Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアリーグ第3節

2011年04月30日 17時54分12秒 | 高校サッカー・クラブユース
静学 0ー3 札幌Y

得点
前半21分 (札)7鈴木の突破を8秋山がファールで止めてPK、10荒野がPK決める
前半28分 (札)右からのクロスのこぼれ玉を14神田が押し込む
後半6分 (札)スルーパスに6堀米が抜け出しGK1対1を決める

静学スタメン
     1福島
5伊東 4木本 3望月大6木村
     8秋山
  10渡辺   15李
 14山本 13鈴木 12瀧崎
交代
後半0分 鈴木→11鎌田
後半は以下のとおり
   1
6 3 4 12
   10
  8 15
 5 11 14

後半20分位から伊東と山本がポディションチェンジ
後半25分 李→16竹谷
後半45分 秋山が2枚目イエローで退場

     
札幌スタメン
     21阿波加
2小山内4永井 3奈良 8前
    6堀米 10荒野
 17中原       14神田
    7鈴木 18下田
交代
後半18分 鈴木→11榊
後半18分 中原→15中川
後半30分 前→13津川
後半35分 荒野→12山下
後半42分 阿波加→1今岡


感想
静学は8長谷川がU-17代表遠征で不在。
札幌Yは5深井がU-17代表遠征で不在。また、U-18代表遠征から帰ってきたばかりのFW榊がスタメンを外れた。
静学は1ボランチ3トップにシステム変更。札幌Y相手に新システムで臨んだ。札幌Y相手に1ボランチは少し厳しかったか?
前半20分位までは静学ペースだった。中盤でよくボールがつながり札幌Yの中盤に負けていなかった。
しかしシュートが打てなかった。相手DFにとっては、いくらボールを支配されてもシュートがなければ怖くない。徐々にDFラインが上がってくると静学の中盤が苦しくなり流れをイーブンに引き戻される。
静学は全くFWにボールが収まらなかった。最初はFWがボールをさわる機会があったが、試合が進むにつれてFWがボールに絡むシーンが激減した。結局この試合でのFW3人のシュートは、山本がゴールに向かってフワリと浮かせたシュート?というものが1つあったのみ。試合全体で見ても決定機はセットプレーからの秋山のヘッド2つだけだった。
札幌Yはさすがに個々のポテンシャルの高さを感じさせた。今日はボランチの5深井がU-17代表遠征で不在だったため、そのポディションには本来攻撃的な10荒野が入っていた。試合序盤は6堀米と10荒野の役割分担がハッキリせず静学に主導権を握られたが、チーム内で徐々に修正し、最終的には札幌Yペースで試合を進め危なげなく勝利を収めた。
特に14神田と6堀米のU-17代表候補コンビはさすがのレベルの高いプレーを見せてくれた。


審判について
別にこの試合の審判のことを言うわけではないが、
これまでの公式戦とプレミアリーグの試合で大きな違いがあるとすれば、その1つに審判が挙げられると思う。
高校生年代の公式戦の審判は、基本的に2級審判が笛をふく。しかしプレミアリーグの審判は1級審判だ。
サッカー協会が「レベルの高い試合をレベルの高い審判で」という意向があり1級審判が笛を吹いているのだと思う。
しかし少し意地悪な言い方をすると、1級審判は普段、高校生の試合で笛を吹くことがないので、高校生の試合に関しては「素人審判」だ。
1級審判は日本に130人程度しかいないエリート審判で、普段はJリーグなどもっとレベルの高い大人の試合で笛を吹いている。
1級審判の中には判定のレベルが高く「よく見え過ぎる」ために笛を吹き過ぎ、それによって逆に試合が荒れる審判もいる。
勝手な想像だが、1級審判が高校生の試合を担当した場合「将来のある高校生だからこそ厳密に正しい判定を」と
より神経質に笛を吹く審判もいるかもしれないし、「いい加減なルールの解釈をするな」とあえて厳しい判定をする審判もいると思う。
1級審判というプライドと普段高校生の試合を経験していないことで、高校生の試合をコントロールできなくなる「素人1級審判」はこれまでにも何人か見てきた。
しかしどんなに試合をコントロールできない審判であろうと「審判は神様」
選手が文句を言ったって判定が覆ることはないし、損をするのは選手自身だ。
そんな審判のレベルもサッカーの試合を作る要素の一つ、試合中に審判とうまくつきあう能力もサッカー選手に必要な能力だ。
今日の静学選手は、必死に審判に合わせようと努力していたと感じた。しかし最後の秋山は我慢しきれなかったか・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水Y 2ー0 FC東京Y

得点
後半37分 FKのこぼれ玉を19水谷和がつめる
後半45分 7進藤のFKがバーに当たり、跳ね返りを14伊東直がつめる

清水Y
     1瀧川
35水谷拓3犬飼 4江井 27菊池 
    27佐藤 6酒井
 19水谷和10山崎 17藤嵜
     18加賀美 
交代
後半25分 山崎→14伊東直(藤嵜とポディションチェンジ)
後半?分 加賀美→2西村
後半45分 佐藤→7進藤

FC東京Y
     1谷
3吉田 4石原 5小林 6村松
    8山口 10橋本
 13福森 9冷岡 7岩木
     18岩田
交代
後半35分位 冷岡→12徳田(橋本が2列目、徳田がDH)
後半35分位 福森→32岸(岸がFW、岩田が2列目)
後半40分 吉田→2下川
後半42分 6村松が2枚目イエローで退場
 
感想
全体的にシュート数の少ない低調な試合。
FC東京Y有利と思われたが、FC東京Yの出来が悪く清水Yペースの試合になった。
FC東京Yは明らかなコンディション不良で調整不足、選手全員の運動量が少なく、持ち味のプレスは全く見られなかった。前節に深川グランドで見たFC東京Yとは全く別のチームを見ているようだった。
清水Yはここまであまり良い内容の試合が出来ていなかったが、この試合ではスタメンを大幅に入れ替えてきた。MF石毛はU-17代表遠征で不在、FW柏瀬はU-18代表遠征から帰ってきたばかりの為だと思うが、ベンチ入りしていなかった。また、FW影山は怪我で長期離脱中、MF伊東渉もベンチ入りしていなかったが理由はわからない。
因みに27菊池は1年生で、35水谷拓は中学3年生。
大幅に入れ替えたメンバーで優勝候補相手に想定外?の勝利をあげた清水Y。今後レギュラーメンバーが戻ってきたときにどのようにチームを組んでくるのか興味深い。

試合は、前半開始直後から清水Yの選手が精力的に動き回りFC東京のペースにさせなかった。FC東京は運動量が少なく全くペースをつかめなかった。
前半25分 9冷岡がエリア内で倒されPKをゲットするが、その9冷岡のPKをGK1瀧川がセーブ、FC東京Yはこの日最大にして唯一のチャンスを逃してしまった。
前半はどちらかといえば清水Yペースだが、なかなかシュート前はいけない展開。
後半になるとFC東京Yの選手の運動量がさらに落ち、完全に清水Yペースとなる。結局流れの中から得点は出来なかったが、セットプレーから2得点した清水Yが勝利した。

清水YはFW18加賀美の活躍が目立った。前線でよくボールがおさまっていた。
FC東京Yの運動量の少なさにはびっくりした。
FC東京Yといえば、豊富な運動量で攻守の切り替えが異常に早く、素早いプレスで相手攻撃陣に自由を与えないプレスが持ち味だが、今日は見る影もなかった。
震災の影響でナイターが使えず、クラブチームは練習時間の確保に苦慮しいていると聞くが、その影響に依るものか?それとも遠征疲れか?

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プリンスリーグ東海1部2部 @Jステ

2011年04月29日 18時21分47秒 | 高校サッカー・クラブユース
Jステップにてプリンスリーグ2試合を観戦してきた。

清商 3ー2 四中工

得点
前半5分 (清)12青木太の前線へのフィード→8風間が頭で後ろへそらす→裏に走り込んだ11中田が中に切れ込みながらシュート
前半10分 (清)スローインのクリアボールを拾った7青木翼のミドルシュート
前半15分 (清)9遠藤から8風間への縦パス、8風間がターンからシュート
後半11分 (四)中央から右サイドへ展開、右サイドでフリーになっていた8寺尾がそのままシュート
後半30分 (四)5金平がゴール前をワンツーで抜け出しシュート


清商スタメン
     1志村
3小山 5新井 2中村 6兼岡
    12青木太7青木翼
 9遠藤       11中田
    13川尻 8風間
交代
後半14分 川尻→10佐野
後半23分 中田→22水野
後半33分 小山→4出口


四中工スタメン
     21中村
4森島 15川本 2坂  13藤山
    14眞田 25生川
 8寺尾       18田村
    16浅野 17國吉
交代
前半22分 生川→3西脇(西脇がCB、川本がDH)
後半0分 眞田→11福島(福島がFW、浅野が2列目、田村がDH)
後半23分 浅野→5金平(金平がFW、國吉が2列目)
後半34分 寺尾→9田村
後半40分 川本→7松尾

感想
清商が前半の早い時間に3点取って、後半四中工が追い上げられたが何とか逃げきったという試合だった。
試合内容は良くなかった。
今日の四中工の出来は残念で、清商が大差をつけるかと思われたが清商の出来も悪く、大差をつけるどころか逆に四中工に追い上げられてしまった。
新人戦決勝で、(負けたが)藤枝東を圧倒した清商の姿はなかった。中盤の底でボールが落ち着かないという今季清商がチーム立上時に抱えていた課題がこの試合でもまた見られた。
一時はこの課題は克服したかと思ったが、この問題がまたチーム状態を悪くしているという印象を受けた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水東 4ー0 飛龍

得点
前半7分 8加瀬澤から右サイドへ展開、3西山がサイドかけ上がりクロス、9小長谷が中で合わせる
前半44分 8加瀬澤がドリブルで相手を引きつけ、フリーになっていた9小長谷へパス、小長谷が決める
後半33分 5大橋のクロスを10大井が中で合わせる
後半45分 8加瀬澤が左サイドをドリブルで上がりクロス、このクロスをGKがはじき25塚本がつめる

清水東スタメン
     1藤
2三田 3西山 4山崎 5大橋
    6鬼澤 7塚口
 19馬場       9小長谷
    8加瀬澤11望月
交代
後半29分 馬場→10大井
後半38分 望月→25塚本
後半42分 三田→23大八木(大八木が左SB、大橋が右SB)

飛龍スタメン
     1高田
2堀川 5井上 4後藤 22小倉
    8平木 6中山
 17地造       14杉山
    10澤上 9吉田
交代
後半0分 17地造→7
※後半からシステム変更
    1
2 4 22 8 14
   7 6
 10     9
    5

後半25分 井上→24(24が2列目、10澤上が1トップ)
後半25分 吉田→13
後半35分 平木→20

感想
清水東が飛龍に対して4ー0という差をつけて勝利した。
試合内容については点差ほどではないが、清水東がペースを握っている時間が多かった。
清水東は、試合を圧倒したというわけではなかったが、ゲームを作れるボランチ、仕掛けることが出来る2列目、起点になれるFWなどチーム全体のバランスの良さを感じさせる内容だった。
飛龍については、注目の10澤上は何度もポテンシャルの高さを感じさせるプレーを見せたが、清水東の徹底マークにあい得点を奪うには至らなかった。澤上以外の所で得点を感じさせるようなプレーが見られずは寂しい内容だった。


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サッカー漫画

2011年04月27日 21時23分42秒 | その他
私がサッカー好きになったのは「キャプテン翼」の影響による所が大きい。
キャプテン翼は言わずと知れたサッカー漫画の金字塔。
日本のサッカーの人気向上に大きな影響を与え、その世界規模の人気漫画だ。
登場人物が大声で必殺技の名前を叫び、迫力のある大きな絵で読者を魅了していた。
現在もいまだにヤングジャンプで掲載が続いているが、内容の質は著しく落ち、小学生向けの簡単なサッカー漫画になっている。
小学生向けの質の低い内容なのに、掲載されているのがヤングジャンプというのは皮肉な話だと思う。

日本のスポーツ漫画やアニメは「巨人の星」や「アタックナンバーワン」といったいわゆるスポコンものが起源という認識を私は持っている。
「キャプテン翼」や「シュート」はその次の世代のにあたり、登場人物の必殺技が次々登場するのが特徴だった。

現在は、「スポコン」でも「必殺技」でもなく、「理論派」のサッカー漫画が増えてきている。
漫画の中で選手の細かい動きの解説があったり、戦術によって勝敗が左右される場面が多いのが特徴だ。
近年人気のある「ジャイアントキリング」はその象徴的存在だろう。
主人公がサッカーチームの監督で、サッカーマネジメントの面からサッカーの魅力を読者に伝えている。
「ジャイアントキリングをおこす19の方法」(東邦出版)という本が出ており読んでみたが、この本の内容がなかなか濃い。
本のタイトルだけ見ると「ジャイアントキリング=弱者が強者を倒す番狂わせ」を起こすための極意が書いてあるかと思うが、全く違う。
ジャイアントキリングに出てくる登場人物達を引き合いに出しながら、サッカーに携わる人間(選手・監督・スカウト・GM・フリーライター・サポーター等)を19の分野に分け、7人の専門の書き手が各自の得意分野を担当して、それぞれ現在の日本サッカー会の現状についてコラムを書いたものをまとめた1冊だ。
特にエルゴラの川端氏が書いた「笠野スカウトに見る日本サッカーの現実」の件は、日本サッカースカウト業界の事情が如実に書かれた物で非常に興味深く読ませてもらった。
この本を読み、改めてジャイアントキリングという漫画が非常に作りこまれたサッカー漫画であると感じた。


さらにもう1冊最近私が興味を持ったサッカー漫画があるので紹介したい。
「フットボールネーション」大武ユキ著(ビックコミックスペリオール掲載中)
こちらも理論派サッカー漫画である。
ジャイアントキリングはサッカー界全体をカバーした内容だが、こちらは選手の体の使い方について非常に細かい事が書かれている。作者がサッカーにかなり詳しいなと感じさせるレベルの高い作品だと感じた。
筋トレに関しては専門的な記述もあるが、運動科学総合研究所の高岡英夫氏の協力を得て書いているとの事。
この漫画で書かれている筋肉に関する記述は一方的で、一部で批判の声もあるようだが、考え方の1つという解釈でなら充分読む価値はあると思う。

この「フットボールネーション」で印象に残っている記述
【アヤックスユースチームのスカウトが選手を見る時に重視する4つのポイント】
・テクニック:ボールを止める、蹴る基礎技術、ファーストタッチの精度
・インテリジェンス:試合の流れを読む洞察力
・パーソナリティー:人間性、フォアザチームの意識
・スピード:正しいタイミングで動き出せるか



近年はサッカーに関する本で「戦術」とか「システム」などサッカーを深く掘り下げた難しい専門書も多く出ている。
その影響もあってか、近年のサッカー漫画もサッカーの内容を深く掘り下げたものが多くなってきているように感じる。
サッカーはルールが非常に単純で選手の動きがフリーなだけに、逆に非常に奥の深いスポーツだという事は間違いない。
だから戦術やシステムに関する感心が高くなることは良いことだと思う。

しかし、「それが全てだという勘違い」が起こらないかという不安を感じる。
自分はサッカーにおいて「戦術やシステム」などの専門知識はサッカーを戦う上でベースとなる部分であって、勝敗を分ける最重要ポイントとではないと考えている。
勝敗を分ける最も重要なポイントはメンタリティーの部分だというのが私の意見。

「結局最後は『なにくそ!』と最後まで歯を食いしばった者が勝つのだ」(嘉納治五郎の言葉)
※嘉納治五郎は柔道の父。東大卒のインテリで小柄だった嘉納氏は、体の小さい者が体の大きい者を投げるためにはどのようにすれば良いのか、体の仕組み等から科学的に研究を重ね現在の柔道の形を作った。
体の仕組みや人間の動き、投げ方を徹底的に研究した嘉納氏だが、最終的に弟子達に何度も繰り返し教えた言葉が「なにくそ」という精神論の言葉だったという。
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中学サッカーと進路

2011年04月25日 21時19分27秒 | その他
中学生でサッカーをしている選手は高校と同様、学校の部活動かクラブチームのどちらかでプレーをしている。
高校と中学の大きな違いは、高校年代に比べ中学年代の方がクラブチームの数が多く、中学生で本気でサッカーに取り組んでいる子供の大半はクラブチームに籍を置いているということだろう。
力のある選手のほとんどがクラブチームに在籍しているため、クラブに比べ部活の方はレベルがかなり落ちる。
レベルの高いサッカー部は、力を入れている私立中学のサッカー部のみでその数は全国で数えるくらいしかない。
静岡県は、他県に比べ私立中学サッカー部が強い。浜松開誠館・常葉橘・静岡学園などが最近の中体連の全国大会でも優勝している。
しかし中体連で勝てても、クラブチームを含めた日本一決定戦である高円宮杯では全くと言って良いほど勝てない。


静岡県では最近10年位の間に、「選手の囲い込み」活動が急速に進んだ。
囲い込みとは、高校チームが中学から選手をキープすること。
昔は、エスパやジュビロなどのユースチームは無く、強豪校も清商・藤枝東・清水東・東海第一・浜名など数えるほどしかなかった。
しかしJリーグが出来てから、Jクラブのユースチームが出来、さらに私立高校が力をつけてきたことで選手の分散化が激しく進んだ。
今や静岡は、選手が高校を選んで入る時代から、高校側が自分達で選手を育てる時代になっている。
私立高校は中学にサッカー部を作り6年間の一貫教育で選手を育成するようになった。
公立高校は、中学生を対象にしたクラブチームを作りそこで選手を育てている。(藤枝東FCや清水FC、浜名FCなど)

進路の選択の経験というのはサッカー選手としてだけでなく、人間の成長のうえで重要なポイントだと思う。
しかし現在の静岡県の中学サッカーは、入ったチームによっては高校のチームがほぼ決まってしまう事もある。
出来るだけ中学生が自分で考えて進路を考えるべきだと思うが、現在の囲い込みが進んだ状態だとそれが難しい状態になってきている。



私立中サッカー部とクラブチームを単純比較

私立中学サッカー部について
利点:ほぼ確実に選手を自分の高校に上げることができること。6年間計画的に選手を育てることが出来る。
欠点:私立中学を受験し入学しなければならない。公立中に比べ費用は高いし家からの通学も遠くなる。6年間は長い、骨を埋める覚悟が必要。

クラブチームについて
利点:地元の公立中学に通いながら入ることが出来る。
欠点:高校のチームにエスカレーターで上がれるとは限らない。

私立中学とクラブチームの選手の進路の特色については、静学と藤枝東の今年の新入生を見てみるとわかりやすい。
静学中サッカー部員は全員(?)高校サッカー部に上がったが、藤枝東FCから藤枝東サッカー部に入ったのはわずかに3名だけだ。
藤枝東にはサッカー推薦枠が約10人あると聞くが、藤枝東FCの選手専用の推薦枠というものは無いらしい。
藤枝東FCでサッカーをやっていても、約10人分の藤枝東のサッカー推薦は全国の藤枝東サッカー部入部希望者と平等にその枠を争わなければならない。
サッカー推薦枠に入れなければ、後は勉強で藤枝東に入学するしかない。
藤枝東の場合、高い偏差値が文字通り高いハードルとなって入部希望者を絞り込んでいる。
余談だが、今年の藤枝東の1年生名簿を見て少し驚いた。当然藤枝東に入学すると(勝手に)思っていた藤枝東FCの中心選手2名が藤枝東に進学していなかったからだ。


静岡県高校サッカー界は公立高校の天下が長く続いた。
新興勢力の私立高校が次々と出てきているが、ここまでは伝統の力で新興勢力を抑えてきた。
しかしその財産ともいえる伝統の力も、少しずつ無くなっているように感じる。
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米本が怪我

2011年04月25日 20時56分14秒 | オリンピック代表
先日の試合でFC東京の米本が怪我をした。
詳しくはわからないが、復帰に半年以上はかかる大怪我のようだ。
これで昨季に続き2シーズンを怪我でほぼ棒に振ることになってしまった。

米本の怪我はFC東京にとって非常に痛手だが、オリンピック代表にとっても痛恨の出来事。
2次予選はもちろん9月から3月にかけて行われる最終予選も前半は間に合わないだろう。
米本はチームの中盤の核として関塚監督の構想に入っていたと思われる。
チーム作りが遅れている所に「泣きっ面にハチ」といった感じ。
このチームの守備面に関する部分が厳しい状態になってきた。
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U-17代表スロバキア遠征メンバー

2011年04月19日 21時47分16秒 | ユース代表
期間は4月27日~5月8日、選出された選手はプレミアリーグの3節~5節には出場できないことになる。

スタッフ
監督:吉武 博文
コーチ:菊原 志郎
GKコーチ:大橋 昭好

選手
GK
    川田 修平 1994.04.05 184cm/77kg 大宮ユース
    中村 航輔 1995.02.27 179cm/66kg 柏U-18
DF
左SB 早川 史哉 1994.01.12 170cm/56kg 新潟ユース
左SB 鈴木 隆雅 1994.02.28 178cm/63kg 鹿島ユース
右SB 川口 尚紀 1994.05.24 175cm/67kg 新潟ユース
CB  岩波 拓也 1994.06.18 185cm/67kg 神戸ユース
CB  植田 直通 1994.10.24 185cm/70kg 大津高校
右SB 新井 純平 1994.11.12 172cm/59kg 浦和ユース
MF
OH  長谷川竜也 1994.03.07 162cm/51kg 静岡学園
OH  室屋  成 1994.04.05 172cm/59kg 青森山田
DH  楠美 圭史 1994.07.25 172cm/52kg 東京ヴェルディユース
DH  野沢 英之 1994.08.15 175cm/61kg FC東京U-18
DH  喜田 拓也 1994.08.23 167cm/54kg 横浜ユース
DH  石毛 秀樹 1994.09.21 169cm/56kg 清水ユース
OH  秋野 央樹 1994.10.08 173cm/62kg 柏U-18
OH  望月 嶺臣 1995.01.18 164cm/58kg 野洲
OH  高木 大輔 1995.10.14 168cm/64kg 東京ヴェルディユース
FW
    鈴木 武蔵 1994.02.11 183cm/67kg 桐生第一
    中島 翔哉 1994.08.23 162cm/51kg 東京ヴェルディユース
    南野 拓実 1995.01.16 166cm/55kg セレッソ大阪U-18
    松本 昌也 1995.01.25 165cm/56kg JFAアカデミー福島
スケジュール
スロバキアカップ
5/2(月) 11:00 vsU-18スロバキア代表(FK Spartak Myjava)
5/3(火) 11:00 vsU-18クロアチア代表(Tempo Partizanske)
5/5(木) 11:00 vsU-18ノルウェー代表(OFK Belusa)
5/6(金) 順位決定戦


前回のメキシコ遠征からのメンバーの入れ替えは以下のとおり
GK
out:牲川 歩見 1994.05.12 191cm/72kg 磐田ユース
in :川田

DF 
out:佐古 将太 1994.10.24 180cm/69kg 神戸ユース
   吉野 恭平 1994.11.08 180cm/63kg 東京ヴェルディユース
in :なし

MF 
out:松村  亮 1994.06.15 164cm/60kg 神戸ユース
   平田  惇 1994.08.03 174cm/60kg 広島ユース
   堀米 悠斗 1994.09.09 165cm/57kg 札幌U-18
in :長谷川・楠美・秋野・堀米

FW
out:井上  丈 1994.05.21 156cm/55kg 新潟ユース
  野津田岳人 1994.06.06 173cm/62kg 広島ユース
in :鈴木・中島

感想
今後は6/6~直前キャンプを行い、6/18~7/12にFIFA U-17ワールドカップメキシコ2011の本大会となる。
実質的にこれが最後の選考合宿といって良いだろう。
メンバーもかなり絞られた感じがする。
DHは今回のメンバーでほぼ確定と思われる。
MFは野沢・石毛・秋野・望月あたりが当確と思われる。
FWは南野がこのチームのエース。パワー系FWの鈴木が南野の相棒か?
コメント (2)
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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ

2011年04月18日 22時56分56秒 | 高校サッカー・クラブユース
先日、初めての全国リーグを観戦してきたのでその感想

レギュレーションは以下のとおり
・東西に分かれて10チームでホーム&アウェーの2回戦総当りのリーグ戦を行う。
・東西の1位チーム同士がチャンピオンシップとして1位決定戦を行う。
・下位2チームはプリンスリーグに降格し、各地域のプリンスリーグ1位チーム同士が争う全国リーグ参入トーナメントで勝ちあがったチームが次の年の全国リーグに参入できる。

レギュレーションに対する感想
レベルの高い試合を1年通じて経験できるのが大きな特徴。
だが2位~8位の7チームが団子状態になった時、果たしてレベルの高い試合を保てるだろうか?
つまり1位チームが独走し、9位と10位チームが負け続けるような状態になると、優勝争いも降格争いも無くなり早ければ10月頃には全ての試合が消化試合になってしまう危険性がある。
いくらレベルの高いチーム同士の試合でも、実質的に消化試合になってしまうようなら選手の大きな成長は望めない。
せめて3位チームまでチャンピオンシップの出場権を広げ、チャンピオンシップは6チームによるトーナメント(1位チームはシード)にしてほしい。(プロ野球で言うクライマックスシリーズ)
降格チームも下位2チームでなくて下位3チームで良いと思う。又は7位と8位チームは自動降格ではなく入れ替え戦にするという事でも良い。
とにかく、全国リーグの門を出来るだけ広く開け、どんどん入れ替えをしてほしい。
そして何より、出来るだけ最終節まで降格争いとチャンピオンシップ出場権争いが続く状態を作ってほしい。
あと、ベンチ入りの交代要員が5人というのは少ない。


会場について
観戦者にとっては厳しくなった。
これまでは1会場で2試合観戦することが出来たが、全国リーグは基本1会場で1試合。事前にはしごできる試合を調べてうまく観戦計画を立てなければならない。
会場も観戦スタンドの無い練習場のような所で試合が行われることが多い。昨日の調布グランドも観戦スタンドは無くネット越しでの立ち見だった。橘のグリーンフィールドをもう少し見づらくした感じといえばわかりやすいか。
プリンス東海の会場は恵まれていたと改めて感じさせられた。プリンス東海はスタンド付きのサッカー専用スタジアムでの試合が多かったが、プリンス関東などではスタンドの無い練習場での試合が多かった。
試合会場に関しては、今後少しずつ改善してくれると思いたい。

大会パンフレットはまだ販売しておらず、4節から各会場で販売されるらしい。
選手登録は6節までは最初に登録した選手を変えることはできないらしい。
日本サッカー協会HPのプレミアリーグとプリンスリーグのページは充実している。プレミアリーグは1試合JFATVにて中継され後で録画映像を見ることもできる。ただ画質があまり良くなく、選手の背番号は確認できない。このあたりも今後改善していってほしい。
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プレミアリーグ初戦

2011年04月17日 19時01分42秒 | 高校サッカー・クラブユース
プレミアリーグイーストを2試合観戦してきた。

FC東京Y 3ー1 浦和Y

得点
前半38分 (浦)10矢島からのクロスを12高田が胸トラップしたところをFC東京YDFが後ろから押して倒してPK
12高田がPK決める
後半4分 (東)7岩木のドリブル突破からのクロスを15野沢が決める
後半8分 (東)7岩木と9冷岡のワンツーから7岩木が決める
後半45分 (東)18岩田が相手DFのパスをカット、18岩田からのパスを受けた9冷岡が決める

FC東京Yスタメン
     1谷
3吉田 5小林 2下川 6村松
    8山口 9冷岡
 13福森       7岩木
    19斉藤 18岩田
交代
後半0分 斉藤→15野沢(野沢がDH、冷岡がトップ下、岩田のワントップ)
後半45分 冷岡→11湯浅


浦和Yスタメン
     1三上
20新井 4小出 3持寄 5佐藤
     6野崎
  10矢島   14繁田
 7鈴木      11堀田
     12高田
交代
前半20分位 7鈴木と11堀田がポディションチェンジ
後半28分 佐藤→23岸(岸が左ウィング、11堀田が左SB)
後半33分 鈴木→15小峯
後半38分 高田→18西袋(10矢島がワントップ、西袋は2列目)
後半42分 DFの裏に抜け出した18岩田をGK三上がエリア外で倒して止めて1三上退場。
繁田→22吉野 吉野がGKに入る

感想
前半は両チームともプレスが早くボールが落ち着かない時間が続いた。全体的にはFC東京Yの方が優位に試合を進めていたが浦和YがPKを決めて、どちらかと言えば押されていた浦和Yがリードして前半を終えた。
後半になるとFC東京Yが早い時間に連続得点で逆転。共に7岩木の切れのあるドリブル突破からの得点だった。
後半はFC東京Yのペースで試合が進んだが、後半30分を過ぎ浦和Yが次々と攻撃的な選手を投入してくるとFC東京Yは浦和Yの攻撃を凌ぐので精一杯となり、浦和Yがあと一歩というところまで攻め込むが得点を奪えず、DFの不用意なパスから相手に追加点を許してしまい結局3ー1で試合を終えた。
全体的にはFC東京Yの方がチーム力は上だったと思う。
ただ、FC東京はボランチで中心選手の橋本が不在だったこともあり(トップチーム帯同?)中盤に落ち着きがなかった。それでも相手の隙をついて決めるべき所で決める当たりはチーム力の自力の高さを見せつけた試合だったと思う。特に目立ったのは7岩木、何度も切れのあるドリブルを見せていた。
浦和Yは結局PKの1点のみ、攻め込む場面も何度かあったが決めきることは出来なかった。
目立ったのは10矢島、非常にテクニックのある選手で何度も効果的なパスを出しシュートの意識も高かった。

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静学 2ー2 三菱養和

得点
後半26分 (静)8秋山のFKを14山本が頭で合わせる
後半30分 (静)10渡辺のFK直接
後半34分 (三)11川上のFK直接
後半45分 (三)ロングボールがDFの裏に抜け、FWとGKが接触し、そのまま流れたボールが無人のゴールに吸い込まれる


静学スタメン
     1福島
6伊東 3望月大4木本 6木村 
    10渡辺 8秋山
    7長谷川15李
    13鈴木 14山本
交代
なし

三菱養和スタメン
     1永井
16横山 5冨田 2川田 17山越
     10川崎
  14清水   8北出
 11川上      13赤松
     22木村
交代
後半34分 赤松→23山本(FWに入り木村との2トップ、11川上が2列目に下がる)
後半34分 清水→12山本(DHに入り10川崎とのダブルボランチ)

感想
三菱養和が終始押し込まれながらも、2点差をラスト1プレーで追いつき同点で試合を終えた。
三菱養和の玉際でのプレスが弱く、静学は前半圧倒的にボールを支配したが無得点、前半のシュート数は手元の集計で14:2(最終的なシュート数は25:7)、早い時間の決めるべき所で決められず、難しくなってしまった典型的な試合となり、結局勝ち点3を逃す結果となった。
この世代注目のアタッカーである田鍋を欠いていた三菱養和だったが、今日の出来をみた限りでは、明らかにこの試合の前に観戦したFC東京Yや浦和Yよりも力の落ちる内容だっただけに、静学は確実に勝ち点3をとりたい試合だった。
三菱養和は昨年から試合に出ていた11川上と2川田が軸という感じだった。他に目に付いたのは22木村、全体的には4木本に押さえ込まれたが、体を張って前線で起点になろうと頑張っていた。
前半の静学は「決定力不足」という催眠術にチーム全体がかかっているのではないかと思うような内容だった。結局2得点は共にセットプレーからのもの。セットプレーから点が取れる事は昨年にはなかった大きな武器だが・・・
相手が1トップから2トップになってから、カバーの確認が少しあやふやになっていたように感じた。
また、最後は押し込まれる難しいゲームとなったが、それでもボールを奪ったら大きく蹴らず、後ろからつないでほしかった。サニックス杯の大津戦ではそれが出来ていた。
試合展開から選手交代は出来なかったが、ベンチに流れを変えられるようなジョーカーがほしいとも思った。

長いリーグ戦なので、内容が悪い状態で勝って「あぶなかった」で済ますよりも、ここでチーム内で修正すべき宿題がハッキリしたと思えば、長い目で見れば収穫のある試合だったと思いたい。
コメント (2)
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プリンスリーグ開幕

2011年04月16日 20時20分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
プリンスリーグが開幕した。
今日は都合が悪く試合観戦は出来なかった。
明日は現地観戦する予定。

プリンス1部結果
磐田Y1-0磐田東
清商2-0帝京可児
明誠4-1中京大中京
橘0-0四中工

プリンス2部結果
藤枝東3-0各務原
清水東5-3海星
暁秀0-0愛知
飛龍1-1津工業

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久保がアメリカ遠征離脱

2011年04月11日 23時26分37秒 | ユース代表
U-18代表のアメリカ遠征メンバーに選ばれていた久保(京都)がメンバーから離脱した。

現在高校3年生の久保は4月6日に行われた阪南大との練習試合で3トップの中央で先発出場しており、チームが公式戦に必要な戦力として代表に出すことを拒否したようだ。
久保はエースストライカーらしい得点能力の高いFW。1年生の4月に公式戦初出場となったG大阪Yとのプリンス関西のデビュー戦で、いきなりハットトリックデビューをして一気に注目を集めた事は記憶に新しい。
その後もこの世代トップのFWとしてユースで活躍していた。

久保より1つ年上の宮吉は現在怪我で離脱中だが、さらに若い選手がトップチームに活気を与えている。
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