小瀬陸上競技場でJ2を観戦
藤枝 1ー2 甲府 ※公式入場者数:6,941人
得点
前半36分 (甲)9三平から10長谷川に縦パス、10長谷川のクロスを8武富が決める
後半17分 (藤)27榎本のドリブルに仕掛けからパスを受けた24久保のシュート
後半25分 (甲)18鳥海の縦パスを受けた10長谷川が切り返しからのシュート
得点には至らなかった決定機
前半42分 (藤)藤枝の猛攻、ペナエリア内に攻め込み24久保と27榎本が立て続けに決定的シュート放つもGK1河田がファインセーブ
前半44分 (藤)縦パスに抜けだした15杉田がシュート放つも飛び出してきたGK1河田が防ぐ
後半3分 (甲)裏に抜け出した99ピーターウタカがGK1対1をGK31上田が防ぐ
後半45分 (藤)27榎本のクロスを28矢村が振り向きざまシュート放つが
GK1河田がファインセーブ
藤枝スタメン
31上田
5小笠原4山田 3鈴木
7水野 6新井
24久保 27榎本
10横山 15杉田
9渡辺
交代
後半22分 水野→11アンデルソン(アンデルソンがFW、渡辺が2列目、杉田がDH)
後半37分 渡辺→8岩渕
後半37分 山田→28矢村(矢村がFWで2トップ、杉田が3バックに入り新井のワンボランチ)
甲府スタメン
1河田
2須貝 49井上 40エドゥアルド6小林
17品田 24松本
8武富 9三平 10長谷川
99ピーターウタカ
交代
後半12分 武富→18鳥海
後半12分 三平→77ジェトゥリオ
後半22分 ピーターウタカ→11松本
後半40分 小林→23関口
●感想●
前半は控え目に言って一方的な藤枝ペース。前半15分以降はほぼ藤枝のハーフコートゲーム。しかし先制点は甲府。甲府はしっかり守ってからの縦に早い攻撃で攻め手を見い出そうとしていたが、中盤でのルーズボールの競り合いからマイボールにしたところからの縦に早い攻撃からの崩しで先制した。
面白いように藤枝がボールを支配して攻撃を組み立てていた前半だった。後方から組み立てる藤枝に対して甲府は、高い位置からのプレスでボールを奪いにくるが、そのプレスは前節の秋田の前プレスに比べたらかなり緩く、藤枝にとってはかわしやすいプレスだった。
後半に入ると甲府が守備の約束事を決めてきた様子でプレスの掛かりが良くなり、さらに18鳥海が入ってから攻撃が機能し始め甲府がペースを取り戻した。
前半は沈黙していた27榎本の仕掛けから24久保の得点で藤枝が同点に追いつくも甲府が決勝点をあげ2ー1で甲府が勝利した。
藤枝が前半は圧倒するも、後半に立て直してきた甲府に決勝点を許した試合。勢いある藤枝の攻撃を試合巧者の甲府がいなして勝利した試合となった。
藤枝の攻撃は十分通用していたと思うがラストの精度の部分を欠いた試合で、縦に早い甲府の攻撃にうまく対応できなかった試合でもあった。J2でも藤枝の攻撃は十分通用するということは4試合で確認する事が出来た。今後も藤枝がボールを持つ時間が長くなるも、奪われてからの縦に早い相手の攻撃に苦慮するというシーンは今後も増えそうな感じがする。中盤とバックラインのリスク管理の連携がキーポイントになってきそうということが見え隠れした試合だった。
要するに一言でまとめると、前半は一方的な藤枝の展開だった試合。
●個人的に気になったプレー●
前半2分30秒
15杉田が後方からのパスをダイレクトで前線に通した縦パス。
判断良く精度と貢献度の高いプレーだった。
前半6分30秒
藤枝の左サイドでの攻撃の作り。
何気ない何でもないシーンだけれど、こういう感じでしれっと攻撃の形を作ってしまうところが今季の藤枝の凄いところ。
前半21分30秒
24久保が右サイドをドリブルで仕掛けたシーン。
2人くらい抜いてクロスを上げたシーン。個の打開力を見せつけたシーンだった。
前半39分
24久保が右サイドをドリブルで仕掛けたシーン。
前半21分のシーンに続いて久保が1人で局面を打開したシーン。甲府サポーターが10秒間で3回「ウオッ!」と叫んでいた。
●今日の試合で最も注目した点●
選手入場時の甲府サポーターの盛り上がり。小瀬で甲府の試合を見るのはおよそ15年ぶり。15年前の試合も5,000人以上の観客が入っていたがまだまだ盛り上がりに欠けていた。15年経ってJリーグが地域に根付いたと感じた瞬間だった。
●選手個評●
上田:ピーターウタカとの1対1を止めたシーンはファインプレーだった。
小笠原、山田、鈴木:3人まとめて、攻撃の組立に意識強くなり少ない守備機会での対応で裏をとられてしまうシーンあり。
新井:意識が前向きになりすぎていた様子だった。
水野:つなぎ役として相変わらずのチームの潤滑油
久保:前半からエンジン全開。1人で何度も局面を打開して見せた。
榎本:前半は沈黙。後半に同点弾をアシスト。
横山:絶妙なボールタッチでボールをつなぐ。
杉田:2列目からCBまで幅広くポディションをこなす。
渡辺:前線で体を張って2列目を活かした。
アンデルソン:焦りでプレーが雑になってしまうシーンが目立った。
岩渕:時間短く評価無し
矢村:終了間際の決定機は持ち味のアグレッシブなシュートだった。
藤枝 1ー2 甲府 ※公式入場者数:6,941人
得点
前半36分 (甲)9三平から10長谷川に縦パス、10長谷川のクロスを8武富が決める
後半17分 (藤)27榎本のドリブルに仕掛けからパスを受けた24久保のシュート
後半25分 (甲)18鳥海の縦パスを受けた10長谷川が切り返しからのシュート
得点には至らなかった決定機
前半42分 (藤)藤枝の猛攻、ペナエリア内に攻め込み24久保と27榎本が立て続けに決定的シュート放つもGK1河田がファインセーブ
前半44分 (藤)縦パスに抜けだした15杉田がシュート放つも飛び出してきたGK1河田が防ぐ
後半3分 (甲)裏に抜け出した99ピーターウタカがGK1対1をGK31上田が防ぐ
後半45分 (藤)27榎本のクロスを28矢村が振り向きざまシュート放つが
GK1河田がファインセーブ
藤枝スタメン
31上田
5小笠原4山田 3鈴木
7水野 6新井
24久保 27榎本
10横山 15杉田
9渡辺
交代
後半22分 水野→11アンデルソン(アンデルソンがFW、渡辺が2列目、杉田がDH)
後半37分 渡辺→8岩渕
後半37分 山田→28矢村(矢村がFWで2トップ、杉田が3バックに入り新井のワンボランチ)
甲府スタメン
1河田
2須貝 49井上 40エドゥアルド6小林
17品田 24松本
8武富 9三平 10長谷川
99ピーターウタカ
交代
後半12分 武富→18鳥海
後半12分 三平→77ジェトゥリオ
後半22分 ピーターウタカ→11松本
後半40分 小林→23関口
●感想●
前半は控え目に言って一方的な藤枝ペース。前半15分以降はほぼ藤枝のハーフコートゲーム。しかし先制点は甲府。甲府はしっかり守ってからの縦に早い攻撃で攻め手を見い出そうとしていたが、中盤でのルーズボールの競り合いからマイボールにしたところからの縦に早い攻撃からの崩しで先制した。
面白いように藤枝がボールを支配して攻撃を組み立てていた前半だった。後方から組み立てる藤枝に対して甲府は、高い位置からのプレスでボールを奪いにくるが、そのプレスは前節の秋田の前プレスに比べたらかなり緩く、藤枝にとってはかわしやすいプレスだった。
後半に入ると甲府が守備の約束事を決めてきた様子でプレスの掛かりが良くなり、さらに18鳥海が入ってから攻撃が機能し始め甲府がペースを取り戻した。
前半は沈黙していた27榎本の仕掛けから24久保の得点で藤枝が同点に追いつくも甲府が決勝点をあげ2ー1で甲府が勝利した。
藤枝が前半は圧倒するも、後半に立て直してきた甲府に決勝点を許した試合。勢いある藤枝の攻撃を試合巧者の甲府がいなして勝利した試合となった。
藤枝の攻撃は十分通用していたと思うがラストの精度の部分を欠いた試合で、縦に早い甲府の攻撃にうまく対応できなかった試合でもあった。J2でも藤枝の攻撃は十分通用するということは4試合で確認する事が出来た。今後も藤枝がボールを持つ時間が長くなるも、奪われてからの縦に早い相手の攻撃に苦慮するというシーンは今後も増えそうな感じがする。中盤とバックラインのリスク管理の連携がキーポイントになってきそうということが見え隠れした試合だった。
要するに一言でまとめると、前半は一方的な藤枝の展開だった試合。
●個人的に気になったプレー●
前半2分30秒
15杉田が後方からのパスをダイレクトで前線に通した縦パス。
判断良く精度と貢献度の高いプレーだった。
前半6分30秒
藤枝の左サイドでの攻撃の作り。
何気ない何でもないシーンだけれど、こういう感じでしれっと攻撃の形を作ってしまうところが今季の藤枝の凄いところ。
前半21分30秒
24久保が右サイドをドリブルで仕掛けたシーン。
2人くらい抜いてクロスを上げたシーン。個の打開力を見せつけたシーンだった。
前半39分
24久保が右サイドをドリブルで仕掛けたシーン。
前半21分のシーンに続いて久保が1人で局面を打開したシーン。甲府サポーターが10秒間で3回「ウオッ!」と叫んでいた。
●今日の試合で最も注目した点●
選手入場時の甲府サポーターの盛り上がり。小瀬で甲府の試合を見るのはおよそ15年ぶり。15年前の試合も5,000人以上の観客が入っていたがまだまだ盛り上がりに欠けていた。15年経ってJリーグが地域に根付いたと感じた瞬間だった。
●選手個評●
上田:ピーターウタカとの1対1を止めたシーンはファインプレーだった。
小笠原、山田、鈴木:3人まとめて、攻撃の組立に意識強くなり少ない守備機会での対応で裏をとられてしまうシーンあり。
新井:意識が前向きになりすぎていた様子だった。
水野:つなぎ役として相変わらずのチームの潤滑油
久保:前半からエンジン全開。1人で何度も局面を打開して見せた。
榎本:前半は沈黙。後半に同点弾をアシスト。
横山:絶妙なボールタッチでボールをつなぐ。
杉田:2列目からCBまで幅広くポディションをこなす。
渡辺:前線で体を張って2列目を活かした。
アンデルソン:焦りでプレーが雑になってしまうシーンが目立った。
岩渕:時間短く評価無し
矢村:終了間際の決定機は持ち味のアグレッシブなシュートだった。