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藤枝MYFC対町田ゼルビア J2リーグ

2023年09月17日 21時39分23秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー0 町田 ※公式入場者数:4,566人

得点
なし

得点には至らなかった決定機
前半3分 (町)ハイボールに合わせた15ミチェルが競ったこぼれ玉を9沼田がシュート放つがGKセーブ
前半5分 (町)CKを25藤尾がシュート放つがGK北村がファインセーブ
前半14分 (藤)中盤のパスをカットした10横山がそのままドリブルで攻めあがりシュート放つがGKセーブ
前半44分 (藤)10横山のCKを8岩渕が頭で合わせるが枠外
前半45分 (藤)27榎本のドリブルでの仕掛けから、こぼれ玉を10横山がミドルシュート放つがGKファインセーブ
後半7分 (藤)右からのクロスを28矢村が頭で合わせるがGKセーブ
後半13分 (町)27平河のドリブルからのクロスを15ミチェルが頭で合わせるがポスト直撃

藤枝スタメン
      41北村
  3鈴木 2川島 5小笠原
    7水野 26西矢
22久富          27榎本
    8岩渕 10横山
      28矢村
交代
後半0分 榎本→49永田
後半21分 水野→11アンデルソン(アンデルソンが2列目、横山がDH)
後半35分 岩渕→50浅倉

町田スタメン
      42福井
43鈴木 14チャン34藤原 2奥山
    33松井 41安井
 27平河       9沼田
    25藤尾 15ミチェル
交代
後半11分 沼田→39バスケス(バスケスが2列目右、平河が2列目左)
後半24分 安井→18下田
後半24分 ミチェル→7荒木
後半40分 奥山→6太田
後半40分 平河→30中島

感想
互いに持ち味を出し合った好ゲームとなったが、共に決定力に欠けスコアレスドローとなった試合。
前半立ち上がりは両チーム共に慎重な試合の入り方をしていたが、パワープレーを皮切りに町田が立て続けに決定機を作るが藤枝がこれを何とか凌ぎきり前半序盤での失点を防ぐと、藤枝も徐々にペースをつかみ前半途中からは五分五分の試合展開となった。
後半も五分五分の試合展開。前半がハイペースだったことと湿度の高い中での試合だったため、後半は両チームともやや運動量が落ちた印象。
藤枝はJ2で首位を独走する町田相手に互角に渡り合い、価値ある勝点1を獲得。
渡辺と久保の主力2人をJ1チームに引き抜かれ最近はなかなか勝てない試合が続いていたが、今日の試合は町田相手に失点0に抑えながら攻撃面でも決定機を複数回作りだす好ゲーム。今日の内容の試合を続けられれば全く心配無いと思える試合だった。
町田は青森山田高校を全国屈指の競合に育て上げた黒田氏が今季から監督に招聘され、現在J2で首位。戦い方は青森山田そのもので、80分ゲームのトーナメントの高校サッカー選手権で効率的に勝つことを追求した結果と思われるセットプレーの機会を増やす戦い方(CK,FKが警戒されるならスローインもセットプレー化させてしまえば良いということでロングスローを多用)は力強さ満点だった。
また町田のサポーターが多数会場につめかけ、町田サポーターの作り出す試合前のスタジアムの雰囲気がとても良かった。
なお今日の入場者数は4,566人。主力が抜けて最近なかなか勝てていなかったので入場者も伸び悩むかと思ったが、非常に多くの観客がスタジアムに駆けつけてくれていた。また9月30日のエスパルス戦(ホーム)は既にチケットが完売とのこと。藤枝サポーターが着実に増えているようでうれしい限り。

選手個評
北村:前半立ち上がりの決定機を防いだビッグセーブは大仕事。立ち上がりに失点していたら全く違う内容のゲームになっていた。
鈴木:ドリブルで仕掛けてくる相手を1対1で封殺するシーンあり。安定していた。
川島:守備の柱として無失点に大きく貢献。
小笠原:高さを武器に攻めてくる相手を良く跳ね返していた。
水野:良くボールを動かしていたが、アタッキングサードでの後ろ向きなパスが少し気になる。
西矢:うまくバランスをとってスペースをつぶしていた。
榎本:前半終了間際に見せ場作ったが、消えている時間が長かった。もっとえぐってほしい。
久富:守備でも攻撃でも運動量でもチームに貢献。
横山:前半の決定機は、エゴイストさが感じられたシーン。自分がパスカットしたボールなので個人的には好プレーだったと思う。
岩渕:前半終了間際のバックヘッドは惜しかった。簡単なパスミスが散見。
矢村:相手パスコースを限定させるプレスとボールのおさまりがあればプレーの幅が大きく広がる。
永田:仕掛けて町田守備を揺さぶった。
アンデルソン:シュート決めきれず。前線を活性化させた。
浅倉:シュート放ったが、時間短く見せ場は無し。

今日の試合で最も注目したシーン
前半18分38秒
藤枝の攻撃で右サイドにボールを展開して一度仕掛けて跳ね返され、5小笠原がもう一度仕掛けようと前を向いてボールを持っていた場面にて、中盤の底でボールを要求した26西矢が2回首を振って後ろを確認していたシーン。
前半15分までは一方的な町田ペースだった試合で、このし合い始めて藤枝が前を向いてまともに攻撃を仕掛けられた場面で、一度跳ね返されたこぼれ玉をDFの選手が拾ってもう一度攻めようとしていた場面。こういうDFの選手がボールを拾って2次攻撃を仕掛けるシーンというのは、後ろの枚数が減ってカウンターリスクが跳ね上がるシーンでもあり、攻撃していながら失点のリスクが一気に高くなる藤枝としては危ないシーンだったが、26西矢は中央でボールを要求して攻撃の組立に参加する姿勢を見せながらも、2度後ろの選手のポディションを確認してカウンターリスクの対応準備をしていた事に感心した。
試合の流れの中で瞬間的に高まったリスクを察知して、もっとも藤枝にとって危険なスペースを的確に確認していた場面だった。

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