今年の4月。
関東にお住まいのmercuryさんが京都に来られてお会いした際に、とても良いお酒をいただいていました。
たぶん、普通に1本2万円以上するシャンパンです。
お酒を飲まれないmercuryさんが、どうしてこんな高級酒を!?というのはさておき、とてもうれしい。
飲むのが楽しみ。
でもうちは夫婦二人ともお酒が弱いので、一度に1本全部は飲みきれない。
そしてシャンパンは発泡性のお酒なので、開けたらその日に飲みきらないと、翌日に残した分は本来の美味しさは味わえない。
葛藤です。
酒に弱い体がうらめしい。
もう少し大人数で楽しめる機会がないかと思っていたのですが、そんなのはないと半年待ってようやく理解出来たので、先日思い切って飲んでみました。
KRUG GRANDE CUVEE(クリュッグ・グランド・キュヴェ)
すっごく味が濃厚。
当たり前ですが、今までに飲んだことがあるスパークリングワインとは全然違います。
こんなシャンパンが飲めるのは、おそらく一生に一度でしょう。
よい経験をさせていただきました。
翌日に、飲みきれずに残して気の抜けちゃった分も、もちろんきっちり飲ませていただきました。
これは家族行事の備忘録。
次男の13歳誕生日。
1月早々に誕生日があり、いつも年末に予約するのですが、今回はたまたまできなかった。
なので当日に出来合いのケーキを調達でした。
昨年から今年にかけて、個人的な重大事。
来年度から転勤することになりました。
京都から滋賀に通って17年。
そのまま普通に定年退職までこのままと、なんとなく思い込んでいたところだったので、本当にビックリでした。
私に対する人事権を持つ人から実際に打診されたのは昨年5月ころだったのですが、とにかくビックリでその日はほとんど眠れなかった。
転勤に対する気持ち自体はイヤでもなく、うれしくもなくというニュートラルな感じでしたが、とにかく動揺してしまったようで。
年が明けて、いよいよ新しい職場との書類のやりとりが開始されたので、転勤するという実感が出てきました。
春からの職場は京都になるので、通勤距離が半分程度になります。
負担が軽くなる反面、バイクを楽しむという観点では少し物足りなくなりそう。
でもまあ年齢も上がってきているし、今後を考えると通勤は楽な方がいいのかもしれません。
職場と自宅が近すぎるのはオンとオフの精神的な切り替えの点で私的にあまり望ましいことではないのですが、近くなるとはいえ10kmくらいは離れているので許容範囲です。
しかしこの17年、真冬や台風の時など、
「こんな日までバイクでよく頑張るなあ」
「今日もバイクで来たの?信じられない!」
など言われ続けてきた日がついに終わると思うと、 なんだかさみしいです。
読書の備忘録。
大倉崇裕氏作「白戸修の事件簿」
「どこにでもいる善良な大学生・白戸修にとって東京の中野は鬼門である。殺人の容疑者が飛び込んで来たり、ピンチヒッターで行ったバイトが違法だったり、銀行で強盗に銃を突きつけられたり…。だが次々に事件を解決する彼を人は「巻き込まれ探偵」「お人好し探偵」と呼ぶようになる。小説推理新人賞受賞作を含む、ちょっと心が優しくなれる癒し系ミステリー。」
2012年に深夜のドラマ(公式サイト)になっていたシリーズです。
ドラマはかなりコミカルな作りでしたが、原作もそうですね。
でもシリアスな部分もあって、そのバランスがいいです。
誉田哲也氏作「ソウルケイジ」
「多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された!近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに?なぜ手首だけが残されていたのか?姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がる―。シリーズ第二弾。」
「ストロベリーナイト」の姫川玲子シリーズ2作目です。
事件の謎自体は途中で「こうかな?」と感じた通りでした。
刑事間の人間関係の微妙な変化が良い感じ。
次作も楽しみです。
電子書籍では、
森田季節氏作「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 2」
以上で12作目。