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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦中部地区大会 決勝

2010年01月31日 15時36分22秒 | 高校サッカー・クラブユース
静学 2ー1 藤枝明誠

得点
前半19分 (静)右サイド(大島?)からのクロスを中にいた23村重が合わせる
前半27分 (静)7篠原のドリブル突破からそのままシュート
前半34分 (明)左サイドからのクロスを8鈴木がダイレクトボレー

静学スタメン
      1一ノ宮
  4金  5小針 15片井
     8星野 6秋山
 10大島        12伊東
      24久保田
    7篠原 23村重

交代
前半33分 大島→22渡邉(負傷交代) 
後半10分 村重→25長谷川
後半14分 渡邉→21内野
後半28分 久保田→11漆畑(漆畑が左SH、内野がトップ下、伊東が右SH)


藤枝明誠スタメン
      12青山
17加藤 5向田 3片瀬 2神田 
   7原口 6中山
 13内田      23高橋
   19石井 10松村
交代
前半28分位? 中山→8鈴木(10松村がDH、8鈴木がFW)   

感想
6:4で静学ペースの試合だったと思うが、明誠も何度か決定機を作っていた。
特に明誠は2失点目の後、ダブルボランチを7原口と本来FWの10松村に組ませたことで中盤が安定し、明誠のペースになる時間帯が増た。プレスからボールを奪い展開する明誠サッカーをするうえで、ダブルボランチの働きが重要で、そのために本来エースFWの松村をボランチで起用せざるを得ない明誠の苦しい台所事情を感じた試合でもあった。
ボランチの人選に苦難している感があったとはいえ、明誠選手の個々の能力が低いのかというとそんなことは無く、(昨年の安東や鈴木周のような個の力で打開できるほどの能力を感じた選手はいないが)特にDFラインに関しては新人戦をここまで見てきた限り、藤枝東・藤枝明誠・清商・橘の中では藤枝明誠が地味ながらも安定しており最も良いと感じている。(静学は3バックの為比較対象外)

静学は、明誠が中盤(ダブルボランチ)をテコ入れして修正してから苦しんだ感はあるが、低い位置からでもつなぐ意識を高く持ち、静学らしく戦って、選手を変えながら(新しい選手をどんどん試してバランスが崩れかかった感じはあったが)粘り強く戦い、勝ちきったことは評価できると思う。
大島は相手選手と頭同士でぶつかりそのまま負傷交代。場所(頭)が場所だけに心配だが、自分で立ち上がっていたので大丈夫だと思う。
例年に比べたら声も良く出ている(特にGK一ノ宮)し、今日の試合はシュートパスとテクニックで相手を翻弄する静学サッカーが出来ていた。特に2点目の篠原の得点は狭いところをドリブルで2~3人かわしてのシュートで静学らしさを感じた。
ただチーム全体で細かいミスがまだまだ多いので、精度を上げていかなければならないと思う。


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清水商業 2ー1 常葉橘

得点
前半1分 (清)試合開始早々、(縦パス?)をうけた14大森がGKと1対1になる
前半32分 (清)橘DFのパスミスを拾った18中田→14大森が決める
後半5分 (橘)左(12石川?)からのクロスを3渡辺のヘディングシュート

清水商業スタメン
     1井出
24横枕 5大道 4新井 12吉田
    23福田 7青木
 18中田       10前澤
    14大森 9岩崎
交代
後半15分 福田→15川尻(9岩崎がDH、川尻がFW)


常葉橘スタメン
     1前田
2飯田 3渡辺 4杉村 19松田
    7山本 5梅原
 15那須野      12石川
    10中村 13田原 
交代
後半0分 田原→6中曽根(中曽根がDH、梅原がCB、渡辺がFW)

感想
2試合目が始まる前から風が急に強くなり、強風の中での試合となった。前半は清商が追い風で後半は橘が追い風。
追い風の力も借りて清商が前半から猛攻を仕掛ける。昨日の試合ではボールの収まり所が無く苦戦していた清商だったが、今日の試合では9岩崎が少し下がり目の1.5列目に位置してボールを受ける仕事をこなしていた。これにより昨日の課題が修正され攻撃が活性化されていた。
前半で相手のミス絡みで2点奪った清商。後半は橘が追い風になり試合のペースは橘が掴みDFからFWにポディションチェンジさせた3渡辺が得意(?)のヘディングで1点返す。ただ、一方的な橘ペースだったかというとそうではなく、清商も何本か決定機を作っていた。後半おされ気味の清商はボランチにFWの岩崎をポディションチェンジさせ中盤を落ち着かせて、そのまま清商が逃げ切った。
2試合続けてチームのエースFW(明誠の10松村・清商の9岩崎)がボランチにポディションチェンジし、中盤の立て直しをしていたのは、チームがまだ出来上がっていない新人戦ならではの光景といったところか、それとも異常な光景か?


これで中部地区大会は静学優勝だが、本番は県大会。中部地区大会は県大会出場が決まれば後はトレーニングマッチのようなもの。本番の県大会は2月7日(日)・11日(祝・木)・14日(日)・20日(土)・21日(日)に行われる。
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