Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

総体県予選準決勝

2010年05月30日 16時17分50秒 | 高校サッカー・クラブユース
富士総合Gにて観戦、5月下旬とは思えない寒さでした。


清水商業 1ー0 藤枝明誠

得点
後半15分 8風間のFKを15佐野が頭で合わせる

清商スタメン
     1秋山
6兼岡 5新井 4大道 20中村
    3吉田 12青木
 9岩崎       10前澤
    15佐野 8風間
交代
なし

明誠スタメン
     1鷲山
11笹原 3伊藤航23向田 2神谷
    10松村 7原口
 4岩田  6中山  22伊藤優
      17高橋
交代
後半9分 伊藤優→21杉山
後半20分 中山→8鈴木(鈴木が2列目右、岩田が2列目左、杉山がFWで2トップ)
後半25分 神谷→9佐々木(佐々木がFWで3トップ、DFは3バックに変更)
最終的な明誠のフォーメーションは以下のとおり
   1
 23 3 11
   7
 8 10 4
 9 21 17

感想
シュート数は手元の集計で清商10、明誠7。
前半は明誠が流れの中から決定機を1度作るが得点にはならず、清商は8風間のおしいFKがあったがGK鷲山がナイスセーブ、それ以外はほぼ五分五分の展開。
後半もほぼ五分五分の展開が続き決定機は少なかった。
結局セットプレーを決めた清商の勝利。

清商はプリンスではボランチで起用していた9岩崎を2列目で起用していた。これまでの清商の課題は中盤の底でゲームが作れないことで、攻撃の基点になるパス出しの選手がいないことだった。昨年までのキャプテンの風間兄の代わりになる選手がいない状態で、本来攻撃的な9岩崎を中盤の底で起用して昨年まで風間兄が担っていた役割(攻撃の基点)を岩崎に託していたのがプリンスまでの清商だった。
しかし、今日見た清商はこれまでの考え方を変えたような戦い方をしていたように見えた。
「風間兄の代役がいなければいけない訳ではない」
「中盤の底に攻撃の基点を作らなければいけないわけではない」
そんな言葉が聞こえてきそうな変り様だった。
今日の試合は、FWと2列目の4人はボールの持てる能力の高い選手を配置して、ボールを取ったらどんどんその4人の誰かにボールを預けようという戦い方。
ボランチは、ゲームを作る役割の負担は少なくして、中盤を安定させる為の守備に重点を置いていた。
それによって前線の4人(8風間・15佐野・10前澤・9岩崎)がボールを持ったところから清商の攻撃開始という流れになっていた。
「ものは考えようだな」今日の清商を見てそう思わされた。

藤枝明誠はこの日も流れの中からなかなかシュートまで行くことができなかった。
これまで唯一得点の臭いがしていた7原口のセットプレーも不発。
リードを許した後半は攻撃的な選手を次々と投入し、前線にボールを放り込むが得点には結びつかず。
今日の明誠の1点を追う戦い方は非常に無様だった。明誠最大の長所である組織力を放棄し、とにかく前線に人数を集めてボールを放り込むというあまりに明誠らしくない戦い方。時間が無くてパワープレーに出たというよりも、他に攻め手が無かったという印象。
「こんな明誠は見たくない」率直にそう思った。

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静学 3ー2 磐田東

得点
前半12分 (磐)磐田東のシュートをGKがはじいた跳ね返りを16亀澤がつめる
前半35分 (磐)8杉沢の右からのクロスを11黒田が頭であわせる
後半7分 (静)右サイドでシュートパスを繋ぎ10大島からのクロスを20中西が決める
後半13分 (静)CK→4金が落とし3片井がつめる
延長後半3分(静)スルーパスに抜け出した中西が快足を飛ばしボールに追いつきGKに倒されPKゲット、PKを9篠原が決める

静学スタメン
     1一ノ宮
 4金  2望月 3片井
   5星野 13秋山
6伊東       7長谷川
     10大島
   9篠原 25渡邊
交代
後半0分 渡邊→20中西
後半0分 長谷川→16利根
延長後半7分 中西→12大石(大石はDHに入り篠原の1トップ)

磐田東スタメン
     1大橋
5野村 3奥山 4鈴木 20
    16山崎 6太田
 8杉沢 11黒田 7山岡
     16亀澤
交代
後半13分 杉沢→14
延長前半0分 山崎→17黒柳
延長前半9分 黒田→15
延長後半3分 太田→21杉山(杉山はFWに入る)

感想
総体の呪縛さようなら!
そう思いたい、きっとそうなるであろう試合だった。

磐田東は9若松が欠場していたが、それでもこれまでプリンス2部で無失点で首位を独走している守備の堅さは見事な出来だった。静学は前半からボールは保持するが磐田東の形成する隙の無い強固なブロックを前に四苦八苦。逆に磐田東の鋭いカウンターから前半で2失点。
静学ファンの誰もが「やっぱり総体は勝てないのか」と心のどこかで思ってしまうような内容の前半だった。
しかし、後半開始早々に静学が猛攻を仕掛け1点返すと、公式戦では新人戦の準決勝以来、約3ヶ月ぶりの失点にDF陣が少し浮き足立ったところがあったか、静学が畳み掛け同点に追いつく。
その後静学の一方的な展開に成るかと思われたが、磐田東も意地を見せ試合は延長戦に、最後は届かないかと思われたスルーパスに快足を飛ばして追いついた中西が値千金のPKゲット。なんとか磐田東を退けた。
因みにシュート数は手元の集計で静学22、磐田東5

試合展開はこれまで何度も過去の総体予選で見てきた完全な静学の負けパターンの試合だったが、後半に盛り返しての逆転勝ち。
最後PKを蹴った9篠原の右足が静学総体の呪縛を振り払ったと思いたい。
私には9篠原のPKが決まった瞬間、揺れたゴールネットから黒い霧がどこかに飛んでいくのが見えた(笑)

磐田東の守備はかなり良い出来だったと思う。選手一人ひとりのプレスも厳しく、なおかつキチンとブロックが形成されているからむやみにくさびのパスを出すことが出来ない。その影響か静学は前半裏のスペースへのロングボールが増えていた。
1つ残念だったのはスタンドの磐田東父兄からのヤジが酷かったこと。審判選手へのヤジは節度を欠いていた。

決勝の相手は清商、昨年のリベンジの舞台が整った。
昨年決勝を戦ってわかっていることは、清商はプリンスと総体ではまったく違うチームになっているということ。
あと、エコパの芝はちゃんと刈っておいてください。
コメント (12)
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総体県予選 準々決勝

2010年05月29日 15時17分01秒 | 高校サッカー・クラブユース
明誠Gにて総体準々決勝を観戦。
バイクで行ったため駐車場問題は関係なし、心配された天気も曇りで時々日がさす天候で問題なし、30分前到着でなんとか最前列を確保できました。
なお、1試合目より2試合目(静学対藤枝東)の試合の方が観客は多かったように感じました。


藤枝明誠 3ー1 飛龍

得点
前半28分 (明)7原口のCK→3伊藤航のヘディング
後半11分 (明)中盤でボールを持った10松村のロングシュート
後半19分 (明)相手GKのゴールキックを、中盤にいた7原口がヘディングで跳ね返す、そのままDFの裏に抜けた17高橋がGK1体1を決める
後半32分 (飛)10澤上がうけたファールで得たFKを7後藤が直接決める

明誠スタメン
     1鷲山
11笹山 3伊藤航23向田 2神谷
    10松村 7原口
 4岩田       22伊藤優
    17高橋 6中山
交代
後半23分 笹原→19片瀬
後半25分 松村→21杉山


飛龍スタメン ※選手名には間違いがあると思います
     1
12伊藤 18   4重綱 14杉山
     7後藤
  3       6渋谷
     8
   10澤上 11
交代
後半14分 11→9
後半14分 8→5(5がCB、4重綱がDH、7後藤がトップ下)
後半14分 12伊藤岬→16 (3が右SB、16が左SH、6渋谷が右SH)
後半28分 6渋谷→2
後半30分位から? CBの18を前線に上げる

感想
前半のシュート数は両チームともに3本のみ(後半は明誠11、飛龍1)。飛龍の攻撃を明誠が抑え込み、明誠はボールを奪った後攻めに転じるがシュートまでいけないというある意味明誠らしい試合展開。前半の明誠の攻撃は流れの中からのシュートはほとんど無く、チャンスは全てセットプレーからだった。逆に飛流は明誠がボールを持った時にファールで止めるシーンが多すぎた。
後半になると飛龍の中盤の出足が悪くなる。特にGKやDFが蹴ったロングボールのハイボールでの競り合いにことごとく負け続け、マイボールにするどころかルーズボールにすることも出来ず完全にボールを明誠に支配されてしまう。
期待の澤上も、後半は完全に前線で浮いた状態になってしまい機能せず。澤上が後半前を向いてボールに触ったシーンは、後半終了間際ドリブルで相手ファールを受けたシーン一度のみだったと思う。(そのファールで得たFKを7後藤が決めて1点返した)
明誠は飛龍の10澤上がボールを持ったら2人で囲い込み仕事をさせないことを徹底していたようだった。澤上は前半の早い時間(まだ中盤を明誠が支配する前の時間帯)に厳しいマークを受けながらも3本のシュートを放ち存在感を示したが、その後はボールが回ってこなくなり消えてしまった。また7後藤が最後に見せたFKは気迫のこもったナイスFK、意地を見せた。
明誠は、前半はセットプレーだけでしかチャンスを作れなかったが、原口のFKの精度は高くそれだけでも十分な得点機になっていた。
後半は飛龍の中盤及び前線が競り合いに来なくなり明誠としては楽な試合展開になった。

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静学 2ー0 藤枝東

得点
前半15分 5星野からの展開、10大島→6伊東とつなぎ伊東の右からのクロスを7長谷川が右足で叩きつける
前半23分 9篠原がエリア内でのドリブルでPKゲット、PKを篠原が決める


静学スタメン
     1一ノ宮
 4金  2望月 3片井
   5星野 13秋山
6伊東        7長谷川
     10大島
   9篠原 25渡邊
交代
後半29分 大島→16利根
後半38分 秋山→12大石

藤枝東スタメン
     17大泉
2高嶋 4安田 3中島 5太田
    6岩崎 8斎藤
 10海野       7荒木
    12田中 13松葉
交代
後半18分 斎藤→11伏木(伏木が2列目右、海野がDH)
後半29分 松葉→9柴田
後半29分 田中→15安間

感想
シュート数は静学13、藤枝東4。
前半15分までは藤枝東ペース。試合開始早々藤枝東選手の出足が良く静学陣内に攻め込む時間が続く。しかしその出足の良さは少し異常というか気合入りすぎで、とても70分継続出来るものではなかった。(因みに今年の高体連チームだと、流経柏ならこの試合前半15分まで藤枝東が見せたプレスを70分間継続できたかも?)
その後は静学が試合を圧倒。藤枝東の中盤に秋山、星野、大島が積極的にプレッシャーをかけマイボールにすることに成功していた。後半30分にバテた感はあったがそれまでにダメ押し点を奪いたかった。
この試合での静学の課題をあげるとすれば、やはり後半にダメ押し点が奪えなかったこと。2度中島に決定機を防がれたシーンはあったが、それでも他にも十分決めるチャンスはあった。少しパスを回しすぎたシーンもあった。もっと積極的にシュートを打っても良かったと思う。最前線で相手の脅威になっていたのが篠原のドリブルだけでは少し寂しい。
明日は準決勝でここまでは例年通り、残り2試合は相手のレベルがグッと上がりここからが総体予選本番。
今日の試合で見せたような中盤での厳しいチェックが出来ていれば大丈夫。
残り2試合、70分の静学サッカーを楽しませてもらいます。
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総体準々決勝 明誠会場駐車場について

2010年05月26日 18時14分56秒 | 高校サッカー・クラブユース
29日の総体準々決勝の明誠グランド会場は大変な混雑が予想されます。
原則学校内は駐車禁止になるようです。
学校脇にある栃山川の土手沿いに路駐している方がいますが、知り合いの地元関係者の話では、最近土手沿いの路駐の取締りがかなり厳しくなっているとのことです。

知人から聞いた噂では、準々決勝当日は臨時駐車場を用意するようです。場所は明誠高校から南西に約1km離れた大洲の交差点付近になるようで、車をとめて徒歩15分ほど歩く場所になるようです。
その臨時駐車場がどれくらいの広さかはわかりません。


コメント (3)
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U-19オランダ遠征結果

2010年05月25日 21時36分45秒 | ユース代表
U-19代表が参加していた第25回フローニンゲン国際ユース大会2010で準優勝という結果だったようです。
今回の遠征の記録をまとめておきます。
 
親善試合 第1戦

U-19日本代表 0-0 U-19カナダ代表

U-19日本スタメン
     川浪
岡本 木鈴 寺岡 藤田
   山崎 小島
 堀米     宮市
   宇佐美 杉本
交代
27分 宇佐美貴史→ 山本大貴
45分 山本大貴 → 大淳矢
68分 大淳矢 → 松原健
75分 小島秀仁 → 加藤大

親善試合 第2戦

U-19日本代表 0-1 U-19セネガル代表

U-19日本スタメン
     中村
松原 遠藤 内田 古林
   平出 加藤
 大崎     宮市
   宇佐美 山本
交代
45分 平出涼  → 小島秀仁
45分 山本大貴 → 杉本健勇
63分 加藤大  → 藤田息吹
78分 古林将太 → 岡本拓也
78分 宇佐美貴史→ 堀米勇輝


フローニンゲン国際ユース大会2010 第1日目

U-19日本代表 2(0-1)1 U-19アメリカ代表 ※20分ハーフ

得点者
29分 杉本健勇(セレッソ大阪U-18)
36分 宮市亮(中京大学付属中京高校)

U-19日本スタメン
     中村
岡本 遠藤 寺岡 藤田
   小島 加藤
 堀米     宮市
   宇佐美 杉本


U-19日本代表 0(0-2)2 ユトレヒト(オランダ) ※20分ハーフ

U-19日本スタメン
     川浪
松原 木鈴 内田 古林
   平出 山崎
 堀米     加藤
   山本 大崎
交代
20分 堀米勇輝 → 小島秀仁
20分 加藤大  → 宮市亮


U-19日本代表 0(0-0)0 アトレチコ ミネイロ(ブラジル) ※20分ハーフ

スタメン不明



第25回フローニンゲン国際ユース大会2010 第2日目 

U-19日本代表 2(1-0)0 へーレンフェーン(オランダ) ※20分ハーフ

得点者
07分 宇佐美貴史(G大阪) PK
27分 宇佐美貴史(G大阪)

U-19日本スタメン
     川浪
松原 内田 寺岡 藤田
   平出 小島
 大崎     加藤
   山本 宇佐美



U-19日本代表 3(0-0)0 スポルティングロケレン(ベルギー) ※20分ハーフ

得点者
31分 古林将太(湘南)
37分 宇佐美貴史(G大阪)
39分 堀米勇輝(甲府ユース)

U-19日本スタメン
     中村
岡本 木鈴 遠藤 古林
   山崎 加藤
 堀米     藤田
   山本 杉本
交代
20分 加藤大  → 小島秀仁
20分 山本大貴 → 宇佐美貴史
27分 小島秀仁 → 大淳矢



準決勝 

U-19日本代表 2(0-0)0 FCトゥウェンテ(オランダ) ※20分ハーフ

得点者
25分 加藤大(新潟)
35分 杉本健勇(C大阪U-18)

U-19日本スタメン
     川浪
岡本 遠藤 寺岡 古林
   山崎 藤田
 堀米     加藤
   杉本 宇佐美



決勝 

U-19日本代表 0(0-1)1 U-20韓国代表 ※30分ハーフ

U-19日本スタメン
     中村
平出 遠藤 内田 岡本
   山崎 加藤
 大崎     宮市
   杉本 宇佐美
交代
30分 山崎直之 → 藤田息吹
30分 宮市亮  → 堀米勇輝
43分 大淳矢 → 松原健


最終順位
1位 U-20韓国代表
2位 U-19日本代表
3位 FCトゥウェンテ(オランダ)
4位 アトレチコ ミネイロ(ブラジル)
5位 クルス・アスール(メキシコ)
6位 FCユトレヒト(オランダ)
7位 U-19セネガル代表
8位 U-19アメリカ代表
9位 SCヘーレンフェーン(オランダ)
10位 FCアウトギースト(オランダ)
11位 U-19カナダ代表
12位 スポルティングロケレン(ベルギー)


毎日のように試合をこなしていた関係でメンバーは日替わりになっています。
国内合宿を経て次は8月のSBS杯に臨むことになります。
酒井(新潟)原口(浦和)茨田(柏)重松(FC東京)扇原(C大阪)宮吉(京都)といった選手は次は招集できるんでしょうか?
一度ベストメンバーで大会をこなさないことには、チーム作りも何もあったもんじゃない。
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総体県予選 3回戦

2010年05月23日 16時14分50秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝明誠Gにて観戦してきました。
雨風共に強く、選手にとっても観戦者にとっても厳しいコンディションでした。

藤枝明誠 2-0 浜松南

得点
後半18分 DFの裏に出たボールに18森川が反応しボールをキャッチしようとしたGKと接触(?)、キーパーチャージの判定は無くこぼれたボールを17高橋がつめる
後半21分 17高橋が裏に抜け出してのシュート

藤枝明誠スタメン
      1鷲山
19片瀬 3伊藤航23向田 2神谷
    10松村 7原口
 4岩田       22伊藤優
    6中山 17高橋
交代
後半0分 伊藤優→18森川(森川、中山、高橋の3トップ気味)
後半35分 原口→21杉山


浜松南スタメン ※選手名は間違いがあると思います
      1高野
4鬼頭 2森  5若林 6横川
    8藤田 7河合
 14島山       10後藤
    25安藤 11友実


感想
新人戦では県大会2回戦で対戦し浜松南が2-0で勝利し、浜松南はそのまま新人戦準優勝。
浜松南は新人戦で2試合見たが、組織力をベースにしっかり守れるチームで明誠と同じタイプのチームという印象。
会場も新人戦の時と同じ明誠G、藤枝明誠にとっては新人戦のリベンジマッチとなった。 

試合は前半から明誠ペース。しかし最後のところで跳ね返されて決定機は作れない。浜松南も時折押し返すがなかなかシュートまで行くことができない。
後半は明誠がスピードのある15森川を投入し3トップ気味にして前線にどんどんボールを放り込むようになる。雨で水のたまったピッチの影響でボールが不規則に止まりDFの裏を狙うロングボールが生きる展開となり、そこから先制点が生まれた。
その後明誠は同じようなDFの裏へ出したボールを17高橋が決めて2-0で勝利を収めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静学 9-0 富士

得点
前半6分 10大島のパスを受けた9篠原のドリブルからのシュート
前半17分 25渡辺が蹴ったショートコーナーのボールを9篠原がダイレクトでループシュート
前半26分 7長谷川からのクロスを12大石がシュート→GKがはじきこぼれたところを4金が再びシュート、このシュートが12大石にあたりコースが変りゴール
前半27分 7長谷川がドリブルで2人位かわしてそのままシュート
後半2分 5星野のCKを25渡辺がヘディングシュート
後半6分 25渡辺のCKを24松本が体で押し込む
後半10分 25渡辺のCKをGKがファンブル、24松本がつめる
後半14分 5星野?のクロスを7長谷川がボレーシュート
後半21分 22内野のPK

静学スタメン
     1一ノ宮
 4金  2望月 24松本
   12大石 5星野
6伊東       7長谷川
     10大島
   9篠原 25渡辺
交代
後半0分 6伊東と7長谷川がポディションチェンジ
後半0分 一ノ宮→17福島
後半10分 大島→11山本(25渡辺がトップ下、11山本がFW)
後半10分 篠原→23鎌田
後半17分 星野→22内野

※富士については悪コンディションのためメモはとらず。

感想
序盤は富士の勢いと雨の影響でいたる所に水が浮いた状態になったピッチの影響で静学得意のショートパスやドリブルが止まってしまい四苦八苦していたが、それでもかなり早い時間でそのピッチコンディションに順応し結果を早い時間に出すことが出来た。
劣悪なコンディションの中、静学サッカーを最後まで集中を切らさずに出来たことは大きく評価できると思う。
コメント (3)
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「彼らの神」 金子達仁著(文春文庫)

2010年05月22日 01時08分54秒 | その他
先日古本屋で目にとまり購入した本です。なかなか興味深いことが書かれていました。

スポーツは経済活動に似ている。
オリンピックでの国別のメダル獲得数を見てみると、ほぼ人口もしくはGDPの規模に比例した結果になっている。しかしその両方で共に恵まれた規模である日本はスポーツの世界では結果を出すことが出来ない。
なぜ日本は世界で勝つことが出来ないのか?これがこの本で書かれている内容。

結論から言ってしまうと、日本がスポーツに対して金をかけていないことが世界で勝てないことの一番の原因だとこの本には書かれています。以下にこの本に書かれている内容を詳しく紹介します。

【身体能力の差】
著者は、まず先によく「身体能力の差」という言葉が使われるが、身体能力は必ずしも決定的な要素にはならないと言っている。
身体能力の差だけが原因ならば、日本のお家芸である柔道は、世界的に競技人口の増加した現在では、既にオリンピックで勝てなくなっているはずであるし、かつて日本のお家芸で「日本人に最も適した球技」と言われたバレーボールは未だに廃れることなくオリンピックで活躍できているはずだからだ。
スポーツの世界で勝つためには「人口」と「環境」という二つの条件をクリアしなければならない。そしてその二つの条件をクリアしていれば身体能力のハンデは克服できる。

【Jリーグは成功すると信じていた外国人】
かつてJリーグが日本に誕生した時、世界のサッカー関係者はJリーグの成功を信じて疑わなかった。彼らは口をそろえてこう言った「経済で成功した日本なんだから、きっとサッカーでも成功する」と。
当時、誕生したばかりのJリーグに現役のブラジル代表主将だったドゥンガが磐田に移籍してきた時に彼が語っていた言葉が「私が日本へ移籍することに対して金目当てだと陰口を叩くものもいるが、私が日本への移籍を決断した一番の理由は日本の将来性だ。私はこの国は間違いなく強くなると信じていたし、これから強くなっていく国のリーグの創世記に携われることは魅力的なことだった」
しかし、ドゥンガは実際にJリーグでプレーし、日本に対して失望しこのような言葉を残した。
「日本に来るにあたって、日本はサッカーの世界でもきっと厳密な規律のもとで効率化が進められるに違いないと思い込んでいたが大きな間違いだった。経済での素晴らしい成功と共通する部分があまりに少ないのは驚きだった」

【外国におけるプロフェッショナルの意識】
そもそもなぜ「プロスポーツ」が誕生したのか?
外国におけるプロスポーツが誕生したきっかけは、「あそこのチームには負けたくない」という勝利を最優先に求める「民意の高まり」から副業を持つアマチュアにアドバンテージを与えるために生まれた職業である。アドバンテージを有効に使えばより勝利の確率が高くなり、ライバルのチームは遅れてはならないとこれに追随した。
市民クラブの代表的存在ともいえるFCバルセロナは、「レアルマドリッドに負けたくない」という民意の高まりから地元(バスク地方)の数多くのサポートを受けている。しかし巨額の投資をするスポンサーでもバルセロナのユニホームの胸の部分にはスポンサーのロゴは入らない。それでもスポンサーが支援するのはバルセロナが企業の広告塔になるのではなく、FCバルセロナのために力を貸すことは、地域に溶け込むうえで極めて有効な手段と考えられているからである。

【日本におけるスポーツ及びプロフェッショナルの意識】
まず、外国は「村」「都市」といった単位でスポーツが伝播されて行ったのに対して、日本におけるスポーツの単位は「学校」だった。本来「勝利」を最優先に考えなければならなかったスポーツだが、学生と言う本分を持つものをスポーツの主役にしてしまった日本では、単純に結果だけを追い求めるわけには行かなくなった。「スポーツには結果よりも大切なものがある」という考え方が日本の常識となっていった。
日本でプロスポーツ(プロ野球)が誕生したきっかけは1931年読売新聞が企画したメジャーリーグ選抜対全日本の親善試合であり、企業の興行的・人為的なものでファンが存在するものではなく、ファンは開拓するものだった。Jリーグ誕生についてもファンの要望が高まっての誕生と言うよりは、それまでサッカーに携わってきたごく少数の関係者の熱意と、広告代理店の戦略が噛み合ったゆえのプロ化だった。
つまり日本には外国のプロ化のような民意が無かった。
日本人は依然として自分達の生きている世界の主役が自分達であること、つまり「民が主」を自覚しきれていない部分がある。

【施設と人口】
日本のトッププロ選手は海外遠征を頻繁に行う。(最近では卓球の愛ちゃんが海外遠征のスケジュールが多忙で大学を中退せざるをえなくなった)海外遠征を行う理由のひとつに日本にトッププロ選手を満足させられるだけの施設が無いという問題がある。2002年のW杯で日本に8つの新しいスタジアムが出来たが、サッカー専用のスタジアムはたった3つしかない。他はみなサッカーだけしか出来ないのはもったいないと言う理由で、観客をピッチから遠ざけることになる陸上用トラックの併設を余儀なくされた。
日本は経済大国であるにもかかわらず、それに見合っただけの投資をスポーツにしてこなかった。だから勝てなくなった。
また、日本は1億人以上の人口を有しながら勝てない。その最もたる例がサッカーと言っても良い。日本の18歳以下でサッカーをやっている選手の大多数が学校の部活動に所属している。平均すると1チームあたり35人という計算になる。つまり24人は試合に出られないわけである。競技人口が多くても実際にプレーする選手の数はもっと少ないものになってしまい、これでは完全に宝の持ち腐れとなる。ヨーロッパの場合は運動する場は学校ではなくクラブである。クラブの場合は移籍が可能であり、試合に出られなければ試合に出られるクラブに移籍することが出来る。
日本ではなぜか劣悪な環境で頑張る選手が美しいとされ、出場の見込みの無いまま補欠に甘んじる選手達が素晴らしいとされてしまう。欧米では、環境を改善しよう、チャンスを与えようという動きはこれまでのところほとんど出てきていない。
日本が経済で成功したのは金と人の力を効率よくフル稼働させたからこそだ、しかし日本のスポーツ界では、経済で成功したその力が十分にスポーツに注がれていないと言うのが現状である。
日本は経済大国である、だが日本の多くのスポーツが経済大国とは思えない環境に置かれていることを、はたしてどれだけの日本人が自覚しているだろうか。

【日本が勝つために】
日本のスポーツが今より世界で結果を残せるようになる為には、日本人がスポーツを文化として捕えるようになる必要がある。文化として捕えるようになればスポーツの運営に携わる人間が白眼視されることは無くなる。維持・あるいは発展のために資金を投下しようという発想も出てくる。逆に言えばそうならない限り、スポーツを文化として捕え惜しみなく資金を投じる諸外国との差は開いていくばかりになる。
第2次大戦後ドイツが急速にスポーツで力をつけてきたが、その要因はスポーツを楽しむ環境の整備だった。国際大会で結果を残せば、若い層はその競技にあこがれる。今までより増えた競技人口を吸収する為には施設を作る必要が出てくる。ドイツは底辺を吸収する施設と頂点を満足させる施設があるから力をつけることが出来た。
果たして今の日本に「ここは世界一」と胸をはれるスポーツ施設がいくつあるだろうか。その数が増えていかない限り日本人の国際大会での苦闘は今後も続いてしまう気がする。

【日本人が信じられるもの】
仮に競技人口が無駄なく試合に出られる環境が整い、施設も充実したとする。ハード面での環境が整い世界との戦いに挑む時、日本人は何を信じて戦ったら良いのだろうか?
国家なり宗教なりに対する意識の希薄な日本人は、国家や宗教に支えを見いだす国の選手といかに渡り合えば良いのか?
「結局のところ自分しかない」
自分を信じる力、信念の強さが重要になってくるのではないか。



最後に個人的な感想
日本が経済大国でありながら、スポーツの世界で結果を残せないのは、日本人がスポーツは勝つことよりも人間育成に重きを置いていることが原因という考え方は確かだと思います。ただ、だからといって学校単位の日本のスポーツのあり方を全否定する必要は無いと考えます。部活動は人間教育が第一の目的となります。それはそれで良いと思います。学校単位のスポーツは精神力であったり忍耐力、社会性などを鍛える面もあり、全てが悪いわけではありません。
現在のクラブのあり方を見ていると、これまでの日本のあり方を排除して外国のものをそのまま日本に持ち込んでいる感じがします。
日本人には日本人らしさがあるので、その日本人らしさを生かした上で(これまでの形をベースとした上で)これまでの日本のやり方で問題となる部分を改善する為に、海外の考え方を参考にするという方法が望ましいというのが私の考えです。
学校単位がベースでも、スポーツが文化として定着することはきっと出来ると私は思います。

2005年12月29日にテレビ静岡にて放送された「馳星周vs金子達仁!!日本サッカーよ強くなれ!激論SP」という番組で金子達仁氏は以下のような発言をしています。
「クラブで世界一を狙うことは、代表で世界一を狙うことよりずっと簡単なこと、それはお金で解決できるから、世界一を本気で狙うクラブが出てきてそれをファンが支える図式が出来てほしい」
「イタリア人やスペイン人からしてみたら、『おいおいパナソニックがクラブを持ってる!?トヨタがクラブを持ってる!?それはレアルマドリ、バルサ、ミラン金じゃ敵わんぞ』と普通は思う」
世界的に見ればそうなんですよね。トヨタが本気になれば世界のクラブからしてみればかなりの脅威となるはずです。その為にはサポーターがクラブにお任せするのではなく、「おらがチーム」を地元が熱心に支えることが重要です。
清水エスパルスサポーターが、ジュビロ戦が近づくと「ジュビロだけには負けることは許されない」というような鬼気迫る雰囲気になるくらいの熱意が生まれてほしいものです。

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香川 ドルトムント移籍

2010年05月18日 23時21分52秒 | Jリーグ
自分は香川に対して期待している、いや期待しているというより今後の日本サッカー界にとってやってくれなきゃ困る存在。そう思っている。

W杯メンバー発表の翌日、香川のドルトムント移籍が発表された。
元々、W杯メンバーに選ばれる為に今シーズン開幕前にC大阪残留を決断していただけに、W杯メンバーが発表されたらC大阪に在籍している意味は無いというのはわかるが、それにしても「早すぎだろ」と感じてしまうくらいの電撃発表だった。
ただ、これは香川がC大阪に見切りをつけたというよりも、それだけ海外クラブが直ぐにでもほしい素材を我慢していたということだと思う。

自分が香川をはじめて見たのは、香川が高校2年の時に飛び級で参加していた代表候補合宿(Jステップ)だと思う。当時清水Yだった佐野克彦とずっと一緒に話していたのを良く覚えているが、当時の香川は、本来ボランチの選手だが代表ではSBのバックアップという位置付けだった。
その年のSBS杯で香川が試合の流れの中で一度だけボランチの位置に入った時、鋭いドリブルで1人で中央突破し決定機を作ったシーンがあったが、「あぁ、これがこの選手の持ち味なんだ、このドリブルはSBで使う選手じゃないな」と感じたのが香川に対する最初の印象。


個人的に香川は、現時点で日本代表のエース(中心選手)と呼ばれていてもおかしくない選手だと思っている。正直自分は2年前、ドイツW杯直前合宿の頃には香川の評価は中村俊の評価を超えていると予想していた。

日本サッカー界のサッカー人気が下火になる中、今後香川には12年前の中田英のような存在になってもらわないと困ると思っている。
12年前、21歳で中田英は代表の中心メンバーとして仏W杯を戦い、そのままペルージャに移籍、2年後のシドニー五輪、日韓W杯と日本サッカーが最も盛り上がった時の階段を常にチームの中心として登り続けた。
香川も中田英同様、21歳で海外移籍して2年後のロンドン五輪の代表チームには最上級生として参加することになる。
幸いなことに、日本は五輪のサッカーもW杯同様にアジア予選から非常に盛り上がる。
ちょうど年齢的には12年前の中田英・小野伸二世代と、現在の香川・宇佐美世代とが全く同じ年齢関係及び、今後の大会(五輪・W杯)を迎える年齢が一致する。

ファンの仕事は期待すること、自分が期待していることは、「あの頃の興奮をもう一度、いやもう何度でも」だ。香川はきっとその旗頭になってくれる。
そして香川に伝えたい言葉があるとすれば一言だけ「良い夢見させてください」

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U-21日本代表 フランス遠征メンバー

2010年05月12日 20時25分01秒 | オリンピック代表
U-21日本代表 フランス遠征メンバー(第38回トゥーロン国際大会)

スタッフ
監 督
西村 昭宏 ニシムラ アキヒロ NISHIMURA Akihiro
【(財)日本サッカー協会 技術委員長(育成)代行】
コーチ
池内 豊 イケウチ ユタカ IKEUCHI Yutaka 
【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】
大熊 裕司 オオクマ ユウジ OKUMA Yuji
【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】
GKコーチ
慶越 雄二 ケイゴシ ユウジ KEIGOSHI Yuji
【(財)日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ】

選 手
GK
松本 拓也 マツモト タクヤ MATSUMOTO Takuya
1989.02.06 183cm 76kg順天堂大学
原 裕太郎 ハラ ユウタロウ HARA Yutaro
1990.04.23 187cm 86kg サンフレッチェ広島
DF
當間 建文 トウマ タケフミ TOMA Takefumi
1989.03.21 178cm 72kg 鹿島アントラーズ
吉田 勇樹 ヨシダ ユウキ YOSHIDA Yuki
1989.05.03 175cm 71kg 川崎フロンターレ
比嘉 祐介 ヒガ ユウスケ HIGA Yusuke
1989.05.15 168cm 67kg 流通経済大学
大野 和成 オオノ カズナリ OHNO Kazunari
1989.08.04 180cm 75kgアルビレックス新潟
山田 拓巳 ヤマダ タクミ YAMADA Takumi
1989.11.25 170cm 65kg モンテディオ山形
菅沼 駿哉 スガヌマ シュンヤSUGANUMA Shunya
1990.05.17 182cm 80kgガンバ大阪
牟田 雄祐 ムタ ユウスケ MUTA Yusuke
1990.09.22 184cm 74kg 福岡大学
MF
清水 航平 シミズ コウヘイSHIMIZU Kohei
1989.04.30 167cm 60kgサンフレッチェ広島
丸谷 拓也 マルタニ タクヤ MARUTANI Takuya
1989.05.30 179cm 70kgサンフレッチェ広島
木暮 郁哉 コグレ フミヤ KOGURE Fumiya
1989.06.28 177cm 62kg アルビレックス新潟
阿部 浩之 アベ ヒロユキ ABE Hiroyuki
1989.07.05 169cm 67kg 関西学院大学
横竹 翔 ヨコタケ ツバサ YOKOTAKE Tsubasa
1989.08.30 177cm 80kgサンフレッチェ広島
大塚 翔平 オオツカ ショウヘイOTSUKA Shohei
1990.04.11 179cm 69kgガンバ大阪
登里 享平 ノボリザト キョウヘイ NOBORIZATO Kyohei
1990.11.13 168cm 63kg 川崎フロンターレ
FW
山崎 亮平 ヤマザキ リョウヘイYAMAZAKI Ryohei
1989.03.14 171cm 66kgジュビロ磐田
林 容平 ハヤシ ヨウヘイ HAYASHI Yohei
1989.07.16 177cm 66kg 中央大学
押谷 祐樹 オシタニ ユウキ OSHITANI Yuki
1989.09.23 169cm 69kg FC岐阜
大迫 勇也 オオサコ ユウヤ OSAKO Yuya 
1990.05.18 182cm 70kg 鹿島アントラーズ

※5月16日開催のJリーグに出場した選手は、17日に合流予定です。
スケジュール
5月18日(火) 19:00 vsコートジボワール(二ース/Stade du Ray)
5月20日(木) 20:00 vsフランス(イエール/Stade Perruc)
5月22日(土) 17:45 vsコロンビア(ル・ラバンドー/Le Grand Stade)
5月25日(火)18:30/21:00 準決勝(トゥーロン/Stade Mayol)
5月27日(木)18:30/21:00 3/4位決定戦(トゥーロン/Stade Mayol)/決勝(トゥーロン/Stade Mayol)


え!? このメンバーで本当に良いの?
トゥーロン国際といえばこれまで五輪代表の中心選手が戦ってきた恒例の大会。
ベストメンバーで臨む大会というイメージが強かったのですが、今回のメンバーを見ると明らかにテストメンバー。大迫の名前だけが異常に浮いている印象を受けます。
昨年のU-20W杯に出場できなかった影響か、チーム作りはゆっくりという感じです。

因みにこの世代(ロンドン五輪世代)の有力選手は、他に以下のような選手達がいます。
GK権田(FC東京)
DF酒井(新潟)、村松(湘南)、山村(流経大)、高橋(浦和)、吉田(甲府)、椋原(FC東京)、金井(横浜FM)
MF山田(浦和)、米本(FC東京)、山本(磐田)、青木(大宮)、金崎(名古屋)、香川(ドルトムント)、河野(東京V) 、柿谷(徳島)、河井(慶応大)、杉浦(愛媛)、宮澤(札幌)、鈴木惇(福岡)、田邉(FC東京)、水沼(横浜FM)、黒木(C大阪)、清武(C大阪)
FW大津(柏)、永井(福岡大)、登里(川崎F)、大前(清水)、瀬沼(筑波大)、工藤(柏)
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U-19代表オランダ遠征メンバー

2010年05月12日 20時04分23秒 | ユース代表
GK
18 川浪 吾郎 カワナミ ゴロウ KAWANAMI Goro
1991.04.30 192cm 82kg 柏レイソル
1 中村 隼 ナカムラ ハヤト NAKAMURA Hayato
1991.11.18 183cm 79kg モンテディオ山形
DF
8 藤田 息吹 フジタ イブキ FUJITA Ibuki 
1991.01.30 170cm 66kg 慶應義塾大学
3 古林 将太 コバヤシ ショウタ KOBAYASHI Shota 
1991.05.11 173cm 70kg 湘南ベルマーレ
2 寺岡 真弘 テラオカ マサヒロ TERAOKA Masahiro 
1991.11.13 179cm 70kg 関西大学
6 内田 達也 ウチダ タツヤ UCHIDA Tatsuya 
1992.02.08 177cm 70kg ガンバ大阪
7 キローラン 木鈴 キローラン コリン KILLORAN Colin 
1992.04.07 183cm 74kg 東京ヴェルディユース
4 岡本 拓也 オカモト タクヤ OKAMOTO Takuya 
1992.06.18 175cm 73kg 浦和レッズユース
5 遠藤 航 エンドウ ワタル ENDO Wataru 
1993.02.09 176cm 73kg 湘南ベルマーレユース
9 松原 健 マツバラ ケン MATSUBARA Ken 
1993.02.16 177cm 66kg 大分トリニータU-18
MF
10 大 淳矢 オオサキ ジュンヤ OSAKI Junya 
1991.04.02 170cm 71kg サンフレッチェ広島
11 山崎 直之 ヤマザキ ナオユキ YAMAZAKI Naoyuki 
1991.05.05 180cm 68kg 東京学芸大学
13 茨田 陽生 バラダ アキミ BARADA Akimi 
1991.05.30 171cm 58kg 柏レイソル
14 小島 秀仁 コジマ シュウト KOJIMA Shuto 
1992.07.30 178cm 65kg 前橋育英高校
15 堀米 勇輝 ホリゴメ ユウキ HORIGOME Yuki 
1992.12.13 168cm 62kg ヴァンフォーレ甲府U-18
20 宮市 亮 ミヤイチ リョウ MIYAICHI Ryo 
1992.12.14 180cm 66kg 中京大学附属中京高校
FW
19 宇佐美 貴史 ウサミ タカシ USAMI Takashi 
1992.05.06 178cm 68kg ガンバ大阪
17 杉本 健勇 スギモト ケンユウ SUGIMOTO Kenyu 
1992.11.18 187cm 76kg セレッソ大阪U-18

※U-19日本代表チーム:FIFA U-20ワールドカップ2011出場を目標としたチーム。
※5月15、16日のJリーグに出場した選手は、5月17日に出発します。

スケジュール
5月18日(火)18:30 親善試合 対 カナダ代表
5月20日(木)19:00 親善試合 対 セネガル代表
第25回フローニンゲン国際ユース大会2010
5月22日(土)
12:50対 アメリカ代表
14:30対 ユトレヒト(オランダ)
16:20対 アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)

5月24日(月)
10:45対 フェーレンフェーン(オランダ)
12:20対 南アフリカ代表
PM 順位決定戦


これからメンバーを固めてチームの骨格を作っていくとばかり思っていたのに、さっそく前回の東西に分けて行った選考合宿には呼ばれていなかった選手が呼ばれています。(木鈴、大崎)
DFはこれまで主力と見られていた阿部・扇原・田中が呼ばれていません。首脳陣がどのようなDFラインを考えているのか少し不安です。
MFでもこれまでチームの核となっていた六平が不参加です。このポディションは駒が異常に豊富なので、チーム作りを行う為には目移りせず早い段階で絞込みを行う必要があります。
そしてFWは誰がこのチームのエースなのか(宇佐美?原口?重松?それとも宮吉?杉本?)早くハッキリさせた方が良いと思います。

要はこのチーム、駒は豊富だけれどチームの形が未だに見えてこない。
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U-19アジア最終予選組み合わせ

2010年05月11日 22時03分57秒 | ユース代表
AFC U-19選手権2010 グループリーグ組み合わせが決定しました。
会場は中国・淄博、上位4チームが来年のU-20W杯(コロンビア)出場権を獲得します。
つまり10月11日の準々決勝が世界大会への出場権をかけた試合になります。
前回大会はこの準々決勝で韓国に完敗して世界大会への切符を逃しています。

グループA 中国、タイ、シリア、サウジアラビア
グループB ウズベキスタン、イラク、バーレーン、北朝鮮
グループC UAE、ベトナム、ヨルダン、日本
グループD 韓国、オーストラリア、イエメン、イラン


10月04日(月) 対 U-19アラブ首長国連邦(UAE)代表
10月06日(水) 対 U-19ベトナム代表
10月08日(金) 対 U-19ヨルダン代表
10月11日(月) 準々決勝
10月14日(木) 準決勝
10月17日(日) 決勝

今後U-19日本代表は海外遠征を行い(予定)、8月に静岡でSBS杯、9月に仙台杯を戦って10月の最終予選に臨みます。
チームの骨格をキチンと作った状態で大会に臨めば世界大会出場権獲得は難しい問題ではないはず。
逆にいえば前回の西日本・東日本に別れての選考合宿が最後の選手選考、これから4ヶ月で一気にチームを仕上げていく段階だと思います。
今後の招集選手が一貫性のない迷走したものにならないようにお願いしたいところです。
SBS・仙台・中国での最終予選とその直前合宿で、Jリーグに出ている選手は呼べるのか呼べないのか、呼べないなら最初から計算に入れない、前線はともかく最終ラインはSBSには固めておく、それだけはキッチリさせておいてほしいところです。

前回の香川召集問題のような無様な失態だけはあってはならない。
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