえておいてもらっている枠の中に先生たちが流し込みます。木枠から網を外してタオルで水気をきって、ある程度乾いたらアイロンをかけちゃいます。(ご家庭の場合は日当たりのいい窓に貼り付けて乾かしても)
一枚目はオーソドックスに白いままの紙をすいてみたのですが、二枚目からはアレンジ!色とりどりの和紙のフレークや毛糸をちりばめて、お好みでその上から色水を少々・・・。ピンクや緑の色水を水差しに入れたので、「かき氷のシロップみたい!」と盛り上がっておりました。
そうして出来上がった二枚目以降のハガキが写真のものです。
なんだかこうして見ると、花火みたいで華やかでとってもいい!!

枠さえ、枠さえなんとかなれば、ご家庭でも比較的簡単に出来ますし、子供たちもテンション上がりまくりになるので、ぜひ夏休みの自由研究なんかにもいかがでしょうか?

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