(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

山梨県  扇山を歩く(3)

2015-05-30 20:03:45 | ウォーキング
2015年5月27日(水)

扇山山頂より


扇山山頂から大久保のコルへ


大久保のコル   左に道を取り、鳥沢駅(梨ノ木平)方面へ




谷筋の九十九折りを下って


ベンチが置かれた分岐   左はツツジの群生地に至る道らしい


前掲写真の分岐に設置されていた指導標  扇山山頂 ←《分岐》→ ツツジ群生地(4月末~5月)10分


山ノ神社 奥宮祠  祭神は大山祗神


石祠の少し下に水場




緩やかな道になって


ロープの内側に山椒の苗木がたくさん植えられています。   「山椒の里」が造られるらしい


梨ノ木平


カウンター


指導標  扇山管理棟より 扇山山頂1時間50分・水場1時間


扇山管理棟


指導標  「扇山登山口」


「梨ノ木平扇山登山口」バス停  階段を降りたら右へ
どちらに進んでも鳥沢駅に至るようですが、詳しい事はわかりません。 私は「猿橋」まで歩く予定だったので右へ


間もなく左手にゴルフ場の入口のような所が現れましたが   直進


ゴルフ場に沿って山裾の道を進みます。  私が歩いている時に通った車は1台だけでした。


右側の道から降りてきたところ  分岐指導標   左、鳥沢駅  右、ウェルネスパーク    折り返すようにウェルネスパーク方向に進みます。 歩いてきた方向には「至る扇山」


とても展望のよいところに差しかかりました。   道志山塊方面


中央は「桂川ウェルネスパーク」の施設


左寄りに岩殿山


左、ウェルネスパーク入口  直進します


三ツ峠山方面になるでしょうか


百蔵山がだいぶ近づいてきた感じです。


中央道の下を




国道20号線に出たら右へ  この後は国道歩きになるのですが、少し遠回り?をしたようです。


国道20号線を猿橋(甲府方面)に向かって


あれ? ウェルネスパークへの進入口が・・・こちらの方が近い?


猿橋中学校入口付近  この辺りは歩道がありませんが、他のところは歩道あり。


新猿橋(これは国道20号線に架かる新猿橋)  下は桂川


新猿橋から桂川(桂川渓谷)の上流側を見たところ


道路標識に「右 猿橋200m」


「新猿橋西」交差点を右折すると(手前にショートカットの道あり)
「甲州街道 猿橋宿」  「猿橋」バス停    左、新猿橋(県道505号線)  右、猿橋へ


「名勝 猿橋」


猿橋の上から  桂川渓谷の上流側  上に見える橋は新猿橋(県道505号線)


猿橋の上から  桂川渓谷の下流側


猿橋  「名勝 猿橋」説明板によると
・・・江戸時代に入り、五街道の制度が確立してから甲州道中の要衝として御普請所工事(直轄工事)にて九回の架け替えと十数回に及ぶ修理が行われてきた。・・・昭和七年、付近の大断崖と植生を含めて猿橋は国の名勝指定を受けている。 また昭和九年、西方にある新猿橋の完成により官道としての役割は終えた。今回の架け替え(昭和五十八年着工)は、嘉永四年(1851)の出来形帳(できがたちょう)により架けられており、江戸時代を通してこの姿や規模であった。 長さ30.9m 幅3.3m 高さ30m 


山王宮


山王宮
猿橋見学から駐車場まで
どうなるかわからなかったので特に決めてはいなかったのですが、体力的に問題がなければ駐車場まで歩いてしまう事も選択肢の一つでした。(西側の新猿橋を渡った辺りから春日神社付近に出るルートがあるようです)
そんな中で「市営グラウンド入口」バス停を通るバスがちょうどタイミングよく来たのでついそれに乗ってしまいました。 「市営グラウンド入口」バス停は駐車場より下にあって、坂道を結構上らなければならないことを承知していたのですが(苦笑)。


春日神社  鳥居   バスから降りて暫く坂道を上り、駐車場に近づくとこの鳥居が見えてきます。


春日神社  鳥居扁額には「春日宮」


春日神社  当初は百蔵山頂に百蔵山春日大明神と称し鎮座していたという。その後徳治元年(1306)山火事で社殿炎上し、文和二年(1353)現在地に遷座した・・・(山梨県神社庁)


狛犬 阿像


狛犬 吽像


拝殿  祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)他




左手より社殿全景  住所 七保町下和田1225


豪華な彫刻が施してある本殿


本殿


大月市営総合グラウンド 駐車場



No.459















山梨県  扇山を歩く(2)

2015-05-30 17:04:28 | ウォーキング
2015年5月27日(水)

宮谷分岐より


宮谷分岐を後にして、緩やかに下って行きます。




ルートに並行するような形で左手に長尾山らしきところが現れたので


左の斜面から少しばかり戻る形で入ってみました。


間伐された木がそのまま放置されていて少々邪魔だったのですが、緩やかな斜面で容易に


山頂付近まで辿りつくことができました。  その間およそ5分ぐらいというところでしょうか。


長尾山(長尾峰)山頂?  このテープ以外にこれといった標識も無かったので、ここがその山頂であったかどうかは全く自信がありません。 間違っていたらゴメンナサイ。


取り付き地点のルートに戻って


樹間に百蔵山と思われるピークが   この辺りからはかなり尖って見えます。


指導標  百蔵山方面 ⇔ 扇山方面


ダウン


やや複雑な地形のところを歩いて




小さなピーク状のところ   当初この辺りがカンバノ頭かなと思ったのですが・・・


左に緩やかに曲がってゆくと


いかにも尾根に乗りそうな地点に   しかも指導標も見えています。


指導標 右、扇山  手前、百蔵山  左方向の案内は無いのですが、左を見ると目の前にいかにもカンバノ頭らしき小さなピークが見えたので


左に進んで


カンバノ頭?   ここも標識類が無かったので何とも言えませんが・・・


左折地点に戻ってもう一度指導標を見ると、  指導標の柱の側面に「カンバノ頭」という手書きの文字がありました。


前景写真の地点から扇山への実質的な登りが始まるのですが、大久保山山頂までが苦しかったですね。(大久保山との標高差はおよそ290mほどでしょうか)




徐々に勾配も厳しくなるのですが




百蔵山の急降下の道ほどの急登にもならず


まあまあかなと思っていたのですが




ダラダラと長い登りが連続し




いつの間にか私はカタツムリみたいになっていました(笑)。


すっかりペースが落ちてしまった頃


やっと大久保山の山頂部が見えてきました。


大久保山山頂 その1  山頂という風情はありません。


大久保山山頂 その2


大久保山山頂 その3  私製の山頂標識「大久保山」


大久保山山頂を後にして


ホッとするような平坦な道を少しばかり進むと


大久保のコル(大久保山と扇山の鞍部) ・梨ノ木平分岐  直進


大久保のコル  分岐指導標 右、梨ノ木平経由 鳥沢駅に至る


大久保のコル  分岐指導標 百蔵山 ⇔ 扇山   右、鳥沢駅


扇山をピストンして梨ノ木平・鳥沢駅方面に降ります。


扇山へ




扇山山頂 その1


扇山山頂 その2 山頂標識 「扇山 山梨百名山」


扇山山頂 その3 山頂風景  前回訪れた時と特に変った様子はありませんでした。


扇山山頂 その4 山頂標識 「秀麗富嶽十二景六番山頂 扇山 Mt.ougiyama 1138m」
この方向に富士山が綺麗に見える筈なのですが・・・   この写真ではほぼ中央に小さい雲が薄らと見えるのですが、その少し右寄りにかすかに富士の頭が見えています。


扇山山頂 その5 山頂東側にある山頂指導標 鳥沢・百蔵山 ⇔ 浅川峠・権現山
前回(2010年10月)は浅川峠・権現山からこの扇山を訪れました。 まだ記憶に新しいのですが、富士の眺望には恵まれなかった事も鮮明に覚えています。


扇山山頂 その6 最後にズームで富士を撮ってみたのですが



山梨県 扇山を歩く(2)へ



No.458













山梨県  扇山を歩く(1)

2015-05-29 15:53:38 | ウォーキング
2015年5月27日(水)

大月市営総合グラウンド駐車場・・・百蔵山1003m・・・扇山1138m・・・梨ノ木平・・・
・・・猿橋・・・(バス)・・・春日宮・・・総合グラウンド駐車場

   百蔵山と扇山は過去に其々一度ずつ歩いているのですが、縦走は今回が初めてです。 勿論、富士山の眺望を期待していたのですが、あまり良い状態ではありませんでした。 予報は全国的な「晴れ」、同時に気温も上がるという予想だったので気にはなっていたのですが、その不安が的中してしまいました。やっぱりこの時季は難しいですね。 目一杯歩けた事は良かったのですが、扇山からの眺望が二度も期待外れに終わった事が何とも・・・


大月市営総合グラウンド駐車場  先ず百蔵山(ももくらやま)に向かいます。
駐車場の住所は大月市七保町下和田(おおつきしななほまちしもわだ)


指導標 左、百蔵山  右、勤労青年センター   手前、名勝猿橋・猿橋駅  左へ

  
指導標 右、百蔵山  舗装された坂道を上って行きます。




側壁に指導標 左、百蔵山  右、百蔵山・扇山   左へ


歩き始めの舗装された坂道は思ったより疲れます。




右手に狛犬が置かれた門   ここから山道へ


水道施設?


分岐の先に


登山ポスト(百蔵山登山口)




指導標 【 百蔵山 → 】 登山道らしくなり




九十九折りの谷道を進んで




右カーブの所に


展望地


道志山塊、丹沢方面


桂川、中央道、猿橋町方面


やや左寄りに富士山   午前中のまだ早い時間帯でこの状態ですから、この後どうなるのかなあと思いながら・・・


指導標 左、百蔵山 右、下和田・猿橋駅    展望地から百蔵山へ


標高点907m(大同山)と百蔵山の鞍部(分岐)へ   ここで百蔵山の尾根に乗ります。


鞍部の分岐指導標 左、葛野(かずの)  右、百蔵山


右の百蔵山山頂方向のようす


左の葛野方向のようす  標高点907m(大同山)を先にピストンします




標高点907m 山頂指導標  葛野(福泉寺方面) ⇔ 百蔵山  指導標の中央に手書きで「大同山」  展望が無かったので、すぐに分岐に戻りました。


分岐に戻り


百蔵山山頂へ




山頂は目前


百蔵山山頂 その1  扇山と同様に山頂は広々としています。


百蔵山山頂 その2  山頂に着いてすぐに撮った富士


百蔵山山頂 その3 古い山頂指導標 「百蔵山 一〇〇三・四米」


百蔵山山頂 その4 二つの山頂標識と「大月市秀麗富嶽十二景」の説明板
「秀麗富嶽十二景 七番山頂 百蔵山 Mt.momokurayama 1003m」
「百蔵山 山梨百名山 山梨県」


百蔵山山頂 その5  三角点


百蔵山山頂 その6  石碑「百蔵大明神遺跡」


百蔵山山頂 その7  富士山の眺望が段々悪くなっていきそうだったので、最後に思い切りズームで撮ってみました。


山頂を後にして、扇山へ




分岐  左へ


分岐指導標 左、コタラ山・扇山  右(下に落ちている)、百蔵浄水場


分岐指導標 左、コタラ山20分・扇山2時間 右、キャンプ場30分・猿橋駅1時間


いよいよ百蔵山の急降下が始ります




山歩きにアップダウンは付き物ですが、標高がより高い扇山の登りを思うとこれはダウンのし過ぎです(苦笑)。


急降下も終わりそうな所までやってきました。
※この地点は地形図を見ると恐らく標高850m付近であると思われるので、一気に約150mほど下降してしまった訳です。 逆方向の登りはほとんど直登になるので大変でしょうね。 扇山への登りはこれほどの急登ではありませんが、だらだらと長い登りが連続します。其々山容通りの違いが出るのですが、どちらの方から周るのが良いかは意見が分かれるところですね。好みの問題もありますから(笑)。


前掲写真の左手に指導標  百蔵山山頂 ⇔ 扇山


快適な道に変りますが、基本的には下り基調の道が続きます。




ダウン




この左手辺りにコタラ山があったらしいのですが、進入口に気がつかないまま通過してしまったようです。 それで良かったのですが(苦笑)


ダウン


宮谷分岐  直進


分岐指導標   右は富浜町宮谷(とみはままちみやたに)という所に出るようです。


宮谷方面に下る道を見たところ



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No.457





















神奈川県  天王山ハイキングコースを歩く(2)

2015-05-24 10:06:36 | ウォーキング
2015年5月22日(金)

堂所山山頂より


堂所山山頂 その1


堂所山山頂 その2 「津久井・中野山 散策マップ」   中野まちづくり委員会
※マップによると、指導標に出ていた「監視所」というのは、戦時中B29を監視していた施設らしいですよ。 また、中野神社にもハイキングコースの進入口があるようです。


堂所山山頂 その3


堂所山山頂 その4 山頂標識「津久井 堂所山 370m」  陣馬山の近くにも同名の山があるので、それと区別するために「津久井」を頭にかぶせているようです。


堂所山山頂 その5 二等三角点


堂所山山頂 その6 津久井湖方面の展望が開けています。 「散策マップ」によると、奥高尾の山々や陣馬山方面の山が望めるそうです。


堂所山山頂から宮標石を目指して




分岐   四方に道が延び、重要な分岐点のようです。手書きの指導標(二個所)にも詳しい書き込みがありました。


これは左方向の道を見たところですが、50mほど先に何やら標識類が立っていたのでそこが「宮標石」なのででしょう。(手書きの指導標にもそのように記されている)


これが正面直進方向の道ですが、手書きの指導標によればこれが平代山への道になっていました。  右方向は【大沢広場方面 → 】
私は当初から平代山をピストンする予定でいたので、先に平代山を目指す事にしました。


直進して平代山へ   少しばかり下った後


登りの道に   僅かな距離ですが、ここが今日一番の急登でした。




丸太のベンチがある所に出ると、きつい登りは終わりです。


少しばかり平坦な植林帯の中を進むと


平代山(へいたいさん)の山頂に到着です。


平代山山頂 その1  山頂標識「平代山 405m」   この一帯では最も標高の高い地点のようです。


平代山山頂 その2  西方向に向かう道について「この先の左斜面の各山道は途中で消滅しています」という書き込み


平代山山頂 その3  南方向に向かう道は「信玄道」へ  
※「信玄道」というと、武田氏と小田原北条氏との攻防戦で武田信玄が通った道だろうかという想像が働きますが、ここでいう信玄道が何処の事をいうのか良く分かりませんでした。 現在の国道412号線が、もともと甲斐の国と相模の国を結ぶ重要な街道筋であったそうですから、その近辺になるのでしょうか。


平代山山頂からピストンで分岐点に戻ってきたところ   右方向が宮標石になります。 50mほど進むと


宮標石 その1 分岐指導標 左、天王山10分  右、信玄道15分
宮標石は標高約360mぐらいのなだらかなピーク状のところにあります。


宮標石 その2 「宮標石」説明板より   この石杭は明治時代の中頃に宮内省御料局(後に帝室林野局と改称)により設けられたものです。 宮標石(みやひょうせき)と呼ばれ、石の横面には宮内省の「宮」という字を丸くデザインした印が刻まれています。 当時の青山村、長竹村、根小屋村、中野村4村の境界と方向を示したもので、現在の大字青山、長竹、根小屋、中野の境界となっています。  串川まちづくり委員会


宮標石 その3  宮標石  左面に「中野村」 右面に「青山村」と「宮」 裏面に「長竹村」・「根小屋村」


宮標石から山の神へ




登り返すと


山の神 その1 地形図をみると約360mほどのピークになると思うのですが、ここを「山の神」というのかどうかは自信がありません。 それらしき石祠でもあるのかと思い探してみたのですが、ベンチと指導標以外何も見つける事はできませんでした。


山の神 その2 指導標 供養観音10分 ⇔ 堂所25分


山の神を後にして  尾根筋を進みます。


分岐  直進


分岐指導標  山の神・堂所 ←《天王山ハイキングコース》→ 供養観音  左、雨乞山ハイキングコース 雨乞山30分




観音山(供養観音) その1


観音山(供養観音) その2 説明板によれば  「・・・ここはいつの頃からか不明ですが、不幸にして疫病で亡くなった人を荼毘にふした場所です。 平成19年2月、ここで荼毘にふされた人々を供養するために観音菩薩像を建立しました。」


観音山(供養観音) その3 指導標 堂所35分 ⇔ 天王宮8分


観音山を後にして最後の天王山(天王宮)に向かいます


分岐指導標 天王宮 ⇔ 供養観音  右、信玄道10分




天王山(天王宮) その1 天王山といっても、特にピーク状になっている訳ではなく、尾根道の傍らに石祠を見ることができます。


天王山(天王宮) その2 この石祠が八坂神社(天皇宮)です。 説明板によると
祭神は素戔男命(午頭天王・ごずてんのう)で、農業・疫病の神として長竹集落の人々によって信仰されてきました。 分霊は国道412号沿いの白山神社に合祀されています。 八坂(天王宮)があることから、この付近を天王山(てんのうざん)と呼んでいます。   串川まちづくり委員会


天王山(天王宮) その3 指導標 供養観音10分・信玄道15分 ⇔ 串川グラウンド・信玄道15分


指導標 右、串川グラウンド  左にも踏み跡がありましたが案内は無し。 この地点から尾根を離れるようです。


南側の斜面を下って


指導標 右、串川グラウンド・信玄道5分


最後は植林帯の中を一気に下ります。


住宅街の道路に出るところ


階段の下に指導標 「天王山ハイキングコース」


さらに下ると、正面に串川グラウンドが現れます。 この後、下に見える道路を左折するのですが、これまで指導標が示してきた「信玄道」というのはこの道路のことなんでしょうかね?


「相模原市 串川グラウンド」の入口を右に見て、県道513号線へ


「運動公園前」交差点を左折 


県道513号線  「沼」バス停


県道沿いに鎮座していた山王神社


山王神社
山王神社を出たら東に道を取り、根小屋地区駐車場へ


県道65号線に出るところ  左へ   前方に城山


根小屋地区駐車場入口



No.456










神奈川県  天王山ハイキングコースを歩く(1)

2015-05-23 10:56:16 | ウォーキング
2015年5月22日(金)

津久井湖城山公園根小屋地区駐車場・・・堂所山371m・・・平代山405m・・・
・・・宮標石・・・山ノ神・・・観音山(供養観音)・・・天王山321m・・・根小屋地区駐車場

   「天王山ハイキングコース」は津久井湖の南に位置する中野地区から長竹地区一帯に広がる山稜に設けられています。 山稜といっても低山が連なる丘陵地帯のような所なので、ウォーキングには丁度良い場所です。 また、現地に行ってみて分かった事ですが、地形図に載っていないルートが随分あるようで、いろいろなコース設定も出来そうです。 眺望面では少々物足りない点もありますが、時間はそれほどかからないので城山公園(花の苑地など)と組み合わせて歩く事も可能だと思います。


駐車場を出るところ   目の前は城山公園の入口になっていて、右寄りには城山も見えています。 左に進むとすぐに県道65号線に出るのでそこを右折します。


県道に出た後、間もなく右手に現れた指導標
諏訪神社0.1Km ←《関東ふれあいの道》→ 雨乞山4.8Km  右、津久井湖城山公園 城山1.2Km


県道65号線を津久井湖方面へ


右手に「村社 根小屋諏訪神社」(ねごやすわじんじゃ)の社号標と鳥居


参道を進むと、左側に数本の大きな杉が目に入ります。


右手に神楽殿


手水舎と社殿  住所 相模原市緑区根小屋


拝殿  祭神は建御名方之命(たけみなかたのみこと)


社殿前右側にスギの巨木  「かながわの名木 100選 根小屋の諏訪神社のスギ」によると
幹はまっすぐに高く堂々とそびえ、樹勢も旺盛な古木である。神社の御神木として崇敬されている。 樹高は40メートル 胸高周囲6.3メートル 樹齢約500年(推定)


社殿全景と御神木のスギ


根小屋諏訪神社を後にして県道65号線へ


県道が上りから下りの坂に変ると、右手に津久井湖南岸の街並が広がります。


津久井湖


妙に変則的な五叉路の交差点   真っすぐ延びる左側の道(県道)へ


間もなく国道413号線に合流するという道路標識


国道413号線へ  左、相模湖・三ヶ木方面  右、相模原市街・城山方面


国道を少しばかり進むと


日赤前交差点  左、県道65号線 長竹方面  右、国道413号線 相模湖・三ヶ木方面   左の県道へ


県道65号線  「日赤病院前」バス停(神奈中)


予定していた中野神社を訪れるために左の道へ


中野神社前   鳥居と手水舎


鳥居扁額には「正一位諏訪大明神」


狛犬 吽像


狛犬 阿像  どちらもポーズがユニークで、思わずじっと見つめてしまいました。 


社務所と「中野神社神楽殿」


社殿  七月の祭礼では、山車や神輿でとても賑わうそうですよ。


左手の御神木


拝殿  祭神は御穂須須美命(みほすすみのみこと) 豊宇気比売命(とようけひめのみこと) 栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)








社殿右手の境内社






社殿左手の境内社
※ここから急きょ予備のカメラに切り替えたのですが、設定が上手くいかずかなり出来の悪い写真になってしまいました。(苦笑)


道路に面した鳥居の傍に、「本殿等の老朽化に伴う浄財の募金云々」という看板が掲げられていたのですが、確かに傷み具合が外見からも伝わってきますね。


中野神社を後にして、津久井警察署の前を進みます。(警察署の脇にもハイキングコースへの進入口があったらしい)


分かり難い所ですが、ここが地形図に載っている進入口かなと思いました。 左へ  54




直進


ここは迷ったのですが、よく踏まれた右の道へ


右の道の入口には「神奈川県 水源の森林づくり 契約地」の看板あり




正面に「水をはぐくむ森林づくり」の大きな看板と、右方向には「作業用径路 登山道ではありません。・・・」という立札   これを見てこの道で良かった事が分かりました。  左へ


最初の目標地点は堂所山(どうどころやま)山頂です。


「五合目」の立札


「山の神」の立札  右手の斜面を上がると


石祠(山の神はもっと後で出てくると思っていたのですが・・・)


指導標が設置されている最初の分岐点  右へ


分岐指導標  監視所 ⇔ 堂所山・ミツバツツジの里
歩いてきた方向は、「上町・仲町 中野神社」という標示になっていました。 ところで「監視所」というのは?




二つ目の分岐  左へ
右側に私製と思われる手書きの指導標を見る事が出来るのですが、このタイプの指導標が平代山の山頂辺りまで登場します。 いろいろなルートに関する細かい情報が沢山記されていて随分参考になりました。


分岐指導標  左、堂所山  右、ミツバツツジの里 四方竹林


堂所山へ


送電鉄塔(都留線221)の左脇を通って


「中野山から東京スカイツリーを望む」という風景板があったのですが、今日は天侯がイマイチで、この風景板を生かせませんでした。 同時にこの地点が全く山頂らしくない所だったので「中野山」が何処にあるのか随分気になったのですが、もしかすると中野地区にある山々を総称して言うのかもしれませんね。




丁度気持ちよく休めそうなベンチがあったので、給水タイムにして一息入れたのですが、堂所山山頂まで僅か2分位の地点でした。


ベンチ前からちょっぴり見えた津久井湖


分岐  右へ


分岐指導標  直進、雲居寺(うんごじ・うんごうじ)24分  右、堂所山1分
参考までに、歩いて来た方向は「津久井警察署20分 奈良井バス停25分 ミツバツツジの里11分」などが記されていました。




堂所山山頂



神奈川県 天王山ハイキングコースを歩く(2)へ



No.455