晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

理不屈さを正して

2017-09-13 06:18:04 | 地域の文化や出来事
週末の天気が心配です。
台風18号が急旋回して本州方面に来ると言います。
土曜日は孫の運動会だし
日曜日は町内美化活動を予定しています。
これからの天気予報に目が離せません。

世の中には一般常識では理解しがたい出来事が多すぎます。
それがお役所仕事まで及んでいるとは。
それもお国がやっている仕事でとなると、
信じるものがなくなります。

あの森友・加計問題までいかなくとも、
現場を見ず机上で仕事するとこうなるんですね。

事の発端は八曽自然休養林の中で、
何年か前に廃止したキャンプ場の施設を、
国が予算をつけて撤去するにあたり、
現在も使っているキャンプ場横にあるトイレまで、
撤去すると言ってきたのです。

国の出先事務所は実情から残した方がいいと進言したのに、
上部は一カ所だけ残すのはまかりならんと、
結論付けてしまいました。


ここは車で行ける最終の駐車所があり、
年間約2万人が森に訪れるハイカーの起点であり、
3万人のキャンプ場利用者も使います。

築30年以上になるぽっとんトイレですが、
日常管理はキャンプ場がボランティアで行い、
利用者に気持ちよく使っていただいています。
キャンプ場組合長と同席した私も市役所職員もびっくりです。
結論付けた上部組織に市長名・組合長名・区長名で、
残してくれるよう要請書を提出することにしたが、
これは一筋縄でいかないと思い、
懇意にしている県会議員さんにも実情を話して助力をお願いしました。

ここからが早かった。
たまたま国会議員と上京する機会があって、
何と林野庁長官まで会って残すよう申し入れていただきました。
ただこの時点で国有財産の処分権限が財務省に移っており、
判断は後日に移りましたが、
ここまで迅速にやってもらえるとは嬉しい限りです。

そして先日吉報が入りました。
トイレの残存が決まりました。
今後は維持管理についての協議を進めてくださいとのことです。


私も2年前までキャンプ場の責任者を務め、
格別の愛着があります。
現在は区長として顧問の立場でやれるだけは協力しているが、
今回は何より真剣に話を聞いていただき、
解決へ導いていただいた原県議に感謝!感謝!です。
ありがとうございました。

< 理不屈を正す力は民の声 >
コメント (5)
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