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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

藤枝MYFC2020シーズン振り返り

2020年12月29日 22時18分29秒 | 藤枝MYFC
2020年シーズンが終了。藤枝MYFCは前年の3位から順位を落とし10位という結果に終わった。

順位は大きく落としたが、チーム力は昨年より今年の方が高くなったというのが個人的な感想。
3位だった昨年は、とにかく引いて守って守って何とか0失点で耐え忍び、ワンチャンスを活かして1点取れればOKという試合がほとんどだった。
10位だった今年は、引いて守ることはほとんど無し。積極的に前からプレスをかけて攻撃力を活かした前がかりの姿勢が目立つチームだった。
ベテランの守備力とバランス能力を活かしてJ3で何とか結果を残した昨年から、新戦力の攻撃力を活かしてガチンコでJ3を戦った今年という感じになった。
去年から今年になってJ3でしっかり戦えるチームになってきたと感じながらも、粗い部分が多く無駄な失点を重ねてしまいなかなか結果を残すことが出来なかった2020年シーズンとなった。

今シーズン大きく順位を落とした要因は、攻撃的チームに様変わりした反動で守備面での脇の甘さが目立ち失点が増えたことが一番の原因だろう。
昨シーズンは秋田へ移籍した鈴木準が右サイドながら守備時は最終ラインに加わり4バック状態で対応。鈴木が守る右サイドはほぼ崩されることが無く鈴木の脇をしっかり固めた守備が鉄壁守備を構築する1つの要因になっていた。今季はその鈴木準は秋田へ移籍(鈴木が右SBで活躍した秋田は鉄壁守備で最速のJ2昇格を決めた)。鈴木の抜けた右サイドにはJ2栃木から移籍してきた久富が穴を埋めた。久富は守備面に関しては鈴木には及ばないものの、攻撃時の右サイドの縦を突く鋭さは昨シーズンの藤枝には無い大きな特徴になっていた。

久富の他にも、今季の藤枝は新加入選手の活躍が大きく目立った。特に目立った活躍をしたのがFW大石とMF姫野の2人。
大石は14得点でJ3得点ランク2位の活躍。難しい体勢のダイビングヘッドや勝負を決める決勝点などまさにチームのエースといえる活躍をみせた。また、安定したポストプレーはチームを大きく助けていた。
姫野は底なしの運動量でピッチを縦横無尽に駆け回り中盤でプレスをかけ続けた。昨シーズンのフルタイム出場で代えの効かないポディションだったアンカーの松岡の代役をシーズン後半は見事に果たしていた。また、的確にスペースを埋めるタイプの松岡と異なり、積極的にプレスをかける姫野の存在は、チームとして積極的に前からプレスをかけるという今季の藤枝のチームスタイルにも合っていた。
他にも、吉平や那須川、清本など昨シーズン途中から加入した選手も今季の主軸として活躍。高齢化が進んでいたベテラン頼みだった昨シーズンから、かなりチームの若返りにも成功した年になったと思う。

何とか守り切る戦い方だった昨年から、しっかり正面から闘えるチームになった今シーズン。
それでもJ2昇格に向けてまだまだ課題は山積している状態だと言って良いだろう。
少し厳しい見方をすると、今シーズンのチームでJ2で十分に戦えるレベルだったのは、「秋山の守備能力」、「姫野の運動量とプレス」、「大石のポストプレーと決定力」くらいだろう。
それ以外はJ3で上位をうかがえるレベルになったという程度で、まだまだJ2では厳しいといわざるを得ない。
特に補強が必要なのは、最終ラインの守備能力と中盤の構成力。1対1を抑える個の守備力と中盤で組み立てられる個の存在感。この2つは喫緊の補強ポイントと言って良いと思う。
最後に藤枝がJ2に昇格するうえで一番足りていないのは、会場の雰囲気とかサポーターの数。今年はコロナの関係で入場制限があったとはいえ、今シーズンの平均入場者数の倍以上の観客が入らない事には、まだまだJ2レベルには程遠い状態。「J2昇格」より、入場者数がもっと増やすことの方が順番としては先だと思う。
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今日の一言20201230

2020年12月29日 22時06分42秒 | 一言
世の中情報はあふれているけれど、情報が根付いて芽吹く為の耕された土が自分の中に必要。
情報を得ているだけの人は、土を耕さず表面に水をまいているだけ。
自分の中の土を耕すという事は、あえて面倒な事をやる(避けてスルーしない)ということ。

ヤマザキマリ
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今日の一言20201221

2020年12月22日 09時27分03秒 | 一言
結果で判断するとブレる
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