新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

2021年版「特製MISIA卓上カレンダー」の版下が完成

2020-11-29 16:11:10 | MISIA/日記・エッセイ・コラム

私、2015年から「特製MISIA卓上カレンダー」を自作して、PC横に置いて悦に入っています。

ふり返れば、2015年4月~2019年3月分年度(毎年4月~翌年3月)で仕立てて、会社の勤務カレンダーの休日を表示していましたが、2019年からは暦年(1~12月)でつくっています。

ですから、来週火曜日になれば、残り1枚

残念ながら2021年も、オフィシャルカレンダー存在しないよう (一部の販売サイトでは、New Album「So Special Christmas」の購入特典としてあったらしい)、こうなれば自作

ということで、数日前から構想を練っていました。

2015年度, 2017年度, 2020年ライヴの画像、2016年度壁紙コレクションから、2018年度2019年度ジャケ写で構成しましたが、さて、2021年は、、、、と考えた末、「2020年のMISIA」にしてみました。

MISIA個人にとっても、MISIAファンにとっても、というか、日本人のほぼ全員、いや全世界にとって「ロクでもない年として記憶されそうな2020年、そんな中でも、「こんな素晴らしい瞬間があったということで…。

では、まずは2021年1~4月の4枚。

お次は5~8月の4枚

そして、9~12月の4枚。

まだ何が起こるか判らない最高の画像が手に入るかもしれませんので、っつうか、例年通り、ミスが見つかる可能性もありますので、印刷まではしばし時間をおくことにします。

つづきのようなもの:2021/12/12 2022年版「特製MISIA卓上カレンダー」

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Go To 北海道 旅行記 #2-3

2020-11-24 12:40:29 | 旅行記

「Go To 北海道 旅行記 #2-2」のつづきです。

ぺんぎん館の次はお隣のもうじゅう館へ。

まずは、かなりイケメンアムールトラにご対面しました。

黄色といえば、「危険を示す配色としてお馴染みで、カラーコーンとか「トラロープ」とかいろいろ目にします。黄色をみれば、自然と「気をつけねばとなるものですが、トラスズメバチは、そんな相手の警戒心を高めるような色合いをなぜしているのでしょう?

旭山動物園のHPの解説によれば、

アムールトラのしま模様は、自分の体を隠すための模様です。あのきれいな模様は目立つと思われますが、実は、周りの草にまぎれてしまい、どこにいるかわからなくなります。旭山動物園でも夏になると、背の高い草が生えるので、ぜひしま模様の役割を体感してください。

だとか。
晩秋の旭山動物園では目立ちまくりでした

   

動物園で写真を撮ろうとすると、AF(オートフォーカス)だと、往々にして、手前の檻や網にピントが合ってしまい、肝心の動物ボケボケ「背景」になってしまいます。

そんなときは、MF(マニュアルフォーカス)で、自分でピントを合わせる必要があります。
あ、モデルはマヌルネコさんです。

ところが、この日の旭川は、ずっと冷たい雨が降り続いていておりまして、右手でカメラを構えて、アゴと左肩に挟んで左手でピントを合わせるのはかなり大変でした。

これなんか、木の枝「主」ライオン「従」だもんね…

ライオンの写真でちゃんと撮れたのは、ガラス越しの後ろ姿だけだったという…

一方、エゾヒグマ(デカい)は、手前の針金にもめげず、上手く撮れました

Wikipediaヒョウの分布をみると、

アフリカ大陸からアラビア半島・東南アジア・ロシア極東にかけて、ネコ科の構成種では、最も広域に分布する。

だそうですが、へぇ~~ です。

そんな「繁栄」しているヒョウですが、旭山動物園でも飼育されているアムールヒョウは、図録によると、

生息数は極端に少なく、約50頭といわれ絶滅寸前の状況にあります。
森林伐採や山火事による生息域の破壊や、美しい毛皮ゆえの密漁が原因といわれています。また最近では、生息域での石油パイプライン建設による、生息域の分断化も懸念されています。
ロシアにはアムールヒョウを保護するための自然保護区が設置されており、ここではWWF (世界自然保護基金)により、荒れた森林を回復させ、アムールヒョウなど野生動物たちが生息できる環境を取り戻し、絶滅の危機から救おうというプロジェクトが展開されています。

とのこと。
「約50頭」とはハンパない希少さです

そんなアムールヒョウの写真は、といいますと、

これも、、、

すべて失敗
悲し過ぎ
ます…

方や、中央アジアの高原や山岳地帯に生息しているというユキヒョウは、横からも、

下からも撮影

モフモフが金網からはみ出して、まるでキルティングみたいでした

もうじゅう館のラストは、日本で生息する動物では最大の哺乳類エゾヒグマを楽しんで、

ほっきょくぐま館に向かったのですが、その見聞録は、#2-4で書きます。

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Go To 北海道 旅行記 #2-2

2020-11-20 18:00:28 | 旅行記

今月に入って、新型コロナウイルスの感染者が再び増加して「第三波がやって来た気配です。

とりわけ、東京と北海道の状況が悪いそうで、東京2日連続で500人超北海道3日連続で200人を超え、きょうは初めて300人を超えたとか…

私が北海道旅行を決行した10月末でも、「第三波か?」と言われていましたが、今ほどの切迫感はなく、すすきの「接待を伴う飲食店を避ければよかろう程度の感覚でした。

そんな芳しくない状況の中、「Go To 北海道 旅行記 #2-1」のつづきです。

ついにやって来ました、旭山動物園

がどんどん強くなって、寒いったらありゃしないというあいにくの天候で、

しかも平日(金曜日)だというのに、そこそこの人出で、さすがは旭山動物園 って感じでした。

で、最初に見学したのは「あざらし館」

水中のアザラシ(ゴマフアザラシ)は、その体型から、どことなく潜水艦の風情ですが、潜水艦ではあり得ないような沈降・浮上急旋回をやってのけます。

陸上ではもっそもっそ動く感じで、「せめて両手・両足が地面につくくらい、もう少し痩せろよと言いたくなりますが、水中を泳ぐ姿を拝見すると、地上のアザラシ仮の姿で、本分は水中にあるのだと、よく判りました

それにしても、どのアザラシも丸々とした体つきで、張りがあって、大変よろしいと思います。
この体型なら、どれだけ体重があっても、水の抵抗かなり小さそうです。

ところで、あざらし館には、北海道の漁港を模した屋外展示場もあって、そこで、ウミネコが闊歩していました。

このウミネコどうしてここにいるのだろうか? 他所に飛んで行かないのだろうか?

と思ったら、実は、ウミネコあざらし館の住民でして、もう一羽、オジロワシ「共生」していました。

この2羽について、図録から引用しますと、

あざらし館にはゴマフアザラシのほかにウミネコオジロワシが暮らしています。
この2種類の鳥たちには皆さんに知っていただきたいメッセージがあります。彼らは昔、事故に遭い保護されました。事故のけがで翼を失ってしまい、もう2度と空をとぶことができません
野生動物たちがケガをする原因に私たち人間の生活があります。電線や窓ガラス、飛行機や風力発電の風車など、私たちの生活のために作ったものにより、ケガをしたり死んでしまう動物たちがいるのです。そのような事実を来園者の方にしってもらうためにアザラシと共生展示をしています。人にはもちろん、自然、野生動物たちにも優しい社会でありたいものです。

だそうです。
ゴマフアザラシも、網にかかった魚を食べたりするため、害獣扱いされることがあるとか…。
いろいろあるものです…

さて、次は「ぺんぎん館

水中トンネルでは、高速で水中を「飛ぶ」ペンギンに囲まれて楽しい楽しい
細かい気泡の帯を引きながら泳ぐ姿のなんとカッコイイことか

旭山動物園で飼育されているペンギンは、キングペンギンジェンツーペンギンイワトビペンギンフンボルトペンギン4種類

上の写真では、左からジェンツーペンギンキングペンギンフンボルトペンギンです。
イワトビペンギンいないなぁと思ったら、室内展示室で群れていました。

黄色飾り羽根オシャレです
基本的にペンギン足が短いものですが、イワトビペンギンひときわ足が短い
だから急ぐときはキョンシー歩きっつうか、スズメみたいな歩き方(跳び方)をするのでしょうね

イワトビペンギンは、なんとなく幼児体型っぽくてかわいらしい 一方、キングペンギンは、威厳に満ちた体型に加えて、色づかいが見事で、ホントに美しい

ただ、ダイジェストにも書きましたけど、目つき悪い

ぺんぎん館にはめちゃくちゃたくさんの解説パネルがあって、それらをじっくり読んで、ペンギンを観察して…を繰り返していると、ぺんぎん館だけで一日が終わってしまいそうです。

そこで、図録で復習しているんですが、へぇ~な解説を見つけました。

なかなか見分けが付かないペンギン達を飼育スタッフはどうやって見分けているかというと、翼(フリッパー)についているバンドで識別しています。個体番号にあった色分けのおかげで餌を食べた量などを記録することができます。
性別は見た目ではわからないので、血液などを使ってDNAによって調べています。性別がわかると、オスは右の翼メスは左の翼にバンドをつけています。よく観察していると、中にはオス同士でペアになってしまっているペンギンもいます。

だとか。
ペンギンの性別が見た目ではわからないことも、バンドをつけている翼で性別を知ることができることも初めて知りました

旭山動物園が積もると、恒例のペンギンの散歩が始まります。
あと1ヵ月くらいでしょうか?
いつかペンギンの散歩を見に行きたいものです。

つづき:2020/11/24 Go To 北海道 旅行記 #2-3 

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Go To 北海道 旅行記 #2-1

2020-11-16 17:56:49 | 旅行記/食・レシピ

「Go To 北海道 旅行記 #1-3」のつづきから旅行記2日目編です。

私が最初に北海道に足を踏み入れたのは中学校の修学旅行のときで、2回目が大学3年生の「ゼミ大会」のときで、その2回の北海道旅行痛感したのは、ご飯美味しくないことでした。
大学を卒業して就職するまでは、こめどころで生まれ育った私、美味しいご飯と美味しくないご飯があるとは思いもよらず、中学の修学旅行のときはたまたま食事を摂った場所が悪かったのかと思いましたが、大学生の時には、やはり北海道米は美味しくないのだと確信を持ち、基本的にラーメンか、おかず&ビールだけで過ごしました。
実は、就職して勤務先寮の食事のご飯がこれまた美味しくなくて、それまでの「最初の一口はご飯から」という習慣変更してしまうという経験をしたのですが…。

それからうん十年の時が流れ、北海道米の評価はうなぎ上り
ここ数年は、米食味ランキングで北海道米は特A常連になっています。

とはいえ、「これが北海道米だ」という食事を摂る機会は無く(自宅ではもちろん秋田米ばかり)旅行2日目の朝食に、その機会がやってきました。

そして、バイキング形式のホテルの朝食美味しかったぁ~

イカの塩辛味噌汁だけで、ご飯を何膳でも行けそうなくらいでした。
もちろん、塩辛以外のおかずも美味しくいただきましたけど…

満足して、ホテルのラウンジで無料サービスコーヒーを飲んでいると、シニアの男性が、コーヒーマシンから自分のタンブラー2本コーヒーを詰めていました
ありゃ、5杯分はあったな…
あんなシニアにはなりたくないと思いました。

   

旭川2日目は、天候はイマイチながら、旭山動物園に行くことにしておりまして、ホテルの自室で路線バス発車時刻やら、乗り場をチェック。

旭山動物園行きのバスが出るのは「6番乗り場で、旭川駅から出てすぐの、「一丁目一番地」的な場所らしい。さすがです。

所要時間は40分程度で、運賃は450円Suicaなどの交通系ICカード使えない由。

9:10発バスに乗ることに決めた私は、早々にホテルをチェックアウトし(良いホテルでした)、旭川駅のコインロッカーに荷物を入れ、冷たい雨の降る中、バス停に並びました(屋根はあります)

そして、やって来た旭山動物園行きのバスは、旭山動物園のラッピングバスで、ボディも車内も動物の写真だらけ

否が応でも気分が盛り上がります

ところで、コロナ禍がなければ、前夜旭川市民文化会館で、「MISIA星空のライヴ Across The Universe」が開催されていたはずだったのですが(だからこそ私は旭川にいる)延期公演が開催されれば参加するつもりでチケット代を払い戻していない私は、バスの車窓から旭川市民文化会館を見られたりしないかな? とちょっと期待しておりました。

ですが、バスはその手前、4条通右折し、R39に入りましたです
地図をみると、旭川市民文化会館先の交差点右折して9条通りに入るルートもあるのにネ…。
もっとも、路線バスですから、利用者のより多いルートを通るわけで、仕方ないのではありますが…

バスに乗っていて思ったのは、旭川市かなり大きな都市だということ。

スマホでWikipediaをみると、

旭川市は、北海道北中部(道北地方)に位置し、上川総合振興局に属する市。上川盆地に広がる振興局所在地であり、札幌市に次ぐ北海道第2位の人口(約33万人)を有する中核市である。

だそうな。
さらに、

東北地方を含めても仙台市、いわき市に次ぐ人口を持つ都市である。

へぇ~、いわき市の人口って、そんなに多いんだ と妙なところで驚いたりして。

そんなことで時間をつぶすうち、バスの窓が結露して眺めを楽しめなくなった頃、ほぼ定刻旭山動物園に到着しました。

旭山動物園の見聞録は、「#2-2」から書き始めます。

つづき:2020/11/20 Go To 北海道 旅行記 #2-2 

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Go To 北海道 旅行記 #1-3

2020-11-15 19:47:04 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「Go To 北海道 旅行記 #1-2」のつづきです。

美術館や博物館には、説明シートを用意していて、来館者が自由に持ち帰られるようにしているところが少なくないのですが、旭川市博物館はシートの種類が多くて、私が持ち帰ったものを数えると20枚以上もありました

旅行から帰ってそれらを読むとなかなか読み応えがあります

その中に、「国内最低気温氷点下41.0度~日本一寒いまち~」というのがありました。日本の最低気温旭川で記録されたことは知っていましたが、この氷点下41℃旭川地方気象台の前身・上川測候所で観測されたのが、明治35年(1902)1月25日で、まさに、かの八甲田山雪中行軍遭難事件が起こったタイミングだった ことは、この説明シートを読んで知りました

ところで、この記事を書くにあたって、気象庁「歴代全国ランキング」を覗いたところ、非常に興味深いランキングがありました。

それは、「最深積雪」のランキングで、1位意表をついて、、、

滋賀県の伊吹山で、ダントツ1182cm10m超えです
それこそ八甲田山中酸ヶ湯566cmも凄いのですが、その倍以上ってのはハンパありません

   

もう1枚、興味深く読んだ説明シートは、アイヌ文化継承者杉村京子(キナラブック)さんの記録でした。

私が住んでいた給与住宅は、柾屋根で外壁は下見板張り、それも節穴だらけで時にはこの節穴に鳥が巣を作ることもあるほどでした。(中略)
…茶の間の真ん中には大きながあり、薪ストーブが置かれていましたが、煙突が真っ直ぐ屋根上にでていましたし、何よりも天井板を張っていないのですから、熱効率が悪くストーブからの直接の暖かさだけで熱をとるのです。
寒中はストーブに向かって座ると顔が焦げるほどに熱いのに、背中の方は隙間風でとても寒かったものでした。(中略)
伯母テキシランの家は、昔ながらの笹小屋で、入口はカヤのすだれを下げただけであり、暖房は囲炉裏の焚き火でしたが、この方がはるかに暖かかったものでした。

やはりそうですよねぇ~
風習には、それなりの理由や裏付けがあるわけで…

   

最後は「上川アイヌと馬」という説明シートです。

今回の北海道旅行最終日に、ウポポイへの行き帰りの際、函館本線を走る列車から、牧場が見えて、サラブレッドらしきお馬さんも見えました。
今、北海道は、国内最大の馬産地ですが、この説明シートによれば、

上川アイヌが馬を飼っていたとの記録はありませんし、そもそも本来北海道に馬は生息していませんでした。しかし中世には道南に進出した和人が馬を飼っており、近世には道央部で馬が飼育されていたことも考古学的に確認されています。

だそうです

じゃぁ、どさんこは???

と調べると、Wikipediaにも、

一方北海道では、松前を訪れた宣教師の記録により17世紀初頭には和人地で馬が用いられていたことがわかる。ただし蝦夷地に馬が渡来した時期は遅く、18世紀末頃と考えられている。この時期、多くの近江商人が東蝦夷地に入って来たため、アイヌ語の「ウンマ(馬)」は関西系のアクセントの影響があると言語学者の中川裕に指摘されている。

とな
そりゃ、サラブレッドは、いわゆる「三大始祖」バイアリータークゴドルフィンアラビアンダーレーアラビアン3頭いずれかの血統を持っているわけですから、「外来馬」であることは、競馬ファンのはしくれとして、私も常識として知っていたのですが、どさんこ北海道に自生していたのではなかったとは…
勉強になります。

   

1時間にわたって旭川市博物館を見学した私、いつものようにMuseum Shopを覗いて、図録の購入も検討しようかと思っていたのですが、まだ15:30にもなっていないというのに、ショップは店仕舞いしておりました。

ちょっとがっかりしつつ、大雪クリスタルホールを出て、今度はクリスタル橋経由で旭川駅方面に戻り、

ホテルにチェックイン
私の部屋は北西向きの部屋。

反対側(南東向き)だったら大雪山が見えたかなぁ…
でも、この天気じゃ無理だろ…と、思い込むことにしました

ホテルの自室で一息ついて、ほとんど独占状態大浴場で気持ち良くなって(自室にはシャワーしかない)、ブログにダイジェストを書いたあと、宿泊プランに含まれている「蟹・黒毛和牛しゃぶしゃぶすき焼き90分食べ飲み放題」夕食をいただきました。

「ぽっち」だと、90分なんぞ不要で、1時間で満腹
大したことはなかったけれど、美味かった

めでたし、めでたし…。

つづき:2020/11/16 Go To 北海道 旅行記 #2-1 

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Go To 北海道 旅行記 #1-2

2020-11-12 20:45:49 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「Go To 北海道 旅行記 #1-1」のつづきです。

北海道旅行から2週間経ったところで、国内ではコロナウイルス感染症第三波不気味な様相を呈しているわけですが、その中でも、北海道は、朝日新聞デジタルによると、

北海道と札幌市などは12日、新型コロナウイルスの新たな感染者が236人確認されたと発表した。このうち、最大都市の札幌市では164人が確認された。道内、札幌市ともに感染者数は過去最多を更新した。道内の感染者数が100人を超えたのは8日連続となった。

だとか
恐る恐る、スマホの「新型コロナウイルス接触確認アプリ (COCOA) 」を見ると、、、

ふぅ~「陽性者との接触は確認されませんでした」だそうです。
ひとまず安心しました。

   

さて、今回の旅程を考えた際、旭川2日目旭山動物園を組み入れるのは、「MISIA星空のライヴ Across The Universe」遠征を決意した今年2月の時点から決めていましたが、初日の昼に旭川に到着したあとの行動は白紙からのスタートでした。

行きたい場所・観たい場所がとりたてて無い場合、私は、観光協会のサイトを覗くか、美術館・博物館を探すのが常套手段でして、すぐに、旭川駅から徒歩圏内にある旭川市博物館に行ってみることに決めました。

上に載せたアクセス情報では、駅の北東にあるクリスタル橋経由のルートが書かれていますが、私は「#1-1」で書いたように反対側氷点橋経由のルートを採ったのですが、成り行きでこうなっただけで、とりたてて理由はありません

で、大雪クリスタルホールの中庭(?)真っ赤モミジを眺めながら、旭川市博物館に入館。

平日の昼下がり、しかも、企画展端境期ということもあってか、館内は閑散としておりまして、のんびりと観覧できました。

旭川市博物館の展示、とくに前半は、アイヌの民俗や歴史に関するものが主体となっていました。展示の冒頭近くにあったこちらの説明板によれば、

アイヌ語地名の南限と、古墳の北限と、5~6世紀頃の稲作の北限が、ほぼ同じライン秋田・岩手両県の南端に描かれていて、秋田県人の私としては興味を惹かれざるを得ませんでした

そして、アイヌの活動圏が、本州北端北海道だけでなく、サハリンからアムール川流域にまで広がっていたとは…

さらに、アイヌは、とも戦ったという史実もあるということなんて、本州では勉強しないよね…

東京国立博物館(トーハク)展示にもありますが、本州・四国・九州の歴史(旧石器⇒縄文⇒弥生⇒古墳⇒飛鳥⇒奈良⇒平安⇒鎌倉・・・)とは違う歴史の流れが、北海道と沖縄にはあったことは、もっと知られても良い気がします。

ところで、これは何でしょうか?

これはアイヌの住居「チセ」
壁と屋根の全面が笹の葉で覆われています。

まるで「迷彩」ですな。

チセの材料は、地域によって様々だそうで、この笹の壁は、隙間風防止には効きそうな気がします。
少なくとも、北海道開拓の村で見た「開拓小屋」よりはずっと良さげ

アイヌの民俗については、2017年1月に行った北海道博物館でも勉強しましたが(記事はこちら)、アイヌの人たちには製鉄の技術がなく鉄製品和人との交易で入手していたことは、旭川市博物館の展示を観るまで知りませんでした

小刀(マキリ)は、和人から入手した鉄の刃に、和人から入手した刃物彫刻した柄や鞘を組み合わせた道具なんですな。
和人の家紋が彫られた鞘なんぞは、象徴的な気がします

というところで、「#1-3」に続きます。

つづき:2020/11/15 Go To 北海道 旅行記 #1-3 

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上野に行って、丸の内に行って、帰ってきて買い物

2020-11-05 22:41:42 | タウンウオッチング/日記

今日は「冬近し」と感じさせる青空の下、上野丸の内にお出かけしてきました。

ルートは、

自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅上野・東京ライン上野駅⇒徒歩東京国立博物館(トーハク)⇒徒歩上野駅京浜東北線東京駅黒塀横丁⇒徒歩丸ビル⇒徒歩東京駅上野・東京ライン赤羽駅埼京線最寄り駅⇒徒歩書店⇒徒歩自宅

というもので、メインは、トーハク11月3日から始まった特別展「桃山-天下人の百年」の後期展でした。

「桃山展」は、10月7日に前期展を観ておりまして、きょうで2度目の観覧です。
前期展が、あまりにも質・量ともに凄まじかったもので、プレミアムメンバーズパス附属の特別展観覧券最後の1枚を使って、また観てきました。

久しぶりに狩野永徳「唐獅子図屏風」を拝見するなど、後期展大満足でございました。

「桃山展」のことは、後日、前期・後期展をまとめて書くことにいたしまして、きょうのサブ丸ビルのことを…。

年末恒例の丸の内イルミネーションは、今夜から始まることになっていて、その「Marunouchi Bright Christmas 2020 ~LOVE & WISHES~」MISIAがコラボすることは、10月15日の記事「MISIAで勝手に盛り上がっています」で書いたとおりです。

Marunouchi Bright Christmas 2020

そして、その点灯式MISIAが直々にお出ましになるんですが、私は、点灯式参列へのエントリーはご遠慮申し上げて、準備状況を見てこよう という趣向です。

丸の内は、私が約4年間通勤していた、勝手知ったるエリアですので、地下街をスタスタと丸ビルに向かうと、あちこちに「Marunouchi Bright Christmas 2020」の掲示があって、それに欠かさず載っているMISIAの写真にんまり…

丸ビル1階のマルキューブは、一部がパーティションで見えなくなっているのですが、いくらでもツリーを観ることができました。

点灯式の模様は、ニュース番組で観ることができるのだろうな、K.I.T…。

点灯式のMISIAと思ったら、ネットには、MISIAのトークの内容の一部を含めて、点灯式の記事が出ていました

これを読んでいると、点灯式への参列にエントリーすればよかったかな…と思ったりして。

ところで、記事には「ポニーのレイナちゃん」とありますが、このお馬ちゃん、ポニーの中でも、ミニチュアホースに分類される大きさ(小ささ)だよね…

   

この記事のタイトル「上野に行って、丸の内に行って、帰ってきて買い物」の最後に「買い物」とあります。

なにを買ったかといいますと、、、、デジカメ

この記事の冒頭に載せたトーハクの写真、よく見ると、画面の右上あたりに黒いぼかしみたいなのが写っています

前回の帰省のときに気づいたのですが、どう写真を撮っても、レンズを替えても、この「黒いぼかし」が、同じ位置に写り込むのです

専用の道具(スワブ)を購入してイメージセンサーを拭いても、「黒いぼかし」が写ります

これはどうやら、メーカーに修理を依頼しなければならないレベルの不具合っぽい…。

そういえば、今の愛用のカメラ、いつから使っているんだっけ? と思って調べると、ほぼ丸7年になります。

デジカメ7年といえば、そろそろ替え時かな…と、しばし考えた末、ポチッ

今のカメラ性能といい、大きさ(小ささ)といい、重さ(軽さ)といい、かなり気に入っているのですが、ちゃんとした写真を撮れないのではねぇ…
う~む… であります。

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Go To 北海道 旅行記 #1-1

2020-11-03 20:28:29 | 旅行記

先週木曜日から一昨日までの3泊4日北海道旅行旅行記本編を、旅行初日、旭川駅についたところから書き始めます。
自宅を出発して旭川行きの飛行機に乗るところまでは、ダイジェストでちぃと詳しく書きすぎましたので…。

   

旭川駅に降り立った私は、まず、駅至近の「Go To トラベル」を利用して予約済みのホテルに行き、荷物を預かってもらったのですが、この段階で、地域共通クーポン 2,000円分をいただきました。

旭川では、夕食・朝食付きの宿泊プランを予約していますので、地域共通クーポンを使うのは、札幌に移動してからかな? と思いつつも、まずは昼食を食べたい

と、目についたのは、旭川駅の駅ナカにあった「旭川ラーメン」の幟でした。
旭川といえば旭川ラーメンだよな と、さっそく、チャーシュー麺を食しました

これで690円(したがって、地域共通クーポンは使えません)だなんて、CP高すぎませんか? (丼のデザインも)

お腹も心も満足した私は、旭川市博物館へ向かうべく、旭川駅裏口、いや、南口から外に出ました。

旭川駅南口は、忠別川の河畔に面していて、まるで公園みたい。
その忠別川に架かる氷点橋を渡ります。

「氷点橋」とは、なんとも寒々とした語感…
でも、この橋を渡って南に行くと、三浦綾子記念文学館があることからすると、地元出身の作家、三浦綾子のベストセラー「氷点」(舞台は旭川)から採った命名だろうと思われます。

大きな河川には、河川名標が立っているものですが、忠別川の河川名標には、その由来まで書かれていました。

アイヌ語チウペッ【Chiu(波)-pet(川)】と呼び、波立つ川の意味が語源とされ、それが後の説によりチュプペッ【Chup(日)-pet(川)】となり、意訳して旭川という地名が生まれたともいわれています。

ほぉ~ 
札幌を初めてとして、アイヌ語起源の地名が多い北海道にしては、日本語っぽい地名だと思っていた旭川は、アイヌ語からの意訳ですかぁ~。

わがふるさとの中心部を旭川というが流れているんですが、こちらもアイヌ語と関係あるのかな…?
ふるさとには、アイヌ語起源っぽい地名が結構あるんです(仁別、西馬音内、院内など…)よね…

と、Wikipediaをみると、

「旭川」の名は、雅名を求めていた久保田藩士たちの意を受け九代藩主佐竹義和菅江真澄に命じて名付けさせたもので、源流の旭岳に因んでいる。その後も複数の呼称が併用されたが、明治になって「旭川」を正式名称としたため定着した。

だそうで、秋田の旭川は、北海道の旭川とは語源が違うようです。
でも、

古来、流域の村落に由来して「仁別川」「添川」「泉川」「保戸野川」などと呼ばれていた。

と、出てきましたなぁ、「仁別」
ちなみに「仁別」という地名は北海道の北広島市にもあって、北海道(庁)こちらの資料によると、

だそうな。
確かに、秋田市仁別「木」だらけです(訪問記)

   

それはそうと、歩道広ぉ~~い

車道2車線とれるくらいの広さです

別邸(ふるさと)近くの元・商店街は、歩道に相当する部分が1mくらいしかなくて、が積もると、歩道が車道と渾然一体となって、危ないったらありゃしないのですが、歩道の幅がこれほど広いと、「車道と渾然一体になることはあり得ません

   

そして、旭川駅から歩くこと10分たらずで、旭川市博物館のお隣の区画、クリスタルパークに到着しました。

平日の昼下がりで、しかも曇天とはいえ、いなぁ~い~

でも、ひとけの無い公園というのも、なかなか乙なものです。
自分一人で独占している気分…

というところで、#1-2につづきます。

つづき:2020/11/12 Go To 北海道 旅行記 #1-2 

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Go To 北海道 ダイジェスト (4日目:最終日)

2020-11-01 22:03:07 | 旅行記/美術館・博物館・アート

19時ちょい前3泊4日北海道旅行を終え、無事に自宅に帰着しました。

先週から続く「間の悪さ」健在でしたが、それでも、それなりに楽しめました

旅行記本編はおいおい書き始めることにしまして、まずは本日の旅程から…。

ホテル⇒徒歩すすきの駅地下鉄南北線札幌駅特急北斗白老駅⇒徒歩⇒ウポポイ(民族共生象徴空間)⇒徒歩ポロトミンタラ(白老駅北観光インフォメーションセンター)⇒徒歩白老駅特急北斗南千歳駅快速エアポート新千歳空港駅新千歳空港飛行機羽田空港空港リムジンバスさいたま新都心駅⇒徒歩北与野駅埼京線⇒徒歩自宅

本日のメインは、「今月末は『Go To トラベル』を決行予定」で宣言していたとおり、4ヵ月前オープンしたばかりのウポポイ(民族共生象徴空間)でした。

ただ、かなりマズいことがありまして、思惑どおりには行きませんでした

ウポポイへの入場と、その中にある博物館を観覧するためには予約が必要なことは知っていました。
でも、この旅程を思いついた段階では、きょう11月1日分の予約は始まっていなかったのですが・・・・・・・そのまま忘れていました

予約しよ札幌のホテルで、まず、ウポポイの入場券を予約して、問題なくクレカで決済完了
ところが、博物館の方は、16:00より前はすべて完売

え"え"え"え"え"え"…

です。
札幌⇒白老指定席特急券購入済みで、ウポポイの入場券決済済みだというのに、博物館観られない

思惑がすっ飛んでしまいました

でも、今さらウポポイ行きを変更するのは面倒くさいしなぁ~、、というわけで、帰りの飛行機(ウポポイ行きを決めたときに1便遅く変更した)を、1便前に予約変更して、きょうに臨みました。

そして、、、、結論から書きますと、ウポポイに行って良かった

に吹かれながら、紅葉末期の自然を眺めるのは最高に心地良かったですし、

なによりも、ウエカリ チセ (体験交流ホール)で鑑賞した伝統芸能上演プログラムが、ほんんんんっとに良かった

手拍子足踏みだけで紡ぎ出されるのなんと豊穣なことか
日本古来の「音楽」にはハーモニー激しく不足している と常々思っていた私には、衝撃的「音」でした。
そして、単に「びよ~ん、びよ~ん」という音しか認識していなかったムックリ(口琴)が、あれほどまでにさまざまな音を、それもアナログで、アコースティックに奏でられることに、目からウロコざっくりと落ちました。

そしてそして、フィナーレのイヨマンテ リムセ (熊の霊送りの踊り)は、踊る人々の喜びが伝わってくる感じで、感動的でした

これって、映像作品を観るのではなく、目の前で実際に演じられるライヴだというのも大きいのでしょうねぇ…

こればかりは、実際に、その場で体験しなきゃ判らない良さかもしれない…

博物館への入場が叶わないことが判った段階で、ウポポイ行きを変更しなくて良かったと、つくづく思いました。

そして、またウポポイ行くぞ そして、次回は博物館観覧するぞ と心に期したのでありました。

   

こうしてふり返ると、「MISIA星空のライヴ Across The Universe」旭川公演&札幌公演への参戦を前提に決め、MISIAのライヴ延期 になったものの諸般の事情によりキャンセルできなかった今回の北海道旅行でしたが、かなり奥深い体験に恵まれたものになりました。
はぁ~、行って良かった…です。

詳細は、旅行記本編で書きたいと思っていますが、今のペースでは、今年中に完結できるか…

ほどほどにご期待くださいませ。

旅行記本編:2020/11/03 Go To 北海道 旅行記 #1-1 

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