Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

J2 藤枝MYFC対ブラウブリッツ秋田

2023年06月25日 09時34分47秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFC対ブラウブリッツ秋田の試合をDAZNで観戦

藤枝 3−1 秋田

3月に対戦したときには秋田の堅守を崩せず0−1で敗戦。ほとんど秋田の守備を崩せなかった前回対戦とは違い、今回は試合の流れの中からの3得点。堅守の秋田を崩しての見事な勝利となった。

以下簡単な感想
・堅守自慢の秋田からの3得点は率直に言って素晴らしい。
・6新井が久しぶりの先発。新井は元々今季の補強の目玉だったやってくれなきゃ困る選手。シーズン前半は藤枝MYFCの攻撃的なスタイルに自分も合わせようと無理に攻撃的に行こうとしていたシーンが散見されていたが、今日の試合はしっかり中盤での守備意識が感じられた。新井が今後も中盤の底の潰し役で3バックを助けるような動きに磨きをかけたら、藤枝MYFCの攻撃陣がさらにイキイキしてくると思う。
・新井にセカンドボールの回収や守備面の部分を期待している旨の試合前の監督のコメントや、新井が最近ベンチ外が続いていた状態からの先発起用などを見ると、先発から外れた後の新井の取り組みをしっかり見守っていて、完敗した試合の後の立て直しを図る試合でチャンスを与える起用法など監督のチームマネジメントのうまさを感じる。
・終了間際の久保のオフサイドは誤審だと思う。おそらくパスを出した瞬間がハーフライン手前だったのでハーフラインがオフサイドラインになるという副審の判断だと思うが、リプレーを見たら明らかに・・・J2はVARが無く人間が判断するというレギュレーションなので誤審は仕方がない。
・先制点を生み出した9渡辺の相手のミスを見逃さない仕掛けに、2点目の落ち着いたゴールなど、9渡辺はエースの活躍。
・久保は期待通りの活躍。榎本が地味ながらも最近の試合の中では最も機能していた。
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J2 藤枝MYFC対ロアッソ熊本

2023年06月17日 17時36分46秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー4 熊本 ※公式入場者数:2134人

得点
前半15分 (熊)19島村のクロスを9大本が決める
前半16分 (熊)17平川のクロスを19島村が決める
前半39分 (熊)19島村の縦パスを受けた11粟飯原が決める
前半45分 (熊)16松岡のドリブルシュート

得点には至らなかった決定機
前半1分 (熊)14竹本のフィードを11粟飯原が落とし17平川がシュート放つも枠外
後半19分 (熊)17平川のクロスを30東山が合わせるも枠外
後半26分 (藤)10横山のパスを受けた28矢村のシュートが枠外
後半32分 (藤)24久保のクロスを27榎本が中で合わせるが枠外

藤枝スタメン
      31上田
  22久富 2川島 3鈴木
    7水野 17平尾
24久保         27榎本
    10横山 8岩渕
      9渡辺
交代
後半0分 平尾→33河上
後半0分 鈴木→19工藤
後半23分 岩渕→28矢村
後半27分 水野→18小関
後半30分 横山→29ペドロ

熊本スタメン
      1田代
  24江崎 2黒木 3大西
      8上村
  9大本     14竹本
      17平川
 19島村  11粟飯原 16松岡
交代
後半16分 松岡→30東山
後半16分 島村→20大崎
後半30分 大本→4藤田
後半30分 粟飯原→28土信田
後半41分 江崎→5阿部

●感想●
全てが熊本の良い方向に転んだ前半。
熊本は前半立ち上がりからかなり強めのハイプレスをかけてきた。気温30度近いデーゲームで立ち上がりからこの強プレス。「熊本は消耗戦を仕掛けてきたのか?」と思った立ち上がりだった。
熊本の強プレスは当然90分続くことはなく前半30分くらいまで(30分間強いプレスを継続できていただけでも十分凄い)だったが、その強プレスをまともに受けてしまい、かわしきれず立て続けの失点。
一度傾くと攻撃でも守備でもブレーキが効かなくなるのが、良い意味でも悪い意味でも今年の藤枝の特長。立て直すことが出来ず連続失点で前半で試合が決まってしまった。

・相手の3トップに対して藤枝が3バックで対応。さらに相手の2列目も立ち上がり攻撃的に来たことで3バックがその対応に引き出されてしまっていた。
・中盤の人数は藤枝の方が多いのに、局面での数的優位を熊本に作られてしまう場面が多く、2列目とボランチがどこにカバーに行くか明確になっていなかった。
・これらの理由から熊本のアタッキングサードで熊本が数的優位になるギャップが何度も生まれたことにより熊本の連続得点につながっていた。

というのがテクニカル的に見た今日の試合分析だが、そんなことよりも問題なのは立ち上がりの強プレスに藤枝に腰が引けてしまっていた選手が複数人いたこと。戦術をこねくり回したところで、ピッチ上の選手の腰が引いてしまっていたら何をやっても無駄。
藤枝は、相手の戦い方に合わせて戦い方を変えるようなチームではないのだから、相手がどんな奇襲を仕掛けてきても前掛かりに闘うスタイルを崩さないというのが大切だと思う。

とはいえ・・・
・藤枝は3トップで2列目のワイドも攻撃的に前に出たら、簡単に数的優位作れるらしい。
・藤枝は立ち上がりにハイプレスをかければ腰が引けるらしい。
みたいな対策を他チームに取られて、今日の試合と同じような負け試合を繰り返していたら、それはプロチームとしてどうかとも思うので、そのあたりの対策はしっかりとってほしい。

熊本について、大木監督の采配がズバリという試合になった。さすが大木監督という感じ。今日の試合は前半が大木サッカーのエンターテイメントショーだった。
藤枝と熊本の間に0ー4の大きな力の差は無いと思うけれど、熊本はさすが昨年J1参入プレーオフでJ1昇格まであと1歩の所までいったチームという強さだった。なぜ今季はここまで真ん中くらいの順位なのか?今季のJ2は各チームのチーム力と順位が合っていない。上位にいないのに強いステルスチームがいる印象。

●選手個評●
上田:後ろの人数が足りていないことを声で指示出すのはGKの仕事。
鈴木:前半闘っていた数少ない選手
川島:粟飯原のフィジカルを抑えきれなかった
久富:14竹本の対応に引き出され中央が空いてしまい・・・
水野:目を見張る鋭い縦パスもあったが、熊本の圧に屈してしまった
平尾:同学年の17平川とのマッチアップは17平川に軍配
久保:サイドを切り崩す仕掛けを見せたが、それ以上に自分サイドからの熊本の攻撃を許してしまった。
榎本:局面を崩すような仕掛けは見せられず、攻撃の起点になれなかった。
横山:熊本の圧を技術で相手をかわしきれず、中盤の支配権争いに敗れる。
岩渕:ボールを受けに下がりミスから失点。悪い流れに便乗してしまった。
渡辺:悪い流れの前半の中で流れの中からシュート2本は地味に評価できる。
河上:中盤の底でバランスをとりながら配給役をこなす。後半は相手プレスが緩くある程度自由に出来ていた。
工藤:左サイドを駆け上がりクロスをあげる攻撃参加を見せた。ハイボールの対応も無難にこなした。
小関:ボールに絡んで攻撃を活性化するも細かいミスが散見された。
ペドロ:初出場。特に目立ったプレーは無し。
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藤枝MYFC対栃木SC

2023年06月03日 19時08分49秒 | 藤枝MYFC
藤枝MYFC 1−1 栃木SC


DAZNで観戦
TV観戦なので感想のみ簡単に箇条書き
・シーズンも中盤になり藤枝MYFCは他チームからかなり研究されてきていると感じる。特徴を消されたり高い位置で狙われたり、シーズン序盤のように好き勝手できなくなってきている。
・栃木SCは守備組織の連動でしっかり守るチーム。藤枝MYFCのような攻撃的なチームにとっては苦手なタイプ。苦手なタイプの相手に藤枝MYFCにとっては好ましくないジリジリした展開。特徴を出させてもらいづらい嫌なゲーム展開を崩せない試合だった。
・終了間際の山田の高〜いヘディングはさすがの一言。山田の高さという特徴がよく出たシーンになった。
・相手に研究されているという意味では27榎本の仕掛けがここ2試合で激減している。かなり研究されている様子だが、決定期を作らなくても、仕掛けないことには相手の体力や集中力を削ることはできない。榎本に仕掛ける姿勢がないのなら他の選手がスタメンで出た方が良い。
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