モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

頂きっぱなしなボランティア

2019-11-19 17:06:27 | 小学生 イベント

火曜のブログ当番をすっかり忘れていた旭です。大変申し訳ございません!最近教員免許の実習準備、模擬授業作成に忙しくうっかりしておりました。ごめんなさい!‼!

今回は東住吉小学校で毎年催されるとうすみフェスティバルにて、「アトリエ体験」ワークショップのボランティアを開催しました。その準備と当日仕切りを担当させていただきましたので、感想と、ボランティアで実は逆に自分が施されていた、というお話を書かせていただきます。

一平先生のワークショップ企画をお借りして、飛び出すポップアップカードの作成をしていきます。
教室に入るなり、私の心臓はバクバク、手はブルブル、足もガクガク。なんせ大先輩の現役小学校教員の方が、教室の中にいらっしゃるのです(私の大学の中で、現職の先生方は比喩表現なしに「神様」です)。さらに、これまで一度も、こんなに期待した目をした25人の生徒たちに授業をしたことはありませんでした。前年度からアトリエ・ミオスの評判を聞いている生徒たちを前に、「失敗は許されない」とガチガチに緊張した状態で、挨拶をしました。あらかじめ用意しておいたサンプルの飛び出すカードを披露します。
  パカッ
「おぉー!」
「えぇ〜!?なんでぇ〜!?」
みんなの反応は良さそうです。よかった。ワンテンポ置いて、じゃあみんなも作ってみよう。なあに、難しいことはない……ここで説明は終わり、私たちの仕事は子どもたちの想像力を活かすものへと変わります。画用紙を切って貼る、折り紙を折って貼る、カードの端をギザギザにしてみる。色んな作品が出来上がりそうですね。

40分×3回、程よい緊張感を保ちながら、お手伝いをお願いした3人の大学生の仲間たち(2人は私同様、ミオス卒業生)の助けもあって、大きなアクシデントもなく無事終えることができました。彼らの助けがなければ、緊張から失敗していたでしょう。お手伝いありがとうございました。生徒さんたちも先生方も楽しんで頂けたならよかったです。

さて、今回ボランティアを準備、進行させて頂いたわけですが、気付いたことがあります。教育学部に在学してもう2年目になり、来年には教育実習が始まります。そんな中、模擬授業だけでは太刀打ちできないところが多い。やはり実際の生徒の前に立ってフィードバックを貰える経験が重要です。その経験を今回させていただけたのは、東住吉小学校の寛容さ、ノリ先生の期待、一平先生の企画力、人脈、さまざまな人が私に味方してくれたからです。誰かの厚意がひとつでもなければ立ち行かなくなる経験でした。私と繋がりを持ち、助けてくださった皆様と、参加してくれた生徒さんたち、学校の皆様に、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。


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