Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

静岡県出身Jリーガー 出身チーム一覧

2015年11月30日 20時44分53秒 | 高校サッカー・クラブユース
J1、J2、J3に所属するJリーガーの出身チーム一覧をまとめた。

磐田Y :20人(J1:2人、J2:14人、J3:4人)
静学 :20人(J1:9人、J2:6人、J3:5人)
清水Y :17人(J1:14人、J2:1人、J3:0人)
清商 :13人(J1:3人、J2:7人、J3:3人)
藤枝東:10人(J1:6人、J2:4人、J3:0人)
翔洋 :8人(J1:1人、J2:1人、J3:6人)
清水東:7人(J1:2人、J2:2人、J3:3人)
浜名 :4人(J1:1人、J2:1人、J3:2人)
常葉橘:4人(J1:0人、J2:2人、J3:2人)
開誠館:3人(J1:2人、J2:1人、J3:0人)
明誠 :3人(J1:0人、J2:1人、J3:2人)
磐田東:1人(J1:1人、J2:0人、J3:0人)
吉原 :1人(J1:0人、J2:0人、J3:1人)
島田工業:1人(J1:0人、J2:1人、J3:0人)

感想
1つの都道府県で、プロを輩出したチームが14もあるというのは、誇れる数字だと思う。
静岡北が0というあたりに時代を感じる。

プリンスリーグ東海2015 @藤枝東G

2015年11月29日 13時57分39秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東Gにてプリンスリーグ東海を観戦

藤枝東 4ー1 東海学園

得点
前半4分 (藤)ゴール前混戦の中から9山田が決める
前半38分 (藤)7神谷のクロスを19曽根がゴール前競り合い、こぼれ玉を9山田がミドル
後半17分 (東)10光崎のCKを3舟山が頭で合わせる
後半36分 (藤)10栗原→7神谷→19曽根とつなぎ、19曽根のシュート
後半39分 (藤)9山田がドリブルで2人抜きシュート、GKがはじいたこぼれ玉を19曽根がつめる


得点には至らなかった決定機
前半27分 (東)10光崎のクロスを9加藤がシュート放つが枠外
前半30分 (東)左サイド崩しクロス、右サイドの2竹内がシュート放つがGK1細川がファインセーブ
後半2分 (藤)カウンター、7神谷のドリブルからのパスを受けた19曽根がクロス、9山田がクロスを中であわせきれず
後半5分 (藤)9山田が相手DFからボールを奪い取りシュート放つもGKセーブ
後半9分 (東)2竹内のパスを受けた19川口がシュート放つがDFブロック
後半20分 (藤)8井出のパスを受けた19曽根がシュート放つが枠外


藤枝東スタメン
      1細川
11岩田 21村松 5久松 16尾崎
      23山口
  6渡辺 7神谷 10栗原
    9山田 19曽根
交代
後半13分 渡辺→8井出
後半37分 神谷→14秋田
後半42分 栗原→4成岡
後半45分 久松→3松本(岩田がCB、松本が右SB)
後半45分 曽根→2山本


東海学園スタメン
      1岡田
  13古賀 3舟山 5花橋
    15松岡 10光崎
2竹内   11神谷  14神藤
    9加藤 19川口
交代
後半37分 神藤→20牧野

感想
プリンスリーグ残留のためには負けられない藤枝東が、消化試合の東海学園にメンタルの差を見せつけ4ー1で勝利した。
藤枝東はプリンスリーグ10チーム中7位。県リーグへの自動降格は通常2チームだが、来期のプリンスリーグにはプレミアリーグからJFAアカデミーと名古屋Yが落ちてくる可能性があるため、7位~10位が県リーグ降格圏内と見た方が良い。
そんなわけで、藤枝東は残り2試合を勝利して他チームの結果待ちという状況で、なんとしても残り2節は勝利したい尻に火がついた状態。
対する東海学園は現在4位、プレミア参入戦の可能性はすでになくなっているので残り2試合で勝点1取れれば残留確定というだけの状態。仮に2連敗しても他チームの結果次第で残留できる可能性は高いので実質消化試合。
尻に火がついた藤枝東と消化試合の東海学園の気持ちの差が結果に大きく反映した試合だった。

藤枝東は選手権予選からメンバーは替わってはいないが、システムを変えていた。23山口の1ボランチにして、その前に3人並べ、FWは3トップから2トップに変更していた。9山田を前線に張らせても相手のマンマークを受けやすくなるので2トップにして19曽根を9山田のフォローにつけてこまめにポディションチェンジをする事で9山田が自由にボールを受けやすくなるようにしていた。

前半は東海学園ペース。藤枝東の攻撃は、ひたすら前線の9山田に向かってロングボールを蹴るのみ。それでも9山田が1人で何とかしてしまう強さを見せることで、それで攻撃が成立していた。藤枝東は前半で2得点したが、前半のシュート数はその2本のみだった。守備に関してはGK細川を中心に選手権で見せた粘りの守備は健在だった。
後半にはいると東海学園が集中の切れたプレーが増えて、藤枝東ペースの試合になった。後半は藤枝東が流れの中から決定機を作るシーンが増えたが決めきることが出来ず。集中の切れた東海学園にCKから1点差に詰め寄られるが、後半終了間際に2得点を重ね、結果4ー1で藤枝東がプリンス残留へ向けて貴重な勝点3を積み重ねた。
藤枝東といえば、パスサッカーとサイドに速い選手がいてサイドを切り崩す切れ味のある攻撃の印象が強いが、今年のチームからはそれは全く感じない。守って守って9山田に放り込む無骨なサッカーを徹底している印象。決して綺麗とはいえないサッカーだが、それを完成度を高め今日の試合のように見ている人を楽しませるところまで持ってくる小林監督のチーム作りのうまさが印象に残った試合だった。

東海学園は、消化試合だったこともあってかチーム全体の志気が低かったように思う。春先に見たときは各選手に個性があり非常に魅力的なチームだったが、今日の試合ではその選手たちの個性はあまり感じられなかった。

プリンスリーグ東海2015 @藤枝市民G

2015年11月28日 15時40分15秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝市民Gにてプリンス東海を観戦

静学 4ー0 開誠館

得点
前半37分 8長尾のシュートをGKがはじいたこぼれ玉を10旗手がつめる
後半11分 12若山のシュートを14小宮がコースを変えて5鹿沼がつめる
後半36分 22西ヶ谷が高い位置でボール奪取してパス、9加納が決める
後半45分 ゴール前混戦の中から9加納がシュート


得点には至らなかった決定機
前半11分 (静)5鹿沼が9加納へスルーパス、9加納が中に折り返し5鹿沼がシュート放つが枠外
前半42分 (静)7荒井のCKを2岡部が頭で合わせるが枠外
後半30分 (静)CKを9加納が頭で合わせるがDFクリア
後半32分 (静)14小宮のFKを20尾崎がシュート放つが枠外
後半42分 (開)FKから7永田がロングシュート放つがGK1山ノ井がファインセーブ

静学スタメン
      1山ノ井
6西山 3嶋  20尾崎 7荒井
    5鹿沼 12若山
 14小宮  8長尾  10旗手
      9加納
交代
前半38分 長尾→2岡部(岡部が右SB、西山がDH、若山がトップ下)
後半31分 若山→11薩川(薩川が左サイド、旗手がトップ下)
後半35分 小宮→22西ヶ谷
後半36分 西山→13鈴木
後半42分 嶋→19小川


開誠館スタメン
      21川島
2平山 5野中 25中尾 7永田
    14中国 20今泉
 4山下       9須貝
    17鈴木 6河田
交代
後半23分 山下→3小池(小池が右SB、平山が2列目右)
後半26分 中国→13島津
後半28分 平山→11水津


感想
静学が開誠館のプレスに苦しむも、徐々に主導権を握り得点を重ね勝利した。
開誠館は中央で強固なブロックを作ったうえで厳しいプレスをかけて静学の中盤に自由を与えない闘い方。静学は開誠館のプレスに細かいパスミスが増え、前半途中には開誠館にペースを握られる時間帯もあった。
静学は開誠館のプレスをかわすようにサイドに流れていき、そこを開誠館の守備につかまるという展開が多く、前半は開誠館の仕掛けた追い込み漁にかかる静学を見ているような展開が続いた。
そんな中で前半終盤にペナアーク付近で8長尾が前を向いてボールを持った状態で強引なミドルシュートを放ち、GKがはじいたボールを10旗手がつめて先制。前半の内に開誠館のブロックを正面から破ったことで試合は一気に静学に楽
な展開となった。
後半は終始静学がボールを支配し相手の運動量が落ちた終了間際にも得点を重ね、けっか4-0で静学が勝利した。
静学の守備は概ね安定はしていたが、後半30分以降に中盤の底でプレスがかからなくなり開誠館がフリーでミドルシュートを放つ決定機を作ったシーンがあり、90分間集中した守備は機能していなかった。
開誠館はキャプテンマークを2年生の5野中が巻いていた。スタメンに3年生が7人いたので世代交代をしたわけではないが、徐々に来年に向けてチームを作り変えている段階化と思う。今日の開誠館が前半に見せたプレスは力強さがあり見ごたえのあるものだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

公式戦後に行われた、静学と開誠館のBチーム戦を観戦

静学B 1-0 開誠館B ※40分ハーフ

得点
前半40分 13鈴木のダイレクトミドル

得点には至らなかった決定機
前半37分 (静)11薩川のシュートがポスト直撃、2山田がつめるが枠外
後半11分 (静)16稲葉のシュートがポスト直撃、そのまま稲葉がつめるも枠外

静学スタメン
      17田原
24坂西 2山田 19小川 20福原
    23島田 15太田
 22西ヶ谷 13鈴木  11薩川
      16稲葉
交代
後半0分 田原→25石井
後半0分 福原→11水津
後半0分 薩川→21天本(天本がFW、稲葉が2列目左)
後半0分 西ヶ谷→18三善(三善が2列目右)

開誠館スタメン
   12
23 3 19 8
  22 13
 16   24
  11 15
交代確認せず

感想
静学がボールを持つ時間が長かったが、決定機、シュート数共に少なかった試合。
見ていて印象に残ったのは、Dチームから上がってきた山田と、守備の意識は感じられなかったが攻撃に迫力のあった水津の2人。

今日の一言20151122

2015年11月22日 22時57分02秒 | 一言
アンパンである以上、おなかの減った者は、それがたとえ敵であっても自分を食べさせて助けます。
そして何度でも生き返ってきます。
本当の正義というのは、そういうものだと僕は信じます。

やなせたかし


※やなせたかしは戦争を体験し「圧倒的な力こそ正義」という世の中の風潮に対して、自分の信じる本当の正義の姿をアンパンマンに描いたのだと思います。

プリンスリーグ東海2015 @草薙球技場

2015年11月21日 15時59分09秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙球技場にてプリンスリーグ東海を観戦

静学 8ー0 帝京可児

得点
前半3分 14小宮CKを3嶋がヘッド
前半6分 10旗手→7荒井が2人抜きシュート
前半16分 14小宮のパスを受けた6西山のミドル
前半20分 7荒井→10旗手→9加納とつなぎ9加納が決める
前半23分 3嶋のフィードに抜け出した2岡部のクロスを9加納が頭で合わせる
前半44分 7荒井のクロスを9加納が頭で合わせる
後半16分 10旗手のパスを受けた7荒井のシュート
後半30分 12若山のCKを5鹿沼が頭で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半16分 (静)14小宮のパスを受けた6西山のミドルがポスト直撃
後半1分 (静)2岡部のパスを受けた10旗手のシュートが枠外
後半7分 (静)7荒井のクロスを14小宮が頭で合わせるが枠外
後半35分 (静)11薩川のクロスを10旗手が頭で合わせるが枠外


静学スタメン
      1山ノ井
2岡部 3嶋  4末光 7荒井
    5鹿沼 6西山
 14小宮  12若山  10旗手
      9加納
交代
後半16分 小宮→8長尾
後半18分 西山→11薩川(薩川が2列目左、旗手がトップ下、若山がDH)
後半32分 若山→21天本(天本がFWで2トップ、旗手がDH)


帝京可児スタメン
      17中口
7玉木 23長澤 4矢崎 5栗田
    11鈴木 10杉原
 25久保  8吉澤  19加藤
      9土屋
交代
前半29分 長澤→12大岡
後半0分 栗田→13村田
後半16分 土屋→16奥崎
後半24分 加藤→14福田(福田が左サイド、久保が右サイド)


感想
静学が終始試合を支配。帝京可児を圧倒し8ー0で勝利した。
静学は前半序盤から高い位置からの強いプレスで相手に全くサッカーをさせなかった。選手県予選敗退で溜まった鬱憤を爆発させたかのような鬼プレスはなかなか見応えがあったが、それにより後半はやや運動量が落ちて、失速したしたのは残念だった。
前半の鬼プレスを90分間続けることはさすがに不可能なので、後半は疲れたなりに、休むところは休み、攻撃のスイッチを入れるところはハッキリするようなメリハリのあるサッカーを期待していたが、終盤は中盤のプレスがゆるゆるのダラダラサッカーになってしまっていた。
攻撃面に関しては、特に前半は10旗手と7荒井の左サイドの崩しが効いていた。相手も必死にケアしようとしていたが、簡単に止めることが出来ない破壊力を見せていた。

選手県予選敗退により、「プリンス東海優勝」と「プレミア参入戦に勝って来期のプレミア参入を決める」というこの先の目標がハッキリした静学。
チーム全体のゲームマネジメントや試合運びに関しては、まだまだつたない子供のサッカー。あと1ヶ月間でどこまで成長できるかが注目ポイント。


プレミア12

2015年11月20日 22時55分53秒 | その他
残念ながら準決勝で韓国に敗れた日本。

今回初開催となったプレミア12.結果は残念なものになってしまったが、全体的には国内では十分盛り上がりを見せていたと思う。
何より、チームだけでない報道機関までも巻き込んだ「日本の一体感」はかなり強固なものを感じた。

「メジャーリーガー不在」とか「相手が弱い」などというフレーズは、TVはもとより雑誌新聞でも見ることが無かった。
「この大会を成功させて、野球をオリンピック競技に復活させる」という日本全体の強い一体感を感じた大会だった。

そもそも「プレミア12」って何?という話だが、オリンピックから野球が除外されたことにより、IOCからの補助金が無くなり財政難となった国際野球連盟が新たに始めた国際大会。資金が潤沢なメジャーリーグは選手を派遣する理由が無く、「シーズンオフに大事な選手を酷使すんじゃねぇ」と当然のように選手の派遣を拒否。日本は2020東京五輪で何としても野球をオリンピック競技に復活させたい意向があるので、大きな盛り上がりを見せた大会となっていた。


日本の敗戦について
かつてWBCで世界一に輝いた日本だが、世界一を獲った日本の代名詞でもある「スモールベースボール」は全く見られない野球だった。
敗れた韓国戦でもノーアウト1,2塁の場面でバントをする気配は全く無し。大会を通じてもバントはほとんど見られなかった。
小久保監督の意図したところがあったのかもしれないが、日本らしさが見られなかった事は残念だった。





アジア1位予選 日本対カンボジア

2015年11月17日 22時50分03秒 | A代表
日本 2-0 カンボジア

得点者:岡崎・本田

感想
公式戦で前の試合から8人変え。相手に対するリスペクトが欠けていたと言われて仕方がない試合。
問題は監督の相手チームに対するリスペクトの部分か?ベンチメンバーを十分テストできない代表チームのスケジュールか?
ハリルホジッチの好きなタイプは、「守備」「ハードワーク」「球際の強さ」が特徴の選手。
だからボランチは山口とか遠藤のようなタイプを好むが、相手が引いて守るアジア1次予選だと中盤の底にそういった特徴の選手はあまり必要とされず、テクニックのあるパス回しが特徴の選手の方が活きる状況にある。
ここ最近、A代表の調子が悪かったのは、引いて守る格下相手に、ブロックを崩すような素早いパス回しが出来なかったため。先日のシンガポール戦では、柏木や清武がワンタッチで相手のブロックが揃う前に球出しをしていたのが効いていた。
今日のカンボジア戦の山口と遠藤はどちらも守備的な選手で、パス回しについては決して下手ではないが、柏木や清武に比べて「10㎝」の精度、「1秒」の速さには明らかな差がある。そしてそのわずかな差が結果的には試合の流れを変える大きな差となる。

相手のレベルの上がるアジア最終予選では、山口や遠藤の守備力は必ず必要になるが、現時点で引いて守る相手には柏木の方が機能することが如実に示された試合だった。

選手権組合せ 注目試合

2015年11月16日 21時39分37秒 | 高校サッカー・クラブユース
有力チームがだいぶ偏った感のある組み合わせ抽選結果。
全てのチームを把握しているわけではないが、注目の試合をピックアップ。

1回戦(12月31日)
有力チームの多くがシードで2回戦からの登場ということもあり、1回戦は注目試合が非常に少ない。あえて言うなら三ツ沢会場。
その中での注目試合というと…

・三ツ沢会場 
1試合目 青森山田-大社
強力なロングスローとパワープレーでプレミア東の首位の青森山田と今大会のダークホースと目される大社との試合。立正大湘南の時代が続いていた島根県で、徐々に力をつけてきていた大社がついに今年立正大湘南を捕え島根県代表の座奪い取った。プリンス中国でも3位の立正大湘南を抑え現在2位と、決してまぐれで島根県の代表となったわけではない力のあるチーム。

2試合目 聖和学園-野洲
説明不要の技巧派チーム同士の対戦。共にテクニックに深いこだわりを持つチーム同士の対戦という事で、見ごたえのある試合になることが予想される。


・駒場会場 2試合目 尚志-京都橘
 今季プリンス東北1位の尚志とプレミア西の京都橘の対戦。ともにベスト4まで行く力が十分あるだけに初戦でどちらかが消えるのは非常にもったいないと感じる試合。


2回戦(1月2日)
今回の抽選結果を見たら、高校サッカーファンは2回戦は迷うことなくフクアリ会場を選択することになるだろう。
第1試合、第2試合共に魅力的なチーム同士の対戦が組まれた。
1試合目 市船-米子北
優勝候補筆頭の市船とプリンス中国1位の米子北との対戦。優勝候補同士の注目の一戦。

2試合目 大津-前橋育英
こちらも優勝候補同士の注目の1戦。プロ入り内定2人の大津とプリンス関東で上位争い中の前橋育英。


2回戦から注目の組み合わせが多い訳だが、逆を言うと注目校が偏り、見たいと思う会場が少なく客も偏るかも? 

全国高校サッカー選手権 組合せ決定

2015年11月16日 19時09分31秒 | 高校サッカー・クラブユース
昨日、藤枝東の全国大会出場が決まったばかりだが、本日東京にて組み合わせ抽選会が行われ、早速全国大会の組み合わせが決定した。
藤枝東の初戦は、12月31日に奈良県代表の香芝との対戦が決まった。

香芝といえば、堅守速攻型の粘り強い守備が持ち味のチームという印象が強い。
今年の香芝は1度も見ていないので詳しいことは何もわからないが、2010年に全国初出場した時の鉄壁の守備で奈良県を無失点優勝。奈良育英と一条の2強体制が10年以上続いていた奈良県に終止符を打った高校として印象深い。
その2年後の2012年にも全国大会に出場しているが、その大会でも鉄壁の守備は健在で、それをベースに鋭いショートカウンターを備えていたチームだった。
「粘り強い守備」「鋭いカウンター」がキーワードのチームで、監督は変わっていないのでこの特徴は変わっていないと思う。

藤枝東にとっては非常に組みずらい相手という印象。「名門」という看板を背負って、形式的な横綱相撲を組まなければならない格好になる。今年の藤枝東のスタンスを考えれば、東福岡や大津のような明らかに格上の相手に挑む格好の試合にならなければ難しい。
香芝に勝てたとしても、その次はおそらく佐賀北。ここも堅守速攻型のチーム。ここでも藤枝東が挑む格好の試合は許されない。
「勝って当然」という雰囲気が「名門」という不要な代名詞によって選手に重くのしかかり、得意な形で戦えず残念な結果に終わる全国大会にならないように願いたい。