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●【西谷文和 路上のラジオ】《小出裕章さん…東京電力福島第一原発のトリチウムなど放射性物質を含む処理水を海洋放出していけないわけ》

2021年06月16日 00時00分30秒 | Weblog

[※ 『ふくしま原発作業員日誌-イチエフの真実、9年間の記録』(片山夏子、朝日新聞出版、2020年2月刊、1700円)↑]


 (2021年05月29日[土])
【西谷文和の路上のラジオ 第52回「佐高信さん講演会」&「小出裕章さん緊急インタビュー」】(https://www.youtube.com/watch?v=IKbHdkdE5iU)。

 《【特集1】小出裕章さん 3.11を忘れない「ズバリ!教えて!東京電力福島第一原発のトリチウムなど放射性物質を含む処理水を海洋放出していけないわけ」…「処理水」といいますが、間違いなく「汚染水」であり、福島のこれらをどうしても海洋放出しなければならない別の訳が、原子力村(=原子力マフィア)にはあると言います…。》

 やはり、「汚染水」の海洋放出からX年後を恐れる。
 通常運転している核発電所からのトリチウムと東京電力核発電人災の処理水という名の汚染水中のトリチウム (など) を同列に論じていいのですか? そもそも両者の排出量は同程度なのですか? 年間排出総量で大雑把に20倍ほど、それを30年間ほど実施しようとしているのではないですか? さらには、建屋内に残っているトリチウムは1000Bqを超えているのでは?

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
    「政治の無能、企業倫理の欠如、それに加えて司法のあまりの無責任さ
     原発問題に関してまともに司法が機能した例はごくわずかで、
     政治や(公・私)企業の行いへの追随ばかりだ。市民サイドに立て
     とは言わない、でも、せめて公正・中立であってくれ」
    《放射能を「無主物」と言い放つ東電と裁判所の責任
    《東電側は放射性物質は誰の所有にも属さない「無主物」であって、
     飛んでいる虫のようなものだから除去する責任を負わないと主張した。》

   『●《今なお続く福島の「不条理」》:東電の初期の主張は「無主物」
             …裁判所は《放射性物質…農家が所有》と言い放った
    《「私の住んでる農地は、日本でも美味しいお米がとれる
     土壌だったんです。それが壊されたからね、土壌汚染によって。
     だから、東電に原状回復してもらう。」》

   『●「生業を返せ、地域を返せ!」…原告団馬奈木厳太郎弁護士「国の
     対応、東電の責任を厳しく断罪する判決となっている。一審よりも…」
   『●東電核発電人災汚染水放流に反対…(筆洗)《取り除くべきは放射性
     物質に加えて、地元の心配であり、悩みである。簡単には水に流せぬ》
   『●《東京電力は処理水を「希釈すれば飲める」》…政府、自公お維の議員、
         原子力「寄生」委員会の皆さん、「どうぞ、どうぞ御飲み下さい」
   『●「誤った情報に惑わされないために」「トリチウムの健康への
        影響は心配ありません」…「どうぞ、どうぞ御飲み下さい」
   『●汚染水の海洋放出…《避難したままの人たちは、いまだ4万人を
     超える。どれだけ多くの人たちがさらに傷つけられればいいのか》?
    「『ふくしま原発作業員日誌』…。片山夏子記者による労作。
     《著者のひたすらな記者魂に脱帽する》」

   『●「汚染水」の海洋放出からX年後を恐れる ―――《政府は
     基準値を大きく下回るまで薄めるというが…物質の総量は変わらない》


 デモクラシータイムスの【【原発耕論 No15】汚染水海洋放出は無責任の極み!】(https://www.youtube.com/watch?v=rUt5pk1oGJ8)も、とても勉強になりました。海洋放出以外の選択肢が示されています。

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https://www.youtube.com/watch?v=IKbHdkdE5iU



西谷文和 路上のラジオ 第52回「佐高信さん講演会」&「小出裕章さん緊急インタビュー」
2021/04/30

【特集1】小出裕章さん 3.11を忘れない「ズバリ!教えて!東京電力福島第一原発のトリチウムなど放射性物質を含む処理水を海洋放出していけないわけ」

【特集2】佐高信さん「スガ政治を許さない!連続講演会・佐高信が斬る菅義偉総理大臣の 10の大罪」(大阪市天王寺区民センターにて2021/4/17収録)

第52回の路上のラジオは、ふたつの特集をお届けします。まず前半は、「3.11を忘れない」緊急インタビュー。元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにお電話でお話しを伺います。スガ政権が、福島第一原発のトリチウムなど放射性物質を含む処理水を海洋放出する決定をしましたが、本当にこんな暴挙が許されてよいのかについて、小出さんには政府御用学者ではない冷静な科学者の視点で丁寧に解き明かしていただきます。処理水といいますが間違いなく「汚染水」であり、福島のこれらをどうしても海洋放出しなければならない別の訳が、原子力村(=原子力マフィア)にはあると言います・・。

そして番組後半は、先日 4 月 17 日に大阪市天王寺区民センターで開催しました「路上のラジオ」主催イベント「スガ政治を許さない!連続講演会・佐高信が斬る!菅義偉総理大臣の 10 の大罪」の模様を録音でお届します。「特権」と「人権」、双極にあるこの構図をどう読み解くべきか、毒舌ふくめ佐高節が今回も炸裂します!

盛りだくさんの「路上のラジオ」第52回、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください!

00:03 前枠 TM~
03:55 特集1(小出裕章さん) Jingle~
32:35 特集2(佐高信さん)   Jingle~
56:38 後枠 ETM~
57:43 アナ尻
60:00 曲尻 ETM FO~

<お知らせ>
 5月1日に予定しておりました前川喜平さんをお迎えしての「スガ政治を許さない!連続講演会」の2回目は、緊急事態宣言による会場閉館のため、止むを得ず延期とさせていただきます。今後につきましては、決まり次第「路上のラジオ」公式ホームページ等で改めてお知らせいたします。楽しみにしていてくださった方にはたいへん申し訳ございません。

※「路上のラジオ」の本!こちらもぜひ手に取ってみてください。
西谷文和・著 路上のラジオからの新刊(日本機関紙出版センター)
「ポンコツ総理 スガーリンの正体すべてはウソと八百長だった」
https://www.kikanshi-book.com/%E3%81%...

※「路上のラジオ」からご支援のお願い
このラジオ番組は、どのような権力からも自由であるために、あえて企業スポンサーを持ちません。ですのでリスナーの皆さまからのご寄付だけで番組を制作・配信しています。リスナーの皆さまおひとりとりのあたたかいお志しがあって、ラジオ局やYouTubeを通してたくさんの方々にお伝えすることができているのです。心から感謝しますとともに、ますますの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
ご寄付の詳細は、「ご支援のお願い」をご覧ください。
https://www.radiostreet.net/donation/

いつもご愛聴くださり誠にありがとうございます!
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https://www.youtube.com/watch?v=rUt5pk1oGJ8

【原発耕論 No15】汚染水海洋放出は無責任の極み! 
20210515
デモクラシータイムス



虚構の安全神話だった原子力発電所
今なおデブリの取り出しは目処立たず、増え続ける汚染処理水を安易に海洋放出をすすめる国の方針は本当に問題ないのか
コロナ対応で科学的根拠の欠落が指摘される中、果たして放射能に関して根拠は正しのか

放射線がDNAに与える影響を崎山さん、海洋放出以外の処理方法を川井さんが解説
流し始めてからでは遅い、なし崩しの原子力政策はもういらない


訂正
29:05 ~ 29:28
肝組織の核内にトリチウムが入った図には、ベーター線が周辺の細胞を貫いているように書いてありますが、トリチウムの飛程は0.6μですから核(直径6-8μm)に入った場合、核内から外には出ません。
編集時の誤った認識で間違った表現を行ってしまいました。
誤った情報を発信し、お詫び申し上げます。
文責・デモクラシータイムス


ゲスト:満田夏花さん(FoEジャパン 事務局長)
    菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金 事務局長)
    崎山比早子さん(元国会事故調委員、高木学校)
    川井康郎さん(プラント技術者の会)
司会:鈴木耕(デモクラシータイムス)
収録は、2021年5月15日

原子力市民委員会
http://www.ccnejapan.com/
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●《子どもたちに、原発が安全なエネルギーと思ってほしくない。同じ過ちを繰り返さないため、声を上げられなかった人たちの分まで…》

2021年04月11日 00時00分26秒 | Weblog

 (2021年03月22日[月])
安藤恭子記者による、東京新聞の記事【仲間の自死、見せかけの復興「このまま戻れない」…原発事故「自主」避難者たちの不条理な現在地】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/93000)。

 《東京電力福島第一原発事故の後、福島県内の旧避難指示区域外から逃れた人たちは「自主避難者」と呼ばれ、さまざまな支援の外に置かれた同県郡山市から川崎市に母子避難した松本徳子さん(59)もその1人だ。自主避難者への住宅無償提供が打ち切られた後、自死を選んだ同郷の母親もいた。「避難をした人、しない人。それぞれの選択が尊重される社会を願ってきたが、かなわなかった。不条理です」と自主避難者の現状を見つめる。(安藤恭子)》

   『●今村雅弘復興相、「本人の責任」「裁判でも何でも
      やればいい」と…「死の町」にした者こそ糾弾されるべき
    《今村雅弘復興相は四日の記者会見で、東京電力福島第一原発事故に
     伴う自主避難者への対応を巡り、国の責任を質問したフリーの記者に
     対し「二度と来ないでください」「うるさい」などと激高》。
    《「自主避難者」について、今村雅弘復興相が本人の責任
     裁判でも何でもやればいいなどと発言した問題》。
    《★この東電8000株所有の復興相・今村雅弘は、前任のパンツ大臣
     より始末が悪いのか。そもそも何に激高し何に謝罪したのか
    《支援団体「避難の協同センター」(東京都新宿区)の満田夏花
     (みつたかんな)事務次長は「被災者支援の要である大臣が、
     原子力政策を進めた国の責任を無視している。大変ゆゆしき問題だ
     と怒る。「国は避難者の実情の把握を怠り、福島県に責任を
     転嫁している。復興庁の避難者への姿勢が見えた発言で、
     あまりにひどい」と話した》

   『●今村雅弘復興相「問題は激高よりも「自主避難は
     自己責任」発言」…ココで「自己責任」論に出くわすとは…
   『●東京電力原発人災、支援の幕引き: 
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」
   『●東京電力に核発電所を再稼働させる資格はあるのか?
           無条件で即時に全ての廃炉作業に入るべき
   『●アベ様による「棄民」政策をも追認…東電旧経営陣の
     刑事裁判で永渕健一裁判長は「無罪」という「政治判断」を下した
   『●やはり核発電は「金のなる巨大木」だった…
     高浜「原発マネー」が八木誠会長ら関西電力経営陣個人に見事に《還流》
   『●東電旧経営陣に無罪判決…《誰も事故の責任を取らなければ
        企業に無責任体質がはびこり、また同じことが起きる》
   『●東京電力核発電人災、決して自主避難者の《自己責任》ではない
           …「原発事故がなければ福島を出た人は誰もいない」
    「《住宅無償提供打ち切りで、避難を続けるか、福島に帰るか選択に
     迫られた。家賃の支払いをめぐり被告となる人たちも出ている》…
     何という無慈悲。自主避難者を《被告》にする? デタラメ」

   『●《「知っている町はどこかに行ってしまいました。返してください!
     10年前を!」。故郷をめちゃくちゃにされたことへの怒りは深かった》

 国や東電のデタラメに対する答えは簡単だ、責任をもって東電や政府が「原状回復」して見せればよいだけ。元の姿に完全に戻してくれれば良いだけ。責任を果たして下さればよいだけ。《原状回復》して見せてくれれば、喜んで皆さんは元の福島の生活に戻られるでしょうよ。それに、そもそもこんな核発電人災などなければ、《福島を出た人は誰もいなかった。東京電力核発電人災、決して自主避難者の《自己責任》ではない…「原発事故がなければ福島を出た人は誰もいない」。

   『●「故郷の川に身を投げたい衝動に駆られた」
       「早く浪江に帰りたい」…「原状回復」することも無く…
    《全町避難が続く福島県双葉町で昨年末始まった「原子力広報塔」の
     撤去工事が4日、完了…原発PR標語の看板の一部を業者が細断。
     標語考案者の1人の大沼勇治さん(39)が「復元できない」と抗議し、
     工事は工法変更の検討などで中断していた》
    「双葉町で、《「原子力明るい未来のエネルギー
     「原子力正しい理解で豊かなくらし」と表裏に記された看板1枚の撤去を
     開始》していたわけですが、ついに撤去。「愚」の一言…双葉町長の言う
     《復興した時にあらためて復元、展示》は東電原発人災の何年後? 
     「麻薬」中毒患者にとって目の上のタンコブ、目障りな看板を取り去り
     はずせて、せいせいしているのでしょう。標語の作者である大沼勇治
     「少年」の言う《事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの》を
     この世から〝消し去った〟わけです。愚かです」

   『●核発電所は本当に《郷土の未来も照らしていた》のだろうか?
      「原子力 破滅を招く エネルギー」を東日本大震災・原子力災害伝承館に






(双葉町での聖火リレーに際しての大沼勇治さん、報道特集 2021年03月27日[土])



(双葉町での聖火リレーに際しての大沼勇治さん、サンデーモーニング 2021年03月28日[日])

 (松本徳子さん)《2月の地震でも原発事故の恐怖はよみがえり「このままでは帰れないと心に決めている戻れば、福島が大丈夫と認めることになるからだ。「子どもたちに、原発が安全なエネルギーと思ってほしくない同じ過ちを繰り返さないため、声を上げられなかった人たちの分まで、おかしいと言い続けなければと思っているんです」》。
 《事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの》、10年が経過した今こそ、「原子力 破滅を招く エネルギー」「原子力  破 滅  未来のエネルギー」も嚙み締め、伝承すべきではないか。

   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
               「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●東京電力核発電人災の刑事裁判: 東京地裁永渕健一裁判長の判決は、
          あまりに酷い理由も含めて《司法犯罪とも言える不当判決》
    《被告人全員無罪! 2019年9月19日、福島第一原発事故刑事裁判
     判決が下された。司法犯罪とも言える不当判決の内容を弁護士・
     海渡雄一が徹底解説する、前作「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」
     の改訂版。東京高等裁判所での控訴審を前に全国民必見の33分間!!》

   『●東京電力核発電人災後に《福島県から千葉県などに避難した住民ら
     43人が国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟の控訴審》で逆転判決
   『●東電核発電人災から10年: あの人災から何の教訓を得ることもなく、
      何も変わらないニッポン…核発電〝麻薬中毒〟から抜け出せないまま
   『●希望の牧場・吉沢正巳さん「この牛たちを見て、命の扱い方とか、
     原発があるというのはどういうことかを考えるきっかけになってほしい」
   『●《「国に法的責任はある」−原発事故で千葉県に避難した人々が
     起こした訴訟での東京高裁の判断だ。規制権限の不行使を厳しく指弾した》
   『●《「知っている町はどこかに行ってしまいました。返してください!
     10年前を!」。故郷をめちゃくちゃにされたことへの怒りは深かった》
   『●武藤類子さん《本来ならその人たちにとってもこの10年、まったく
     違った時間があったはず…原発事故は、その時間を奪ってしまった》
    《避難者の人たちだって、多分ほとんどの人は「叶うなら帰りたい
     と思っているでしょう。でも、それはただ同じ場所に戻りたい
     ということではなく、慣れ親しんだ、かつてのふるさとに帰りたい
     
ということ。「帰りなさい」と言いながら、復興予算がじゃぶじゃぶ
     投入されて知らない建物が次々に建ち、新しい住民ばかりが増えて、
     以前とはまったく違うふるさとになってしまっているというのは、
     大きな矛盾だと思います》。
    「東電や国はさっさと「原状回復」して見せてほしい…10年も経って
     しまったではないですか。下記CMLより、《ひとりひとりの市民が…
     国と東電の責任を問い続けています。そして、原発はもういらない
     と声をあげています私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です》」

   『●大阪地裁《関西電力3原発の運転差し止め認めず》、水戸地裁
     《東海第二原発の運転禁じる》、広島高裁《伊方原発3号機の運転容認》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/93000

仲間の自死、見せかけの復興「このまま戻れない」…原発事故「自主」避難者たちの不条理な現在地
2021年3月22日 12時00分

 東京電力福島第一原発事故の後、福島県内の旧避難指示区域外から逃れた人たちは自主避難者」と呼ばれ、さまざまな支援の外に置かれた同県郡山市から川崎市に母子避難した松本徳子さん(59)もその1人だ。自主避難者への住宅無償提供が打ち切られた後、自死を選んだ同郷の母親もいた。「避難をした人、しない人。それぞれの選択が尊重される社会を願ってきたが、かなわなかった。不条理です」と自主避難者の現状を見つめる。(安藤恭子

     (東日本大震災の追悼イベントで「原発事故を忘れないで
      と呼び掛ける松本徳子さん=10日、横浜市で)


◆いないことにされる私たち

 「五輪に向け、福島は今『復興』の一色。その一方、私たち区域外避難者はいないことにされこの国は原発をやめようとしない」。3月10日夕、横浜・象の鼻パークで開かれた東日本大震災の追悼イベント。松本さんが聴衆に語りかけた。「この10年で何かが変わった、とされることには憤慨しています」

 松本さんが生まれ育った郡山は、福島第一原発から約60キロ離れている。当初は避難するつもりはなかったが、震災の3カ月後、当時12歳の次女が大量の鼻血を出し、吐き気や下痢をもよおすようになった。「少しでも被ばくしない所へ」。自営の夫を残し、2011年秋に川崎市に移転した。

 17年3月、自主避難者への住宅の無償提供政策が打ち切られたが、郡山には帰れなかった。「自宅の庭にはまだ汚染物が残っていたから。娘も体調を崩した怖さを覚えている」と松本さん。除染は進んでも、放射線量が高い場所や食べ物は存在する。次女は川崎で高校を卒業し、就職した。

 「住んでいた区域によって分断されず、福島で生きるのに必要な検査や治療が保証され、正確な情報を提供されていたならば、多くの自主避難者は故郷に帰れたはずだ」と振り返る。


◆声を上げられなかった人たちの分まで

 16年にできた「避難の協同センター」(東京)の代表世話人に就き、自主避難者らの相談に応じてきた。17年5月、相談者の1人で郡山から母子避難していた女性が自死をした。「睡眠剤をのんだから、またね」。電話で話したのが最後だった。

 女性は仕事を掛け持ちし、自分の物を切り詰めて子どもたちの学費を貯金していた。家族に母子避難を反対され、自分を責めてもいた。「頑張っていた彼女を、貧困が追い詰めた住宅無償提供の打ち切りを決めた国や行政の選択は間違いだ」。五輪を前に自主避難者をなかったことにする「見せ掛けの復興」がうたわれている。松本さんの目には「棄民政策」と映る。

 松本さんは昨年から、両親の介護で一時的に郡山に戻っている。2月の地震でも原発事故の恐怖はよみがえり「このままでは帰れないと心に決めている戻れば、福島が大丈夫と認めることになるからだ。「子どもたちに、原発が安全なエネルギーと思ってほしくない同じ過ちを繰り返さないため、声を上げられなかった人たちの分まで、おかしいと言い続けなければと思っているんです」
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●「原子力ムラの言いなり」原子力「寄生」委員会の救い様の無さと、アベ様の「危険な丸投げ・無責任体制」

2018年01月05日 00時00分39秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【福島同型原発の審査拡充 規制委、沸騰水型再稼働で】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122401001394.html)、
伊藤弘喜記者による記事【原発の環境負荷を軽視 市民委、政府のエネ政策を批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201712/CK2017122602000132.html)。

 《東京電力福島第1原発と同型の「沸騰水型」原発について、原子力規制委員会が再稼働審査の体制強化に乗り出した》
 《脱原発を掲げる学者や市民団体メンバーらでつくる「原子力市民委員会」(座長・吉岡斉九州大教授)は二十五日、東京都内で記者会見し、原発のない社会を実現するための政策をまとめた大綱「原発ゼロ社会への道2017-脱原子力政策の実現のために」を発表した》。


   『●「原発事故で奪われた生業と地域を返せ」…
      人災を起こした東京電力や政府は「原状回復」してみせたのか?

……それに尽きる。《電力業界=原子力ムラの言いなり》な原子力「寄生」委員会の救い様の無さ、そして、政府や与党のアベ様らの《危険な丸投げ・無責任体制》。彼らや東京電力は「原状回復」して見せたのか? 東電核発電人災《事故で奪われた生業と地域を返》してみせよ! 勝手に、暴走してんじゃないよ、「話し」は「原状回復」してからだ。やれるもんなら、やってみよ、「原状回復」。《そんな規制委員会を「世界最高水準の審査基準」と褒め称えて事足りる安倍首相もまた、未曾有の放射能汚染を招く「国賊」「疫病神」と後ろ指を指されても仕方ないだろう》。核発電「麻薬」中毒患者達こそ、《国賊》《疫病神》だ。

   『●「消費税増税の悪夢」 『週刊金曜日』
       (2014年3月21日、984号)についてのつぶやき
    「田中優子さん【風速計/原子力市民委員会のこと】、「委員や
     アドヴァイザーには海渡雄一さんや金子勝さん、
     アイリーン・美緒子・スミスさん、上原公子さんなどおなじみの方々もいる。
     敷居は高くない」」

   『●核発電の「高裁レベルでの運転差し止め判断は初めて」…
                  その先には腐敗した司法の大きな壁が…
   『●核発電人災のアノ東電の柏崎刈羽核発電所に、
       「寄生」委がお墨付き!? 凄いよなぁ、ニッポン…愚かだ

 東京新聞の記事【柏崎刈羽原発「適合」 規制委、福島同型で初】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122702000254.html)によると、《原子力規制委員会は二十七日午前の定例会合で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が原発の新規制基準に「適合」しているとした審査書案を正式決定した》。
 東京新聞の社説【柏崎刈羽「適合」 東電は信頼に足るか】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122802000162.html)によると、《柏崎刈羽原発は、福島第一と同じで東電が所有する沸騰水型だ。福島原発事故は、津波が原因とされるが、地震や津波の襲来からメルトダウン(炉心溶融)、水素爆発へと至る経緯は、現場で十分な調査ができず、不明な点が多い。原因究明が終わっていないのに住民の安全が保証できるのか。東電に任せられるのか。規制委は、もっと慎重でもよかった》。
 さらに、日刊ゲンダイの記事【事故後対応は丸投げ 柏崎刈羽原発「基準適合」の無責任】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220444)によると、《今年10月から約1カ月にわたって募集された東電の適格性審査結果に対する「パブリックコメント」(870件)には「1F(福島第1原発) 事故を起こした東電に適格性ナシ」といった意見が並び、県は独自の検証委員会を立ち上げて原発の安全性を調査している。…横田一氏…「泉田裕彦前新潟県知事(現・衆院議員)の時代から、地域防災・避難計画のずさんさが指摘されていました。原発周辺には住民が約44万人いるにもかかわらず、万が一の時の避難用バスの運転手すら確保できていない。そもそも、法整備が追いついていないので、運転手がバスの運行を止めて現場に行くことができません」 …和田光弘弁護士は…「規制委がちゃんと審査したのか疑問です。地元研究会の資料によると5号機から7号機の下には活断層があるし、基準地震動について(規制委は)東電が提出したデータ以外に、独自の調査をしていません。東電側が出した審査書類が基準を超えていれば『合格』というわけです」》。

 核発電「麻薬」中毒患者達の救いようの無さ。「規制」しない原子力「寄生」委員会もイカレテる核発電「麻薬」中毒患者達。そんな核発電「麻薬」中毒者の暴走を許してはいけない。

 東京新聞の記事【「自然エネの送電線利用を」 原発ゼロ連盟、エネ庁に改善要請】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201712/CK2017122702000138.html)の長い引用…《脱原発や自然エネルギー(再生可能エネ)の推進団体でつくる全国組織「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(会長・吉原毅 城南信用金庫顧問)は二十六日、送電線を持つ大手電力会社が、再生可能エネの発電事業者の送電線利用を正当な理由なく制限しているとして、経済産業省資源エネルギー庁に改善するよう求めた。(伊藤弘喜)…発電設備から家庭や企業に電気を届ける送電線には、原発や火力、再生可能エネなど、さまざまな発電所からの電気が流れる。しかし、二〇一一年の東京電力福島第一原発事故以降、全国の原発が停止。現在、稼働しているのは四基にとどまり、原発由来の電気が流れている送電線は限られているにもかかわらず、大手電力は将来の再稼働を見込んで原発用に空きを確保し再生可能エネの参入を妨げていると、連盟側は批判している。エネ庁を訪れた吉原会長は、北海道や東北では送電線の容量の2~18%しか使われていないという専門家の分析を挙げ、「(大手電力は)率直に空きがある事実を認め、自然エネルギーを受け入れるべきだ」と申し入れた。エネ庁の担当者は「送電線を最大限に活用するための運用改善策を国で議論を始めている。できるところから順次、実行に移したい」と回答した》。

 核発電に「寄生」し、再エネには厳しい「規制」な経産省。

   『●(悪)夢よもう一度?: こっそり「高温ガス炉」と呼んでいるが、
                       それは原発であり「高温ガス原子炉」

 リテラの記事【横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」26/伊方原発差止直前、テロの危険性を無視した規制委員会の会見が! 泉田前知事も「原発の稼働を停止すべき」と明言せず】(http://lite-ra.com/2017/12/post-3692.html)のこれまた長い引用…《四国電力伊方原子力発電所3号機の運転差し止め仮処分申請即時抗告審で、広島高裁(野々上友之裁判長)が運転差止決定…今回の差止決定で浮彫りになったのは、電力業界=原子力ムラの言いなりに近い「原子力規制委員会」(更田豊志委員長)の実態と、安倍政権の危険な丸投げ・無責任体制だった…泉田前知事曖昧な態度に、出席者が猛反発!…河合弘之弁護士…『動いていなくても、使用済核燃料プールなど原発には危険がある』のはその通りだが、危険の度合いが全然違う。福島原発事故で起きたような作業をミサイルが飛んで来た後、火の海の中で出来ますか。動いている時のミサイルの危険を100だとすれば、止まっている時のミサイルの危険性は10以下。100対1ぐらいの違いがあると思っています…「自民党国会議員として原発政策を変える」という泉田氏の意気込みは当選早々、トーンダウンしてしまったようにみえた。これでは、原発テロ対策強化や稼動原発停止など安倍政権や原子力規制委員会の原発政策変更につながるはずがない…そんな規制委員会を「世界最高水準の審査基準」と褒め称えて事足りる安倍首相もまた、未曾有の放射能汚染を招く「国賊」「疫病神」と後ろ指を指されても仕方ないだろう
 核発電「麻薬」中毒に堕ちていく泉田裕彦前知事。ダークサイドへと。

   『●よりによって自民党から出馬…「反東電ですが、
       反原発ではありません」な泉田裕彦前新潟県知事…
    《応援の森裕子参院議員(61)が
     「泉田候補はダークサイドに落ちたなと強烈に批判

 東京新聞の記事【意見募集「東電に資格ない」 柏崎刈羽「適合」決定 】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122890070246.html)によると、《意見募集(パブリックコメント)では八百七十件が集まり、福島事故を起こした東電に「原発の運転資格はない」とする意見が多かった。だが、規制委は字句を修正しただけで、審査を通した…東電の原発としても、福島第一と同じ仕組みの沸騰水型としても、初の新基準適合。東電は賠償費用を工面するため再稼働を目指すが、立地する新潟県などが同意する見通しはない。寄せられた意見には、福島第一原発の事故収束作業や巨額の損害賠償を抱えている東電に、再び原発を動かす権利を与えることへの否定的な意見が目立った。だが、規制委が示した「考え方」は、いずれの意見に対しても正面から向き合わない内容だった》。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122401001394.html

福島同型原発の審査拡充 規制委、沸騰水型再稼働で
2017年12月24日 17時40分

 東京電力福島第1原発と同型の「沸騰水型」原発について、原子力規制委員会が再稼働審査の体制強化に乗り出したことが24日、分かった。審査担当の全5チームのうち、3チームが割り振られた。これまで審査に正式合格した原発は全て「加圧水型」だが、新体制により、近く正式合格する見通しの東電柏崎刈羽原発(新潟県)を含め、沸騰水型の再稼働に向けた手続きが進みそうだ。

 沸騰水型は東日本に多く立地し、加圧水型は西日本に多い。沸騰水型は原子炉格納容器が比較的小さく、内部の温度や圧力が上昇しやすい欠点があり、事故リスクを懸念する声も予想される。

(共同)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201712/CK2017122602000132.html

原発の環境負荷を軽視 市民委、政府のエネ政策を批判
2017年12月26日 朝刊

     (「原発ゼロ社会への道」を発表する原子力市民委員会
      満田夏花さん(中)ら=25日、東京都千代田区で)

 脱原発を掲げる学者や市民団体メンバーらでつくる「原子力市民委員会」(座長・吉岡斉九州大教授)は二十五日、東京都内で記者会見し、原発のない社会を実現するための政策をまとめた大綱「原発ゼロ社会への道2017-脱原子力政策の実現のために」を発表した。

 「原発ゼロ時代のエネルギー政策の展望」と題した章では、「世界の原発は過去三十年にわたり長期停滞を続けている」と指摘。東芝の原発子会社、米ウェスチングハウス・エレクトリックの今年三月の経営破綻や、三菱重工、日立製作所、仏アレバの原発事業の苦境を挙げた。

 昨秋、パリ協定が発効し、日本政府や電力業界は地球温暖化対策を挙げていることに対し、大綱は「原発に伴う放射線影響や事故時の環境・社会影響を無視している」と批判。「あたかも環境に負荷がないかのような印象を与え、原子力利用を正当化している」と指摘した上で、原発を環境対策や気候変動対策として進めるのは「大きな問題があり、再生可能エネルギーの拡大を妨げることになる」と警告した。

 会見では、国が有識者会議で進めているエネルギー政策の指針「エネルギー基本計画」の見直しのあり方についても異論が出た。

 大綱はA4判、三百十ページ。通常価格は千五百円。来年一月末までは特別価格の千円(送料無料)。大綱についての意見交換会を一月二十三日の都内を皮切りに全国で開催する。問い合わせは市民委員会事務局=電03(3358)7064=へ。 (伊藤弘喜)
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●今村雅弘復興相、「本人の責任」「裁判でも何でもやればいい」と…「死の町」にした者こそ糾弾されるべき

2017年04月14日 00時00分15秒 | Weblog


東京新聞の記事【今村復興相が記者に「出ていきなさい」 自主避難対応で激高、謝罪】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017040502000122.html)、と
中山高志記者に取る記事【「自主避難も国の責任」 復興相発言受け抗議集会】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017040602000135.html)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/原発への覚悟感じられない激高大臣】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1803329.html)。

 《今村雅弘復興相は四日の記者会見で、東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難者への対応を巡り、国の責任質問したフリーの記者に対し「二度と来ないでください」「うるさい」などと激高》。
 《「自主避難者」について、今村雅弘復興相が「本人の責任」「裁判でも何でもやればいい」などと発言した問題》。
 《★この東電8000株所有の復興相・今村雅弘は、前任のパンツ大臣より始末が悪いのか。そもそも何に激高し何に謝罪したのか》。

   『●東京電力原発人災、支援の幕引き: 
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」
   『●東電核発電人災から6年が経過し、
     全て廃炉へ…な訳がない:高速炉「アベシンゾウ」がゴジラに変身する日
   『●前橋地裁判決「核発電人災は防げた、東電と
      安全規制を怠った国に賠償責任」…この「国」とは誰のことか?

 「自主避難」を強いられている区域外避難」者も、東電原発人災以前の姿に「原状回復」してくれれば、喜んで「自己責任」で帰還すると思いますよ。それ(「原状回復」)をできればね…。

 《東電8000株所有の復興相・今村雅弘》大臣も、一応、謝罪しました。でも、「皆さま」とは誰のこと? 「発言の撤回」には応じず…、って、一体何を謝罪したのでしょうね?
 東京新聞の別の記事【今村復興相、「自己責任」発言を撤回せず 国会で謝罪】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017040602000246.html)によると、《今村雅弘復興相は六日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難者への対応を巡る発言に関し、「皆さまにご迷惑を掛けたことをおわびする。感情的になってしまった」と改めて陳謝した…。民進党の郡和子氏から発言の撤回を求められたが、応じなかった》…そうです。
 「死の町」の発言者よりも、「死の町」にした者こそ糾弾されるべきではないでしょうか?

   『●「死の町」にした者が悪いのではないか?
   『●続・「死の町」にした者こそ糾弾されるべきではないか?(1/2)
   『●続・「死の町」にした者こそ糾弾されるべきではないか?(2/2)
   『●再・「死の町」にした者こそ糾弾されるべきではないか?
   『●反省なき自民党を体現:  
         「原発事故によって死亡者が出ている状況ではない」
   『●「こういうふうにした者たち」とは誰だ? 
      ……東京電力原発人災の自覚無き犯罪者たち
   『●「あれだけの事故を起こして被害を出して、
     だれか1人でも責任とってやめたか。申し訳ないと謝罪したか」
   『●「鼻血問題」: 「原発関連死」と「死の街」発言
   『●鈴木耕さん、核発電人災等々々々々々…
       「自民党内閣だったら解決できただろうか。とてもそうは思えない」

 即刻クビでしょう。同時に、「裸の王様」には任命責任もとって頂くべき。《東電8000株所有》者を、核発電人災の復興大臣に任命する、アベ様のセンスの無さ。

   『●闇勢力問題だけでなく、
      アベ様はオカネ(マネー)にもダークだっという話
    「My News Japanに興味深い記事(2012年8月)
     【東電株保有の国会議員ランキング 小宮山、石破、今村、塩崎、井上…
     20人中16人が東電救済法案に堂々賛成】
     (http://www.mynewsjapan.com/reports/1672)が出ています。
     「東電株を保有する議員は衆参に計20人いるが、今村雅弘
     石破茂・小宮山洋子ら実に16人が、利害当事者にもかかわらず
     棄権することなく、臆面もなく賛成に回り、株資産の「紙くず化」を
     防いでいた」というもので、宮沢洋一経産相よりも一桁多い株を
     所有しています。更に、「麻生、谷垣、鳩山…関電、
     九電株4千株超」という一文も見えます。こういうのは「利益相反
     にはあたらないのでしょうか?
      「闇社会」問題だけでなく、アベ様はオカネマネーにもダークだっ
     という話。アベ様だけでなく、石破氏や麻生氏の名前も挙がっており、
     代々ですが、自民党の政治家は金に意地汚いことが分かります。
     『●「財政危機を叫び、国民に大増税を強行しながら、 
        この財政規律の欠如は何なのか」!?』ですし、
     『●斎藤貴男さん「庶民から取れるだけ取ろうとしているのが安倍政権」
     だし、さらには、『●アベ様は「株価さえ上がれば何をやっても許される
     と思っているのだろうか」?』ですね、まったくも~っ」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017040502000122.html

今村復興相が記者に「出ていきなさい」 自主避難対応で激高、謝罪
2017年4月5日 朝刊

 今村雅弘復興相は四日の記者会見で、東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難者への対応を巡り、国の責任を質問したフリーの記者に対し「二度と来ないでください」「うるさいなどと激高した。今村氏はその後、復興庁内で記者団に「感情的になった。今後こうしたことがないよう対応したい」と謝罪した。

 今村氏は会見で、三月末で住宅支援を打ち切られた自主避難者への今後の対応を問われ「一番身近にいる福島県が中心になってやっていく方が良い」と発言。記者が「大臣自身が実情を知らないのでは」と聞くと「(避難先からの帰還を)どうするかは本人の責任、判断だ」と応じた。

 今村氏は「(避難に)一応の線引きをしてルールにのっとり進んできたので経過は分かってほしい(不服なら)裁判でも何でもやればいい国としてはできるだけのことはやったつもり」とも述べた。

 記者が「責任を持って回答してください」とただすと「なんて君は無礼なことを言うんだ。(発言を)撤回しなさい。出ていきなさい」と声を荒らげ、事務方が会見を打ち切った。その後の記者団への対応で、自主避難者への発言の意図を聞かれ「客観的に言っただけだ」と強調した。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017040602000135.html

「自主避難も国の責任」 復興相発言受け抗議集会
2017年4月6日 朝刊

     (今村雅弘復興相に対して抗議する鴨下祐也さん(左)=5日午後、
      東京都千代田区で(池田まみ撮影))

 東京電力福島第一原発事故の避難指示区域外から避難を続ける「自主避難者」について、今村雅弘復興相が「本人の責任」「裁判でも何でもやればいい」などと発言した問題で、発言に抗議する集会が五日夜、東京・霞が関で開かれた。一方、避難者の支援団体や復興庁内部からも、大臣としての資質を問う声や、発言への批判が聞かれた。 (中山高志

 「今も被ばくの危険性があるから避難している。復興大臣は避難者の状況を全く理解していない

 復興庁が入る合同庁舎前での集会で、福島県いわき市から東京都内に自主避難する鴨下祐也さん(48)が声を張り上げた。「避難は自己責任ではなく、国の責任であることを訴え続けたい

 避難者が多い江東区で支援に取り組む区議の中村雅子さん(65)も「好んで避難先を選んだわけではない。発言により、何の落ち度もない避難者の心がどれだけ傷ついていることか」と強い口調で訴えた。

 会員制交流サイト(SNS)などで参加を呼びかけた大田区のアルバイト杉原浩司さん(51)は、安倍政権の下で自主避難者に対する住宅無償提供の打ち切りや避難指示解除が進められている点に触れ「発言は今村氏個人の考えではなく、政権の政策そのもの」と批判。今村氏の即時辞任と住宅打ち切りの撤回を求めた。

 集会には約三十人が参加。抗議行動は、六日も午後四時から首相官邸前などで予定されている。問い合わせは「避難の協同センター」=電090(6142)●●●●=へ。


◆復興庁幹部も問題視

 原発事故直後に福島県田村市から避難し、東京都葛飾区で一人暮らしをする熊本美弥子さん(74)は「田村の家の玄関先は放射性物質による土壌汚染がひどく、住める状況じゃない。大臣は汚染の状況を本当に知っているのか」と不快感をあらわにした。

 熊本さんは「国は当事者としての責任に欠ける。住宅を提供し続ける責務がある」と憤った。

 支援団体「避難の協同センター」(東京都新宿区)の満田夏花(みつたかんな)事務次長は「被災者支援の要である大臣が、原子力政策を進めた国の責任を無視している。大変ゆゆしき問題だ」と怒る。

 「国は避難者の実情の把握を怠り、福島県に責任を転嫁している。復興庁の避難者への姿勢が見えた発言で、あまりにひどい」と話した。

 復興庁幹部は「『本人の責任』という発言は、自主避難者にとってきつい言い方だった。確かに帰還するかどうかは避難者一人一人が判断することだが、責任があるとは絶対言えない。言葉足らずは否めない」と顔をしかめた。
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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1803329.html

政界地獄耳
2017年4月6日9時27分
原発への覚悟感じられない激高大臣

 ★この東電8000株所有の復興相・今村雅弘は、前任のパンツ大臣より始末が悪いのか。そもそも何に激高し何に謝罪したのか。ひどさから言えば金融相・石原伸晃の過去の一連の発言、福島第1原発事故の被災者に「最後は金目でしょ」と言ってみたり、汚染土壌の保管先について「福島第1原発の『サティアン』」と何度もテレビで発言するなど、少し考えればわかりそうなことがちゃんと言えない部類の政治家なのか。

 ★原発事故で今も帰れない、約3万人いるとされる自主避難者について、会見で記者から国が責任を取るべきではとの問いに本人の責任でしょう。(不服なら)裁判でも何でもやればいいじゃないか」「出て行きなさい」「何で無責任だと言うんだ。撤回しなさい。無礼だ。もう2度と(会見に)来ないで下さい」「うるさい」と激高、会見を打ち切り退室した。

 ★つまり政府の言うことを聞かず勝手なことをしていると、助けないぞと脅し、被災者に対しての物言いや態度からは、原発に対して向き合う覚悟も感じられない。自主避難者は、国の避難指示を受けなかった地域から、被ばくを心配し避難した人たち。勝手に逃げた人は、勝手にどうぞということだ

 ★大臣は激高したことについては謝罪したが、自主避難をした人たちについての発言は撤回もしていないし、謝罪もしていないこの政権は思うようにいかなかったり、都合の悪い場合は切り捨てるという対応を是とすることは沖縄の人たちに向けた態度でも示されている。つまりこれを問題視する空気は、閣内にも与党にもないということだ。政治の劣化は、まひしていて気づかないところにある。(K)※敬称略
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●「戦争のためにカメラを回しません。戦争のためにペンを持ちません。戦争のために輪転機を回しません」

2016年09月20日 00時00分13秒 | Weblog


『憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。/マガジン9』(http://www.magazine9.jp/)の中津十三氏によるコラム【マガ9備忘録/その145)「沖縄のマスコミは“民”のもの」高江で語ったQAB大矢記者の心】(http://www.magazine9.jp/article/biboroku/30180/)。

 《集会では、実際に高江に足を運んだ方々の報告が続いた。島崎ろでぃーさん、高橋直輝さん、横川圭希さん、満田夏花さんら…TBS系『報道特集』キャスター金平茂紀さん…「高江のような無法は見たことがない。吐き気がする」とまで語った金平さん》。
 《琉球朝日放送(QAB)の記者・大矢英代さんのスピーチの一部
  戦争のためにカメラを回しません
  戦争のためにペンを持ちません
  戦争のために輪転機を回しません

 金平茂紀さんによると、《No Justice No Peace.(正義のないところに平和は来ない)》だそうで、辺野古や高江をはじめとした沖縄には、どうやら、「正義」はない、ようです。戦中・戦後一貫して。

   『●「沖縄の衆参すべての選挙区から自民党が駆逐」=民意:
             島尻安伊子氏を大差で破った伊波洋一さんに期待
   『●「しかし、沖縄にはいまだ“戦後”は一度たりとも訪れていない」
                  …安倍昭恵氏には理解できたのだろうか?
   『●高江破壊: 「国が直接、各地の警察組織や機動隊を
           動かしていることが、どれほど恐ろしいことか…」
   『●12年経っても「米軍機は沖国大墜落など
      「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる」
   『●県の敗訴を前提にするアベ様や裁判長という
      異様な辺野古破壊訴訟…そもそも「違法」を口にする資格は?
   『●辺野古・高江破壊に協力せぬならば「カネ」は渡さぬ!
            「沖縄負担軽減担当相」らによるあざとい「ムチ」
   『●沖縄差別、その究極の姿:「報道の自由」「知る権利」の
           破壊に立ち向かわない「本土」マスコミの差別意識
   『●高江破壊の「異様…全国を見渡しても、
      いったい沖縄以外のどこにこのような光景があるのか」?
   『●金平茂紀さん、「No Justice No Peace.
       (正義のないところに平和は来ない)…高江には、ない」
   『●安田浩一さん「沖縄の新聞は本当に『偏向』」?
       …沖縄への「思い込みによる差別で、それを許す日本社会」
   『●「国民の信頼を傷付け」ているのは?…
      「米軍基地という面倒な施設は沖縄に…。そして日本本土は…」
   『●「理」も「正義」も無し…「自衛」のためどころか
        高江「破壊」のために自衛隊機が工事用重機を輸送

 「本土」マスコミが静かな中、『琉球新報』『沖縄タイムス』といった新聞媒体だけでなく、また、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』の三上智恵監督に加えて『琉球朝日放送(QAB)』にも気骨のある記者が居るようです。「本土」マスコミの皆さんに、是非、大矢英代記者のスピーチを噛みしめてほしいです。ブログ主はすごく感動しました。

   『●「戦没 新聞人の碑」と「対馬丸犠牲者の慰霊碑 小桜の塔」
   『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
      「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」
   『●「百田氏や自民党議員からの圧力はすべてのメディアの 
           言論の自由に対する挑戦・・・危機感を共有して」!
   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
      本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
   『●沖縄差別、その究極の姿:「報道の自由」「知る権利」の
           破壊に立ち向かわない「本土」マスコミの差別意識
   『●安田浩一さん「沖縄の新聞は本当に『偏向』」?…
      沖縄への「思い込みによる差別で、それを許す日本社会」

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http://www.magazine9.jp/article/biboroku/30180/

2016年9月14日up
マガ9備忘録 その145)
「沖縄のマスコミは“民”のもの」
高江で語ったQAB大矢記者の心

9月9日、東京・神田駿河台の連合会館で「ホットケナイ、高江。ないちゃ〜大作戦会議 全員集合!」が開かれ、220人ほどが集まった。皆の思いは「高江に向けて、東京にいる自分たちに何ができるか」だったろう。

集会では、実際に高江に足を運んだ方々の報告が続いた。島崎ろでぃーさん、高橋直輝さん、横川圭希さん、満田夏花さんら。現地の状況や苦労から、今後高江に行く人へのアドバイスまで多岐にわたるものだった。

中でも特別報告者として登壇した、TBS系『報道特集』キャスター金平茂紀さんのスピーチを紹介したい。

高江のような無法は見たことがない。吐き気がする」とまで語った金平さん。高級リゾートホテルに泊まる機動隊員、安倍首相夫人の高江訪問など話はさまざまだったが、印象に残ったのは、地元放送局である琉球朝日放送(QAB)の記者・大矢英代さんの行動についてだ。

彼女は3日、高江の抗議行動の現場でスピーチを行なった。沖縄マスコミ労協の副議長としてとはいえ、テレビ記者として異例のことだ。心ある人は既存メディアにも、大矢さんをはじめ、ちゃんといる。しかし、それが組織に絡め取られると重要な場面をオンエアできなかったりする。メディアもそうして分断されているのだ。金平さんのもどかしさは十分に伝わった。

まさに、そのもどかしさを少しでも埋めようと、この集会では高江への「市民特派員」を送ることが、のりこえねっと共同代表の辛淑玉さんから提案された。往復の飛行機代を支給する代わりに、高江で何が起きているかをSNSやツイキャスで発信し、さらに1000字程度の報告を課す「市民特派員」を募集しようというものだ。

警察と自衛隊の暴力が罷り通る高江において、その現状を見る「目」は、その暴力を少しでも和らげることになるのではないだろうか。実際に動ける人は現地へ、行けないがお金に余裕のある人はカンパへ。物心両面での皆さんの支援を、心からお願いしたい。

最後に、大矢さんのスピーチの一部を記す。

  私たち(沖縄)マスコミ労協は、
  あらゆる戦争につながる原稿は1本たりとも書かないことを約束します

  戦争のためにカメラを回しません

  戦争のためにペンを持ちません

  戦争のために輪転機を回しません

  71年以上前に、私たちの先輩の記者たちが犯してしまった過ちは
  2度と繰り返さない
  その思いで私たちマスコミ労協、そして沖縄の記者たちは、
  日々現場に立ち続けています。

  そして、それを支えているのは沖縄の皆さんです。

  沖縄のマスコミは、皆さん県民のものです。

  “民(たみ)”のものです。

  私たちには武器もありませんし、権力もありません。

  でも、伝え続けることはできます。抗い続けることはできます。

  その一歩一歩が、沖縄の歴史、そして本当の意味で
  この国の、この日本の民主主義を勝ち得る手段と信じて、
  これからも一生懸命、伝え続けていきたいと思っています。

(中津十三)
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●あの原子力「寄生」委員会にさえ「計画が現実的ではない」「見通しが甘い」と“ダメ出し”再稼働計画?

2015年05月03日 00時00分27秒 | Weblog


東京新聞の社説【川内原発仮処分 疑問は一層深まった】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042302000147.html)。
nikkan-gendai.comの二つの記事【“日本一危険”な川内原発 鹿児島地裁が「再稼働差し止め」却下】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159248)と、
【川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159317)。

   『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
       寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」

   『●「冷却は問題なく続けられる」・・・確率100%? 
         東京電力原発人災を目の当たりにしても??

 「鹿児島地裁は、原発の新たな規制基準は適切などとして、九州電力川内原発1、2号機の再稼働をよしとした。福井地裁とは正反対の判断だ。どちらを信じるべきなのか。疑問は一層深まった。いったいどちらが本当なのか」、「絶望的な判断が下された。九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)は安全性が不十分だとして、住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は22日午前、「原発の新規制基準は不合理とまでは言えない」と判断」。
 「・・・・・・これに続く裁判官は居るか?」・・・大変に残念な結果に。

 「過去の地震の平均値に基づいて」いて、「九電側は「基準地震動を超えた地震でも影響はない」と反論」したそうだが、どれぐらい越えても大丈夫なものなんですか? 平均値+2σぐらい?? それを越えない確率は100%なのですか? それを越えた時でも放射能を漏らさない確率も100%なのでしょうか? 原子力「ムラ寄生」委員会の方々にお聞きしたい。これまた、「想定不適当事故」なのですか?

 で、一方、「地裁決定に対し「妥当だ」なんて余裕シャクシャクだった九州電力は23日、「川内原発1号機」を再稼働させる計画書を原子力規制委員会に提出。ところが、規制委から「計画が現実的ではない」「見通しが甘い」と“ダメ出し”を食らったのである」。
 原子力「ムラ寄生」委員会からさえ、ダメ出しって、一体どんな計画書? それとも、いつものデキレース、猿芝居?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042302000147.html

【社説】
川内原発仮処分 疑問は一層深まった
2015年4月23日

 鹿児島地裁は、原発の新たな規制基準は適切などとして、九州電力川内原発1、2号機再稼働をよしとした福井地裁とは正反対の判断だ。どちらを信じるべきなのか。疑問は一層深まった。

 いったいどちらが本当なのか。

 司法の判断が真っ二つに分かれたのは、つまるところ規制基準の見方による。

 福井地裁は先週、高浜原発(福井県高浜町)の再稼働差し止めを認めた中で、3・11を踏まえて定められた原子力規制委員会の新規制基準を「緩やかすぎる」と否定した。

 そこで川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の場合にも、規制基準の用いる基準地震動(想定される最大の揺れの強さ)の妥当性が、第一の争点になった。

 鹿児島地裁は、合理性を認めた上で、基準地震動の適切さと、「耐震安全上の余裕はある」とする九電側の主張を受け入れた。

 一方、火山地帯の地域特性として、住民側は「巨大噴火の痕跡であるカルデラ(陥没地帯)が近くに五つもある」と噴火の危険を重視したが、地裁はこれを「カルデラ噴火の可能性は小さいと考える学者の方が多い」と一蹴した。

 規制委の基準に含まれない事故発生時の避難計画は「現時点において一応の合理性・実効性を備えている」とした。

 鹿児島県の試算では、原発三十キロ圏内の住民が自動車で圏外へ逃れるのに三十時間近くもかかるというのだが。

 全体的に、約二十年前に、最高裁が四国電力伊方原発訴訟(設置許可処分取り消し)で示した「安全基準の是非は、専門家と政治判断に委ねる」という3・11以前の司法の流れに回帰した感がある。

 だがそれは、もう過去のことであるはずだ。

 原発の安全神話は崩れ、福島は救済されていない核廃棄物の行き場もない。3・11は、科学に対する国民の意識も変えた。

 多くの人は、原発や地震、火山の科学に信頼よりも、不信を抱いている。

 新規制基準は、地震国日本でどれほど頼れるものなのかそれに「適合」するというだけで、再稼働を認めてしまっていいものか避難計画が不完全なままでいいのだろうか

 司法判断が分かれた以上、規制委や政府は国民の視点に立って、その不信と不安をぬぐい去るよう、より一層、説明に努めるべきではないのだろうか。
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159248

日本一危険”な川内原発 鹿児島地裁が「再稼働差し止め」却下
2015年4月22日

      (まさか…(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ)

 絶望的な判断が下された。九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)は安全性が不十分だとして、住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は22日午前、「原発の新規制基準は不合理とまでは言えない」と判断した。住民側は不服として高裁に抗告する方針を示している。

 争点は「地震対策」や「火山(被害)の危険性」などで、住民側は耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)が「過去の地震の平均値に基づいているだけで根拠が不十分」と指摘し、「大地震では対応できない」と主張。これに対し、九電側は「基準地震動を超えた地震でも影響はない」と反論していた。

 福井地裁に続き、鹿児島地裁でも「再稼働認めず」との司法判断が示されれば、全国の「脱原発訴訟」に“飛び火”するとみられ、注目されていた。ところが、下されたのは司法判断を逆戻りさせるような判決だった。

 川内原発の取材を続けているジャーナリストの志葉玲氏が言う。

   「川内原発は“日本一危険な原発”といわれています。
    火山学者が『この土地に建てたこと自体、大間違い』と指摘する
    ほどで、周辺には、大規模噴火リスクを抱える火山が複数ある。
    地震の揺れはもちろん、火山噴火で火砕流が原発に到達する
    危険性や避難経路の確保はどうするのか。大噴火が起きれば、
    燃料棒を運び出す時間はありません
    過去の噴火記録では、
    北海道まで灰が飛んでいます。つまり、全国に放射能が
    まき散らされる可能性があるのです。地裁はこれらのリスクを
    鑑みて判決を下したのか、疑問です」

 原発の規制基準は、半径160キロ圏内の火山の危険性を検討対象にしているが、川内原発の周辺には巨大噴火の痕跡を残すカルデラが5つもある。

   「判決の判断の理由書に目を通し、地裁は九電や原子力規制委員会の
    言い分をなぞっている印象を受けました。そもそも、原子力規制委員会の
    作成した『火山影響評価ガイド』の審理には、火山学者をほとんど
    入れていません。その内容を地裁は、うのみにしているのです。
    カルデラ噴火について、かなりの数の火山学者が懸念を
    表明しているにもかかわらず、意見は聞き入れませんでした。
    福島原発事故を経験してなお、市民らの声が反映されない
    のは残念です」(FoE Japan満田夏花氏)

 原子力規制委員会は川内1、2号機について、地震・津波の想定や重大事故対策などが「新規制基準を満たす」と判断し、1号機は審査中の原発で唯一、再稼働に向けた最終段階の使用前検査が進んでいる。九電は7月にも再稼働を見込んでいる。
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159317

川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画
2015年4月24日

     (再稼働差し止め却下でも(C)日刊ゲンダイ)

 やはり「川内原発1、2号機」の再稼働差し止め仮処分を却下した鹿児島地裁の判断は、マチガイだったのではないか。地裁決定に対し「妥当だ」なんて余裕シャクシャクだった九州電力は23日、「川内原発1号機」を再稼働させる計画書を原子力規制委員会に提出。ところが、規制委から「計画が現実的ではない」「見通しが甘い」と“ダメ出し”を食らったのである。

 「川内原発1号機」は3月末から使用前検査が始まっていて、九電は7月上旬にも原子炉を再稼働させる方針。だが、23日の規制委では、九電の計画書に委員から異論が続出更田豊志委員長代理は「余裕を見込んだ計画とは思えず、希望的観測にしか見えない」と批判し、計画の大幅見直しを求めた。

 九電の計画書は、いまだに準備が整っていない検査項目も多く、検査の実績も予定より遅れているという。そんなズサンな計画書をよくも平然と規制委に提出したものだ九電は規制委が“原子力ムラ”の仲間と思って気が緩んだのだろうが、再稼働ありきで安全管理は後回し――という九電のフザケた姿勢がよく表れているではないか。

 そもそも鹿児島地裁の決定に政府や電力会社は大ハシャギしているが、決定文には数々の「誤認」を指摘する声がある。

   「決定文には新規制基準の合理性について、『専門的知見を
    有する原子力規制委が策定』としていますが、原子力に批判的な
    専門家のヒアリングは行われていません
。『一般からの意見募集を
    経て示された』ともありますが、批判的な意見は無視です。
    火山の影響(リスク)についても、『規制委が火山学の専門家の関与、
    協力を得ながら』としていますが、火山学者は審査に呼ばれていません
    (国際環境NGO「FoE Japan」の満田夏花氏)

 前提条件の事実認定に誤りがあるのに、正しい司法判断が下せるはずがない。原子力規制を監視する市民の会の阪上武氏もこう言う。

   「鹿児島地裁が『火山学の専門家』としているのは、
    規制委が『火山影響評価ガイド』を策定する際に意見を
    求めた東大地震研究所の中田節也教授ですが、
    その中田教授ですら噴火予知の可能性を否定している。
    住民側はそれを指摘したのに裁判所は聞き入れませんでした」

 次のラウンドは福岡高裁で行われる抗告審。今度こそ再稼働認めずの審判が下るのだろうが、規制委から突っぱねられた九電のズサン計画も徹底追及した方がいい。
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●「今こそカネコノミクス/金子勝責任編集」 『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号)

2014年12月22日 00時00分55秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年12月12日、1021号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。1週間遅れ。

 今週のブログ主のお薦めは、満田夏花さん【怒りと絶望を行動に変えよう 原発ゼロ維持に向けて、メディアへ街頭へ自治体へ】と永六輔さん【無名人語録 最終回】。

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■①『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 1週間遅れ。「今こそカネコノミクス/金子勝責任編集 ~未来は選べる!」・・・はずだったのに、大変に酷い結果に。第一、2人に1人しか選挙に行かないのですもの。「矢崎泰久さん【発言2013】・・・・・・民主主義の大敵は投票に行かないことだ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/274ced9c5728b8e3b1042bd2f2efd9a2

■②『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 取材班【ろくでなし子さん勾留、北原みのりさん「釈放」 「嫌がらせ」「見せしめ」逮捕か】、「・・・逮捕への抗議声明文 ・・・・・・不当な理由で国民の平穏な生活を侵害することはやめてほしい・・・・・・強硬な捜査を取りやめることを強く、強く求めます」

■③『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 【西川伸一の政治時評/投票には必ず行って 1票を有効に使おう】、「棄権は自公体制への白紙委任を意味する。投票には必ず行こう。そして、1票を戦略的に有効に使おう」。「僕はもうあきらめた」とは言わない!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/129b4c41abeebce673781ba4276701a9

■④『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 横田一さん【安倍圧勝で懸念される「ブレーキ」の喪失】、「麻生太郎副総理・・「産まない方が問題」・・。・・「子どもを産まないのではなく、生めないのが実情」・・・・・・」。「考えないことの罪」を自覚できない投票者にウンザリ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4c80a346c00d42f083337be40f1f141d

■⑤『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 植草一秀氏【これで「景気回復」とは笑わせるな 「アベノミクス」は明確に失敗にしている】、「弱者切り捨ての政策・・このままでは未来は暗い・・ブレーキの壊れた機関車のように暴走し・・」。「貧しい者」ではなく「アベ様の自民党」に「お零れ」が!http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dca332eefdfd68b45282b9f1cd4177be

■⑥『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 金子勝さん、「日本再生・・の柱 日本再生には安倍政権が行っている東京電力救済と原発再稼働、労働破壊と・・企業化、高齢者福祉の切り捨てなどの政策をそれぞれ覆してしていくことが必要だ・・大胆なビジョンが求められている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 伊東俊彦氏【格差社会の病理と倫理 すべての人の健康を蝕む過剰ストレス】、「格差は他者への信頼感の基盤を掘り崩す・・過剰死亡2.3万人・・「仕方のない死」なのか・・剥き出しの敵意と不信へ」。アベ様のやっていることは格差社会の拡大(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/43faac32d2da8cd0dbc1a429f3c52f17

■⑧『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 満田夏花さん【怒りと絶望を行動に変えよう 原発ゼロ維持に向けて、メディアへ街頭へ自治体へ】、「民意なき「地元同意」・・選挙以外にも、私たち市民にできることは意外と多い」。「原発事故調書 原因不明、責任不在」・・・・・・3.11以前に逆戻りさせてはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/437d41ad3bcdeef8c3d9569fd54d21af

■⑨『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 【園子温×ろくでなし子/「人間は表現するために生きている」】、「逮捕前、「映画界で闘う園監督と対談したい」という彼女の願いが叶ったのが本対談。二人が考える表現とは――」「世の中の「価値」って適当」

■⑩『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 浅野健一さん【威圧報じないTV各局と『読売』 自民党「脅迫文書」】、「権力者が口頭など証拠の残らない形でメディアに注文を付けることはあったが、字にまでして脅したのは初めてだ」。アベ様は「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 田島泰彦さん【脅かされる市民と報道の自由! 特定秘密保護法施行】、「抑圧例を待つまでもなく、法律の枠組み自体が報道の自由に抑圧的なので、安倍首相は直ちに辞任すべきだ」。アベ様は明言したはず(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 渡辺久志氏さん【藤岡信勝氏×本多勝一氏の公開誌上討論を読んで 南京虐殺の犠牲者をめぐる「ゼロ」と「30万」の信念】、「・・討論は議論が平行線で終わった。討論から浮かび上がった論点を分析する」

■⑫『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 永六輔さん【無名人語録 最終回】、「旅暮らしの途中で聞いた言葉のメモが「無名人語録」であった。その旅暮らしが出来なくなって車椅子で一年半。旅の途中のつぶやきが聞けなくなり、この連載が無理になった。・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 永六輔さん【無名人語録 最終回】、「・・・ラジオのスタジオに寄せられるお便りに支えられてやっと一年半。今回で、お休みということでーーー。」。『話の特集矢崎泰久さん、「ご愛読ありがとうございました。永さんに感謝します」。とっても残念だ

■⑬『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 広告。【『ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方』 竹信三恵子著 (金曜日)】、「格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか・・・・・・平等に向けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵・・・・・・」
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●「ヘイトの深層」 『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号)についてのつぶやき

2014年09月01日 00時00分31秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道バッシング】と、高嶋伸欣氏【『朝日』叩きに踊る『産経』文化人 その浅はかさを突く】。

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■①『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 『ヘイトの深層 嫌韓・民族差別と歴史修正主義』、「「正しい歴史」にとりつかれた“愛国”市民運動」「人々が信じたいデマは暴走するという教訓」「国際社会と相容れない日本の人権感覚」「なぜ関東大震災のジェノサイドを描いたのか・・」

■②『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 取材班【初のゲート前県民集会に約3600人の市民が参加 「辺野古新基地強行に抗議」】、「辺野古・・・・・・高江・・・・・・「人権無視であり、琉球人への差別だ」と「即刻中止」を訴えている」。「アベ様の「政権が抱える差別性の極み」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a5afa70c7e2b62c8fb07f9f9c1aa9675

■③『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 横田一さん【景観に配慮しコストも安い代替案を提示 防潮堤見直し求め住民が陳情】。小石勝朗氏【吉田調書の公開求め原発訴訟原告らが提訴 政府は「開示」に方針転換】、「海渡雄一弁護団長は「正確に判断するためにも全面開示が必要だ」」

■④『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 満田夏花さん【「川内原発」再稼働手続き、要援護者の避難先は 「事前決定は不要」と規制庁】、「「再稼働」を進めるため、自らが定めた指針すら踏みにじる国や県の姿勢に、批判」。世界一の無責任http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0518b1cb9289253769c79f78a4048706

■⑤『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 佐高信さん【風速計/右でも左でもある立場】、「・・・・・・勝手に言わせておけばいいのである。・・・・筑紫哲也・・・・・・「少数派の立場に立ち続けたこと」「沖縄への思い入れを持ち続けたこと」、そして「護憲の立場を崩さなかったこと」」。『筑紫哲也』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3666dc4544185eb6da4cb855baef73d9

■⑥『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 粟野仁雄さん【在特会を訴えた李信恵さんに聞く 「差別をまき散らす人を許してはいけない」】、「ヘイトスピーチをめぐり個人で初めて損害請求訴訟を起こした・・」。在特会の次のターゲットは福島の被災者、という無茶苦茶ブリ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d58cee0045e18f29221beddfb5dfcbce

■⑦『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 片岡伸行氏【国際社会と相容れない日本の人権感覚 ヘイト規制「差別禁止法」制定を国連が勧告】、「先月に続き、国連の人権機関から勧告を受けた日本政府」。「ヘイト規制」の議論に、ところが、高市早苗氏は「国会デモ禁止」を紛れ込ませる悪辣ぶり(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e9f91a63d7b318d7bfdb9d4e92d267c3

■⑧『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 片岡伸行氏【国際社会と相容れない日本の人権感覚 ヘイト規制「差別禁止法」制定を国連が勧告】。多岐にわたる、「特定秘密保護法 福島原子力災害 公共の福祉を理由とする人権の制限 裁判所 ジェンダー平等 DV・性差別・・」

■⑨『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 片岡伸行氏【国際社会と相容れない日本の人権感覚 ヘイト規制「差別禁止法」制定を国連が勧告】。多岐にわたる、「・・ 死刑制度 代用監獄・強制自白 従軍慰安婦(性奴隷)問題」。「日本は中世かshut up!」事件は恥ずかしかった(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e9f91a63d7b318d7bfdb9d4e92d267c3

■⑩『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 【竹信三恵子の経済私考/働き手が生かされない構造を無視した「雇用の逼迫=GDPの救世主」論】、「(GDP)が年率6.8%減となった・・の6割を占める個品消費の落ち込みは前期比5.0%減と激しく・・・・・・米国では・・「働き手が必要としている・・・・・・」」

■⑪『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 【竹信三恵子の経済私考/働き手が生かされない構造を無視した「雇用の逼迫=GDPの救世主」論】、「・・・・・・正規雇用はまだ足りない。働き手が十分活用されていない段階・・」として、働き手を活かす働き方を政策目標と明確に語っていた・・・・・・」

■⑫『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 【竹信三恵子の経済私考/働き手が生かされない構造を無視した「雇用の逼迫=GDPの救世主」論】、「その発言が新鮮に感じられるようなアベノミクスの惨敗。これこそが日本の消費低迷の元凶だ」。あ~ドアホノミクス(©浜矩子さん)(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e139fff00642813ae3efb533e719cc1a

■⑬『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 取材班【辺野古移転推進派「打つ手なし」の沖縄・名護市議選 那覇市長と名護市長の共闘で勢い増す「辺野古反対の民意】、「新たな政治潮流・・・・・・露骨な稲嶺派崩し」。辺野古の「戦場」化で、選挙後も引き返せないように卑劣な既成事実化(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a5afa70c7e2b62c8fb07f9f9c1aa9675

■⑭『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 横田一さん【見直し検討すら許されない気仙沼の防潮堤計画 高校生の訴えは「やらせ」と決めつけ】、「若者、女性から疑問・・・・・・未来より今の現金収入か・・検討されない代替案・・・・・・税金を230億円も投じるにしては・・・・・・」。

■⑮『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 渡辺仁氏【セブンーイレブン〝鈴木帝国〟の落日《連載第8回》 鈴木会長は〝噓〟をついたのか!?】、「一旦開示したこの重要証拠に閲覧制限をかけて封印したのだ。そこまでして隠し通そうとする〝秘密〟とはなにか」。『セブン-イレブンの正体』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7e309ae417490bc5365050e446161ce6

■⑯『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、写真キャプション「古屋圭司国家公安委員長・・・・・・下村博文文部科学相・・・・・・櫻井よしこ

■⑰『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、「特意気な調子で「『朝日新聞』が白旗を上げた」(by橋下徹)などと、はしゃぐような論調・・」

■⑱『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、「・・・・・・石破茂などは〝『朝日新聞』を証人喚問しろ〟と言っている・・・・・・今回の『朝日新聞』の検証で重要なのは・・・・・・」

■⑲『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、「「慰安婦問題」が国のメンツの話などではなく、女性の問題であると、明言していることだ。橋下徹石破茂は、本当に、記事を読んだのだろうか? 読んだとして、理解しているのだろうか?」

■⑳『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道バッシング】、「これで「日本の名誉」が取り戻せた? 軍慰安所に軟禁され、毎日日本兵に強姦されて心身に深い傷を負った女性たち。その痛切な訴えを無視する保守政治家と・・・・・・」

■(21)『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道バッシング】、「・・・・・・右派メディア。彼らは『朝日』叩きにかこつけ、「慰安婦の存在そのものまでかったことにしようとしている」。アベ様どころか、下村文科相までが歴史修正主義者の情けなさ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/672a336de9a85ffa6921deecc7bc5f5c

■(22)『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 高嶋伸欣氏【『朝日』叩きに踊る『産経』文化人 その浅はかさを突く】、「まるで鬼の首でも取ったかのように舞い上がっているのが『産経新聞』や『週刊新潮』・・・・・・櫻井よしこ氏や秦郁彦氏たちなどだ。彼らの共通点は自分には何も非はないとしていることにある」

■(23)『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 高嶋伸欣氏【『朝日』叩きに踊る『産経』文化人 その浅はかさを突く】、「『産経』にはモラルが決定的に欠落した人物のコメントが掲載されている。藤岡信勝氏のものだ・・・・・・同紙でなければ載せない暴論だ。・・・・・・櫻井よしこ氏は・・・・・・だが同氏は・・・・・・」

■(24)『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) / 高嶋伸欣氏【『朝日』叩きに踊る『産経』文化人 その浅はかさを突く】、「(櫻井よしこ氏は)・・・・・・96年10月3日の横浜市教委による講演会での虚偽説明問題で、頬被りをなお続けている」。所詮自民党派マスゴミ人(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7ae94f2835be70d2b3773b23f146fbf6
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●「キラキラ系業界の裏側」 『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号)についてのつぶやき

2014年08月25日 00時00分34秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、能川元氏【右派紙の「慰安婦報道批判」のデマ 『朝日』による自社記事検証をどう読むか】。


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■①『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 「夢とやりがいに潜むワナ キラキラ系業界の裏側 テーマパーク アイドル エステ アパレル ヘアサロン」。落合恵子さん【風速計/コピペ】、「東京新聞・・・・・・時事川柳・・・・・・六十九年 コピペ棒読み 心無し。横浜の永井さん・・・・・・」。魂も心も無きアベ様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/939aecd1c4501e464b77fb2e11bdc164

■②『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 能川元氏【右派紙の「慰安婦報道批判」のデマ 『朝日』による自社記事検証をどう読むか】、「『産経新聞』など・・「慰安婦」の存在が「捏造」であったことが証明されたかのように騒ぎ立てている・・・・・・「吉田証言」の非重要性・・・・・・右派紙こその日本の恥

■③『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 粟野仁雄さん【橋下大阪市長との誘致をめぐる対立の深層 「ハリポタ」人気のUSJにカジノの計画】、「健全な娯楽施設として軌道に乗るUSJにカジノが必要だろうか・・・・・・ハコモノの失敗の尻拭いにさらなる税投入は許せない」。「最後の切り札」!?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/07968cccb4abad0a01affdd3c37e0b4e

■④『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【佐高信の新・政経外科第10回/「老人たちの勲章」の手配師がしたザンゲ】、「「関電クーデター」・・・・・・関西電力の「2・26事件」とも言われる・・・・・・芦原義重が、側近の副社長、内藤千百里とともに取締役会で解任・・・・・・内藤氏の証言は「勇気ある行為」か」

■⑤『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 「フクロウの会」阪上武代表・「FoE Japan」満田夏花理事【脱原発で闘う電光石火の二人に聞く〝市民力〟】、「FFTV(フクロウ・FoEチャンネル)・・・・・・日隅一雄・情報流通促進賞の大賞を受賞・・・・・・原発問題の情報を幅広く伝え、政府交渉のプロセスを発信して社会に貢献」

■⑥『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【金曜日から】、「▼矢崎泰久さんの新刊『残されたもの、伝えられたこと――60年代に蜂起した文革者烈伝』(街から舎)・・・・・・久野収小田実など錚々たる個性派15人が登場する。・・・・・・70年代、原発推進一色だった国・企業・学会に対し・・・・・・」

■⑦『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【金曜日から】、「・・・・・・果敢なる反対論を唱え続けた物理学者、水戸巌高木仁三郎は、矢崎さんが物理学とは違うところでのつきあい・・・・・・小出裕章氏のまえがき・・(土井伸一郎)」。

■⑧『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 内原英聡・兼子章平氏ら【政治家参拝、改憲促す政治団体、排他主義の市民団体・・・・・・〝政教癒着〟象徴する靖国】、「在特会・・・・・・天皇を「国家元首」と位置づけ、これを批判・否定する人々は「殺されて当たり前」と放言し・・・・・・」。表現の自由と言えるか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e4fff2e56d3ac71449d6db42a0892483

■⑨『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 土井敏邦氏【イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区・ガザ 行き場を失った避難民の家族】、「現在、こうした避難民は50万人近くいるという・・たとえ「戦争」が終結したとしても、家を破壊された一家に帰る所はない」。それに加担する・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ad424a115a39a422e1750dc012f1b9d5

■⑩『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 取材班【米軍ヘリ墜落から10年、沖縄国際大学で集会】、「学長は・・・・・・「普天間飛行場があり、オスプレイが県内上空を飛行し続ける以上、事故は県内どこかで起こる」と訴えた」。小出裕章さんのお話にも興味を(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1813a5a17acc82c47446756a2a1d297d
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●「主権在民 創刊1000号」 『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号)についてのつぶやき

2014年07月21日 00時00分15秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、石坂啓さん【本質をわかりやすく言うと】、「病床の母はあっさりと一言、「テメーが行ってこい」」。

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■①『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 「主権在民 創刊1000号」。同封チラシ「「戦後」の1000号として」(平井康嗣編集長)、「たかが1000号、されど1000号」(北村肇発行人)、「『週刊金曜日』1000号の歩み」。創刊準備号『月刊金曜日』から買い続けた身としては、感慨深いものに

■②『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 三宅勝久さん【自衛隊「訓練」中の死亡事故が多発 10年で69人、「人命軽視」か】、「〝不要な危険〟を強要か・・「教育訓練」以外の死亡事故も多数あり、事故死の実数はこれよりも多いものとみられる」。「戦争できる国」になれば「訓練」死どころか・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc3976ac9b61db2a8b6c540d79ff96ba

■③『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 及川健二さん【「集団的自衛権の行使容認」閣議決定に各地で抗議 「文章は形容詞によって腐る」】、「・・といった開高健の言葉が思い出される・・」「暴力の連鎖が拡大することを止めたい!」。戦争絶滅受合法案を定める矜持もない自公議員(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/77de2f301efae2ff4a6c6e5f58a3a960

■④『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 満田夏花さん【川内原発再稼働手続き進むも避難弱者は・・・・・・ 施設管理者に避難計画丸投げ】、「伊藤祐一郎鹿児島県知事・・「10キロ圏外の、要支援者・・の施設については避難計画を策定する必要はない」と発言」。死の灰は宮崎や熊本まで届くというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a724141dcbc2f9d68a76dd33d89418d3

■⑤『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 平野次郎氏【人の尊厳守り抜く二審判決 在特会の控訴を棄却】、「大阪高裁(森宏司裁判長)は・・の支払いを命じた一審(京都地裁判決)を支持し、在特会側の控訴を棄却する控訴審判決」。こちらは至極当たり前の判決で、司法の良心は守られた

■⑥『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 「編集委員抗議声明/集団的自衛権行使に否(いな)!」。石坂啓さん【本質をわかりやすく言うと】、「病床の母はあっさりと一言、「テメーが行ってこい」」。そう、戦争絶滅受合法案を制定してから言ってくれ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf0581c0ebf44de944dfaeda3fe0ddc5

■⑦『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 雨宮処凛さん【この流れに抗う方法】。宇都宮健児さん【闘いはこれからだ】、落合恵子さん【市民へのテロ!】。佐高信さん【改めて「国とは何か」を問え】。田中優子さん【パンとサーカス】。中島岳志さん【立憲主義を守るために】

■⑧『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 横田一さんら【滋賀県知事選、自公敗北の衝撃 福島県知事選、沖縄県知事選に波及する三日月大造氏の勝利】、「原発政策が問われる10月の福島県知事選、普天間基地の名護市辺野古移設問題のゆくえを左右する11月の沖縄県知事選と、自公連立体制には荒波が待ち受けている」

■⑨『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 半田滋さん【旧日本軍化する自衛隊が苦心する若者の呼び込み 自衛官募集CMにAKB島崎遥香】、「戦死と自殺と・・防衛省が8500万円かけて制作した自衛官募集のテレビCM・・徴兵制への道・・憲法の屋台骨である9条でさえ、解釈を変更して「戦争できる国」に・・」

■⑩『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 安田純平さん【現地ルポ 「イスラム国」が支配地域を拡大 制圧されたファルージャをゆく】、「イラクは国家分裂の危機にある・・イラク市民の間の亀裂は危険な水準にまで来ているようだ」。『ルポ戦場出稼ぎ労働者』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/25aeb85839f7e9274655adf7a976c909

■⑪『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 伊田浩之さん【新聞全面広告を7月1日に全国展開した三菱電機 武器】、「ミサイル共同開発・・過大請求明るみに・・NHK報道に疑問・・同じ番組で2回も三菱電機(とその子会社)が出るのは異例。必然性が無い宣伝であれば放送法・・に触れる恐れすら・・」

■⑫『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 浅野健一さん【命懸けた訴えを犯罪にしたメディア 新宿焼身自殺未遂】。「安倍首相の回答は、メモの棒読みで、質問にまともに答えていない。日本の国の形をクーデター的に変えようとする首相を追及する気もない記者たちに絶望した」

■⑬『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 【佐々木実の経済私考/空振りする日銀の“異次元緩和”企業優遇だけの成長戦略は的外れ】、「「企業が潤えば、従業員も潤う」。そんな楽観論はもはや通用しなくなった。企業優遇策に遍した成長戦略では問題を解決できない・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「日本の歴史認識は軍国主義時代の皇国史観を未だに引きずっているように思える。その見本が解釈改憲を強行する安倍政治に他ならない」。「積極的平和主義」という言葉のいかがわしさがすぐわかる」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc3976ac9b61db2a8b6c540d79ff96ba
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●「集団的自衛権」 『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)についてのつぶやき

2014年06月16日 00時00分43秒 | Weblog


『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ」。

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■①『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / あと4号で1000号、よく頑張りました! 「集団的自衛権」。ラジカル鈴木氏イラスト、今週号の表紙も目立ちます。【今週の表紙】、「・・・・・・首相就任以来最低の45.7%・・・・・・その3日後、政府は拉致再調査を発表」。そんなヤラセに乗せられるようでは・・

■②『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 取材班【「オール沖縄の象徴」翁長那覇市長へ自民新風会が出馬要請 沖縄県知事選へ向け動き加速】、「稲嶺市長は、・・・・・・仲井眞弘多知事の辺野古埋め立て承認について「公約違反により県民に失望感・・・・・・」と強調」。2010年11月のミスを繰り返してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681

■③『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 藍原寛子氏【核のゴミ押しつける「中間貯蔵施設」計画 説明会で地元住民が反発】、「環境省は「施設がないと福島県全体の除染、復興が進まない」の一点張りだが、住民不在のままの「復興」路線には懸念が高まる」。電力会社の本社内に貯蔵しては? 

■④『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 満田夏花氏【避難計画も不十分な川内原発 再稼働を止めよう!】、「火山学者からも異論が噴出・・・・・・①避難先が風下になる可能性が高い・・・・・・」。風船による死の灰実験では、風船は宮崎や熊本まで、「この風船が届くところには、確実に死の灰が届きます」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d0f61521885730597733975b4dae7b6f

■⑤『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 落合恵子さん【風速計/一市民のほこり】、「大飯原発・・・・・・運転差し止めの判決・・・・・・しかしご存じのように、地裁での判決。上級審で覆される可能性は極めて高い。いつだってそうだった。注視したい」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑥『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【大村アスカの政治時評/アベノミクスの「第三の矢」 「女性と外国人の活用」って何か似ていないだろうか?】、「・・・・・・いわゆるエリート層。選ばれた女性だけが対象だ。こういう女性って、女性の100人に一人もいないんだろう・・・・・・半分以上が非正規雇用」

■⑦『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桑原史成さん【水俣事件 患者と家族との54年】、「水俣病の公式発見は1956年5月1日。その4年後から現在まで、桑原史成さんは患者と家族たちを克明に記録し続けている」。「桑原氏が撮影した人びとに、昔の写真を手に並んでもらい、記念撮影をした。水俣湾埋立地船溜り。2011年5月1日」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d8e6cff4905e754de151098b386576fe

■⑧『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「保守を含めての政治家の使命は戦争をしないことと弱者の味方をすることであり、それが現在のボンボン政治家たちからもっとも失われていることに危機感・・・・・・」

■⑨『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「・・・・・・田中と同い年の中曽根康弘が強行した国鉄の分割・民営化ならぬ会社化と、小泉純一郎が闇雲に推進した郵政の民営化ならぬ会社化に田中は反対だったことを明記したかった」

■⑩『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 「集団的自衛権の詭弁」。伊勢崎賢治氏【紛争解決に9条でできることはある 自衛隊は非武装の軍事監視団に特化すべき】、「「9条」の下で自衛隊は貢献できることはあるし、日本は「平和外交」に徹すればいいのです」。「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/726b7943f3e9c54877e9555c809b3ffd

■⑪『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宮崎信行氏【民主党の岡田克也元外相が激白 「外相時代、米国に集団的自衛権を求められたことは一度もない」】、民主党が言えた義理じゃないとは思うが・・・・・・「情けない自民議員」「(総裁に対して)何も言わないのは情けない」

■⑫『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 畠山理仁さん【特定秘密保護法は廃止を!!! 権益傍聴する「公安」の利権隠しか、準備不足か 「適正評価」の当初予算はゼロ】、「適正評価対象は2.9万人」「都合の悪い文書は破棄」。「非民主国」のデタラメ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2087366d69cc2627b469e48a0fa8cb9a

■⑬『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桐島瞬氏【除染手当引き下げに「やってられない」 ピンハネ構造こそ解消すべきだ】、「半分くらい辞める?」「労務単価は引き上げ」「渡り歩く除染労働者」「ピンハネやりたい放題」。所詮、「移染」にしか過ぎないというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca

■⑭『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 和田秀子氏【福島県田村市に見る「線引き」の理不尽 原発からの距離で「安全」が測れるか】、「汚染の度合いはまだら状となる。事故現場からの距離と汚染度は正比例しない・・・・・・「国が決めたこと」・・無責任極まる返答」。民主党の上を行く自公のいい加減さ

■⑮『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨28/司法の役割を果たした福井地裁判決】、「関西電力大飯原発・・・・・・運転差し止めを命じた・・・・・・福井地裁判決は、まさに司法本来の役割を果たした判決」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑯『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「Kさんや弁護人の無罪主張を伝えてきたジャーナリストやメディアを非難して「犯人を擁護した責任をどうとるのか」などと釈明を迫る動き・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・青木理さんがコラムで《PC遠隔操作事件 「悪人の肩を持つのか」との罵声にお答えする》と題し、批難に応答・・・・・・《今後も被疑者、被告人の言い分に耳を傾け、・・」

■⑱『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・警察・検察の捜査や刑事司法の問題点に疑義を唱え続けると宣言」「私は・・・・・・〈・・・・・・逮捕時、大手メディアはKさんのプライベート写真まで隠し撮りし、大々的な犯人視報道を繰り広げた・・・・・・〉」

■⑲『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・公判が始まってからもKさんの保釈後も、弁護側の主張はほとんど報道されてこなかった・・・・・・1年以上の長期拘留、自白強要の人質司法・・・・・・弁護人が語った捜査批判は妥当な内容・・・・・・〉」

■⑳『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ・・・・・・」

■(21)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「それには、被疑者・被告人の訴えに耳を傾けることが不可欠だと思う」。ブログ主もいろいろ翻弄された。でも青木理さんの言ってることや佐藤博史弁護士がやってきたことは決して間違いではない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dc7bb4adf90d94805b847d69f64ad274

■(22)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろばが1000日迎えました!】、「木内みどりさんが・・・・・・大飯原発再稼働差し止め訴訟の勝利・・・・・・「(反原発の種火を大事にしていかなければ」・・・・・・霞が関のど真ん中にはなおも反原発の種火&メディアが・・」

■(23)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろば」が1000日迎えました!】、「・・・・・・が1000日を超えて常に臨戦態勢で構えているのである」。そして、「九電本店前ひろば」も同様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/16d6b6a2564e36577254292106fe79df
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●「袴田事件の次は狭山事件だ」 『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号)

2014年05月26日 00時00分24秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年5月23日、992号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、石坂啓さん【初めて老いった!?第88回/血をフリコメ詐欺】、「したいんです、と腹で思っても「戦争は、しません」とシレッと言ってのける。ペテン師か。・・・自作自演の狂言アリ捏造アリ冤罪アリの、「血をフリコメ詐欺」が始まろうとしている・・・「安全だから信じろ」ではなく、もう母船が何度傾いているかを察知すべきだ。「そこにいちゃ死ぬぞ!! 逃げろ!!」と、あなたは救命具をつけて待つ高校生に向かって、悔しい思いで叫ばなかったか」。

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■①『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 「袴田事件の次は狭山事件だ」「毒牙をあらわしたアベノミクス」。浜矩子さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8fd0e08da47a39ece1e0e2455b85d940)によると「アホノミクス」を通り越して「ドアホノミクス」だそう

■②『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 片岡伸行氏【アベノミクスで賭博を礼賛? カジノ解禁推進法案の廃案を】、「反対している・・・大門実紀史・・・福島みずほ・・・糸数慶子・・・も参加」。元「ト」知事の方々もお好きでした(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/07968cccb4abad0a01affdd3c37e0b4e

■③『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 満田夏花さん【原発事故による避難住宅の窮状 期限迫る無償支援の延長を】、「1年先の住居がどうなっているのかもわからないのに、生活の再建などあり得ない」。カジノ法案なんてやっている場合なのか? 原発再稼働や輸出なんて・・!?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2dd6819f03d34852519050b6a80592bf

■④『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 中島岳志さん【風速計/「創価学会の正念場」】、「理念を大切にしてほしい。/私は一人の歴史家として、同じ仏教を大切にする友人として、その行動を注視している」。う~ん、公明党は既に第3自民党と化し、既に一体化?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/08e4b176dd9a9e274deb5b34a1b9512a

■⑤『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 石川文洋さん【ベトナム50年を旅する】、「戦争はその〝いい人〟たちが、人を殺すし、拷問もする・・・それが戦争です。・・・私の仕事は、今、そこで起きてる事実を記録し、伝えること」。石川さんとベトナムと沖縄と(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6825289b60b19442e4ab8d25aab34a58

■⑥『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) /  【西川伸一の政治時評/安倍首相の集団的自衛権会見 評論にすら値しない猿芝居と横畠新法政局長官の変貌ぶり】、「視覚的に情緒を刺激し強迫観念を植え付けるとは、秀逸なセンスである。事の本質を隠蔽する陳腐な手法」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/28f2776c14d6c2da79a0c4220d510a79

■⑦『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 【佐高信の新・政経外科第2回/追悼 渡辺淳一様】、「城山三郎さん・・・「・・・を語る時、勲章拒否現行憲法擁護の二点だけは外してほしくない・・・『戦争で得たものは憲法だけ』と口癖のように・・・まさに城山さんの遺言というべきでしょう」」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/38fef8e43cb96129b5209ba4f5be0214

■⑧『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 対談金聖雄×小室等【映画『SAYAMA』が静かに伝える石川一雄さんの今 「みえない手錠」はいつはずれるのか】、「「袴田事件の次は、狭山事件の再審の扉を!」との声が高まるなか、逮捕から51年・・・」。「冤罪事件を「絶対に忘れるな」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/55763e0aa5cd1eeb323e47acc29f73da

■⑨『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 横田一さん【憲法骨抜き、安倍首相の集団的自衛権行使容認の今後 連立離脱賭けて公明党は抵抗するのか】、「今後の公明党や創価学会の動きから目が離せない」? そうかな~?、すでに自民党と一体化しているけれど(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/08e4b176dd9a9e274deb5b34a1b9512a

■⑩『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 金子勝さん【「異次元の金融緩和策」から1年 世界の潮流から外れるビジョンなき経済政策】、「出口失う金融緩和策・・原発と武器輸出・・・産業構造の転換を・・・ビジョンと戦略とが日本には、そして安倍政権にはまったく欠けているのです」。時代錯誤http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8fd0e08da47a39ece1e0e2455b85d940

■⑪『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 木野龍逸さん【「美味しんぼ」で問題提起された低線量被曝をごまかしたい人々の集団バッシング”】、「麻生太郎・・・佐藤雄平・・・菅義偉・・・森まさこ・・・石原伸晃」「鼻血は多かった・・・根拠言えない環境相・・・説明責任を果たせ」。誰にこそ責任があるのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c56d9377915ebb7e4a0e6235f2081741

■⑫『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 本橋哲也氏【格闘する思想 中山智香子 消費中毒の日本でこそ「経済的不服従」を】、「全地球を支配するネオリベのトリック・・・中国やインドは本当に勝利しつつあるのか・・・新自由主義圧政への民主主義的抵抗とは・・・「新自由主義から不自由主義へ」」

■⑬『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 【佐々木実の経済私考竹中平蔵氏らの政治装置「国家戦略特区」が始動 熟議なしの強引なシステムに地元では軋轢も】、「特区制度は、多様な立場や意見を反映させる政治システムではない・・・民主主義の“抜け道”でしかない」。〝憲法番外地〟(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9935b2b6742c0a4d3c9876943f71f4b

■⑭『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 永六輔さん【話の特集 無名人語録420】、「・・・何はさておいても。まずは東北復興って言ってたよなァ。そうしてないのに訂正してないよなァ」「東北の復興は最優先って言ってたよなァ。言ってたなァ。おい、忘れちゃったのかい」

■⑮『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 松元ヒロさん【写日記その31】、「「憲法フェスティバル」に出演・・・大林宣彦監督・・・「・・・芸能・芸術は風化しないジャーナリズム・・・ゲルニカがそうです。憲法くんもそうです。私はこの映画を『シネマ・ゲルニカ』にしたいのです」。私も憲法くんを『コミック・ゲルニカ』に!」。憲法くん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9cf92a972ac07b0d0538d9f8b4167b3a

■⑯『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.91/韓国沈没船事故で批判の矛先を逸らされ「美味しんぼ」で批判の口を閉ざされ――】、「ああ、どうかこの批判力を、自らの国に向けていただきたいです!と思うけれど、もしかしたら、メディアも・・・・・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.91/韓国沈没船事故で批判の矛先を逸らされ「美味しんぼ」で批判の口を閉ざされ――】、「・・・・・・メディアも自分の国を批判するの、怖いのかもしれないね。なぜって政府と違う意見を言ったら、つぶされるかもしれないという例が出来てしまったから・・・「美味しんぼ」批判だ」

■⑱『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 石坂啓さん【初めて老いった!?第88回/血をフリコメ詐欺】、「したいんです、と腹で思っても「戦争は、しません」とシレッと言ってのける。ペテン師か。・・・自作自演の狂言アリ捏造アリ冤罪アリの、「血をフリコメ詐欺」が始まろうとしている・・・・・・」

■⑲『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) / 石坂啓さん【初めて老いった!?第88回/血をフリコメ詐欺】、「・・・・・・「安全だから信じろ」ではなく、もう母船が何度傾いているかを察知すべきだ。「そこにいちゃ死ぬぞ!! 逃げろ!!」と、あなたは救命具をつけて待つ高校生に向かって、悔しい思いで叫ばなかったか
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●「僕らは「戦争」を知らない?」 『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)

2014年04月28日 00時00分05秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、【戦争をしている国の若者から→戦争をしようとする国の若者へ 米国「対テロ戦争」帰還兵は今】と高遠菜穂子さん【泥沼化する宗派対立と人道の危機】。寺西和史さんも登場。

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■①『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 「僕らは「戦争」を知らない?/憲法記念日特集」。弓削田理絵氏【「9条を保持している日本国民」が平和賞候補に ノーベル委員会が推薦を受理】。それを「壊憲」すれば世界の物笑い(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/92b74a8ed74fe9714b565af899754410

■②『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 星徹氏【学者ら約50人が「立憲デモクラシーの会」結成 安倍政権の解釈改憲に危機感】、「『護憲・改憲』の立場を越えて、立憲主義の立場で連帯することだ」。「壊憲」への暴走を止めないと(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0ab2586e923953f6d86632387defed9a

■③『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 満田夏花さん【トルコの市民団体から抗議書簡も 反対の声にも原子力協定承認】、「とりわけトルコとの原子力協定は、トルコおよび日本の市民社会から強い反対の声」。無責任の極み(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/89583a65bb4eccff5dd1520ad9f9ff18

■④『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 石坂啓さん【風速計/「こんにちは」じゃないからね】、「臨時増刊号の表紙がすばらしい。「さらば、独裁者」・・どアップイラスト・・オツムタリ~ンと言った表情、瞳に映る日の丸、人の声がまるで届かないかのようなバックの闇」

■⑤『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 【村岡和博の政治時評/「閣議決定はされていない」 村山談話をめぐり虚偽の答弁 下村文科大臣の訂正と誤算】、「「政府の統一見的な見解」には当たらないと答弁・・断言」。歴史修正首相でも否定できず(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/05f03c472965678337967fd4f94d5f0f

■⑥『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 清谷信一氏【戦略不在、外部チェク不在の「無能集団」 これでいいのか自衛隊】、「性能を評価する前に購入と数量が決定? 完成もしていない輸送機に調達予算とは?・・高額兵器の乱費」。消費税増税なんて不要(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0c8686927923292f22ca6dd569de5749

■⑦『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 【戦争をしている国の若者から→戦争をしようとする国の若者へ 米国「対テロ戦争」帰還兵は今】、「兵器は市民にも無差別に使われる」「消し去ることができない戦場の記憶」「軍事は平和を生み出さない」「戦争に栄光など存在しなかった」。「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/65d9f2fed4e589e98deef3f0cb66e941

■⑧『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 【対談 辺見庸×佐高信 追い詰められた状況の中で〈下〉 根生(ねお)いのファシストに「個」として戦えるか?】、「辺見 理想を追求すべきだと思う。丸腰でけっこう。この憲法を守るためだったら犠牲にもなれる」

■⑨『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 高遠菜穂子さん【泥沼化する宗派対立と人道の危機】、「米政府をバックにした政府軍による市民への無差別攻撃と先鋭化する宗派対立」。米のイラク侵略の罪は重い(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/826f81f88c49f5fc553712714d3291b2

■⑩『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 長沼節夫氏【砂川闘争・伊達判決・最高裁判決から55年後の新事実 米大使と密談重ねた最高裁判決は違法だと再審請求へ】、「・・判決の背景には政治的圧力があった」。砂川事件(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/92b74a8ed74fe9714b565af899754410

■⑪『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) / 【対談 寺西和史×高橋玄 映画『ゼウスの法廷』に見る「裁判官という人間」のつくられ方】、「『ポチ』のキャッチコピー、〔この国は、イヌだらけ〕・・裁判官こ義侠の徒でなければ」。「イヌのイヌのイヌのイヌ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/43f859ccdf69ce50e5288f6be383cc38

■⑫『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号) /  渡辺仁氏【セブンーイレブン〝鈴木帝国〟の落日《連載第5回》 〝日米FC紛争〟に発展か!?】、「アジアで紛争の火種かFC規制法が必要だ・・日本においても、これ以上の野放し状態は許されない」 
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●「プロテストソング」 『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号)について

2014年03月03日 00時00分38秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、佐高信の政経外科 番外編/『サンデー毎日』の〝屈服〟】、青木理さん【司法を正す第7回/戦時下の言論弾圧「横浜事件」で国の責任を問い続ける木村まきさん 国家秘密法案の国会提出に危機抱き再審を請求】。

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■①『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 「プロテストソング」。満田夏花さん【震災から3年を前に「帰還」キャンペーン進む 「新・安全神話」のもくろみ】、「被曝管理を個人の責任に」。この国は「自己責任」がお好き(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a26fc111c8f20d49020da3197160d1a8

■②『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 粟野仁雄さん【誤認逮捕の男性が国賠訴訟 失態続きの大阪府警】、「誤認逮捕され、85日間も拘留された会社員・・慰謝料など・・の賠償を求めて大阪地裁に提訴」。大阪府警(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4443c18f725cc3d55ed231e44d57db68

■③『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 柴山哲也氏【原因は特定秘密保護法記者クラブ制度 日本の言論自由度は世界59位】、「トップがフィンランド、そしてオランダノルウェースウェーデンなど北欧や・・」。彼我の差(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d75cc1675b25b8cb8c98d4cc38b06441

■④『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 丸山昇さん【狙いは日本全体の情報管理 安倍的NHKで集会】、「籾井勝人会長が連日国会に呼ばれて質問攻めにされ、醜態をさらしている。こういう人事を行い、大きな批判が巻き起こっていいても平然と見ている安倍内閣

■⑤『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 本多勝一さん【風速計/安倍首相と鎮霊社】、東京新聞記事「靖国・・一角に、『鎮霊社』というなじみの薄い社がある。本殿と鎮霊社の違いは何か。なぜ、四十一年前に設けられたのか。目立たぬ社から、靖国全体を逆照射すると・・」

■⑥『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 島田興生氏【マーシャル諸島の被曝を追い続けて ビキニ・デー60年 帰還に揺れる島民たち】、「「安全宣言で再び被曝」。映画『放射線を浴びた『X年後』』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8048da440ef992da9c1fdd4c4685c149

■⑦『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 【村岡和博の政治時評/文字の記録では伝わりにくい安倍首相の逆ギレや独善性をどう伝え広めていくかが課題】、「経済統計のつまみ食いもこの反論も、質の悪い経済学者たち・・と同類で、・・恣意的なものでしかない」

■⑧『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 【佐高信の政経外科 番外編/『サンデー毎日』の〝屈服〟】、「「『政経外科』はお休みいたします」と小さく書いてあるのを見て、また怒りがこみあげてきた・・「打ち切り」に対する「打ち切り」であって、決して「休み」ではない」

■⑨『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 藤田正氏【今こそ抵抗のうたを】、「忌野清志郎はくじけなかった・・友よ、夜明けまえの闇の中だ!・・「イムジン河」(ザ・フォーク・クルセイダーズ・・)・・「自衛隊に入ろう」(高田渡・・)・・「手紙」(岡林信康・・)」

■⑩『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 【竹信三恵子の経済私考/みえない「輸出立国」の先の道筋 株価頼みのお祈り経済策に不安】、「NHKが「アベノミクスの成功」を連日はやしたてている。だが、日本経済はむしろ方向を失った巨艦になりかけているのでは」

■⑪『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 【小室等 なまくらのれん26/「花はどこへ行った」】、「・・の精神は、この、日本においても、忌野清志郎「Love Me Tender【放射能はいらねえ!】」、斎藤和義ずっとウソだった」などのパフォーマンスに、確実に受け継がれている」

■⑫『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「日本全体に怪しい気配が漂っている・・それを徹底的に蔓延させたのは、他ならぬNHKが元凶のように思う・・受信料を払ってはならない」。矜持無し(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f6bbd3835abda9a159fb58a062089547

■⑬『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 中嶋啓明さん【三鷹痴漢冤罪 津山さんの無実、より鮮明に】、「高裁に移ってからは、これまた型通り完全無視」。「国策捜査第32回」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2dabd912c0784cbb12cf507d0adbc88fhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a335981b6c2117894f28ff9b086dced1

■⑭『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 青木理さん【司法を正す第7回/戦時下の言論弾圧「横浜事件」で国の責任を問い続ける木村まきさん 国家秘密法案の国会提出に危機抱き再審を請求】。「戦前の「治安維持法の再来」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eba7913f790119052ad2a3313ebc4478

■⑮『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 青木理さん【司法を正す第7回/・・「横浜事件」・・】、「拷問で4人が獄死・・最新は開始されたが・・勇気がない裁判官・・デタラメが続く理由」。せめてもの救い(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d325a91d19262fd2cce2cdf44c70dcf2

■⑯『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓さん【初めて老いった!?第78回/考えただけでも恐ろしい】、「友人たちに「啓ちゃんは心配しすぎだよ」と一笑に付されたことがあった。特定秘密保護法がゴリ押しされた時のことだ戦争につながる危惧を・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/98732c3fbf99caac055e0e25ce59d6b1)さん【初めて老いった!?・・】、「・・「単純すぎる」とみなに閉口されたのだ・・世間との温度差に愕然とさせられた・・いきなり殺されなければ「危険じゃない」という訳じゃないでしょう

■⑱『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓さん【初めて老いった!?・・】、「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない。なぜ怖い光景を想像しないのだろう・・2歳児も戦争はイヤだとは言えない責任は大人の側にある

■⑲『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 赤岩友香氏【金曜日から】、「森達也さん・・『ご臨終メディア』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0fc271402c01b471f0559f03abbde3fb)・・「抗議は怖い、視聴率が非しい。」とある・・自主規制してしまうメディアの様は今にも通じる・・佐高信・・連載・・打ち切・・」
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●都知事選: 投票に行って下さい、でも投票してはならない人にだけは入れないように投票下さい

2014年02月09日 00時00分37秒 | Weblog


CMLの記事【[CML 029387] 都知事選と原発~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう。(転載)】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029382.html)。

 asahi.comによると、『「選挙の様相、予想通りになってきている」菅官房長官』(http://www.asahi.com/articles/ASG266VQ5G26UTFK013.html?iref=comtop_list_pol_n01)だそうです。都民の皆さん、自公政権にこんなこと言わせておいて悔しくないですか? 東京FMのクロノスによると「争点が不明確で投票率が低い予想」とのこと。こんなに明確なはずなのにね!? 大雪も影響大でしょうか? お願いですから投票に行き、かつ、投票してはいけない人にだけは入れないように投票してください。低投票率はとても恥ずかしい。

   『●トップからして腐敗したメディア: 「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」
   『●東京都知事選: 福島からの眼・・・・・・
         「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか」
   『●都知事選: 小出裕章さんの発言を
             「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・
   『●居直ろう!: 〈毒食わば皿まで〉?
            「一度認めた以上、どこまでも認めるという論理の一貫性」?
   『●元「ト」知事と「サメ脳」氏は背中を押しているんだか、
                          足を引っ張っているんだか?
   『●東京都知事選: 「脱原発」が大前提、
               「脱原発モドキ派」「原発推進派」なんて論外
   『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?
   『●「オリンピック・オモテナシなんて要らない」「反安倍自公政権」に一票
   『●「ト」知事たちに投票した都民の皆さんは太っ腹
                            ~「不徳」という無責任で免罪~

 さて、満田夏花さん、「◆被害者救済こそ脱原発の第一歩◆・・・・・・東京は福島原発事故の加害者だということ・・・・・・3.11より前から、誰からも評価されずに、それどころか、「脱原発派」という、あたかも反社会的な一派のような「レッテル貼り」をされながらも、地道に脱原発運動に取り組んできた市民団体はたくさんある。私はこうした人たちをこそ信頼したい。民主主義の基本は、市民の声と行動だ。そのことを胆に銘じたい」。全く同感。

 最後に、もう一度、投票してはいけない人だけは明白。原発推進派やニセ・エセ・疑似脱原発派候補にだけは投票してはいけないし、必ず選挙に行ってほしい。

================================================================================
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029382.html

[CML 029387] 都知事選と原発~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう。(転載)

・・・・・・
2014年 2月 4日 (火) 12:16:51 JST

・・・です。

下記は3.11以降、原発問題、原発事故被害者の救済のために精力的に
取り組んでこられた満田夏花さんが、eシフト脱原発・新しいエネルギー
政策を実現する会
)のMLに投稿されたものですが、非常に考えさせられる、
素晴らしい内容ですので、ご本人の了解を取った上、以下、転載させていた
だきます。

(以下転載)
みなさま

一都民の満田です(^_^.)/。
都知事選。調査によってばらばらですが、舛添ダントツトップは続いているよう
ですね。
細川さんと宇都宮さんは横一線のようです。
まだ投票行動を決めていない人が数割。
舛添さんの女性蔑視発言あり、マスコミが報じない資金問題(2億5,000万円問題)
ありで、波乱含み。まだまだこれからです!

さて、IWJに特別寄稿しました。都知事選と原発についてです。拙い文ですが、
よろしければぜひご一読いただければ幸いです。

--------------------------------

【IWJブログ・特別寄稿】都知事選と原発
 ~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう

    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123199

--------------------------------

◆都知事選でなぜ脱原発?◆

安倍首相が何を言おうと、すでに脱原発は都知事選の争点になった。これには有
権者の多くが納得している。

なぜ、都知事選で脱原発なのか? この疑問に、誰もがまず自然に上げるのが、
東京都がダントツのエネルギー消費地であるということだ。東京で脱原発を訴え、
それが実現できる道筋を示すことはとても大切なことだ。

といっても、すでに日本全国で動いている原発はゼロ。(石原元都知事をはじめ、
このことを認識していないらしき人が多いのにも驚いた)であるから、「脱原発」
=「再稼働せずに、原発ゼロの状況を続ける」ということになることに注意が必
要だ。

都知事選はチャンスだ。この機会に、原発について、エネルギーについて、議論
しよう。それだけでない貧困について、教育について、福祉について、東京が
抱えるたくさんの問題について徹底的に議論しよう。誰を支持しようが、各候補
者の政策と実績をしっかりとみてほしい。


◆被害者救済こそ脱原発の第一歩◆

改めて、なぜ、都知事選で脱原発なのか?

私が最も重視している理由は、東京は福島原発事故の加害者だということ。

福島第一原発の発電の多くは首都圏に運ばれ、私たちがそれを無自覚に使い続け
ていたわけだ。その東京にも放射性物質は到達した。そういう意味で東京の私た
ちは被害者でもある。
そして、東京には、6,000人以上の福島からの避難者、原発事故被害者が暮らし
ている。山形県をぬいて今や全国一位だ。

公営住宅に集団ですんでおられる人もいるが、個々にちらばって、都会の砂漠の
中にひっそりと暮らしている方もいる。支援者や同じ境遇の方とつながっている
方もいるが、支援を必要とされているのにも関わらず、孤独に生活されている方
もいる。

いままでの故郷も、生きがいも、生業もすべてを失って、それでも必死に生活し
ようとしている人もいる。

東電からの賠償も、国からの支援も受けれずに、自らの判断で、家族や子どもを
守りたい一心で避難を決断された方々もいる。

こうした方々の救済こそ、東京都の脱原発政策の最初の一歩にすべきではないだ
ろうか。

2012年6月に制定された「子ども・被災者支援法」は、その後形骸化してしまっ
た。

住宅・雇用・医療支援…すべてにおいて、残念ながら国の被災者の支援は行き届
いていない。国に実施を求めると共に、東京都としてやれることはたくさんある。
新知事には、積極的に取り組んでほしい。


◆東電問題、柏崎刈羽原発の再稼働◆

東京都は東電の大株主(といっても保有率1.2%)。それでも、株主としていろ
いろと提案できる。さらに83万キロワット使うユーザーで、東京エリアの行政
主体という立場もある。

多くの識者が指摘するように、東電は実質的には既に破綻状態にある。税金を投
入し、公然と粉飾決済を続けることで、生きながらえているのが実状だ。この東
電救済スキームにより、結果的には、東電は延命のため、本来であれば真っ先に
取り組むべき賠償や事故処理対策へのコストを切り詰め、柏崎刈羽の再稼働を急
がざるをえない状況になっている。

疲労困憊した作業員たちが、事故収束作業を担わざるをえないのが実態である。
身分保障も、健康管理も、十分な状況とは言い難い。

この悲惨な事故を生み出した東電の経営陣、三井住友銀行をはじめ銀行団や投資
家は、責任を免れているそれどころが、柏崎刈羽原発を再稼働させるために巨
額の融資を続け、さらなる利益をあげようとしている。国が東電に対して凍土壁
などの汚染水処理対策費用に支出する一方、東電は、柏崎刈羽原発の再稼働のた
めに、さらに巨額の費用を費やそうとしている。
これはまちがっている
お金を出すべきところは、事故収束、原発事故被害者救済、作業員のケアや身分
保障であろう。


◆原発を生きながらえさせている社会構造そのものを問おう◆

原発の何が問題なのか。悲惨な事故と放射能汚染をもたらし、被曝労働なしには
動かない原発放射性廃棄物はまったく処理のめどが立たず、小泉さんが言うよ
うに、それだけとりあげたって原発止めるしかないでしょう、ということになる。
コストだって高くつく。

湖西市長の三上さんの試算によれば、直接の発電コスト以外に、研究開発費、立
地自治体への交付金、放射性廃棄物の処分・保管コスト、事故炉の廃炉コスト、
事故時の賠償などを全部ひっくるめば、原発のコストは他電源よりだいぶ高くな


それでは、なんで原発がここまで推進されてきてしまったのか。

私が強調したいのは、原発自体の問題もさることながら、原発を存続させてきた、
社会構造だ。この理不尽な装置を生きながらえさせ、被ばく労働の問題から社会
の目を背けさせ、福島原発事故の被害者の被害をなかったことにさせたい、そこ
までして原発を生きながらえさせたい構造があるということだ。原発の巨大な利
権が作り出した大きな歯車をなかなか止められないでいるということだ。

大量のエネルギー消費を前提として、それに供給をおいつかせていく社会。うま
く表現できないが、一極集中のエネルギー・電力構造、それに支えられている企
業利益中心の考え方そのものに問題の根源があるのではないだろうか。


◆政策を見よう、議論しよう!◆

ちなみに私は宇都宮さんを応援している。理由の一つは、貧しい人、苦しんでい
る人たちの権利のために、敢然とたたかってきたことだ。原発事故被害者に対し
て、賠償の改善や子ども・被災者支援法の制定のときに積極的に動いてくれた
一方で、細川さんが「最後のご奉公」の覚悟で、脱原発をかかげ、立候補したこ
とには心からの敬意をささげたい。おかげで、私たちは、原発について、東京に
ついて、考える大きなチャンスを頂いた。

でも、原発は重要だが、原発だけが都知事選の論点ではない。貧困に苦しみ、権
利を侵害されている人たちはたくさんいる。東京の問題を直視しよう。それだけ
は繰り返して強調したい。

最後に言いたいのは、自分で考えようということだ。有名な誰それが応援し
ているから、ではなく

各候補の政策をじっくり見てほしい。あえて解説することはしない。その上で判
断しよう。

舛添要一さん
  http://www.masuzoe.gr.jp/policy-2

細川もりひろさん
  http://tokyo-tonosama.com/
     ⇒政策というボタンへ

宇都宮けんじさん
  http://utsunomiyakenji.com/policy/

脱線だが、私の最近の反省、というか感想は、3.11後の脱原発運動は、あまりに
文化人・有名人に頼りすぎてきたのではないかということだ

3.11より前から、誰からも評価されずに、それどころか、「脱原発派」という、
あたかも反社会的な一派のような「レッテル貼り」をされながらも、地道に脱原
発運動に取り組んできた市民団体はたくさんある。私はこうした人たちをこそ信
頼したい

民主主義の基本は、市民の声と行動だ。そのことを胆に銘じたい。

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満田夏花 MITSUTA Kanna

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「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)メーリングリストより転載
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コメント
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