新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

トイレからの脱出 (第7章=番外編その2)

2009-03-31 21:07:46 | トイレからの脱出

「トイレからの脱出」の「番外編その2」です。
ホントは、「番外編その2」にふさわしいネタがないのではありますけれど、ついうっかりと、第6章のタイトルを「番外編その1」にしたものですから、「番外編その1」の舞台となったベルリンで撮った写真を披露することにします。
ベルリンはおもしろい街でしたぁ~。戦災にあったことから、かなり人工的な雰囲気が漂う街でしたが、ビルそのものや、装いが過激で、ロンドンやパリと比べても遜色ないおもしろさでした。
例えば、これ

Photo_6

旧東ベルリンにある国立歌劇場です。歌劇場そのものは古風な威風堂々の建物なのですが、何ですか、隣にある広告は?これでは「過激場」です。

そしてこちらは、ベルリンの最繁華街:ポツダム広場に面したビル。

Inberlin


ポツダム広場からもう1棟。うおぉ~です。

Inberlin_2


こちらは教会のようですが、なにやら「ブラック・ジャック風」。

Photo_8


そんでもって、こちらは建築中のビル群。手前の看板が完成図のようです。

Berlintownhouses

不揃いの高さ&デザインのビルが並ぶことになるようで、これはこれで心地良いリズムが聞こえてきそうで、楽しいなぁ。

楽しいといえば、極めつきは旧東ベルリン地区に古くからある歩行者用信号「アンペルメンヒェン」でしょう。左が「進め!」で、右が「止まれ!」。かわいいですよね。

Ampelmaennchen

一時期は「東ドイツの遺物」として消え去る運命だったところ、「保護運動」が巻き起こって、今度はマグカップとかTシャツとかベルリンみやげにまでなってしまったようです。

ある時、池袋で、偶然、アンペルメンヒェンのポスターを見つけ、衝動買いしてしまいました。サイズに合わせて額まで誂えたものだから、結構高くつきました

Photo

またベルリンに行ってみたい


つづき:09/04/10 トイレからの脱出 (第8章=国内編その1)

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加藤健一事務所公演「川を越えて、森を抜けて」を観てきた

2009-03-30 21:32:50 | 演芸・演劇

昨日、下北沢・本多劇場で、加藤健一事務所公演 Vol.71「川を越えて、森を抜けて」を観てきました。
キャストやスタッフ、あらすじ等々はこちらをどうぞ。
090330_1_1 この日が千秋楽だったこともあってか、補助椅子まで出る盛況でした。
加藤健一事務所の公演は、ここ数年というもの、年1~2本は観ています。最初に観たのは2001年の加藤健一(以下、カトケン)と高畑淳子の二人芝居セイムタイム・ネクストイヤー」だったかなぁ。これを観て以降、「はまった」までは行かないまでも、カトケン芝居の基本的にハート・ウォーミングなライトコメディが気に入ってしまい、年に1回は観ないと気が済まない状況が続いています。
そうそう、2004年10月23日の新潟県中部地震は、まさしく「バッファローの月」の観劇の真っ最中でした。東京でも結構揺れて、吊り物がゆ~らゆ~ら。場内もざわつくほどの揺れだったのですが、舞台は何事も起こっていないかのように進行していきました。まさに「Show must go on」です。さすがに地震ネタのアドリブはありませんでしたけれどね(脇役の俳優さんだけが舞台にいるシーンでした)。
   
それはともかく、「川を越えて、森を抜けて」。
タイトルは、「川を越えて、森を抜けて、おばあさんのお家に遊びに行こう 」といった歌詞の歌から採られているようで、遠くに引っ越した両親や妹夫婦と離れ、毎週日曜日は両親の祖父母とディナーを楽しむ孫を巡るお話しです。遠く離れた地に転勤して、より高いポストとより重い職責を担って人生の新しい展開を夢見る孫と、これまでどおり毎週日曜日には5人でディナーを楽しみたい祖父母たち。親族の温かさと仕事との両天秤に悩む孫と、孫の幸せな将来を願いつつも「楽しい今」を守りたい祖父母たちの葛藤。
よかったです。観ているうち、私の祖父母たち(母方の祖父は、私が生まれた時には亡くなっていましたけど)のことを思い出してしまいました。

じわ~っと胸が温まる共にキュンとする感じ、出演者の見事なテンポの会話の応酬、適度な笑い、まさしく「カトケンワールド」です。これだからやめられません
ホント、「加藤健一事務所公演」はハズレがありません。次の公演は6月の「パパ、I LOVE YOU!」(再演)です。この公演にも行きたいと思っています。
   
ところで、久しぶり(9ヶ月ぶり)に下北沢まででかけるついでに、昔住んでいた浜田山の街を歩いてみました。そして、十数年ぶりに「たんたん亭」のラーメンを食べてきました。浜田山に住んでいた頃は、ちょくちょく「たんたん亭」のラーメンっつうかワンタン麺を食べていました。ここ数年は、コテコテのトンコツ系のラーメンを食べることが多かったものですから、「たんたん亭」の、あの昔ながらのラーメン(支那そば)を食べたくなっていたのですよ。
090330_1_2 11:40頃、浜田山駅で電車を降りて、右にほんのちょっと歩くと、ちゃんと「たんたん亭」があって、営業中です。そして行列もなくすんなりと座れました。店内には煮干し&昆布系の香りが漂っています。ここまでは良し

で、メニューを見ると、うぉっ、高い肉ワンタン麺が1,050円。まぁ、そうそう来られるものでもないし、と、当初の予定どおり肉ワンタン麺を注文しました。
待つこと数分。出された肉ワンタン麺を見て、「ちょっと違う」と思いました。かつて食べたものとは微妙に違う感じです。具体的には、①スープが濁っている、②ワンタンの量が多い、③チャーシューの縁が赤くない、④ほうれん草が乗っていない、といった辺り。

食べてみると、決して不味くはないのですが、私がイメージしていたものとは違っていました。なにせ十数年ぶりですので、私の記憶が美化されている可能性は高いのですが、残念ながら、ちょっとがっかりでした。

変わることも必要だとは思いつつも、ちとほろ苦い思いです。

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どうぶつ奇想天外が終わってしまう…

2009-03-29 20:38:53 | テレビ番組

私の家のTV、ここ数年、日曜夜8時は電源が入っている限りTBS「どうぶつ奇想天外」が映っていました。
もともとNHKの大河ドラマが、一貫して続く番組作りの手法が嫌なもので、全然観ていなくって、どんなに話題になろうと、視聴率が高かろうと、ひたすら「どうぶつ奇想天外」を見続けてきました。
ここしばらくは、19:30からのNHK「ダーウィンが来た」を見て、20:00からは「どうぶつ奇想天外」、20:50頃からはNHK-E「新日曜美術館 アートシーン」(新日曜美術館の本体は予約録画)、21:00からは、内容によって「NHKスペシャル」かTVの電源OFF、といった「日曜夜のTVライフ」を続けてきました。
こんな習慣が、「どうぶつ奇想天外」の終了(「新日曜美術館」も終了)と共に終わってしまいます
あちこちからの報道(かなり"噂話"に近いものが多し)によれば、昨年のNHK「篤姫」にまるっきし歯が立たなかったこともあって、TBSの経営も以前ほど楽ではないご時世だし、この際、高コストの「みの もんた」を削ろう、という思惑があるとか無いとか…。あくまでも「うわさ話」のたぐいですので、真に受けないでください。
でも、私の場合、「どうぶつ奇想天外」でのみの氏の比重って、めりゃくちゃ低いんですけど。
今夜の最終回を観て思いました。これほどの番組を無くしていいのか、TBS
激しく寂しいぞ

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ETCのこと etc.

2009-03-29 08:50:33 | ニュース

土日祝日、乗用車と二輪車はどこまで走っても高速道路料金1,000円(一部地域を除く)」が始まって、世の中がETCで盛りあがっています
Logo_etc 東京近郊と大阪近郊や、首都高速と阪神高速が例外扱いになって、複雑かつ東京圏と大阪圏のドライバーにはイマイチ「お得感」が乏しい制度ですが、地方の人たちや長距離ドライブを計画している人たちには朗報なんでしょう。一方で、レジャー渋滞が一層ひどくなる、とか、鉄道利用者がクルマに移るだけ、とか、CO2排出削減の観点からの「マイカーから公共交通機関へ」という流れに反すといった批判もあって、私としては、メリットよりもデメリットの方が大きいのではないかという気がしています(単に「気がする」だけです)。毎年恒例にしている夏休みの実家への長距離ドライブは、過去最悪のひどいことになるのではという危惧もあったりして…。

また、今行われているETC車載器の購入助成こちら)にしても、財源が税金ではなく(財)高速道路交流推進財団の積立金だとはいえ、この積立金は、高速道路交流推進財団が前身の道路施設協会の頃に、全国のSA・PAの事業をほぼ独占して蓄えたお金が主。旧JHがファミリー財団を介さずに、直接、レストランや売店、ガソリンスタンドの運営業者を入札で決めて、「ショバ代」を稼いでいれば、もう少しは債務を減らすペースが上がったのではないかと思います。
   

ところで、私、かな~り古くからのETCユーザーです。私が初めてマイカーにETCをセットアップしたのは、2001年9月のこと。別に高速道路のヘビーユーザーというわけではなく、単に「新しもの好き」なだけですけどSuicaも01年4~7月に埼京線・川越線&山手線の一部駅で実施されたモニターテストに参加しました)。
この01年9月という時期がどんな時期かといいますと、ETCの一般利用が千葉と沖縄で開始されたのが01年3月末、三大都市圏の一部区間で一般利用が開始されたのが同年7月末だったわけで、ETCを使える区間がホント少ない頃でした。セットアップ累計も、今年2月末時点で2,724万件を超えていますが、01年9月末時点ではわずか7万件利用率でみても、最新情報(3月19日現在)では76.9%であるのに対し、01年12月のデータではたったの0.9%
この国交省の資料(オリジナルのPDFファイルはこちら)では、私がETCを使い始めた頃のデータはほとんどX軸上にあるように見えます。

Etc

いやはや、隔世の感とはこのことかもしれません。
   

そんな私がいうのも何ですが、通行料金を支払うための機械をユーザーが自腹で備え付けるって、じゃありませんか?例えば、電気メーターやガスメーターをユーザーが購入して自宅につけますか?集金する側の電力会社やガス会社が(その調達費や運用費が使用料金に含まれているとしても)つけてくれるのが普通ですよね。
と、考えていたところ、ひょんなことから似たケースを思い出しました。
私が住んでいるマンションの管理組合から、水道使用量のテレメトリー用の電話料金が支出されています。検量作業する人の手間・費用を削減してあげているのに、妙だなぁと思っていたところ、テレメトリーのための電話代(基本料+通信料)を管理組合が負担することは、水道をマンションに引く条件になっていたんだそうな。
強気だぞぉ、埼玉県南水道企業団(旧浦和市と旧与野市で水道事業を展開していた公共機関。今はさいたま市水道局)

でも、やはりスッキリしません
   

さて、話をETCに戻しまして、ETCに「愛称」があるってご存じでした?

イーテックをよろしく、ってETCのこと?
国土交通省は28日、ETCの愛称を「イーテック」にすると発表した。7月から実施していた愛称コンテストの結果、決まったという。ちなみに他の候補は「イースルー」や「スルースルー」、「パスウェイ」など。
国交省はポスターなどに活用するほか、場合によっては料金所ゲートなどの名称変更も検討する、としている。ただ、すでにETCという名称がそれなりに浸透しているため、「税金の無駄遣い」という声も…。
(Response 01/11/28)

一時期、ETCのセットアップ申込書なんかにも「イーテック 」のロゴが載っていましたけれど、まさしく「E電」と同じ運命をたどっています。01年11月の時点で「すでにETCという名称がそれなりに浸透している」と書かれているのに、敢えてこんな不細工な「愛称」をつけたなんて、さすがは国交省の土木屋さんたちです。

   
「土日祝日、乗用車と二輪車はどこまで走っても高速道路料金1,000円(一部地域を除く)」は2年間は続くようですし、そのうち恩恵にあずかれることもあるでしょう。

まぁ、のんびり構えていきましょう

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THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(番外編 in 台北)

2009-03-28 10:07:49 | MISIA

Photo

昨日、「『THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括』はお終いです。ふとあることを思い出して、またDISCOTHEQUE ASIAツアーのことを書くかもしれませんが、その節はご寛恕を」なんて書いたばかりなのに、さっそく番外編として、台湾遠征のことを書いてしまいます
Jl641    

私は8月30日に台北南港展覧館で開催されたDICOTHEQUE ASIAツアーの台湾公演に参加するべく、前日29日のJAL641便で成田から台北に行きました。この「JAL641便」、まったくもって図らずも、MISIAご一行様と同じ便(運命共同体 成田の搭乗口付近でダンサーさんたちを見かけて、うぉっと思いましたが、まさかMISIAご本人まで乗っているとは台北に着くまで知りませんでした)でして、一部の方々に熱く語ったように台北・桃園国際空港では一生記憶に残るに違いないできごとがありました。まぁ、このできごとはこの記事の主題ではありませんので、省略。
   
さて、会場となった「台北南港展覧館」は去年の3月に正式オープンしたばかりの見本市会場です。
下の写真は、台北101(私が登った8月29日までは、世界一の高層ビルでした)から見た「台北南港展覧館」です。

Photo_2

   

私が行った時、最寄り駅はMRT(台北の地下鉄のようなもの)南港線の昆陽駅で、そこから「台北南港展覧館」までは3kmほどもあります。南港線は、昨年末に南港駅まで延伸され、今年末には更に南港展覧館駅まで延伸されて、都心からのアクセスが格段に向上するようですが、この時は、都心から会場まで行くには、始めからタクシーで行ってしまうか昆陽駅までMRTで行き、そこからタクシーorバスor徒歩という手段が選択肢になっていました。
Photo_3 台北のタクシーは、日本に比べて格段に安いので、都心からタクシーで行くことも考えたのですが、台北版PASMOの 悠遊カード(MRTでもバスでも使えるし、乗り継ぎ割引もある台北では便利この上ないICカード)を持っていたこともあり、台北⇒昆陽をMRTで、昆陽駅⇒南港展覧館をバスで行くことにしました。
まず、ネットで昆陽駅から南港展覧館までのバス路線と最寄りのバス停を調べて、携帯にメールしました。
その文面は

捷運昆陽站
請搭乗212、817、小5、小12、小12(区間車)、藍15、藍22、藍23至南港国小站,歩行約3分鐘即可抵達展館。

ここに示された路線のバスに乗って、「南港国小」というバス停で降りれば、徒歩約3分で会場に到着、のはずだったのですが…。
   
台北⇒昆陽はうまく行きました。そして、昆陽駅前のバス停もすんなり見つかり、会場近くまで連れて行ってくれそうなバスにも乗れました。
ところが、乗ったバスは旧式なのか、前日、士林駅前から故宮博物院まで乗ったバスにあったような次のバス停を教えてくれるLEDディスプレイが無い!ちなみに台北のバスでは、次のバス停のアナウンスは無く、降りたいバス停が近づけば乗客がボタンなどで運転手に伝える仕組みなのですよ。
そんなわけで、バス停に止まるたびに、路肩のバス停名を読んで「よし、次だ!」と準備しなければならないのですが、あいにくと私は昆陽駅から「南港国小」までのバス停の名前なんて知りません。持っていたガイドブックには昆陽駅から先の地図なんか載っていませんあちゃ~です。
当てずっぽうで降りてしまうか、と迷っているうちに、バスはそれまでの大通りから離れ、閑静な雰囲気の通りを走っていきます。バス停には「○○研究院」とかという表示が読み取れたような…。更にバスは走り続け、通りは田舎のしょぼい商店街のイメージ。どう考えても、このままバスに乗り続けていても会場には着かない、会場から遠ざかる一方だと確信して、バスを降りました。
   
バスは降りたものの、自分がどこにいるのか見当もつきません。今にして思えば、携帯のiモードアプリの「モバイルGoogleマップ」を試してみれば、ですが、この当時、私の携帯には「モバイルGoogleマップ」をインストールしていませんでした。
それはともかく、逆方向に向かうバスを待ってみましたが、全然バスは来ません。もっとも、仮にバスが来たとしても、ちゃんと南港展覧館の方向に連れて行ってくれる保証はありません。ここまで来てようやくタクシーに乗る決心をして、流しのタクシーを捕まえて乗り込みました
結局、昆陽駅⇒南港展覧館と同じくらいの距離を走り、なんとか会場に到着しました。まるまるバス代と時間が無駄になった計算です。
この写真は、前日、故宮博物院から士林駅前まで乗ったバスの中です。このバスにもLED表示はありませんでした。

Photo_4


教訓:台北でバスに乗る時はバス路線図を忘れずに

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THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(その6=最終回)

2009-03-27 22:23:09 | MISIA

THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括も最終回(のつもり)です。

And_etc3

今日の仕事を終えて、職場から駅に向かいながら、最終回はどんな書き出しにしようかと考えていました。

考えるうち、ふと東京駅の駅ナカのCDショップに寄ってみました。80'sのコンピCDが無いかな?と思ったんです。で、ありました。通販で買った方が安いんだろな、と思いつつも買ってしまいました。
それが、これ。

エイティーズ・グラフィティ エイティーズ・グラフィティ
価格:¥ 3,360(税込)
発売日:2008-08-27

今、買ってきたばかりのこのCDを流しながらこの記事を書いているんですが、いいです、80'S(ノーランズに代表されるキャンディ・ポップスは、昔も今も遠慮したいのではありますけど…)。若かりし頃、「ベストヒットUSA」とか「SONY MUSIC TV」をワクワクしながら見たっけなぁ~と感傷に浸ったりして…。
加えて、DISCOTHEQUE ASIAツアー(アリーナ編)の開演前のワクワクドキドキを思い出してしまいます。目をつむると、RED TEA CEREMONYが浮かんできます。
THE TOUR OF MISIAの開演前に会場内に流された曲が、今回ほど知っている曲ばかりだったことはありませんでした。曲が変わるたびに、うわぁっとか、おぉとか、ふぁおぅとか、言葉にならない「擬情語(こんな単語はないと思う)」が私の口から飛び出しましたっけ…。残念ながら今日買ったCDには収録されていませんが、リマールの「Never Ending Story」(MISIAの「果てなく続くストーリー」とは無関係の曲です。念のため)が個人的にツボでした。
Photo DISCOTHEQUE ASIAツアーの会場で、懐かしさに浸りながら上を見上げると、センターステージの上方から会場内の四方八方に張り巡らされていた「飾り」が目に入りました。あれが「ぼんぼり」だったら、ステージはまさしく「盆踊りのやぐら」だったわけですが、並んで吊されていたのは丸と四角の銀色のシートでした。パッと見、太陽の塔の顔とウルトラマンの顔が並んでいるようでもあるし、ルイ・ヴィトンのモノグラムラインのようにも見えるし、丸の方に限っては右の写真(東京駅の丸の内側の地下に飾られているC62の動輪です)に似ているし、ありゃ何だったんでしょうかねぇ?ライヴが始まってしまうと、まるで存在感が無かったんですけど…
   
まるっきし話題が変わりまして、MISIAの衣装の話です。
そう、MISIAウオッチャー(?)の間で評判が悪く、さっさと変更になった、「芋虫ドレス+唐辛子帽子」のこと。ありゃ、何をイメージした衣装だったんでしょうねぇ。私、「翼の椅子」に唐辛子帽子がひっかったりするんじゃないかといらぬ心配をしてしまいました。ツアー序盤でボツにしたのは正解だったと思います。EIGHth WORLDツアーの「布袋さん」だか「大黒さん」風の衣装のように、ツアー最後に登場してそれがDVD化されるのはちょっとご勘弁を、といった感じです。
一方で、レインボードレスとか、グレー&茶のチェックのドレス(「蓑虫」のイメージらしい)はお気に入りでした。特に後者はダンサーさんたちとのお揃いで、「Joyful Moment」なんて、素敵なダンスとも相まって最高でした。
   
ということで、6回にわたった「THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括」はお終いです。
ふとあることを思い出して、またDISCOTHEQUE ASIAツアーのことを書くかもしれませんが、その節はご寛恕を
さぁ、次の楽しみはDISCOTHEQUE ASIAツアーのDVD、そして「星空のライヴⅤ」、さらに「THE TOUR OF MISIA 2010」又はニューアルバム(「★Ⅴ」までは確定していますが、それ以降には多分に妄想が混じっています)。
今回のDISCOTHEQUE ASIAツアー、私としては、かなり上出来なツアーだったと思っています。
まだまだ「MISIA熱」は醒めないようです。
   
そうそう、4月10日11:10から、WOWOWでEIGHth WORLDツアーの再放送があるみたいですよ。ご参考まで。


つづき:2009/03/28 THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(番外編 in 台北)

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THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(その5)

2009-03-26 22:17:25 | MISIA

Misia2

「総括(その3)」とちょいとダブりますが、DICOTHEQUE ASIAツアーでは、異なる理由で「約束の翼」と「It's just love(ファイナルの時のバージョン)」が強く心に残りました。
   
まず「約束の翼」。
この曲、「星空のライヴⅣ」のDVDに収録されなかったことが残念(生で聴いた時も大感動でしたし、その後CDで聴いてもホント素晴らしかった)で、制作者の意図が理解できないでいるのですが、それはまた別の話。
約束の翼」は今回のツアーの全会場で歌われたのですが、ゲネプロの幕張で聴いた時、そして、アリーナ・ツアー初日の札幌で聴いた時も、イマイチの感想を持ちました。MISIAのフェイクがちょいときつすぎて不自然な感じがしたのです。ところが、こんな私の感想が「以心伝心」したのか、(福岡には行っていないので、どうだったのか判りません)次に聴いた武道館の時、MISIAの歌い方が変わっていました。「イマイチ」と感じたフェイクから、極めて自然なフェイクへと。誰かが指摘したのか、MISIA自身が思ったのかは知るよしもありませんけれど、対応が早い しっかりと的確に修正してくるものだと、感心しました。
   
ツアーファイナルの大阪4日目での「It's just love」もまた衝撃的でした。
歌い出す時、MISIAの持つマイクの位置はお腹の辺りでした。MISIAはその状態では声を出し始めたのです。そして、声量を上げつつ、次第にマイクを通常の持ち位置へと持ち上げて行きました。歌い出し部分での、PAを通さない本物の生のMISIAの歌声を聴くことができたのは私だけではないはずです。こんな幸せって、あるものかと思いました。The Singer Showツアーの新潟で、突然マイクの電源が落ちた時、「あ、あ、あ」というマイクテストするMISIAの生声を聴いたこと(この「他」はねぇ…、我が人生で最大級のできごとです)はありましたけれど、(正真正銘のunplugged)の歌声を聴いたのは、これが初めてでした。
日頃お世話になっている複数のBBSを見る限り、こんな歌い方をしたのは、ファイナル・ライヴの時だけだったようです。ということは、今回のDVD収録は横浜初日だったわけで、大阪ファイナルに参加した人たちだけが聴けたっつうこと。こんなスペシャルは、そうそうあるものではないと思います。そんなスペシャルを体験できた幸運重いっつうかうれしいっつうか泣ける
   
というわけで(どういうわけ)、かなり満足度の高い今回のツアーでのMISIAではあったわけですが、ちょいと気になったことがありました。それは、「そばにいて...」(たま~に「約束の翼」も)を歌う時、MISIAがテンポを取りづらそうにしていることでした。もちろん、バンドはしっかりとしたリズムを刻んでいるのですが、どうもMISIAは先を急ぎたい様子で…。どうしてなのかなぁ。直に聞いてみたいです。
   
思い返してみれば、チケットが無くてツアーグッズを買うためだけに赤坂まででかけたツアー初日から始まって、開演前の会場内に響き渡る衝撃の「っこぉ~」を聞いてしまった赤坂2日目、初めての海外遠征となった台湾、これまた初めての体験だった幕張でのゲネプロ、、、、、。どのライヴ(参加できなかった赤坂初日を除く)でも、MISIAは楽しそうだったなぁ、ダンスが上手になったなぁ、素晴らしい歌声だったなぁ、と、思いはぐるぐると巡るのでありますよ。


つづき:2009/03/27 THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(その6=最終回)

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THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(その4)

2009-03-25 21:19:32 | MISIA

Misia1

ようやくMISIAのことを書くところまできました。

6ヶ月半に及ぶ大ツアー、その間、常にコンサートが開催されたわけではないにしろ、MISIAの体調管理はうまくいったのではないでしょうか。台湾公演直後、病気になったという情報がありましたけれど(個人的には信憑性の高い情報だと思っています)、その2週間後のシンガポール公演は無事に行われたようですし、少なくともEIGHth WORLDツアーの時のような大事には至らなかったのは、ホントによかった。
ライヴの終盤や、"2 days"の二日目に疲れが感じられることはあったものの、それはそれで、「MISIA熱唱の証し」として、私の心にずし~んと響いたのでありました。とりわけ、前半から飛ばしっぱなしだった仙台公演(MISIAのファーストシングルの発売記念日)でのつつみ込むように…」は来たなぁ~。この時ばかりは声を振り絞って歌うMISIA、そして、フォローするような聴衆の大合唱、ほんと…
また、MISIA初の3daysとなった武道館は、正直、かなりMISIAの喉がもつか心配だったのですが、杞憂に終わりました。空気がカラカラで、風邪とインフルエンザが大流行中のこの時期(私も珍しくインフルエンザに罹り、その前1週間はほとんどダウン状態でした)、よくぞ体調を維持して、そして絶妙のペース配分をしたものだと感服します
ペース配分といっても手を抜いたわけではなく、例えば、武道館2日目のMISIAは、それまで過去最高のデキだと思っているTHE SINGER SHOWツアーの広島公演に勝るとも劣らない素晴らしいパフォーマンスだったと思います。しかも、THE SINGER SHOWツアーの時は、その後、MISIAがかなり辛い状況に陥ったりもしたのに比べて、今回は一定以上のレベル(当然、シンガー一般としては相当な高レベル)を最後まで維持できたのは、凄いことだと思います。

ここで思い出したのが、瀧川鯉昇さんの落語「長屋の花見」でのマクラです。再録すればこんな具合。


今日は私どもも昼からでございまして、これで四席目でございまして…。
力の配分というのが、これが結構気を使うもんでございましてね。
お昼にあんまりしゃかりきになると、とてもここまでもたないわけでございまして、まぁ、はっきり言いますと、昼間の方は本当に力が抜けていたわけでございます。
ところが、不思議なもんでございましてねぇ、
昼席で力を抜いて働くと、そのが夜まで残るわけでございまして、なんか未だに力が入らないままででございますが・・・。


そんなもんなんでしょうなぁ。
細心のペース配分をしつつ、手を抜かない、そんなMISIAをますますrespectです。
   
MISIAは、CDで聴くよりも生で聴く方が凄い」という感想を良く見聞きします。いつも同様に、今回のツアーでもMISIAはそうでした。

どうしてなんでしょうねぇ。
私はiPodにMISIAの全アルバム&シングルを入れてまして、よくそれをシャッフルで聴くのですが、確かにスタジオ録音よりもライヴ収録の方が良いバージョンが多いです。「圧縮音源」で聴き比べてもそうなのですから、ましてや生のアナログで目の当たりにするMISIAの歌声ときたら、もう…
武道館初日&2日目の「LOVE TRULY」や「約束の翼」で顕著だった歌声の厚み(あり得るすべての倍音が響く感じ)、何度も聴けた「少しずつ 大切に」の温かさ、大阪セミファイナルでの「Yes Forever」の清冽さ、大阪ファイナルでの「It's just love」の自然さ…。
こんな傑出したシンガーと同時代を生きることができて、そのパフォーマンスを生で見聴きできる幸せを感じました。いや、大げさではなく、ホント、そう思いました。そう思わせるMISIAの歌声でした。
かなり以前、スーパーボウルのハーフタイムショーで歌う黒人シンガーの声を聴いて(もちろんTV放送)感動して、「『あ~~』って声を出すだけで聴衆を感動させるなんて、黒人シンガーにしかできないんじゃなかろうか」なんて思ったことがありました。でも、今、「声を出すだけで聴衆を感動させることができる日本人シンガーっている?」と聞かれたら、自信を持って答えますよ、「いるよ。MISIAのライヴを聞いてごらん」と。
   
なんだか、DISCOTHEQUE ASIAツアーでのMISIAに限った話でないことばかりを書いている感じですね。
でも、ちょっと飲んだビールが効いてしまって、冷静に書けない状況に近づいていますので、きょうはこの辺で止めといて、後日、続きを書きます。


つづき:2009/03/26 THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIAの総括(その5)

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埼玉県 or さいたま県…?

2009-03-24 22:54:13 | タウンウオッチング

私が住んでいるのは「埼玉県さいたま市」。県名が漢字で、市名がひらがなです。
2001年5月1日に、浦和市・与野市・大宮市が合併して「さいたま市」ができました(その後、2005年4月1日に岩槻市も編入合併)。
Photo 成立して約8年経ち、ようやくひらがなの「さいたま」に慣れてきましたが、相変わらず違和感を感じるのが「さいたま地方裁判所」(右の写真です)。名称を聞くだけだと、なんとなく威厳がなさそうじゃありませんか? 何か「こども銀行」のようなイメージで…。
   
この漢字表記とひらがな表記でややこしい有名どころが、サッカー場が「埼玉スタジアム2002」で、多目的施設が「さいたまスーパーアリーナ」であることでしょうか? どちらも、県が作った施設で、所在地がさいたま市という点は共通なんですけど。また、スポーツ新聞などで、Jリーグの「浦和レッズ VS 大宮アルディージャ」戦について、「さいたまダービー」と「埼玉ダービー」が混在していたりもします('01年5月以降は「さいたまダービー」が正解だと思います)。
   
そんな折り、うちの近所にある施設が気になっていました。
それがこれ

Photo_2

パッと見、「埼玉県さいたま県…」。いったいどっちなんだぁ~!です。
よくよく見て、調べてみると、埼玉県の組織として「県土整備事務所」なるものが県内のあちこち(12カ所)にあって、そのうち、さいたま市にあるのがこの「埼玉県 さいたま 県土整備事務所」というわけ。
理屈は判るけど、何ともややこしいぞ。
英文表記は「Saitama Pref. Saitama Land Development Office」となって、「埼玉」も「さいたま」も「Saitama」で一緒だし…。

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久しぶりのマック

2009-03-23 07:37:01 | 食・レシピ

昨日、超久しぶりにマクドナルドに行ってブランチを摂ってきました。
マックで食べたのは何年ぶりかなぁ。
別にハンバーガーが嫌いなわけではなくて、ハンバーガーを食べたくなるとFRESHNESS BURGERモスの方に足が向いてしまうのですよ。
そんな私が久しぶりにマックに行ったのは、先日の大阪遠征の際(往路)にgetした これのせい。

Double_quarter

「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」単品の引換券です。
JALの「QuiC×マクドナルドキャンペーン」で当たりましたぁ~
せっかくだから話題のメタボの元 人気商品を試してみようというわけ。
ちなみに、帰路は参加賞(?)のプレミアムローストコーヒー券をもらいましたけど、さすがに両方のチケットを一緒に使って、ただで食事しようとまではせず、コーラは自腹で買いました。
   
で、ずいぶんと食べ応えありました。普通のマックバーガーより明らかに厚く、かつ、バンズからはみ出るデカいパティ(通常の2.5枚分らしい)が2枚。こりゃ十分に「食事」になり得ます。ケチャップ&マスタードのアメリカン・コンビの刺激が私にはチトきついかな。でも、生タマネギがアクセントになって良いです。
それにしても、やはりマックの食べ物って、相変わらず柔らかい!歯ごたえなさ過ぎ!
乳歯のお子様から、入れ歯のお年寄りまで食べられる、、かもしれないけれど、どうしてあんなに何もかにもが柔らかいのでしょうかね。ハッシュドポテトが一番固い食べ物っつうのは、食育上どうかと思うな。
そんなこともあって、やはり、よほどのことがない限り、私はマックには行かないと思う。
   
ところで、「クォーター」が「ダブル」なら、「ハーフ」(1/4×2 =1/2)だろうと、「ハーフパウンダー・チーズ」だろうと突っ込みたくなります。
が、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」の方が、おどろおどろしくって、「体に良いわけねぇだろ」的な「危ない魅力」が漂ってくるので、その辺りが狙いなのかな、と思っています。


後日談:09/10/26 ダブルクォーターパウンダー・チーズ

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