私が住んでいるのは「埼玉県さいたま市」。県名が漢字で、市名がひらがなです。
2001年5月1日に、浦和市・与野市・大宮市が合併して「さいたま市」ができました(その後、2005年4月1日に岩槻市も編入合併)。
成立して約8年経ち、ようやくひらがなの「さいたま」に慣れてきましたが、相変わらず違和感を感じるのが「さいたま地方裁判所」(右の写真です)。名称を聞くだけだと、なんとなく威厳がなさそうじゃありませんか? 何か「こども銀行」のようなイメージで…。
この漢字表記とひらがな表記でややこしい有名どころが、サッカー場が「埼玉スタジアム2002」で、多目的施設が「さいたまスーパーアリーナ」であることでしょうか? どちらも、県が作った施設で、所在地がさいたま市という点は共通なんですけど。また、スポーツ新聞などで、Jリーグの「浦和レッズ VS 大宮アルディージャ」戦について、「さいたまダービー」と「埼玉ダービー」が混在していたりもします('01年5月以降は「さいたまダービー」が正解だと思います)。
そんな折り、うちの近所にある施設が気になっていました。
それがこれ
パッと見、「埼玉県さいたま県…」。いったいどっちなんだぁ~!です。
よくよく見て、調べてみると、埼玉県の組織として「県土整備事務所」なるものが県内のあちこち(12カ所)にあって、そのうち、さいたま市にあるのがこの「埼玉県 さいたま 県土整備事務所」というわけ。
理屈は判るけど、何ともややこしいぞ。
英文表記は「Saitama Pref. Saitama Land Development Office」となって、「埼玉」も「さいたま」も「Saitama」で一緒だし…。