(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

山梨県  足和田山を歩く(1)

2015-09-27 15:56:38 | ウォーキング
2015年9月22日(火)

道の駅勝山・・・羽根子山・・・三角点946.6m・・・天神社・・・
・・・足和田山(五湖台)1355m・・・三湖台1203m・・・紅葉台・・・
・・・紅葉台入口バス停--(富士急山梨バス)--勝山バス停・・・
・・・八王子神社・・・道の駅勝山

   足和田山を中心に、奥河口湖畔の勝山地区から紅葉台辺りまでの尾根を歩くコース設定です。 勝山から足和田山までが初めて歩く部分だったのですが、全く問題なく全行程を快適に歩く事ができました。山ウォーキングには絶好のコースで言う事なしと言いたいところですが、このプランでは富士山の存在も私にとっては大切な要素の一つになっています。その点で富士の姿を一度も目にする事無く終わってしまったところが少々心残りです。  


道の駅勝山(左手)を出発   駐車場を出て、県道710号線を左方向に進むところ。 写真正面に見える山が足和田山から延びる尾根の末端部で、そのやや右寄り下に登山口がありました。 当初この登山口の存在を知らず、南東側から入る予定でしたが。


道の駅前の小海公園より  奥河口湖


三差路  ここで左折すると、斜め前方に


登山口のような雰囲気をもった所が (この辺りから入れれば丁度良いのにという思いはあったのですが)


あまりに都合よく見つかったので、半信半疑で近付いてみたのがこの案内板です。
「勝山村周辺案内図」「河口湖全景が一望 羽根子山ハイキングコース」と記されていました。 羽根子山というのは初めて聞く名前だったのですが、主尾根に進むであろう事は十分推測できたので、あまり気にもせずここから入ることにしました。ダメならすぐに戻るつもりでもいましたが。 それにしても「勝山村」とありますから、少々古い案内図だと思い、帰宅後少しばかり調べてみたところ   
勝山村はかつて山梨県南都留郡にあった村で、2003年、河口湖町、足和田村とともに合併して富士河口湖町勝山地区となったそうです(ウィキペディアより)。


おやおや、こんなに広い道で・・・と思ったらすぐに


登り始めはやや狭い所もありましたが、何の問題もありません。


途中で見えた河口湖


よく整備はされていましたが、歩き始めという事もあり   主尾根に乗るまではややきつく感じる階段道


この大きなリボンは何だろうと思い、よく見ると
「ULTRA-TRAIL MT.FUJI」とありました。大凡の見当はつきましたが、このイベントについては全く知らなかったので帰宅後調べてみると次のようなものでした。

2012年から山梨・静岡両県で開催されているトレイルランニングのレースで、富士河口湖町八木崎公園がS・Gとなって富士山を一周するもの。
距離は168Km、累積標高差9,500m、制限時間46時間とかなり大きな規模の国際的レースのようです。(ウィキペディアより)

それにしても、ここがそのコースであるとすると、まだこれからもリボンが出てくるのかなと思っていたら、出るは、出るは・・・まるで自分がこのレースに参加しているような状況に(笑)。 といってもレース日ではないので、足和田山山頂までに出会った方は二人しかいませんでしたが・・・お陰でルートミスをする心配は全くありませんでした。


「村境」の石柱のようです




主尾根に乗るところ   予想外の神社の屋根らしきものが見えてきました。


足和田山はこの尾根筋を右に進めば良いのですが、せっかく神社が現れたので左に少しばかり進んでこの神社の周辺を見てみようと思いました。


「羽根子山山頂」  この山頂標識を発見してはじめてここが「羽根子山」であることがわかりました。 山といっても尾根の一部としか見えませんでしたが。


その先に二体の石仏らしきものが見えたので正面に回ってみたものがこの写真です。石仏の前には勝山方面に通じると思われる参道らしき道が延びていました。これが南東側から入る古い道の一つなのでしょうか。


石仏の背中から見た羽根子山山頂のほぼ全景(右手に河口湖)


神社方向に戻って




「秋葉神社」でした。


秋葉神社を後にして足和田山方面に向かうところ
分岐指導標 直進、足和田山(五湖台)  左、「小海」(これも勝山地区に向かう道のようです)  進行方向には例のリボンが幾つも取り付けられています。


これから暫く快適で気楽な尾根歩き




右手に河口湖があるのですが、樹木と薄いガスでほとんど見ることが出来ません。




少しばかり登って行くと


左方向のみの指導標「左、足和田山」があり、右方向には小枝とリボンで塞がれた支尾根があって、その支尾根のピークに三角点946.6mを見つけることができました。


右手に延びる支尾根  このリボンの少し先に


三角点


四等三角点946.6m


三角点から足和田山への道




指導標のない分岐(トレランルートは左のようですが)   取り敢えず右手の道を少しばかり進んでみると


神社を上から見降ろす位置へ   これが地形図にある(大嵐)天神社でした。  ここで分かった事は、左の道は境内に入り、天神社の社殿の前を通って足和田山方面に向かうルート、右は天神社をパスして進むルートのようです。天神社の表側から入りたかったので、前掲写真の分岐に戻って左の道へ


天神社 社殿全景


天神社 社殿  「天神社の由緒誌」によると
鎮座地 足和田村大嵐  当社は大同二年(807)に創立され、大巳貴神、少彦名神を祀り、天歴の頃(950)菅原道真公を合祀して天満宮と称し(明治五年天神社と改称)、広徳五年頃(1088)甲斐守となった新羅三郎義光の手厚い保護を受けた。・・・


山神社 祭神は大山祗神


手水舎


手水舎 水口


手水舎の左下を通って足和田山方面に向かうところですが、道は三方に分かれます。  左手前に進む道は鳥居の前を通って大嵐バス停へ、左斜め前方が足和田山・紅葉台方面、右は長浜(奥河口湖)と小海(歩いてきた道)方面です。 表参道にある鳥居を見てから足和田山に向かう事にします。


表参道の天神社鳥居


鳥居右手に足和田村指定(平成九年) 天然記念物「天神社のコナラ」
推定樹齢200年 樹高23m 胸高周囲3m51㎝ 根元周囲4m21㎝


天神社のコナラ


鳥居前から足和田山に向かいます。  鳥居の後方に見える建物が手水舎



分岐指導標 足和田山・紅葉台 ⇔ 長浜・奥河口湖


ここからややきつい登りの道になります。


長い階段道






階段道が終わって更にもう少し登ると


やや平坦な場所に出ます




「機織り窪」と彫られた石柱


機織り窪から再び登りの道




林道状の道に変わると楽になり


分岐  右へ  大きくジグザグに登って行きます


前掲写真分岐指導標  左、林道・大嵐に至る ←《東海自然歩道》→ 右、足和田山・紅葉台  手前、大嵐・天神下・河口湖畔《東海自然歩道》
「東海自然歩道」という名称の入った指導標は初めてだったような気がするのですが、どの地点から東海自然歩道になるのかよくわかりません。






右上の平坦な場所が標高点1,128mの地点のようです。ここは地形図からも分かりやすいポイントでした。


法面を上ると


休憩場所として整備されていました。  石柱には「大嵐区」と「知事様?」


明るい草地が広がるスペースとベンチ


展望も良さそうで、好天であれば大嵐(おおあらし)地区の集落が見えるらしいのですが・・・


山梨県 足和田山を歩く(2)へ



No.468













長野県  霧ヶ峰を歩く(2)

2015-09-25 14:16:03 | ウォーキング
2015年9月15日(火)

物見岩より


物見岩を後にして八島ヶ原湿原を目指します。




始めの内は御覧の通りの歩き難い道


昨日よりは良いお天気だったのですが、完全に晴れ上がるという事はありませんでした。


間もなく歩きやすい道に変わり、緩やかな下りの道が続きます。


今日初めて樹林の中へ


ごく浅い沢に架かる橋


連続して沢を渡ります。  この沢の水も湿原に流れ込んでいるのでしょうか


気持ちの良い樹林の中のウォーキング






公衆トイレ  トイレ前を過ぎたら左へ


左方向の道  八島ヶ原湿原へ


ニホンジカ防護柵   「天然記念物の湿原をニホンジカの踏み荒らしと食圧から守るため」だそうです。


左側が歩行者用出入り口  下のカギを外して



 
この分岐点を直進すると
指導標 直進、八島ビジターセンター駐車場 約1.2Km   左、御射山 約1.2Km・沢渡 約1.5Km
  

すぐにボードウォークが現れ、更に正面の樹木が並んでいる所を過ぎると


左手に大きな看板が現れます。 ここに来て初めて本来の湿原地帯に入ったという印象を受けました。


「天然記念物 霧ヶ峰湿原植物群落」 昭和35.6.10指定 面積約133ha
・・・この付近一帯の八島ヶ原湿原は、主にミズゴケによって形成されたレンズ状の小地形をもつ典型的な高層湿原として古くから学術研究上有名で・・・尾瀬とともに我が国の代表的な高層湿原とされています。


池塘(鎌ヶ池?)


ボードウォークは広い湿原を囲むように整備されいて、とても快適に歩くことが出来ます。(但し、花の良い時季には相当多くの人で混雑するのではないかと思われます)  今日は、このボードウォークを北側から南側へと周って行く事になります。


北側から見た八島ヶ原湿原のようす  以下左手からの連続写真






分岐点 八島ヶ池方向へ
指導標 左、八島ヶ池0.2Km  右、鷲ヶ峰2.0Km


池塘(八島ヶ池?)


前掲写真との連続写真


分岐点 左へ
指導標 左、至御射山1.4Km  右、八島ビジターセンター(駐車場)0.1Km


御射山(みさやま)方面へ


湿原の南側に周ってきました。


分岐点 左へ
指導標 左、至御射山1.1Km ⇔ 右、八島ビジターセンター(駐車場)0.3Km


南側から見た八島ヶ原湿原のようす


徐々に湿原から離れて行きます




ニホンジカ防護柵  扉を開けて


防護柵を過ぎると、ボードウォークは下り坂となり


ボードウォークが切れた所に分岐点  左へ
指導標 直進、旧御射山 約0.1Km・強清水 約2.9Km  左、沢渡 約1.0Km・鎌ヶ池 約1.3km


小さな橋を渡ります。


橋の上から上流側




分岐点 右へ
指導標 左、鎌ヶ池 約1.1Km・八島ヶ原湿原 約2.0Km  右、強清水 約3.5Km・車山肩 約1.8Km・沢渡 約0.8Km


「長野県史跡 御射山(みさやま)遺跡」
「御射山」という地名を不思議に思っていたところ、道端の何の変哲もない所にこんな説明板が立っていました。 説明板によると、ここは諏訪神社下社の御射山祭御狩神事(豊作を祈る)が行われたところである。この祭りがいつ頃から始められたか不明であるが、鎌倉時代が全盛の時で元禄年間まで行われてきた。・・・それと同時に信濃の氏人が騎射等の技を競って諏訪明神に奉納した。旧図にもあるように、周囲の丘には鎌倉幕府の将軍や将歴の桟敷跡が今も土壇として残っている。・・・御射山も江戸初期に移転したため、この地は旧(もと)御射山と呼ばれるようになった。


車山肩への道


緩やかな坂道ですが、だんだん足が重く感じられるようになり


峠を越えて行くと


沢に架かる橋の所へ   この辺りを「沢渡」と言うのでしょうか?  右へ
橋の右側に設置されていた指導標によると  左、車山湿原 約1.0Km・蝶々深山  右、車山肩 約1.0Km・強清水 約2.7Km


橋を渡り、さらに対岸の道路を横切ると


目の前に「至 車山肩」の指導標と丸太の階段道


前掲写真の階段道を上った所に分岐点  左、車山肩1.0Km  右、8の字を経て園地(駐車場)2.4Km


この道で車山肩に向かうのですが、この最後の1Kmが今日一番の苦しい場面になってしまいました。それほどきつい登りでもないし、150mほどの標高差がある事も分かってはいたのですが、疲れてくると苦しさは倍増してしまいます。 なにせ、最後に登って終わるという山歩きは数少ないケースですからね(苦笑)




歩いてきた方向を振り返ってみました。  以下左手から連続写真で


蝶々深山


車山


肩まで妙に長く感じます。




やっと到着のようです   車山が正面に


車山肩


車山肩のバイオトイレ  駐車場はこの右手下に


☆最後に主に八島ヶ原湿原周辺に咲いていた花を少しばかり並べてみました。 時季が悪く、とても紹介出来るようなものではないのですが・・・

















No.467















長野県  霧ヶ峰を歩く(1)

2015-09-24 16:03:39 | ウォーキング
2015年9月15日(火)

車山肩駐車場≒1,800m・・・車山山頂1,925m・・・蝶々深山1,836m・・・
・・・物見台≒1,780m・・・八島ヶ原湿原≒1,630m・・・車山肩駐車場

   美ヶ原の次は霧ヶ峰です。 どちらも下界がもっと暑い時に歩く予定だったのですが、ぐずぐずしている内にこんな中途半端な時期になってしまいました。
霧ヶ峰も二度目ですが、前回は霧の駅というドライブインから車山山頂までしか行けなかったので、今回は時間をたっぷりとって、その先をのんびり歩こうと思いました。 結論を先に言えば、やっぱり来て良かったの一言に尽きます。 距離はかなりありましたが、どこから見ても山ウォーキングにはベストコースの一つですね。


「車山肩」バス停(諏訪バス) 右手の道路はビーナスライン
車山肩駐車場を出発


先ずは車山山頂を目指して


振り返れば  左端が車山肩駐車場付近






標高は2,000mに近い所なのに、歩くところはなだらかな丘のように見えるところばかりで、このギャップは少々不思議な感じがします。元々標高差があまりない所を歩くわけですから当然なのですが、「山に登る」というプレッシャーをほとんど感じさせないので山ウォーキングには理想的な場所です。




気象観測所の丸いドームが見えてきました。 山頂はあと少しです




車山山頂 その1 山頂標識 「八ヶ岳中信高原国定公園 霧ヶ峰高原 車山 標高1,925米」


車山山頂 その2 山頂標識側面の説明板より  霧ヶ峰湿原植物群落について
霧ヶ峰の湿原は高層湿原と呼ばれ、日本の南限です。この湿原は低温・酸性の水質などの特殊環境のため、ミズゴケ類を主に矮小植物が大部分です。これらの植物は枯れても腐植しないで堆積して泥炭化し、その上に新芽が生長し盛り上がり水面より高くなったものです。泥炭層の厚さと生成年数は、八島ヶ原湿原で8.5mおよそ1万年、・・・車山湿原は1.5mで1,500年とそれぞれ測定されています。


車山山頂 その3 三角点


車山山頂 その4 三角点


車山山頂 その5 山頂標識 「八ヶ岳中信高原国定公園 車山山頂 標高1,925米」


車山山頂 その6 気象観測所を囲むように北側と南側にボードウォークが設置されていました。


車山山頂 その7 南側ボードウォークの傍に山頂方位盤


車山山頂 その8 「車山気象レーダー観測所」説明板
「この観測所は気象庁が1999年(平成11)に設置したレーダーによる気象観測を行うための施設です。建物上部の丸いドームの中には、4mのパラボラアンテナがあり・・・広い範囲の雨や雪の強さ、移動などを時々刻々と観測している・・・」そうです。


車山山頂 その9 北側のボードウォークを進むと


車山山頂 その10 こんな岩が見えたので、傍まで行ってみました。私には犬の頭のように見えたのですが・・・


車山山頂 その11 北側と南側のボードウォークが合流
次の目標地点の蝶々深山は左方向に進むのですが、いったんボードウォークを降りて正面の鳥居の方に向かいます。


車山山頂 その12 車山神社の説明板より
車山神社は「式年造営御柱大祭」(御柱祭)で有名な諏訪大社(祭神は建御名方神・八坂刀売神)の小宮として位置づけられています。 ・・・御柱祭のほとんどは深山より里へご神木を曳き出すお祭りですが、車山の御柱祭は唯一急な斜面や岩を越え山頂に向け木を曳き上げてゆくお祭りです。数ある御柱祭の中でも高所で行われるお祭りの一つとして有名です。


車山山頂 その13 車山神社鳥居と雲海


車山山頂 その14 扁額には「車山神社」


車山山頂 その15 車山神社  神社の四隅に立つ四本の柱は諏訪大社御柱祭の柱と同じ意味を持つものだったわけですね。


車山山頂 その16 車山神社


車山山頂 その17 車山神社からみた気象観測所


山頂から蝶々深山(ちょうちょうみやま)に向けて石畳の階段道を下ります。 ここからが初めて歩くところですが、前回来た時はこんなに綺麗な石畳はなかったですね。 下方に見える建物はリフトの山頂駅のようです。


この階段道は逆コースが大変そうです。




写真右端に見える分岐点まで降りて行きます。 その後分岐点から山の中腹を左に進むのですが、その途中に車山乗越があります。この時は気がつかなかったのですが、乗越の所に標柱が立っているのが分かります。


階段道がほぼ終わりかける所に電気柵注意の看板   この電柵はシカによる食害からニッコウキスゲを守るためのものだそうです。


底部の分岐点に到着  ここで左折
指導標 直進、白樺湖 左、八島湿原   信濃路自然歩道 茅野市


左折方向のルートを見たところ。 これはもう遊歩道という印象ですね。


ほぼ平坦に近い上りの道をゆったりと進みます。


左手には車山  左端に歩いてきた道も見えます。


車山乗越が見えてきました。


「車山乗越1,815m」の標柱


乗越から右方向に「山彦南の耳」や「ゼブラ山」方面に向かうルートがあります。 このルートからも八島ヶ原湿原に向かえるようですが・・・


私は直進して蝶々深山へ


分岐点  ここは直進ですが、左折して左の道を行くと車山湿原の南側を通って車山肩に至るようです。


分岐点にある協力依頼の立て札「八島ヶ原湿原周辺地域へのペットの連れ込みは御遠慮ください」


分岐を過ぎると、正面に蝶々深山が大きく広がってきます。


左手の車山


車山肩方面


分岐点 直進  左は沢渡(さわたり)2.0Km


分岐点右手に設置されていた指導標  八島・物見岩・蝶々深山 ⇔ 白樺湖


この辺りから蝶々深山への登りが始まります。  どうみても、きれいな丘のように見えますね。


左手に車山湿原を挟んで車山


山頂は近そうです




蝶々深山山頂 その1 山頂部のほぼ全体のようす


蝶々深山山頂 その2 山頂指導標 八島ヶ原湿原・物見岩 ←【蝶々深山】→ 車山・白樺湖 


蝶々深山山頂 その3 車山方面


蝶々深山山頂 その4 物見岩方面への道


蝶々深山山頂から下る道もゆるやかで、間もなくほぼ平坦な道に変わります。
左手に見えるのは標高点1,792m峰  その右手を進みます。


分岐点 物見岩は直進 
指導標 左、沢渡・霧ヶ峰・強清水(こわしみず)方面


分岐点からまた緩やかな上りになります。


笹原の中を進んで行くと


物見岩らしきものが見えてきました。


物見岩 その1 人が遠くを眺めているような・・・


物見岩 その2 背後から見ると


物見岩 その3 物見岩の後方のようす  
指導標 八島ヶ原湿原 ⇔ 蝶々深山


物見岩 その4  蝶々深山・車山方面


物見岩 その5  八島ヶ原湿原方面



長野県 霧ヶ峰を歩く(2)へ



No.466













長野県  美ヶ原を歩く(2)

2015-09-20 14:10:51 | ウォーキング
2015年9月14日(月)

指導標【 塩くれ場1.0Km ⇔ 茶臼山1.2Km 】地点より


「塩くれ場」を目指します


指導標 塩くれ場0.8Km ⇔ 茶臼山1.4Km




指導標 塩くれ場0.6Km ⇔ 茶臼山1.6Km


塩くれ場が右寄り遠くに見えてきたようです。


所々にこのようなものが落ちていました。 硬さも大きなお好み焼きのような感じです。(笑)


ゲートを出たら右へ  草原地帯の中を歩くルートはここで終わり


ゲート前の指導標
左、広小場(百曲り経由)1.9Km ⇔ 右、美しの塔0.7Km
手前歩いてきた方向、茶臼山山頂1.8Km  広小場(茶臼山経由)4.0Km


指導標後方の牧場には牛が放牧されていました。


塩くれ場周辺にやってくる観光客やハイカーのためのトイレ


間もなく、王ヶ頭方面と山本小屋方面を結ぶ広い道路に合流するところです。


合流地点   この辺りを「塩くれ場」というのでしょうか。 各種案内板や標識類が立ち並んでいます。 

正面の道路は美ヶ原のほぼ中央を通る幹線道路  左、王ヶ頭方面 右、山本小屋方面
写真右寄りに「美しの塔」が小さく見えます。(帰途に立ち寄る予定)


塩くれ場の由来  説明板よると
美ヶ原牧場は明治32年に開設され、毎年5月から放牧が始まり、10月には閉牧されます。 昭和45年頃に牧区が整備されるまでは、この地籍の平らな石の上で牛馬に塩をくれたところから、「塩くれ場」と呼ばれています。  長野県


美ヶ原高原案内図


中央分水嶺トレイルの案内板


指導標
山本小屋1.2Km 美しの塔0.4km  ⇔  王ヶ頭1.8Km 王ヶ鼻3.1Km 自然保護センター2.9Km
このほか、トイレ方向に「アルプス展望コース経由王ヶ頭へ」という看板も出ていました。


王ヶ頭(おうがとう)への道




まだ子牛のように見えますが、牧草を口でむしり取る時の音がはっきりと聞こえてきます。


ちょっとガスがかかると、王ヶ頭も天空の城のよう?


でも、はっきりと姿を現すと又違ったイメージがありますね




大看板に「美ヶ原高原」


裏側には  「八ヶ岳中信高原国定公園  美ヶ原高原」


ホテルの少し手前に設置されている山頂方位盤


山頂方位盤


ホテルの右側(北側)を回り込んで行きます


ホテル北側に分岐点  直進
指導標 王ヶ頭0.1Km ⇔ 塩くれ場1.7Km  右、王ヶ鼻1.0Km 天狗の露路0.8Km


駐車場のような所を通って  直進   右手に


石塔や石仏がずらりと並んでいます。


左手には  御嶽神社奥の院


石祠


石祠


指導標 塩くれ場1.8Km ⇔ 王ヶ鼻(王ヶ頭経由)0.9Km  左、アルプス展望コース


王ヶ頭  その1


王ヶ頭  その2 三角点


王ヶ頭  その3 案内板


王ヶ頭  その4 青空も見えているのですが、眺望は足元だけで


王ヶ頭  その5 遠望はありません  美ヶ原はガスの発生しやすいところですが・・・


王ヶ頭を後にして、同じルートで帰途につきます。
指導標 右、アルプス展望コース  帰途はこのルートを利用する予定だったのですが、遠望は全く期待できなかったので、少しでも楽なルートで戻ることにしました。


幹線道路より  戻る方角を見たところ


塩くれ場付近で牛がたくさん集まり、大きな石の表面を舐めていました。


塩くれ場を通過して美しの塔入口までやってきたところ
説明板によると、美ヶ原高原は八ヶ岳中信高原国定公園の北端に位置する高原台地で平均高度は2,000mあります。 この台地は、今からおよそ100万年前に火山の噴出によってできたもので、200余種にのぼる高山植物と蝶の多さは特筆すべきものがあります。  環境庁 長野県 


美しの塔  霧鐘塔として建てられたもので、塔の中は避難場所としての役割も果たしているのだそうです。


塩くれ場に戻って左折


牧場地に入るゲート前の指導標 左、茶臼山山頂1.8Km


ゲートを通って牧場の中へ


再び広々とした草原地帯の中を行きます。 多くの現代人にとってはなかなか体験出来ないような所ですね。




左手に標高点1,957mのピーク(と思われる)が見えるところまでやって来ました。


ゲートを通過したら美ヶ原高原ともお別れです。


ガレ場を下り茶臼山へ


茶臼山山頂を目前にして


茶臼山山頂 三角点  山頂に立てば、後は扉峠まで比較的楽な山歩きになります。


相変わらず遠望はありません




指導標 扉峠(茶臼山登山口)1.6Km ⇔ 茶臼山0.8Km






標高点1,787m地点まで戻ってきました。  実質的にゴールしたようなものだったので、ここで暫く休憩をとりました。


標高点1,787m地点   やや左寄りに王ヶ頭方面が見えるのですが、往路ではガスで全く見えなかったところです.


標高点1,787m地点  南方向に向かって、最後のひと歩きです。


下方にビーナスラインの道路


茶臼山登山口


ビーナスライン   左手、美ヶ原方向へ


扉峠駐車場



No.465
























長野県  美ヶ原を歩く(1)

2015-09-17 19:27:20 | ウォーキング
2015年9月14日(月)

扉峠・・・茶臼山2,006m・・・王ヶ頭2,034m・・・茶臼山2,006m・・・扉峠(往復)

   二度目の美ヶ原ですが、前回は「思い出の丘」から「美しの塔」を往復したので、次回歩く時は山本小屋の方から歩いてみようと思っていました。 ところがプランを立てているうちにどうも満足のいくものが出来ず、結果的に今回のコース設定となりました。 時期的に出遅れてしまった事もあって、眺望の良さそうなコースにしたのですが、問題は距離ですね。 後はお天気次第という事でしょうか。


扉峠(とびらとうげ)駐車場  15台位は置けそうです。


駐車場に設置されていた大きな案内板


駐車場入口から見たビーナスライン「扉峠」 左、霧ヶ峰  右、美ヶ原  手前、松本方面(よもぎこば林道又はアザレララインとも呼ばれる道路です)


扉峠  霧ヶ峰方面へ進みます。   天気予報は良い方向に向かう筈なのですが、絶好のお天気とはいかないようです。


100mほど進んだところの右手に


茶臼山登山口   車で通ったら見落としそうなポイントです。


登山口標柱  茶臼山山頂3.8Km  美ヶ原6.0Km


もう一つの指導標


登山口標柱傍に落ちていた古い説明板
「山に登っていく途中に『扉口』と呼ばれる巨岩があり、ここから峠名がつけられたともいわれる」と記されていました。


標高点1,787m の地点まではほとんど展望のない樹林の中を進みます。




九十九折りのよく踏まれた道  ゆっくりと時間をかけて




最初の目標地点の標高点1,787m辺りに到着したようです。 ゆっくり歩いて20分程の所でした。


とても見晴らしの良い尾根の上に乗ったと思われる場所なのですが、残念ながらこの有様です。帰途に期待したのですが、結局駐車場に戻るまで遠望はありませんでした。 予定通りにいかないのが自然相手の山歩きですね。


指導標  扉峠(茶臼山登山口)0.4Km ⇔ 茶臼山2.0Km


標高点1,787m付近を後にして   ここからは、緩やかなアップダウンが続く快適な尾根歩きを楽しむ事が出来ます。 良く整備されたルートで、これといった危険な所もありません。そして眺望の良さそうな所も随所にありました。 ガスが上がってくれれば言う事無しなのですが(苦笑)




左側斜面は崩壊地




程よい気温でとても快適、お陰で体力の消耗はかなり抑えられたと思います。




茶臼山への道




指導標  扉峠(茶臼山登山口)1.6Km ⇔ 茶臼山0.8Km
この指導標のほんの少し先に小ピークがあるのですが、その辺りが標高点1,852mの地点ではないかと思われました。

指導標下の小さな標識について
「中央分水嶺トレイル  長門牧場--霧ヶ峰--美ヶ原  38Km  長和町」


前掲写真の少し先の小ピーク   上がってみたけれど特に何もなし。 右側を巻いて行きます。


小ピークのようす


右側を巻いてゆく道に珍しい指導標(茶臼山 ⇔ 扉峠)がありました。




茶臼山山頂はガスで見えないのですが、正面の高みから右方向に進んだ先の辺りにありそうです。




急登と言えるような山道ではないのですが、茶臼山への登りがやはり一番大変でした。


茶臼山山頂への道




山頂の標識類が見えてきました。


茶臼山山頂  その1  美ヶ原へは正面(北東)方向へ直進します。


茶臼山山頂  その2 山頂標識 八ヶ岳中信高原国定公園 茶臼山頂上 標高2,006m


茶臼山山頂  その3 三角点


茶臼山山頂  その4 三角点


茶臼山山頂  その5 山頂指導標 美しの塔2.5Km ⇔ 扉峠(茶臼山登山口)2.4Km


茶臼山山頂  その6 山頂から左手(西方向)に向かうルート
          指導標には「広小場キャンプ場へ2.2Km」と記されていました。


茶臼山山頂  その8 最後にもう一度北側から山頂全体の様子を眺めてみました。


茶臼山山頂を後にして


指導標 茶臼山0.2Km ⇔ 塩くれ場2.0Km


ゲート?(これは古いもので、現在は使用されていないように見えます)


指導標 茶臼山0.5Km ⇔ 塩くれ場1.7Km


ガレ場のある小さなピーク   僅かな距離でピークの左側を簡単に巻いて行くことが出来たのですが、今までとは異なる変わった地形だったので随分印象に残りました。


前掲写真の場所を通過するとすぐに牧場の柵とゲートにぶつかります。 右手前には指導標


指導標  塩くれ場1.6Km ⇔ 茶臼山0.6Km
この指導標の後方に見えるピークが標高点1,957mの辺りではないかと思われます。


ゲート(牛止め用?)   実質的には、このゲートが美ヶ原高原への玄関口ですね。


やっと美ヶ原に辿り着いた事を実感させる光景です。


指導標 茶臼山1.0Km ⇔ 塩くれ場1.2Km


この辺りで、4頭ぐらいの鹿が左から右へと全速で横切って行きました。 美ヶ原は牛だけかと思っていたのですが、やっぱり鹿は何処にもいるんですね。


前掲写真との連続写真です。


大地を踏みしめて歩くというのはこういう事を言うのでしょうか


指導標 塩くれ場1.0Km ⇔ 茶臼山1.2Km
眺望には恵まれませんでしたが気持ちの良い高原歩きがどこまでも続きます。



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No.464