![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f7/9b8b1c23cbf7cbd3ea7370b8c048a5d5.jpg)
東京新聞の記事【規制委員長「事実誤認ある」 「基準見直す必要ない」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041602000137.html)と、
nikkan-gendaiの二つの記事【高浜原発差し止め 司法も警告「世界一厳しい」安全基準のウソ】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020)、
【高浜原発差し止め 裁判長を激怒させた関西電力の“禁じ手”】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159107)。
『●関西電力大飯原発再稼働差し止め、画期的勝訴:
もし敗訴していたら大変なことに・・・・・・』
『●画期的! 福井地裁樋口英明裁判長、
高浜3、4号機再稼働差止仮処分決定・・・「直ちに効果が発生」!!』
『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」』
「多様なバックアップの配備を義務づけており、冷却は問題なく続けられると説明・・・・・・「新規制基準を見直す必要性は今のところ感じていない。決定はわれわれの審査や決定には影響がない」」。
原子力「ムラ寄生」委員長殿、「問題なく」は確率100%ですね? 「想定不適当」「割り切って事態の想定をしない」なんてことはないでしょうね?? 「今のところ」??・・・将来事故の際の伏線か? 言い訳か??
『●東京電力原発人災での「想定不適当事故」を
想定しなかった教訓が全く活かされていない』
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『●FUKUSIMAでも変わらないNIPPON』
「最後に呆れた国会答弁の
ご紹介(http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1773.html#more)
です。その極一部のみ紹介します。質問者は
福島瑞穂(福島みずほ)さん。
「割り切って事態の想定をしない」そうです。そのくせ、
「想定外の事態」という訳です。ふざけ過ぎている、と思いませんか?
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「国の原発の「新規制基準」を「緩すぎる」「適合しても安全性は確保されていない」「合理性を欠く」と、根底からバッサリ否定するものだったからだ。安倍首相はさぞ狼狽していることだろう」。
原子力「寄生」委員会の「世界一厳しい」らしい基準に合格したからと言って、「安全」・・・・・・なわけがない。
「関電は、地裁への異議申し立て準備を進めるなど大慌てだが、仮処分を覆すのは容易ではない・・・・・・焦った関電は激しく抵抗。“禁じ手”を放ったが、その行為が樋口裁判長の怒りを買ったという・・・・・・しかし、これはめったに使われない禁じ手です。なぜなら、裁判長に『失格』の烙印を押す行為だからです。それを関電側は平気で仕掛けてきた。怒った樋口裁判長は『異動するが、この訴訟だけは俺がやる』と職務代行の手続きを取り、仮処分の決定を出したのです・・・・・・樋口裁判長のような「良心と気概」を持った裁判官が増えてほしいものである」。
“禁じ手”に抗して「国民を守る司法判断」・・・・・・これに続く裁判官は居るか?
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041602000137.html】
規制委員長「事実誤認ある」 「基準見直す必要ない」
2015年4月16日 朝刊
(福井地裁の決定について話す原子力規制委員会の
田中俊一委員長=15日午後、東京都港区で)
関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働を認めないとした福井地裁の仮処分決定に対し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は十五日の記者会見で「事実誤認がいくつもある」などと反論した。
田中委員長は「事実誤認」の事例として、決定文は使用済み核燃料プールを冷やす給水設備の耐震性について、比較的低いBクラスと記述していたが、正しくは最高のSクラスだと説明。想定する最大級の地震動(基準地震動)が必ずしも最大値で設定されていないとの記述については、断層が連動して動くなど不確かな要素も考慮して厳格に設定した、と反論した。
また、外部電源が断たれると原発の冷却機能が不安定になるとの記述には、非常用発電機や電源車など多様なバックアップの配備を義務づけており、冷却は問題なく続けられると説明した。
決定は原発の新しい規制基準を「合理性を欠く」などと厳しく批判したが、田中委員長は「科学的に真っ向から否定されたとは思っていない」とし、「新規制基準を見直す必要性は今のところ感じていない。決定はわれわれの審査や決定には影響がない」と述べた。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159020】
高浜原発差し止め 司法も警告「世界一厳しい」安全基準のウソ
2015年4月15日
(原子力規制委員長自ら「安全だとは申し上げない」/(C)日刊ゲンダイ)
14日福井地裁が下した高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分決定は衝撃的だ。国の原発の「新規制基準」を「緩すぎる」「適合しても安全性は確保されていない」「合理性を欠く」と、根底からバッサリ否定するものだったからだ。安倍首相はさぞ狼狽していることだろう。
実際、福井地裁が明言したように、「新規制基準」は欠陥だらけだ。安倍首相は「世界一厳しい基準」と自画自賛し、国民も「適合すれば安全」だと思わされているが、「新規制基準」は、安全とは程遠いシロモノなのである。
■規制委は「安全」とは言っていない
福井地裁の決定を受け、自民党の細田幹事長代行は「安全性の判断は専門家に任せるべきだ」と裁判所を批判した。だが、細田氏の発言はチャンチャラおかしい。原子力規制委員会の田中委員長は過去にこう繰り返しているのだ。
「安全か、安全じゃないかという表現はしない」
「絶対に安全だとは私は申し上げません」
要するに、そもそも規制委の審査は「安全」を宣言するものではないのである。
■避難計画の実効性審査されず
性急な原発再稼働に疑義を唱えている新潟県の泉田知事は、かつて本紙のインタビューで「新規制基準」についてこう話していた。
「世界の標準は『住民の命と健康をどう守るか』なのに、
田中委員長は『そこは私たちの仕事ではない』と言う。
無責任以外の何ものでもありません」
規制委は住民の避難計画を審査せず、自治体に“丸投げ”。「我々が審査するのはハードだけ」という姿勢なのだ。米国の原子力規制委員会が、緊急時の避難計画が整っていなければ稼働許可を出さないのとは大違いだ。
■メルトダウンの対策がない
原発の安全確保には「止める」「冷やす」「閉じ込める」が必要で、世界ではメルトダウン事故を前提に対策が取られている。欧州では溶け落ちた燃料を受け止める「コアキャッチャー」の設置が義務化されている。ところが、日本の新基準にはそれがない。「世界一厳しい」なんて笑止千万だ。
■福島原発事故の検証が先
「(福島第1原発)事故の検証・総括がないまま策定された
規制基準では安全は確保できません」
これは、今回の仮処分決定を受け、新潟県の泉田知事が出したコメントの一部。泉田知事が繰り返し主張していることだが、福島原発の事故原因がいまだ分からないのに、どうすれば安全が確保されるのか。安全基準なんて作れるわけがない。「原発の倫理学」の著書もある元経産官僚の古賀茂明氏もこう語った。
「泉田知事も言っているように、『新規制基準』は避難計画が
切り離されていて話になりません。原発事故が起きた際、
住民が避難するのにどれだけの時間がかかるか分からないのに、
どうやってベントで放射能を放出する判断をするのでしょうか。
日本は地震大国なのに、活断層を調べる年代も狭い。
コアキャッチャーを設置する必要もない。今あるほとんどの
原発が動かせるようにするために作った緩い基準だからです。
今回の裁判所の決定は、原子力規制委員会に、
『基準をもう一度作り直せ』ということです」
■英BBCも「安倍首相にとって大打撃」
関電が想定していた今年11月の高浜原発の再稼働は、これで厳しくなった。それどころか、英BBCまで「原発の再稼働を推し進める安倍首相にとって大打撃」と報じている。安倍首相はいよいよ、お腹が痛くなってきたんじゃないか。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159107】
高浜原発差し止め 裁判長を激怒させた関西電力の“禁じ手”
2015年4月17日
(大慌て…(関西電力の八木社長)/(C)日刊ゲンダイ)
「関電は原発から撤退せよ」――。16日市民団体が関西電力本店前で怒りのシュプレヒコールを上げた。福井地裁が下した高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分決定で、“反原発”は俄然、勢いづいている。関電は、地裁への異議申し立て準備を進めるなど大慌てだが、仮処分を覆すのは容易ではない。
「福井地裁は(再稼働の可否を決める)原子力規制委の
新基準を『ズサンで無効』と判断した。覆すには、判決内容の
ひとつひとつに具体的に反論する必要があるが、恐らくできないと思う」
差し止め訴訟の弁護団共同代表の河合弘之弁護士は、自信タップリにこう言った。そもそも、この画期的な判決が出るのは時間の問題だった。勝因のひとつは、弁護団の用意周到な戦略だ。
河合弁護士や海渡雄一弁護士はまず、「日本と原発」というドキュメンタリー映画を作成。裁判官とはいえ、原発についてはシロウト。そこで、原発の問題点を裁判官に分かりやすく説明するために有識者にインタビューし、まとめたのだ。いま、全国で原発の差し止め訴訟が起きているが、この映画が裁判所に提出されていて、「伊方原発」運転差し止め訴訟の松山地裁では“異例”の法廷上映会も開かれた。
次に弁護団が着目したのは、昨年5月に大飯原発3、4号機の差し止め訴訟で、運転停止を命じた樋口英明裁判長(62)だ。樋口裁判長なら原発の問題点を熟知していると判断し、樋口裁判長のいる福井地裁に提訴したのである。焦った関電は激しく抵抗。“禁じ手”を放ったが、その行為が樋口裁判長の怒りを買ったという。
「樋口裁判長が4月に名古屋家裁に異動することを知った
関電は『裁判官忌避』という手段で判決の引き延ばしを図った。
裁判長が異動すれば判決も変わると読んだわけです。しかし、
これはめったに使われない禁じ手です。なぜなら、裁判長に
『失格』の烙印を押す行為だからです。それを関電側は平気で
仕掛けてきた。怒った樋口裁判長は『異動するが、この訴訟だけは
俺がやる』と職務代行の手続きを取り、仮処分の決定を出したのです」
(司法ジャーナリスト)
樋口裁判長のような「良心と気概」を持った裁判官が増えてほしいものである。
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裁判官.樋口英明は、高浜原発に対して、 「合理性がない」・「人格権が侵害される危険性がある」 などとして3,4号機の仮処分決定を下した。
裁判官.樋口英明は、法と人権を重んじる立派な裁判官でありましょうか?
そうではないはずです。
裁判官.樋口英明は、別訴で、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 との判決を被害者に言い渡したのです。(※1)
言うまでもなく、万が一にも虚偽事由などが許されることなどありません。(再審事由)
今回、原子力規制委員会の田中俊一委員長からは、当仮処分内容には 「事実誤認がいっぱいある」 と指摘されているようですが、裁判官の「虚偽は正当」 との基準からすれば、その様な指摘が出てくることは当然のことでもありましょう。
裁判官.樋口英明は、嘘の主張で対立させて争わせて、何を判断するというのでしょうか。
法廷で嘘をつかないように「宣誓」 までさせておきながら、何故、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 と言えるのでしょうか。
裁判官.樋口英明は、法と国民を愚ろうし社会秩序を乱す国賊ではないのでしょうか。
(※1) 福井弁護士会所属の弁護士(2名)は、「虚偽を依頼者に教唆し事由としたことを滑らせて自白した」、 しかし、その後、 「虚偽.侮辱することは正当な弁護士業務だ」 と主張し続けて罪を重ねた。(弁護士3名、他多数)
裁判官は、自白を裁判の基礎とせずに(基本原則違反)、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 と判決したのである。
結果、福井弁護士会の弁護士3名(多数)は、今もこの主張を撤回しょうとせず、被害者に恐怖の日々を与えている。
裁判官.樋口英明は、被害者の苦しみを知りながら、恣(し)意的に侮辱する行為(人権侵害:国際法違反)を良しとし、訴訟詐欺を認めているのである。
実態は以下のとおり酷い。
虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
人権擁護や正義などは眼中に無いようです。