蔵王ではしばらく様子を見ていたんだけど、晴れそうにないので下山することに。
このタイミングだと、そのまま山形に出て東根温泉に行けそうだけど、駅から温泉街まで1キロほど離れていて、さっきのバス乗り場からロープウェイ乗り場までの雪道を考えたらちょっと危険だと判断し、ロープウェイ乗り場付近にある
新左衛門の湯に入ることに。
ここまでは事前検討通りの行程を進んでいるが、本当言えば観光案内とかに顔を出して地元の方の意見を聞くってのがおもしろいんだけどね。
蔵王名物の玉こんにゃく 4個一串で100円 帰りに食べました
さっきは氷点下11度の中で手袋もせずに顔は凍傷しかけ状態になった事もあって、かなり体が冷え込んでいる。
早く暖かいお湯につかりたい・・・
ってことでつかってきました。
あったか~い。
さっき、凍傷になりそうだった両手は湯の中にはすぐに入れることができなかった。
やっぱり凍傷になりかけだったんだって思いつつ、ちょっとずつぬくめていく。
露天風呂もあって、こちらが本当の温泉が引いてあって、加水率の違いで2つの湯船があった。
少し長い間つかっていた後に、昼食を食べる。実は風呂場までの間に食事処があったのでメニューを見ると「山形牛しゃぶしゃぶ」ってのがあり、昨日は常陸牛のすき焼き、今日は山形牛のしゃぶしゃぶに米沢牛のすき焼き(or ステーキ)となれば有名処牛肉巡りじゃんってちょっと喜んだんだけど、実際に食べたのは
樹氷膳というやつ。
なんか、あれこれ入っていてお得な感じがしたから(笑)
で、次にどこに行こうか持ってきたガイドブックをもとに考える。
しかし、明確な答えは出ず、蔵王バスターミナル1420発のバスで1505に山形着というのだけ決めて、お風呂は14時前に出る。
バスターミナルに着くと、臨時便が出るとのことで、1415頃にノンストップ便が出たのでそれに乗る。
ノンストップだから速いかと言うとそうでもなく、山形駅前には15時少し前に着いたので、普通便とさほど所要時間は変わらない。
お風呂を出る時に、パンフレットをいくつかもらう。
山形駅から南に行ったところにある「
斉藤茂吉記念館」と北に行ったところにある「
天童オルゴール館」だ。
天童オルゴール館は割引券もついていて、ちょっと気持ちは傾いたのだが、北に行く電車の便が悪く、天童には1610着で、オルゴール館の入館は1630まで、営業は17時までだったので、せっかく行っても見る時間が少ないのであきらめ、茂吉記念館に行くことにした。
で、茂吉記念館で1時間ほど過ごして、そのまま米沢へ向かい、食事時間を1時間ととって、福島に出てから東北線で仙台入りというプランにした。
山形1515-茂吉記念館前1524/1640-米沢1717/1845-福島1930/1933-仙台2054
仙台ではすぐにカシオペアがやってくる。
ホームは1番線なので、少し間を開けて撮影できるので、夜間ではあるが、これをねらうことに。
斎藤茂吉って誰か知らないし、パンフレットを読むと歌人らしいが、もともとそういうのには全く興味がない。
でも、今回見つけたのも何かの縁だし、こういう自分の興味のない事に接するのもまた大事なので・・・・
正岡子規派みたいだけど、この人すごい勉強家で、医者をやりつつ詩を詠んだらしい。
詩の心はわからないけど、情熱を燃やした事だけはよくわかった。
それにしても、こうやって情熱を傾けれた人は幸せだなと思う。
記念館にもなったんだし余計だよね。
1時間以上の時間がありながら、出たのはぎりぎりだった。
やっぱり展示物を見て回るとそれなりに時間がかかるものだ。
さて、米沢に着いて予定通り大河原のすき焼きを食べようと思っていたのだが、歩いているうちに以前と同じところで食べることにした。
店の名前は
郷土料理の店まるぶんだった。
まるぶんさんの玄関 少し通りから奥に入ったところにあります
ここで何にしようかと迷ったが、前回はフィレ定食(4200円)を食べたんだけど、今回は大河原でと思っていたすき焼き(2900円)にした。
ただ、これは単品なので、別にご飯もいただく。
合計3100円だから結構な値段と言えば結構な値段だ。
肉の方はメニューにも米沢牛A4という表示があった。
A4というのは肉質でA5が最高の肉らしい。
いつも猪苗代湖で食べる
ウッドペッカーという店の米沢牛はA5の特撰牛なので、差はかなりあるけど、でもA4でも私からしたら贅沢な代物なのは変わりない。
店にはいると大相撲の朝青龍と白鳳の優勝決定戦がやっていて店のおばあちゃんも見ている。
かなり年配の方だけど、にこにこしていてとってもかわいらしいおばあちゃんだ。
試合は、かなり長かったけど、白鳳が上手投げで勝って、とても良いものを見させてもらった感じ。
で、すき焼きはとりあえず店の女将さんが最初の1枚は作ってくれて、あと野菜などを入れてくれた。
とりあえず、後は火加減と肉を入れるタイミングだけなので楽だ。
肉を食べてみると、前日食べた常陸牛の方が柔らかいが、肉の甘みというかその辺は米沢牛の方が上ですね。
食べるとしゃきしゃきという食感がするのですが、この辺がサシがうまく入ってると私は思っていて(考え違いかもしれないけど)、食べれば食べるほど甘みが出るってのもなんかいい感じです。
ウッドペッカーで食べる牛刺しは口の中に入れると溶けてしまい、甘さが残るのですが、すき焼きなので溶けられると逆に困るんで、少し赤身系の肉の方がおいしいのかもしれません。
もともと大河原で9000円のコースを頼む予定が2900円で、大河原は特撰みたいなので、ずいぶんと違いはあったでしょうけど、おいしさ的には十分です。
満足度が98点と130点とではそう変わるものではないですから。
100点を超えれば皆一緒って感じで・・・
普段は30点や40点で十分おいしいと言ってる私ですので(笑)
だいたい、まずいという言葉を発したことが無いですからねぇ。
さて、米沢駅から福島駅に着き、そこからすぐの乗り換えで仙台に。
仙台ではカシオペアを撮るために3番線の長町よりに移動。
暗いけど、何枚かは写せた。
感度を上げたのでノイズが多いが、これがD3だと改善されてるんだろうなぁ。
スロネE27-302 1/20 f2.0 ISO500
さすがにまだISO500は良いですが、800を超えるとノイズが目立ちます。
なお絞りですが解放絞りで写してますが、見ての通りピントは広範囲にあいます。
実は、被写界深度で解放とかがボケるのは、被写体までの距離が短いときに限られます。
10m以上離れたら解放でもほとんど奥までピントはあいます。
だから、無理に絞り込んで撮影条件を悪くする必要な無いんです。
もちろん、三脚などを利用できたらもう少し絞りたいというのはありますけどね。
でも、これだけ撮れれば十分かなと思ってます。
シャッタースピードが遅いので手持ちでは辛いですから、D3のISO6400で実用ってのは非常に興味があります。
だって、こういう条件でも1/125で撮れるんですもの。
さらに、夜間撮影はぎらぎら反射が多いのでPLフィルターで除去したいところですが、シャッタースピードで2段ほど落ちるんですよね。
それでも1/30ですから、まだまだ手持ちの範囲内です。
D3いいなぁ。。。
で、予定のカシオペアを撮影できたので帰ろうと連絡通路にあがると、1番線に「北斗星1号」の文字。
しかも、5分くらいしたら来るじゃない。
そして撮ったんだけど、今度はうまく撮れなかった・・・
カシオペアは銀色車体だから光がはねて撮りやすかったけど、24系って青色なのでそれ自体が暗いのよね。
そのせいだとおもうけど。
でも、撮ったのがJR北海道車であることがわかって、ちょっとうれしい。
1号・4号って東日本持ちと思っていて、朝福島で4号を撮ったから、夜の1号はその折り返しで同じ車両かなとまで思っていたくらいだからね。
オロネ25-551 1/20 f2.0 ISO400
後日家で画像を見ると、1両しか無い551番じゃないか(笑)うれしいぞぉ。
やっぱり撮れるときに撮ってみるもんです。
その後、いつもの
リッチモンドホテル仙台へ。
ポイントがたまっていたので、今日の宿泊は無料になりました。
これまたラッキー。
続く