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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権2回戦 @三ツ沢

2019年01月02日 17時23分16秒 | 高校サッカー・クラブユース
ニッパツ三ツ沢にて選手権2回戦を観戦

矢板中央 2ー1 日章学園

得点
前半19分 (矢)クロスボールをGKとDFがかぶりクリアできず、こぼれ玉を14望月が決める
後半12分 (矢)14望月のドリブル突破をDFがエリア内で倒してPK、10飯島がPK決める
後半17分 (日)CKを4古賀が競り合い、オウンゴール

得点には至らなかった決定機
前半25分 (矢)21森高のシュートをGKセーブ、こぼれ玉を2後藤がつめるがクロスバー直撃、こぼれ玉を21森高がシュート放つがGK1小原がファインセーブ
後半8分 (矢)6土谷のミドルシュートをGK1小原がファインセーブ
後半8分 (日)カウンターから10河原のミドルシュートが枠外


矢板中央スタメン
      1安西
2後藤 15五十嵐4白井 5内田
    6土谷 16池田
 7山下       21森高
    8伊藤 14望月
交代
前半34分 森高→10飯島(飯島がFW、伊藤が2列目左)
後半19分 伊藤→9板橋
後半22分 望月→11大塚  

日章学園スタメン
      1小原
2濱松 4古賀 3高田 5阿部
    7中別府6比嘉
 8長友       10河原
    11鈴木 9南
交代
後半9分 南→18日高
後半26分 長友→23平原
後半30分 中別府→15梅野

感想
鉄壁の守備が持ち味の矢板中央とボールをポゼッションしてパスを繋ぐ日章学園の対戦。
前半はプリンス関東覇者でチーム力に勝る矢板中央に対して日章が守備をしっかり固め矢板がポゼッションする慎重な立ち上がり。シュートシーンの少ない拮抗した前半だったが、矢板のクロスを日章のDFとGKがかぶってしまうミスを見逃さず矢板が先制。後半矢板がPKで2点目を奪い試合はほぼ決したかと思われたが、日章も意地を見せCKから1点返して最後まで矢板ゴールを脅かしたが矢板の守備を破ることが出来ず2ー1で矢板が勝利した。
矢板はFW14望月の長身を活かしたプレーと、長いリーチを活かした懐の深いボールキープの活躍が目立ち2得点に絡む活躍。また地味に良かったのが右SBの2後藤。鉄壁DFラインを形成する守備力に加え、サイドでボールを落ち着けて攻撃の基点にもなり、オーバーラップのタイミングの良さも見せた。「こういうSBがいるチームは強いよな」と感じさせるプレーぶりだった。
日章学園は前半2年生FW11鈴木の活躍が目立っていた。後半は息切れして存在感が減ったが、前半は精力的に動き回り日章の攻撃を牽引していた。また1点返したCK時にGKと競り合いオウンゴールに結びつけた1年生CB4古賀は後半に14望月のドリブルを抑えきれずPKを与えてしまうファールを与えてしまったが、1年生でやられたらやり返す活躍ぶりだった。
この試合の応援については日章学園の圧勝だった。矢板中央はブラスバンド等の応援は特になし。それに対して日章学園がブラスバンドにチアリーダーもいた。何よりすごかったのが応援スタンドにいたゆるキャラ。応援席でチアリーダーと一緒にチアダンスを踊っていたが、よくあるちょっとからだを動かしているだけではなくガチで、前後半通しで他のチアリーダーと全く同じ動きを踊り続けていた。

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青森山田 ー 草津東 ※後半30分まで観戦

得点
前半12分 (青)高い位置からのプレスでボールを奪い6天笠のミドルシュート
前半37分 (青)11バスケスのクロスを7武田が決める
後半12分 (青)10壇崎のCKを2橋本が頭で合わせる
後半26分 (青)グラウンダーCKを5三國が決める
後半28分 (青)11バスケスのシュートをGKがはじいたこぼれ玉を13小松がつめる

得点には至らなかった決定機
前半40分 (青)裏に抜けだした11バスケスのシュートをGK1加藤がファインセーブ
後半16分 (青)3豊島のクロスを11バスケスが合わせるがGKセーブ
後半25分 (青)10壇崎のクロスを11バスケスが折り返し8武がシュート放つがGKセーブ

青森山田スタメン
      1飯田
2橋本 4二階堂5三國 3豊島
    6天笠 15澤田
 11バスケス7武田  10壇崎
      9佐々木
交代
後半13分 澤田→8武
後半18分 佐々木→13小松
後半21分 武田→17藤原
後半26分 橋本→16鳥海

草津東スタメン
      1加藤
12前川 4小林 5夘田 3南堀
    10山本 8小酒井
 6平田       7橋本
    9渡辺 11森
交代
後半0分 森→14夏川
後半10分 平田→13川崎
後半27分 橋本→18遠座

感想
昨年の初戦と同じ対戦カードとなった試合。昨年は青森山田が5ー0で圧勝。昨年のリベンジに臨んだ草津東だったが昨年同様に青森山田の圧力に耐えきれず大量失点を喫した。
草津東は足下の技術に秀でた選手が多くポゼッションサッカーのスタイル。前線から青森山田が厳しいプレスをかけてきても最終ラインからしっかり繋ごうとする意識を強く感じた。前半の1失点目のシーンはGKからDFラインにボールを渡し後方から繋ごうとしたところをプレスをかけられボールを奪われたところからの失点。この失点で草津東はリスク回避である程度後方ではボールを蹴ってくるかと思われたが、後半も変わらずDFラインからの組み立てを継続していた当たりに、チームのプレースタイルへのこだわりを感じた。後半にはGK1加藤の正確なキックから良い攻撃の形も見せていた。
青森山田は10壇崎と11バスケスの2列目両ワイドが強力。特に今日は11バスケスの仕掛けに草津東のDFが対応に苦慮していた。またボランチの6天笠が良い。前に前に攻撃の圧力を強めたがる選手が多い中で6天笠が絶妙なポディショニングでチームのバランスを取っていた。
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