Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

現在の藤枝MYFCの1番の問題点

2024年04月20日 22時08分14秒 | 藤枝MYFC
現在J3降格圏内で苦しんでいる藤枝MYFC。
昨年に比べて少ない得点に注目が行きがちだが、個人的に現在の藤枝MYFCで1番の問題だと感じているのは観客動員数。
今日の徳島戦は2300人だった。
J3の頃に比べたら流石に増えてはいるが、正直言ってまだまだJ2レベルで戦っていくには厳しい状態。

もし仮に、ここから藤枝MYFCが復調してJ1に昇格したとしても2千人台の観客動員でJ1を戦えるとは思えない。
もし、榎本やシマブク、浅倉、北村等が急成長したとしても、今のクラブ規模ではまた別のチームに取られてしまう。
1万人入るスタジアムは完成したけれど、その中に入る観客数はまだJ2レベルとは言えない状態。
観客数、スタジアムの雰囲気、スタジアムへのアクセスはやっとJ2で戦えるレベルになってきたという状態。
ここから観客動員を増やしてクラブ規模を大きくして行かないことには、とても今後もJ2で戦っていくことはできない。
まずは毎試合5千人以上は観客が入る状態にすること。これが今チームで1番の課題だと思う。

勝たないと客は増えない?
元祖サッカーの街なんだからそんな事はないはず。
藤枝は高校サッカーで準優勝したらパレードで4万人の市民が高校生を出迎える街。
つまり4万人は集まるポテンシャルがある街。
観客動員2千人の状態で「勝たないとこれ以上客は集まらない」な訳が無い。

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藤枝MYFC対徳島ヴォルティス

2024年04月20日 19時03分16秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー1 徳島 ※公式入場者数:2,300人

得点
前半38分 (徳)26西矢の自陣パスミスからの決定機をGK北村がファウルで止めてPK。9ブラウンがPK決める


得点には至らなかった決定機
前半15分 (徳)9ブラウンが抜け出しシュート放つがGK41北村がファインセーブ
前半16分 (徳)9ブラウンのクロスを16渡りが頭で合わせるが枠外
前半32分 (藤)19シマブクのクロスを13大曽根が中で合わせきれず


藤枝スタメン
      41北村
  22久富 2川島 4中川創
    26西矢 6新井
19シマブク        10榎本
    8浅倉 13大曽根
      9矢村
交代
後半0分 大曽根→23梶川
後半12分 浅倉→81中島(中島が1トップ、矢村が2列目)
後半25分 シマブク→24永田
後半25分 久富→99ウェンデル(ウェンデルが3バック左、中川創が右)
後半35分 川島→16山原

徳島スタメン
      1スアレス
2日向 3石尾 5森  42橋本
    14玄  20児玉
 13西野       11杉森
    9ブラウン16渡
交代
後半22分 渡→8柿谷
後半32分 杉森→17高田
後半32分 玄→10杉本
後半39分 日向→4カイケ
後半39分 ブラウン→7チアゴアウベス
後半45分 西野→18エウシーニョ


【感想】
18位藤枝と20位徳島の今期共に波に乗りきれないチームどおしの対戦となった試合。徳島は前節長崎に1ー6で敗戦し、スタメンを7人入れ替えて臨んできた。
前半は藤枝がポゼッションする機会が多いものの決定機を作りきれず、守備のバランスが崩れたタイミングで徳島に決定機を作られるシーンもありミスから徳島に先制を許すという展開。
後半は20分位から徳島が早くも1点を守りきる体勢。徳島もかなり厳しい状況なんだなと感じた一方で、藤枝が圧倒的にポゼッションして徳島ゴールを脅かそうとするも、ゴールを奪う以前に決定機を作ることが出来ず、結局徳島に1点を守りきられ0ー1で敗戦となった。
藤枝は「いろいろな所で歯車がうまく噛み合っていないな」と感じるシーンの連続。最下位の徳島にホームで負けたというのは精神的にもダメージが大きい。
噛み合っていないところは1カ所ではなく複数あるので修復には時間がかかりそう。どっぷり2年目のジンクスにハマっている藤枝。須藤監督の監督としての能力については疑う余地はないが、チームの雰囲気をガラリと変えるための激薬としての監督交代という選択肢も候補として考えられるようになってきた。仮に監督が交代になったとしても藤枝の一番のストロングポイントはフロント力だと思っているので、【結論としては(長期的な視点で見たら)個人的には心配していない。】

【個人的に噛み合っていないと感じるポイント】
・中盤の底でチームを落ち着けて試合を作ることが出来ない。
・シマブクの覚醒待ちな感じはあるが、そもそも覚醒させるためにシマブクが1対1で仕掛けるシーンを作り出せていない。
・サイドで選手がかぶっているシーンが何度も・・・

【最も注目したシーン】
西矢のパスミスが相手にPKを与えた原因だが、そもそもはどちらかというと攻撃より守備が得意な西矢に、噛み合っていないチームの攻撃の舵取り役の配置を任せた所で負担がかかり普通はしないようなミスをしたというところが要因。
昔、日本代表が「決定力不足」とよく言われてた頃の話で、当時決定機を外したFWがやり玉に挙げられていたことがよくあったが、一番の問題は1試合に1回だけの決定機を外したFWではなくて、決定機を1試合に1回だけしか作れなかったチーム自体だという事があった。そして今の藤枝はその当時の日本代表の状況に似ている。
守備面の安定感とか、3列目のボールの落ち着け方。パスの散らし方。シュートシーンまでいく攻撃を1試合に何回作り出したか?等々そういう所からだと感じた試合だった。


【選手個評】
北村:前半のファインセーブはチームを救った。PKを与えたシーンもあともう少しで見方のミスを救うビッグセーブだった。
久富:効果的なオーバーラップは見せられず。
川島:前半早々に立て続けに9ブラウンとの空中戦での競り合いで頭を押さえて倒れ込み後半35分に満身創痍で途中交代。
中川創:裏をとられるシーンが目立った。
西矢:PKにつながったパスミスは試合を決める痛恨。スパイクを変えた後半は安定感が出た。
新井:守備面では存在感見せたが、攻撃面では機能しなかった。
シマブク:前半決定機を演出するクロスあり。1対1で仕掛ける場面を作り出す動きはなかった。
榎本:積極的に仕掛けて気を吐く場面あったが、気負いすぎな感じ。サッカーを楽しんでいたサッカー小僧の姿が無くなった。
浅倉:積極的に攻撃に絡むも空回りのシーンが目立った。
大曽根:なかなか攻撃に絡めず。不発に終わる。
矢村:惜しいシュートもあったが無得点に終わる。
梶川:良い展開のパスあるもゲーム全体をコントロールは出来なかった。
中島:空中戦で存在感見せるも良い形でボールが入ってこなかった。
永田:目立った活躍は無し。
ウェンデル:西野に激突したシーンは非常に危険。西野に怪我をさせ試合を10分止めた。
山原:時間短く評価なし。
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藤枝MYFC対ベガルタ仙台

2024年04月07日 17時58分47秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 1ー1 仙台 ※公式入場者数:2,643人

得点
前半25分 (藤)前線で9矢村が相手DFと競り合いこぼれ玉を拾った24永田が
ドリブルシュート
後半5分 (仙)CKから縦パスを受けた9中山の振り向きざまシュート

得点には至らなかった決定機
前半13分 (藤)9矢村がロングフィードをランニングトラップからのダイレクトボレーシュート放つもGK林がファインセーブ
後半13分 (仙)17工藤のCKを5菅田が頭で合わせるが枠外
後半40分 (藤)FKのこぼれ玉からのクロスボールを2川島が頭で会わせるがGKセーブ

藤枝スタメン
      41北村
  5小笠原2川島 4中川創
    15杉田 26西矢
19シマブク       24永田
    23梶川 13大曽根
      9矢村
交代
後半0分 杉田→6新井
後半18分 梶川→10榎本
後半35分 大曽根→14中川風
後半43分 シマブク→30芹生(芹生が2列目、榎本が右サイド)

仙台スタメン
      33林
2高田 22小出 5菅田 39石尾
    17工藤蒼37長澤
 11郷家       14相良
    9中山 7中島
交代
後半18分 中山→98エロン
後半18分 中島→10鎌田
後半31分 工藤→6松井
後半39分 郷家→27オナイウ
後半39分 相良→24名願

【感想】
共に決め手に欠けて、痛み分けの引き分けになった試合。
共に収穫もあったし課題もあった。今日の試合をどのように次の試合に活かせるか?今日の試合の捉え方次第で今後の中長期的流れが作られそうな試金石になるような試合だった。
藤枝については、2試合連続3失点の連敗ということで先発を入れ替えての試合。久しぶりの先発だったGK北村が好パフォーマンスを披露。1年前の仙台戦で劇的決勝点を挙げた矢村が前線で存在感を放つなど代わって入った選手の活躍が目立ったのは収穫。杉田が試合開始早々の怪我で途中交代となった(軽傷であることを祈る)が、代わって入った新井のパフォーマンスが良かった事も収穫だった。
課題としては決め手に欠けたこと。全体的に攻撃が単発で連動性が無く、チームの攻撃の形というか、永田が仕掛けたときに他の選手はどう動くのか?とかシマブクが仕掛けたときに他の選手がどう動くのか?みたいな連動性が見えてこなかった。
全体的に見たら、2試合連続3失点の連敗中のチームとは思えない位安定した内容だったと思うし、1点取ったし、攻撃の連動性に関してはまだまだ個々からの課題だと思えば、次につながる良い内容のゲームだったと思う。

【個人的に気になったシーン】
前半3分40秒 DFでボールを回している場面でGK北村がボールを呼んでパス回しに参加したシーン
久しぶりの先発だった北村だが、積極的に試合に入っているな、気合い入っているなと感じたシーンだった。

前半11分40秒 GKからのロングフィードを9矢村が胸トラップしたシーン。
非常にレベルの高い胸トラップ。前半13分の決定機も合わせてこれぞ矢村というプレーだった。

【個人的に最も気になったシーン】
前半の永田の先制点につながった矢村の動き
前半から矢村の動きがよく仙台DFの驚異になっていたと思うが、先制点につながったシーンは矢村と相手DFの競り合いからのこぼれ玉を永田が拾って生まれたシーンだった。
正直、仙台DFのミスを永田が拾って生まれた得点だったと思うが、そのミスを生んだのは矢村の存在感だったのではないかと感じている。
1年前の試合の終了間際の矢村の劇的な決勝点に始まり、今日の試合の前半の難しい体勢からのダイレクトシュートなど、仙台に矢村を必要以上に意識させる布石が十分に打たれた状態で、矢村に仙台DFが複数人で対応に行き、スペースが生まれたところからのシーン。「得点の生まれ方にもいろいろあるなと感じたシーンだった。

【選手個評】
北村:好パフォーマンスを披露。無失点で勝利していたら大先輩から正GKのポディションを奪い取れたがあと一歩だった。
小笠原:仙台攻撃を何とか防いだが、安定感をもたらすことは出来なかった。
川島:仙台FWの圧にバタつく場面あるも最小失点で切り抜けた。
中川創:全体的に無難に対応。
西矢:中盤の底でスペースをつぶしボールをさばいた。
杉田:試合開始早々の怪我も前半終了までがんばった。
永田:値千金の先制点。サイドに張りすぎた感あり。
シマブク:積極的な仕掛けで攻撃の機転を作った。
梶川:中盤でボールを動かすも決定機は作れず。
大曽根:なかなか試合に入れず、持ち味を出せなかった。
矢村:前線で好パフォーマンスで相手DFの驚異になった。
新井:昨シーズン見た時よりも明らかに良いパフォーマンス。
榎本:持ち味のドリブルで流れを引き寄せた。
中川風:時間短く評価無し
芹生:高卒ルーキーのデビュー戦とは思えないくらい試合に入っていた。
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