Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

久保建英

2019年06月29日 23時20分32秒 | その他
BS1にて久保のレアルマドリ―への壮行セレモニーを視聴
高校3年生で、あの観衆を前に原稿を読まずに自分の言葉であいさつをするのが凄いと率直に感じた。

自分が久保を初めて見たのは2016年のサニックス杯で当時中学3年生になる直前の久保が飛び級で招集されていたU-17代表チームでのプレー。
中学3年の時の宇佐美と比較してみた感想は、「前を向いてボールを持った時のアタッキングゾーンでの打開力は宇佐美の方がやや上だけれど、ボールを持っていない時の動きは圧倒的に久保の方が上」という感じだった。当時の試合でも前を向いてボールを持った時のテクニックで会場を沸かすシーンが複数回あったけれど、それ以上にボールを持っていない時のボールの引き出し方とか、ボールを持っていない時の動きで周りを活かす動き等サッカーIQの高さを感じたのが印象に残っている。

海外に移籍して、すぐに試合に出られるかというとなかなか難しいだろう。
ユース年代に大活躍した選手がプロ入りして伸び悩む一番多い原因は、試合に出られなくなって公式戦から離れてしまう事。
プロ入りするまでは、常にチームの中心選手で毎週末公式戦を戦っているのが今のユース年代の選手の日常。毎週末に公式戦があるのが当たり前の世界から、プロ入りした途端に試合に出られない環境に世界がガラリと変わってしまう。(練習試合と公式戦は違う)
選手によっては毎週末の公式戦で実践テクニックを磨いたり課題を見つけたりしていて、普段の練習は試合で見つかった課題の確認等で、練習ではなく公式戦の中で成長しているという選手も多い。そういう選手が公式戦から離れてしまうと「公式戦の無い中でどうやって成長すれば良いのかわからない」という状況に陥ってしまう。
これがプロ入りした若手選手が伸び悩む主な原因。

久保も今後そうならないか心配されるところだが、個人的には「大丈夫かな」と思っている。
大切なのは本人のメンタル部分。試合以外の普段の生活や練習の部分から意識を高くして取り組んでいられれば、公式戦に出られないから成長できないということは無い。
実際、久保は昨季FC東京で試合に出られず、横浜FMに移籍してもなかなか試合に出られなかったが、それを糧に今季の活躍に繋げてきた。

バルセロナ側の都合で一時的に日本で預かり日本で育成することになったサッカー界の金の卵だったが、結果的には何とか育てきってスペインへ返却する流れとなった。
初めて久保を見た時の率直な感想は「おそらく日本史上最高の才能だろうけれど、これを日本の育成組織が育てきれるだろうか?」と希望と同時に不安も感じていた。
結果的には東京五輪に向けた潤沢な予算のフォローもあり飛び級に飛び級を重ねて常に上のレベルでプレーする環境を与える事でやり切った感じになった。

個人的にはやはり飛び級はあまり好きではない。1人飛び抜けて上手い選手がいたら「今のレベルでプレーしていても時間の無駄、上のレベルでプレーさせるべき」と指導者が感じるのは分かるけれど、常に上の世代のチームでプレーしていると、チームをまとめる上級生の立場でチームを勝たせる責任感であったりチームを作っていくために自自身のメンタリティーを成長させていく機会が失われてしまう。
ユース年代は技術レベルを向上させることも重要だが、それ以上に人間性を成長させなければ、プロ入り後の成長の伸びシロが無くなってしまう。飛び級にはその部分があまり期待できない。
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J3 2019 第14節

2019年06月29日 20時14分56秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 3ー1 YSCC横浜 公式入場者数:2,974人

得点
前半16分 (Y)高い位置で6秋本からボールを奪った7宮尾からのパスを受けた20浅川のシュート
前半20分 (藤)7水野のクロスを走り込んだ10大迫のダイレクトハーフボレー
前半40分 (藤)10大迫が右サイドへ展開、右サイドからのクロスを20森島が中でつぶれた後の中での混戦からパスを受けた10大迫のミドルシュート
後半30分 (藤)30松岡のボール奪取から33安藤のクロス、9谷口が中で粘りサイド展開、7水野のクロスのこぼれ玉を6秋本?が落として9谷口が決める

得点には至らなかった決定機
前半4分 (藤)ショートCKから13大竹のクロスを6秋本が頭で合わせるがGKセーブ
後半5分 (藤)FKを6秋本がシュート放つがGKファインセーブ
後半17分 (藤)ゴールキックを20森島が頭ですらし抜けだした10大迫がシュート放つが枠外

藤枝スタメン
      1杉本
  22川島 6秋本 4秋山
5浅田   30松岡    33安藤
   7水野   13大竹
      10大迫
      20森島
交代
後半25分 森島→9谷口
後半35分 大竹→16鮫島
後半39分 大迫→14谷澤

横浜スタメン
      1チョウ
17河野 3宗近 2チョン25西山
    7宮尾 4土館
 15奥田       8吉田
    20浅川 9大泉
交代
後半11分 西山→26植村
後半20分 大泉→10柳
後半31分 チョン→6佐藤(佐藤がDH、土館がCB)

感想
今日は静岡県サッカー協会中西部4種一斉観戦デーでバックスタンドに多くの小学生が来場していた。藤枝総合のバックスタンドの芝生席がぎゅうぎゅう詰めになっているのを初めて見た。
試合は藤枝がYSCCに対して力の差を見せる格好で優位に試合を進め「前半の内に先制できるかな?」という感じだったが、6秋山の緩慢なボールキープを奪われ嫌な形から失点。その後藤枝がペースを取り戻し前半の内に逆転に成功。後半は緩慢な展開となったが終盤に藤枝が3点目を決めて勝負有り。序盤のミスで先制を許したものの藤枝が自力の差を見せ、危なげなく勝利した試合となった。
印象に残ったプレーなど簡単に
・10大迫:持ち味のキックの精度が活きた2得点だった。1点目はクロスボールを正確に合わせたダイレクトボレー、2点目は自身の中盤からの右への見事な展開から生まれた攻撃の形から最後はゴール前混戦の中から見事にミドルシュートを突き刺した。もともと右足のキックの精度に定評のあった選手だったが、今日の試合は「藤枝のベッカム」の異名に違わぬ活躍だった。
・20森島:得点こそなかったが前線でフィジカルの強さを活かして攻撃の起点として活躍。前半は相手監督と喧嘩しながらモチベーションを上げる独自のアドレナリン放出テクニック?を見せていた。
・30松岡:もはやチームにとって代えの利かない存在。中盤底の潰しだけでなく前半7分には攻撃の芽をつくる絶妙なつなぎも見せた。
・7水野:チームに欠かせない存在。中盤でボールを落ち着かせながら、攻めるところでは積極的に飛び出し先制点をアシスト。またセットプレー時はカウンターに備えて後ろでカバーに入っていたが、安定したカバーリングで相手カウンターをシャットアウトした。
・13大竹:運動量豊富に動き回り中盤から前線を活性化。フィジカルの強さも見せた。
・33安藤:前半にサイドをえぐるクロス、後半には右サイドからのクロスを10大迫がスルーして受けて強烈なミドルシュートを放つシーンがあった。後半のミドルシュートは左足に持ち替えず右足で打ちたかった。
・5浅田:右サイドを運動量豊富の上下動繰り返し右サイドの攻撃に厚みをもたらした。
・22川島:最終ラインを破たんさせることなく安定したプレーを披露。機を見たフリーランで前半チャンスを演出した。
・4秋山:空中戦の強さを見せたが相手FWのスピードに手を焼くシーンもあった。
・6秋本:前半のミスが残念だった。セットプレーから複数回決定的シュート放つが決めきれず。
・1杉本:相手チームに決定機を与えず。シュートストップのシーンは無かったが最後尾の杉本の存在感は今の藤枝にとって重要な要素。
選手交代及びゲームコントロールは石崎監督らしい確実に勝利を取りに行く手堅さの感じられるものだった。
イエローカードの出ていた20森島を早めにベンチに下げ、後半30分に3点目を取ったところで「どう動くかな?」小学生がバックスタンドを埋め尽くしていたので、イエローを1枚もらっていた13大竹に代えて14谷澤かな?とも思ったが16鮫島を投入。魅せるプレーで追加点を狙いに行くのではなくまずは守りをしっかりという采配を見せた。
※鮫島も高校の時は、柴崎(青森山田)・小島(前橋育英)・鮫島(鹿児島城西)の高校サッカー界プラチナ世代のビック3と評価されていた選手。高校3年時に大怪我をしてプロでは思うような活躍は出来ていないが非常にポテンシャルの高い期待できる選手。

YSCCは前半良い時間帯に先制点を挙げることが出来たが、その後はなかなか攻撃の形を作ることが出来ず。決定的シーンはほぼ無かった。その中でも活躍が目立ったのが20浅川。前線でのプレス、裏への抜け出し、ドリブルスピードなど藤枝DFがだいぶ手を焼いていた選手だった。
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U-16インターナショナルドリームカップ2019

2019年06月23日 20時53分40秒 | ユース代表
BSスカパー!にてU-16インターナショナルドリームカップ2019の3試合を録画視聴

U-16インターナショナルドリームカップは日本サッカー協会が主催で2015年から始まったU-16年代の強化を目的にした大会で、U-16世代の世界の強豪が参加するレベルの高い大会。
U-16代表の強化としては、過去に豊田国際ユースサッカーという大会があったが、それが無くなってしまった事で、その代わりとして日本サッカー協会が自分たちの主催で国際大会を開催しているという状況。
ユース年代の国際大会は有名どころとしては、静岡で開催されているSBS杯や福岡で開催されているサニックス杯があるが、それ以外には豊田や仙台で国際ユース大会が過去に開催されていたが、今は無くなってしまい、サッカー協会が自前で大会を開いている状態。
無くなった理由は、ほとんど集客が見込めず、やればやるほど赤字になるからだろう。そういう意味では長く続けているSBSやサニックスは相当頑張っていると思う。

U-16日本代表メンバーは以下のとおり
GK
1 田中 春希 タナカ ハルキ(ジュビロ磐田U-18)
12 彼島 優 カノシマ ユウ(FC東京U-18)
DF
3 松木 玖生 マツキ クリュウ(青森山田高)
5 大迫 蒼人 オオサコ アオト(FC東京U-18)
2 諏訪間 幸成 スワマ コウセイ(横浜F・マリノスユース)
4 波本 頼 ナミモト ライ(ツエーゲン金沢U-18)
13 森田 翔 モリタ ショウ(FC東京U-18)
17 工藤 孝太 クドウ コウタ(浦和レッズユース)
MF
6 東 廉 ヒガシ レン(清水エスパルスユース)
7 豊田 晃大 トヨダ コウキ(名古屋グランパスU-18)
8 安田 虎士朗 ヤスダ コジロウ(FC東京U-18)
14 山根 陸 ヤマネ リク(横浜F・マリノスユース)
15 中村 仁郎 ナカムラ ジロウ(ガンバ大阪ユース)
16 山崎 太新 ヤマザキ タイシン(横浜FCユース)
FW
9 勝島 新之助 カツシマ シンノスケ(京都サンガF.C.U-18)
10 野澤 零温 ノザワ レオン(FC東京U-18)
11 原 直生 ハラ ナオキ(湘南ベルマーレU-18)
18 河野 孝汰 カワノ コウタ(レノファ山口FC U-18)
選手変更
彼島 優→高橋 一平(TAKAHASHI Ippei/タカハシ イッペイ)
GK 所属:ヴィッセル神戸U-18 2003年10月2日生 189㎝/85㎏
安田 虎士朗→三木 仁太(MIKI Jinta/ミキ ジンタ)
MF 所属:ガンバ大阪ユース 2003年8月21日生 171cm/59kg

野澤 零温→千葉 寛汰(CHIBA Kanta/チバ カンタ)
FW 所属:清水エスパルスユース 2003年6月17日生 176cm/68kg


メンバーは高校1年生と早生まれの2年生(早生まれ2年生は東のみ)
今年の秋に行われるU-17W杯に1つ年下の世代ながらもメンバー入りを狙う世代であり、その後の2023年のU-20W杯で中心になる世代。



1戦目 ルーマニア戦

日本 1-1(PK4-3) ルーマニア

得点
前半 カウンターからの失点
後半33分 (日)14山根の縦パスを受けた10千葉がワンタッチで9勝島とのワンツーで抜け出しシュート

日本スタメン
      12高橋
13森田 2諏訪間17工藤 3松木
    7豊田 14山根
 15中村  11原   16山崎
      18河野
交代
後半0分 山崎→8三木(三木がDH、豊田が2列目左)
後半0分 原→9勝島
後半17分 河野→10千葉
後半17分 中村→6東

感想
全体的には日本ペースの試合だったがカウンターから失点。その後同点には追いついたがその後はルーマニアにうまく守り切られた試合。
15中村の仕掛けが目立っていた。左利きでカットインのプレーが目立っていたが、あいてがカットインを警戒した途中から縦に仕掛け積極的に右足で蹴ろうとしていたシーンには好感を持てた。
またキャプテンマークを付けていた14山根は中盤の底から目立たないが高い技術を再三披露。

――――――――――――――――――――――

日本 4-1 ナイジェリア

得点
前半16分 (日)16山崎のクロスを9勝島が決める
前半26分 失点
後半4分 (日)9勝島がドリブルで1人抜き去りシュート決める
後半7分 (日)14山根のCKを2諏訪間が頭で合わせる
後半39分 (日)15中村のパスを受けた9勝島のドリブルシュート

日本スタメン
      1田中
13森田 17工藤 4波本 5大迫
    8三木 6東
 11原        16山崎
    9勝島 10千葉
交代
前半40分 波本→2諏訪間
後半0分 原→14山根(山根がDH、東が2列目右)
後半21分 山崎→7豊田
後半21分 東→15中村
後半30分 千葉→18河野
後半40分 三木→3松木(松木が左SB、大迫が2列目、豊田がDH)

感想
9勝島がハットトリックの活躍。全体的に決定機が沢山あった訳ではなかったけれど、少ないチャンスを確実にものにして得たハットトリックという感じで決定力の高さを示すと同時に、9勝島個人の個の打開力の高さも見せつけた試合だった。
他に目立った選手は、先制点をアシストした16山崎のドリブル突破、8三木のボールキープからの落ち着かせ方、5大迫の技術と左足の破壊力あたりは目立っていた。
VARで主審がモニターチェックをしてファウル無しと判断した時の音声が聞こえてきたけれど、それが生々しくて面白かった。
「はーい、はい、OK、これ無しにして良いかな。うん無しにする。ボールにいってる。」
昨年のW杯では主審のVARに対する忖度のようなものを感じたけれど、この試合の主審はそのような感じが無くて良かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本 5-0 メキシコ

得点
前半11分 (日)2諏訪間のフィードを受けた18河野がターンして縦パス、パスを受けた15中村のドリブルシュート
前半18分 (日)相手クリアを7豊田がワンタッチで縦パス、これを受けた15中村がシュート
前半36分 (日)13森田のグラウンダークロスを18河野が落とし、7豊田が繋いで、9勝島がトラップで相手をいなしてからのシュート
前半45分 (日)16山崎がドリブルでサイドをえぐりクロス、7豊田がクロスに合わせる
後半12分 (日)7豊田からのパスを受けた18河野がミドルシュート、DFに当たったこぼれ球を10千葉がつめる

日本スタメン
      12高橋
13森田 17工藤 2諏訪間3松木
    14山根 7豊田
 15中村       16山崎
    18河野 9勝島
交代
後半11分 山崎→5大迫
後半11分 勝島→10千葉
後半18分 森田→11原
後半18分 中村→8三木(三木がDH、豊田が右SB、原が2列目右)
後半32分 高橋→1田中
後半32分 工藤→6東(東が2列目左、大迫が左SB、松木がCB)

感想
PK負け以上で日本の優勝が決まるという状況で迎えた試合。日本が終始ペースを握ってメキシコを攻めたて5-0の大勝でこの大会の優勝を決めた。
この試合はそれぞれの選手が持ち味を見せた試合だった。
17工藤は今大会全試合スタメン出場、この世代の代表初招集とは思えない落ち着いたプレーを見せた。
2諏訪間は高さとフィードの正確さを見せた。
13森田は運動量豊富にサイドを活性化させた。
3松木は慣れないポディションながらもサイドに起点を作るプレーを見せた。
14山根はチームの中心らしく技術の高さで中盤の底でチームの中心としてボールを落ち着かせた。
7豊田は技術の高さと多様性を披露。様々なポディションでそれぞれのポディションで求められるプレー披露した。
16山崎はスルスルと抜けていくドリブル突破で決定機を何度も演出していた。
13中村はこの世代トップクラスと言って良いドリブル能力で何度も局面を打開してみせた。
9勝島は個の打開力と決定力の高さでチームのエースと言って良い活躍を見せた。
18河野は得点は奪えなかったが安定したポストプレーとターンのうまさで前線を活性化させた。
5大迫は左足の破壊力満点の豪快なプレーが印象的だった。
10千葉はポディショニングの良さから何度も決定機に顔を出した。
11原は足元の技術の高さを活かしたドリブル突破を見せていた。
8三木は中盤の底でボールを落ち着かせながら正確なパス出しでチームの攻撃を演出していた。
4波本は怪我で第2戦で短い時間だけの出場だったがポテンシャルの高さは見せていた。
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VAR

2019年06月23日 16時36分59秒 | サッカー観戦方法
近年サッカーの試合で浸透しつつあるVAR。
個人的にはこのVARについては反対派。

時代の流れからVARが主流の流れになっていくのは致し方ないというのは理解できるが、この流れはあまり好ましくない。
VARを導入した方がミスジャッジが減って、正確なレフェリングが出来るというのは間違いないと思う。
ただし、機械を使うのは人間。
VAR導入の結果出てくる副産物を想定すると出てくるのは、機械による正確性を言い訳にしたサボタージュ。

サッカーの試合を作っているのは11人×2チームの22人ではない。
サッカーの試合を作っているのは、プレーヤー22人に加え、主審1人、副審2人、第4審1人の合計26人。
VARはその26人に機械の目という横やりが入ってくることになる。
横やりで済めば良いが、審判がその横槍に頼る風潮になってしまうと本末転倒。
審判の存在意義を問われる事態となり、サッカーの試合を構成する要素が変わってくる。

元々サッカーはルールがシンプルであるが故、世界の国技と言って良いスポーツとして栄えてきた。
そのシンプルなルールをさばくことを機械にゆだねる事は、これまでの流れが変わる事でもあり、保守派の自分としては疑問を持たざるを得ない。
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J1 2019第16節 清水戦

2019年06月23日 07時16分53秒 | Jリーグ
BS1にて清水対名古屋の試合を視聴

清水2-1名古屋

感想
清水は昨季から活躍していたファンソッコに加え、ドウグラスの復活、そしてエウシーニョ、ヘナトアウグストという力のある外国人がチームに定着、これに北川、金子、松原といった将来性のある若手がうまく噛み合いチームに安定感が出てきた。
チーム力的にはリーグ中位から上位をうかがえるくらいの力はあるが、開幕当初の3バック失敗からの4バックへのシステム変更でだいぶ出遅れてしまった。さらに選手層の薄さやチームの大黒柱的なベテラン選手の不在など、ひとたびチームの雰囲気が悪くなった時に地力でチームを立て直せることが出来るのかなど不安要素も多い。
今後は主力の放出を最小限に抑えながら、3年から5年かけて我慢強くチームの地力を上げていくことが出来るかどうかという感じ。
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トゥーロン国際2019 ブラジル戦 

2019年06月16日 08時25分50秒 | オリンピック代表
トゥーロン国際決勝のブラジル戦を録画視聴

日本 1-1(PK4-5) ブラジル

得点
前半19分 (ブ)素早くショートパスをつないで崩した見事な得点 
前半39分 (日)ブラジルDFのちょっとしたミスを9小川が見事に突いての得点

日本スタメン
      1オビ
  5大南 15岡崎 22田中駿
    17高  4田中碧
6長沼         19舩木
    13岩崎 11旗手
      9小川
交代
後半0分 舩木→14相馬
後半20分 岩崎→8三苫
後半35分 小川→10神谷(神谷がシャドー、旗手がCF)

感想
FIFA主催の試合ではないとはいえ、日本がブラジル相手にガチンコで途中ボールを支配して押し込む時間帯を作るほど互角に渡り合った試合は始めて見たかもしれない。
前半はブラジルペースの内容だったが、後半から代わって入った14相馬が2度ほどサイドをえぐったことにより相手SBを押し込むことに成功。これで中盤にスペースが生まれて後半は日本が前を向いてボールが持てるようになり日本ペースで試合を進めることが出来ていた。
東京五輪メンバー入り黄色信号の選手たちを集めて戦った大会だったが、結果は大方の予想に反しての大健闘。森保監督に嬉しい悲鳴を上げさせる結果を残すことが出来た。
ブラジルの前半の先制点は見事だった。マークのズレが発生したとほぼ同時に複数の選手が動き出していた。ちょっとしズレを複数の選手が見逃さず同時に動き出せるあたりの嗅覚はさすがブラジルだと思った。またブラジルは相変わらずボランチとCBに地味だけど非常に良い選手を輩出してくるなという印象を受けた。
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2019女子W杯初戦

2019年06月11日 20時41分31秒 | その他
女子W杯初戦を録画視聴

日本 0-0 アルゼンチン

感想
グループで最も力が劣ると見られていたアルゼンチンが初戦の相手という事で出来る事なら大量得点での勝利が望ましいとされた大会初戦。
結果は、日本が圧倒的にボールを支配したが、得点どころか決定機もほとんど作ることが出来ずスコアレスドロー。アルゼンチンは徹底して守りを固め、試合終了の笛と同時に抱き合って喜んでいた。
日本は試合の入り方が非常に難しい大会初戦に大量得点というハードルを上げる注文が重なったことで、攻撃が機能していなかった。

フランスW杯のGL初戦の相手がアルゼンチンというのは、21年前の98W杯の初戦と同じ。
21年前はアルゼンチンが圧倒してなかなか点を決められない展開だったが、今回は(女子だが)日本が圧倒してなかなか点が決められない展開だった。

「21年前のアルゼンチンはこんな気持ちだったんだなぁ」と感慨に耽りながらの観戦だった。
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トゥーロン国際2019 ポルトガル戦 

2019年06月08日 10時16分07秒 | オリンピック代表
トゥーロン国際大会ポルトガル戦を録画視聴

日本 0-1 ポルトガル

得点
後半39分 カウンターの縦パスを3バックの弱点であるストッパーの脇に出され裏を取られて失点。

日本スタメン
      21波多野
  5大南 15岡崎 22田中駿
    20松岡 4田中
6長沼         19舩木
    10神谷 7伊藤
      18小松
交代
後半16分 小松→9小川
後半40分 神谷→13岩崎
後半44分 松岡→11旗手(旗手と小川の2トップ)

感想
日本は引き分け以上でグループ1位が決まる状態でだったが、終了間際にカウンターで裏を取られて失点。敗れはしたが他会場の結果により得失点差で日本がグループ1位になった。
試合内容は日本ペースの時間帯が多かったがなかなか決定機が作れない時間帯が続いた。
日本のメンバーは波多野と松岡と小松がスタメン出場したことにより、これまでの3試合で招集した全ての選手がスタメン出場したことになった。東京五輪の選考に向けて全ての選手にチャンスが与えられた格好となった。
この試合で目立った活躍を見せたのが初スタメンの20松岡。17歳の高校3年生の飛び級召集だったが、ボランチの位置でよくスペースを潰し、前線へ鋭い縦パスを何本も通していた。
他には、豊富な運動量を見せた10神谷、攻撃に関しては相手の脅威となった6長沼あたりが目立った活躍を見せていた。
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トゥーロン国際2019 チリ戦 

2019年06月05日 20時12分37秒 | オリンピック代表
トゥーロン国際第2戦を録画視聴

日本 6-1 チリ

得点
前半6分 (日)16川井のクロスを11旗手がスルーして8三苫が決める
前半12分 (日)14相馬のクロスを11旗手が決める
前半17分 (日)17高のボールカットから8三苫からのパスを11旗手が決める
前半34分 (チ)クロスを15岡崎の処理ミスから失点
前半39分 (日)16川井のクロスを13岩崎が決める
前半45分 (日)11旗手のパスを受けた13岩崎が決める
後半18分 (日)8三苫のパスを13岩崎が落とし11旗手のミドル

日本スタメン
      12山口
  5大南 15岡崎 3椎橋
    22田中駿17高
16川井         14相馬
    13岩崎 8三苫
      11旗手
交代
後半18分 椎橋→20松岡(松岡がDH、田中駿が3バック左)
後半23分 旗手→18小松
後半35分 三苫→7伊藤

感想
欧州での国際試合で日本が大勝した珍しい試合。
前線のイギリス船から大きくメンバーを変えて臨んだ試合で、代表初招集選手が多く出場した試合だったがそれを感じさせない連携の良さで日本が得点を重ねた。
後半メンバーを変えてからは、やや攻撃のかみ合わせが崩れたが前半の大きな貯金で日本が大勝。東京五輪メンバー入りにアピールしたい選手達がアピール成功した試合となった。
今日出場した選手の位置付けとしては、コパアメリカに呼ばれたコアメンバーの下に今大会初戦のイングランド戦に出場したメンバーがいて、その下という位置付け。メンバー争いを活性化させるという意味で非常に良い試合となった。
この試合で最もアピールしたのは11旗手。3得点1アシストで残り2得点にも間接的に絡んでおり全得点に絡む活躍。これまでは2シャドーの位置での起用が多かったが今日の試合は1トップで起用されそれに応えた形になった。2シャドーは激戦区で現実的には久保と堂安がそのポディションにおさまると考えるのが妥当。他にも三好、三苫、伊藤、今回呼ばれていないが遠藤(横浜FM)、現在韓国Kリーグで活躍している邦本などもいる。対して1トップは前田(松本)と上田(法政大)、小川(磐田)くらいで層の薄さが目立ち、オーバーエイジ枠が有力視されるポディション。ここに今日の試合で活躍した旗手が名乗りを上げた格好になった。
他に活躍が目立ったのが8三苫。旗手との川崎内定コンビのコンビネーションの良さを見せた。また初招集の17高と22田中駿のボランチコンビも安定した活躍を見せた。特に22田中駿は持ち味を十分に見せた試合となった。
DFでは前の試合でもスタメンで活躍した5大南がこの試合でも活躍。今回のメンバーの中ではDF陣で1つ頭抜けた存在になった。
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U-20W杯2019 決勝トーナメント初戦

2019年06月05日 17時32分49秒 | ユース代表
U-20W杯 決勝トーナメント初戦を録画視聴

日本 0-1 韓国

得点
後半38分 (韓)DFパスミスを拾われたところからのクロスを決められる

日本スタメン
      1若原
5菅原 4瀬古 3小林 15鈴木
    10齋藤未8藤本
 14西川  6郷家  16山田
      13宮代
交代
後半22分 郷家→20中村
後半42分 鈴木→2東
後半42分 藤本→18原

感想
今大会活躍していた田川、斉藤光が負傷により離脱。他にも多数負傷者を抱え満身創痍状態の日本代表。
試合内容は全体的に日本ペースの時間帯の方が多く、後半4分には6郷家が先制点を決めたかに思われたがVARで取り消されたシーンがあったり、13宮代のポスト直撃のシュート、他にも決定機といえるようなシーンを作っていて、日本は十分勝てる内容の惜しい試合だったと思う。
決勝トーナメント1回戦敗退となったが、久保・大迫・橋本等の主力が招集できなかった事に加え、大会中にも負傷者が多数出たチーム事情を考えれば上出来の結果だったと思う。
今大会のハイライトは初戦(エクアドル戦)のGK1若原のPKストップだろう。あれがあったからこそ初戦を引き分けることが出来、GL突破につなげることが出来た。あそこで決められて初戦を落としていたら今大会はどうなっていたか分からなかった。他にも各試合でスーパーセーブを複数見せ、大迫・谷が召集できず、その代わりでの出場となった感を見事に覆した。

他に目立った活躍を見せていたと感じた選手は以下のとおり。
10齋藤:間違いなく今大会のチームの中心と言える活躍を見せた。中盤底でルーズボールを回収して攻撃の芽を生むプレーは際立っていた。
5菅原:最後の最後のパスミスは残念だったが、大会を通じてレベルの高いプレーを披露。今後上のレベルでもやっていける可能性を十分見せた。
15鈴木冬:出場時間は多くは無かったが、出場した試合では安定してレベルの高いプレーを見せた。
8藤本:ボールを落ち着かせゲームを作る能力の高さを見せた。
11田川:宮代、中村、西川など年下のエース候補FWがいるなか、エースの仕事を果たし持ち味を存分に見せた大会となった。
コメント
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