2015年9月22日(火)
道の駅勝山・・・羽根子山・・・三角点946.6m・・・天神社・・・
・・・足和田山(五湖台)1355m・・・三湖台1203m・・・紅葉台・・・
・・・紅葉台入口バス停--(富士急山梨バス)--勝山バス停・・・
・・・八王子神社・・・道の駅勝山
足和田山を中心に、奥河口湖畔の勝山地区から紅葉台辺りまでの尾根を歩くコース設定です。 勝山から足和田山までが初めて歩く部分だったのですが、全く問題なく全行程を快適に歩く事ができました。山ウォーキングには絶好のコースで言う事なしと言いたいところですが、このプランでは富士山の存在も私にとっては大切な要素の一つになっています。その点で富士の姿を一度も目にする事無く終わってしまったところが少々心残りです。

道の駅勝山(左手)を出発 駐車場を出て、県道710号線を左方向に進むところ。 写真正面に見える山が足和田山から延びる尾根の末端部で、そのやや右寄り下に登山口がありました。 当初この登山口の存在を知らず、南東側から入る予定でしたが。

道の駅前の小海公園より 奥河口湖

三差路 ここで左折すると、斜め前方に

登山口のような雰囲気をもった所が (この辺りから入れれば丁度良いのにという思いはあったのですが)

あまりに都合よく見つかったので、半信半疑で近付いてみたのがこの案内板です。
「勝山村周辺案内図」「河口湖全景が一望 羽根子山ハイキングコース」と記されていました。 羽根子山というのは初めて聞く名前だったのですが、主尾根に進むであろう事は十分推測できたので、あまり気にもせずここから入ることにしました。ダメならすぐに戻るつもりでもいましたが。 それにしても「勝山村」とありますから、少々古い案内図だと思い、帰宅後少しばかり調べてみたところ
勝山村はかつて山梨県南都留郡にあった村で、2003年、河口湖町、足和田村とともに合併して富士河口湖町勝山地区となったそうです(ウィキペディアより)。

おやおや、こんなに広い道で・・・と思ったらすぐに

登り始めはやや狭い所もありましたが、何の問題もありません。

途中で見えた河口湖

よく整備はされていましたが、歩き始めという事もあり 主尾根に乗るまではややきつく感じる階段道

この大きなリボンは何だろうと思い、よく見ると
「ULTRA-TRAIL MT.FUJI」とありました。大凡の見当はつきましたが、このイベントについては全く知らなかったので帰宅後調べてみると次のようなものでした。
2012年から山梨・静岡両県で開催されているトレイルランニングのレースで、富士河口湖町八木崎公園がS・Gとなって富士山を一周するもの。
距離は168Km、累積標高差9,500m、制限時間46時間とかなり大きな規模の国際的レースのようです。(ウィキペディアより)
それにしても、ここがそのコースであるとすると、まだこれからもリボンが出てくるのかなと思っていたら、出るは、出るは・・・まるで自分がこのレースに参加しているような状況に(笑)。 といってもレース日ではないので、足和田山山頂までに出会った方は二人しかいませんでしたが・・・お陰でルートミスをする心配は全くありませんでした。

「村境」の石柱のようです


主尾根に乗るところ 予想外の神社の屋根らしきものが見えてきました。

足和田山はこの尾根筋を右に進めば良いのですが、せっかく神社が現れたので左に少しばかり進んでこの神社の周辺を見てみようと思いました。

「羽根子山山頂」 この山頂標識を発見してはじめてここが「羽根子山」であることがわかりました。 山といっても尾根の一部としか見えませんでしたが。

その先に二体の石仏らしきものが見えたので正面に回ってみたものがこの写真です。石仏の前には勝山方面に通じると思われる参道らしき道が延びていました。これが南東側から入る古い道の一つなのでしょうか。

石仏の背中から見た羽根子山山頂のほぼ全景(右手に河口湖)

神社方向に戻って


「秋葉神社」でした。

秋葉神社を後にして足和田山方面に向かうところ
分岐指導標 直進、足和田山(五湖台) 左、「小海」(これも勝山地区に向かう道のようです) 進行方向には例のリボンが幾つも取り付けられています。

これから暫く快適で気楽な尾根歩き


右手に河口湖があるのですが、樹木と薄いガスでほとんど見ることが出来ません。


少しばかり登って行くと

左方向のみの指導標「左、足和田山」があり、右方向には小枝とリボンで塞がれた支尾根があって、その支尾根のピークに三角点946.6mを見つけることができました。

右手に延びる支尾根 このリボンの少し先に

三角点

四等三角点946.6m

三角点から足和田山への道


指導標のない分岐(トレランルートは左のようですが) 取り敢えず右手の道を少しばかり進んでみると

神社を上から見降ろす位置へ これが地形図にある(大嵐)天神社でした。 ここで分かった事は、左の道は境内に入り、天神社の社殿の前を通って足和田山方面に向かうルート、右は天神社をパスして進むルートのようです。天神社の表側から入りたかったので、前掲写真の分岐に戻って左の道へ

天神社 社殿全景

天神社 社殿 「天神社の由緒誌」によると
鎮座地 足和田村大嵐 当社は大同二年(807)に創立され、大巳貴神、少彦名神を祀り、天歴の頃(950)菅原道真公を合祀して天満宮と称し(明治五年天神社と改称)、広徳五年頃(1088)甲斐守となった新羅三郎義光の手厚い保護を受けた。・・・

山神社 祭神は大山祗神

手水舎

手水舎 水口

手水舎の左下を通って足和田山方面に向かうところですが、道は三方に分かれます。 左手前に進む道は鳥居の前を通って大嵐バス停へ、左斜め前方が足和田山・紅葉台方面、右は長浜(奥河口湖)と小海(歩いてきた道)方面です。 表参道にある鳥居を見てから足和田山に向かう事にします。

表参道の天神社鳥居

鳥居右手に足和田村指定(平成九年) 天然記念物「天神社のコナラ」
推定樹齢200年 樹高23m 胸高周囲3m51㎝ 根元周囲4m21㎝

天神社のコナラ

鳥居前から足和田山に向かいます。 鳥居の後方に見える建物が手水舎

分岐指導標 足和田山・紅葉台 ⇔ 長浜・奥河口湖

ここからややきつい登りの道になります。

長い階段道



階段道が終わって更にもう少し登ると

やや平坦な場所に出ます


「機織り窪」と彫られた石柱

機織り窪から再び登りの道


林道状の道に変わると楽になり

分岐 右へ 大きくジグザグに登って行きます

前掲写真分岐指導標 左、林道・大嵐に至る ←《東海自然歩道》→ 右、足和田山・紅葉台 手前、大嵐・天神下・河口湖畔《東海自然歩道》
「東海自然歩道」という名称の入った指導標は初めてだったような気がするのですが、どの地点から東海自然歩道になるのかよくわかりません。



右上の平坦な場所が標高点1,128mの地点のようです。ここは地形図からも分かりやすいポイントでした。

法面を上ると

休憩場所として整備されていました。 石柱には「大嵐区」と「知事様?」

明るい草地が広がるスペースとベンチ

展望も良さそうで、好天であれば大嵐(おおあらし)地区の集落が見えるらしいのですが・・・
山梨県 足和田山を歩く(2)へ
No.468
道の駅勝山・・・羽根子山・・・三角点946.6m・・・天神社・・・
・・・足和田山(五湖台)1355m・・・三湖台1203m・・・紅葉台・・・
・・・紅葉台入口バス停--(富士急山梨バス)--勝山バス停・・・
・・・八王子神社・・・道の駅勝山
足和田山を中心に、奥河口湖畔の勝山地区から紅葉台辺りまでの尾根を歩くコース設定です。 勝山から足和田山までが初めて歩く部分だったのですが、全く問題なく全行程を快適に歩く事ができました。山ウォーキングには絶好のコースで言う事なしと言いたいところですが、このプランでは富士山の存在も私にとっては大切な要素の一つになっています。その点で富士の姿を一度も目にする事無く終わってしまったところが少々心残りです。

道の駅勝山(左手)を出発 駐車場を出て、県道710号線を左方向に進むところ。 写真正面に見える山が足和田山から延びる尾根の末端部で、そのやや右寄り下に登山口がありました。 当初この登山口の存在を知らず、南東側から入る予定でしたが。

道の駅前の小海公園より 奥河口湖

三差路 ここで左折すると、斜め前方に

登山口のような雰囲気をもった所が (この辺りから入れれば丁度良いのにという思いはあったのですが)

あまりに都合よく見つかったので、半信半疑で近付いてみたのがこの案内板です。
「勝山村周辺案内図」「河口湖全景が一望 羽根子山ハイキングコース」と記されていました。 羽根子山というのは初めて聞く名前だったのですが、主尾根に進むであろう事は十分推測できたので、あまり気にもせずここから入ることにしました。ダメならすぐに戻るつもりでもいましたが。 それにしても「勝山村」とありますから、少々古い案内図だと思い、帰宅後少しばかり調べてみたところ
勝山村はかつて山梨県南都留郡にあった村で、2003年、河口湖町、足和田村とともに合併して富士河口湖町勝山地区となったそうです(ウィキペディアより)。

おやおや、こんなに広い道で・・・と思ったらすぐに

登り始めはやや狭い所もありましたが、何の問題もありません。

途中で見えた河口湖

よく整備はされていましたが、歩き始めという事もあり 主尾根に乗るまではややきつく感じる階段道

この大きなリボンは何だろうと思い、よく見ると
「ULTRA-TRAIL MT.FUJI」とありました。大凡の見当はつきましたが、このイベントについては全く知らなかったので帰宅後調べてみると次のようなものでした。
2012年から山梨・静岡両県で開催されているトレイルランニングのレースで、富士河口湖町八木崎公園がS・Gとなって富士山を一周するもの。
距離は168Km、累積標高差9,500m、制限時間46時間とかなり大きな規模の国際的レースのようです。(ウィキペディアより)
それにしても、ここがそのコースであるとすると、まだこれからもリボンが出てくるのかなと思っていたら、出るは、出るは・・・まるで自分がこのレースに参加しているような状況に(笑)。 といってもレース日ではないので、足和田山山頂までに出会った方は二人しかいませんでしたが・・・お陰でルートミスをする心配は全くありませんでした。

「村境」の石柱のようです


主尾根に乗るところ 予想外の神社の屋根らしきものが見えてきました。

足和田山はこの尾根筋を右に進めば良いのですが、せっかく神社が現れたので左に少しばかり進んでこの神社の周辺を見てみようと思いました。

「羽根子山山頂」 この山頂標識を発見してはじめてここが「羽根子山」であることがわかりました。 山といっても尾根の一部としか見えませんでしたが。

その先に二体の石仏らしきものが見えたので正面に回ってみたものがこの写真です。石仏の前には勝山方面に通じると思われる参道らしき道が延びていました。これが南東側から入る古い道の一つなのでしょうか。

石仏の背中から見た羽根子山山頂のほぼ全景(右手に河口湖)

神社方向に戻って


「秋葉神社」でした。

秋葉神社を後にして足和田山方面に向かうところ
分岐指導標 直進、足和田山(五湖台) 左、「小海」(これも勝山地区に向かう道のようです) 進行方向には例のリボンが幾つも取り付けられています。

これから暫く快適で気楽な尾根歩き


右手に河口湖があるのですが、樹木と薄いガスでほとんど見ることが出来ません。


少しばかり登って行くと

左方向のみの指導標「左、足和田山」があり、右方向には小枝とリボンで塞がれた支尾根があって、その支尾根のピークに三角点946.6mを見つけることができました。

右手に延びる支尾根 このリボンの少し先に

三角点

四等三角点946.6m

三角点から足和田山への道


指導標のない分岐(トレランルートは左のようですが) 取り敢えず右手の道を少しばかり進んでみると

神社を上から見降ろす位置へ これが地形図にある(大嵐)天神社でした。 ここで分かった事は、左の道は境内に入り、天神社の社殿の前を通って足和田山方面に向かうルート、右は天神社をパスして進むルートのようです。天神社の表側から入りたかったので、前掲写真の分岐に戻って左の道へ

天神社 社殿全景

天神社 社殿 「天神社の由緒誌」によると
鎮座地 足和田村大嵐 当社は大同二年(807)に創立され、大巳貴神、少彦名神を祀り、天歴の頃(950)菅原道真公を合祀して天満宮と称し(明治五年天神社と改称)、広徳五年頃(1088)甲斐守となった新羅三郎義光の手厚い保護を受けた。・・・

山神社 祭神は大山祗神

手水舎

手水舎 水口

手水舎の左下を通って足和田山方面に向かうところですが、道は三方に分かれます。 左手前に進む道は鳥居の前を通って大嵐バス停へ、左斜め前方が足和田山・紅葉台方面、右は長浜(奥河口湖)と小海(歩いてきた道)方面です。 表参道にある鳥居を見てから足和田山に向かう事にします。

表参道の天神社鳥居

鳥居右手に足和田村指定(平成九年) 天然記念物「天神社のコナラ」
推定樹齢200年 樹高23m 胸高周囲3m51㎝ 根元周囲4m21㎝

天神社のコナラ

鳥居前から足和田山に向かいます。 鳥居の後方に見える建物が手水舎

分岐指導標 足和田山・紅葉台 ⇔ 長浜・奥河口湖

ここからややきつい登りの道になります。

長い階段道



階段道が終わって更にもう少し登ると

やや平坦な場所に出ます


「機織り窪」と彫られた石柱

機織り窪から再び登りの道


林道状の道に変わると楽になり

分岐 右へ 大きくジグザグに登って行きます

前掲写真分岐指導標 左、林道・大嵐に至る ←《東海自然歩道》→ 右、足和田山・紅葉台 手前、大嵐・天神下・河口湖畔《東海自然歩道》
「東海自然歩道」という名称の入った指導標は初めてだったような気がするのですが、どの地点から東海自然歩道になるのかよくわかりません。



右上の平坦な場所が標高点1,128mの地点のようです。ここは地形図からも分かりやすいポイントでした。

法面を上ると

休憩場所として整備されていました。 石柱には「大嵐区」と「知事様?」

明るい草地が広がるスペースとベンチ

展望も良さそうで、好天であれば大嵐(おおあらし)地区の集落が見えるらしいのですが・・・
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No.468
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