(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

静岡県  姫の沢公園を歩く

2016-11-17 16:08:40 | ウォーキング
2016年11月16日(水)

姫の沢公園正面入口・・・日金山東光寺・・・十国峠(日金山)771m・・・姫の沢公園正面入口

   初冬の姫の沢公園を歩きました。 この公園は十国峠(日金山)の南東斜面にあって、多くの人が訪れる美しい自然公園です。 熱海の花の名所として知られ、その広さは108haもあるそうですよ。 またアスレチックの施設などと共に、ウォーキングやハイキングにも絶好の場所になっています。 しかし、この公園の魅力は十国峠を抜きには語れないという所にあるのでしょう。 公園をつき抜けて、十国峠の山頂部に立った時の解放感と眺望の良さは格別のものですから。


「姫の沢公園」正面入口の石柱  後方に案内図   住所 静岡県熱海市伊豆山
※この公園は「日本の都市公園100選」にも指定されています  


正面入口を入るとすぐに迎えてくれる大階段


大階段の上部


「姫の沢花だより」によると
ツツジ 4月末~5月上旬 約75,000本
シャクナゲ 4月中旬~5月 約800種 約2,000本
アジサイ 6月末~8月初旬 約10,000株
サツキ 6月中旬~下旬 約17,000本
アヤメ 5月中旬~下旬 約3,000株
その他  サクラ各種、ツバキ、アセビ、モクレン、ピラカンサ、マユミ、ヤマボウシ、カエデ類、ヤマウルシ、ドウダンツツジ、ハギ、スイセン、ヤマユリ、アベリア、ワスレグサ、コスモスなど


ここから山道に入り、先ずは東光寺を目指します。 ただし、ウォーキングがメインなので、公園の案内図は参考にする程度でルートや距離に拘らず適当に歩くという考えでした。 往路(登り)は園内東寄りから、復路(降り)は園内西寄りから戻るという大雑把なプランはありましたが


アスレチックルートを歩いているので、時々このようなアスレチックの施設が現れます。 これは鐘をならすだけのもののようでしたが・・・




熱海港方面




姫の沢橋とトイレが見えてきました。


姫の沢橋   此の橋は園内ルートの重要ポイントの一つになっているようです。


橋の手前、トイレの脇を右に入ります


指導標 右、日金山東光寺    この辺りは「野鳥の森」と呼ばれるエリアになっています。




東光寺の駐車場に出ました。


東光寺  やや右寄り奥に本堂


東光寺本堂前  左手の石仏群
説明板より「・・・日金山は中世から死者の霊の集まる山として、伊豆・相模から駿河・三河にわたって地蔵信仰のメッカとして栄えた。」  別の説明板では「・・・地蔵菩薩は地獄にその身を置いて、地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから・・・」とあります。


石仏群の一部


本堂左手にある十国峠への道路に入ると


間もなく、姫の沢公園北側にある入口の前に出ます。 公園内に入った所が「峠の広場」で、この公園の最高地点になっています。標高は約730mで、スタート地点との標高差は凡そ300m位でしょうか。
また、この道路をそのまま直進すると熱海峠に至り、斜め右方向に進めば十国峠山頂部に至ります。


後でもう一度ここに戻ってくるのですが、時間に余裕があるので「峠の広場」に入ってみました。 アスレチック用に造られた展望台があります。 この展望台は「未知との遭遇」という名前が付けられているらしい


展望台より  相模灘と伊豆東海岸


展望台より  伊豆半島方面   中央のピークが四つ並んでいる内の一番右が玄岳(くろたけ)、その手前に鷹ノ巣山、天城山方面は霞んでいます。


展望台より  北側   左手笹藪の中の道を上れば十国峠山頂部へ  右側は日金山霊園


十国峠へ


源実朝の歌碑  「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」


十国峠山頂方向ですが、もう既に全体が山頂といってもいいような雰囲気がありますね。


沼津アルプスと駿河湾方面


十国峠駅・展望台


十国峠(日金山)山頂 その1 富士山のビューポイントが・・・    今日は何故か一日中このようなお天気でした。がっかりです。 公園に入った時から半ば諦めていましたが(苦笑)


十国峠(日金山)山頂 その2 ケーブルカーの「十国峠駅」から「十国登り口駅」を見る。   遠くは駿河湾方面


「峠の広場」に戻り、姫之沢公園正面入口を目指します。
















大階段上の所まで戻って来ました。
公園とはいえ、とても広く分岐や枝道も多いので、適当に歩いていると結構頭をひねってしまうところがあります(苦笑)。 案内標識はあるにはあるのですが・・・


最後にサザンカの花   公園入口にある「さざんか駐車場」にて



No.510



















神奈川県  小町緑地から愛名緑地を歩く(2)

2016-11-08 07:49:39 | ウォーキング
2016年11月4日(金)

三島神社より


いかにも神社の境内らしきところが見えてきました。
右手前の建物は、「厚木市立 下古沢老人憩の家」


三島神社 その1 鳥居から社殿をみる
住所 神奈川県厚木市下古沢659


三島神社 その2 神楽殿


三島神社 その3 クスの巨木


三島神社 その4 根元に【保存指定樹木 「クス」 厚木市】と石碑「毛利氏発祥の地」
「毛利氏発祥の地」碑文によると
毛利氏は源頼朝が開いた鎌倉幕府の功臣であった大江廣元から出ている。 廣元は頼朝の政治を補佐し、特に守護・地頭の設置を献策したことで知られている。これらの功により現在の厚木市小鮎・荻野・南毛利地区などを中心とした「相模国毛利庄」など多くの所領を与えられた。・・・そして廣元の四男「季光(すえみつ)」が後を継ぎ、庄名をそのまま苗字として毛利季光と名乗った。
季光は毛利元就や毛利輝元の先祖であって、大江氏流毛利氏の始まりである。 その季光が居住した屋敷が・・・この三島神社を中心とした一角にあったと伝えられている。


三島神社 その5 社殿全景


三島神社 その6 拝殿


三島神社 その7 「三島大神」  祭神は大山祇神


三島神社 その8 狛犬 吽像


三島神社 その9 狛犬 阿像


三島神社を後にして  左折  白山巡礼峠ハイキングコースを目指します。 
ここは N35°27′28″ E139°19′14″ 付近


西へ


「上分(かみぶん)」バス停  神奈中バス


左寄りに大山、中央は三峰山方面?


「上古沢」交差点  右折




「矢崎」交差点  左折


「古沢」バス停  この少し先で


右の道へ


クマ注意の立て看板


直進   上古沢地区




「この先行き止まり」の看板 
目指しているのは「白山巡礼峠ハイキングコース」ですが、そこまでのルートは地形図にも記載されています。 ハイキングコースとの合流予定地点はN35°28′00″ E139°17′48″付近


左上に鹿柵が設けられていますが、良く見ると電柵も取り付けられているようです。


何かの作業小屋?  この小屋の先に


鹿柵とゲート   ゲートには鳥獣被害対策として電気柵の設置が記されていました。


ゲートを通って間も無いところ   この辺りで右後方に折り返すように進むルートがあったのですが、それは白山山頂に通じるルートだったかも知れません。 当初のプランでは選択肢の一つにしていたのですが、これはパスしました。


分岐  右へ




林道といっても良いような道幅の広いところ


地形図上は尾根筋のルートになってもおかしくない?  その辺が少々気にはなったのですが・・・


かなりハイキングコースに接近しているのですが、周囲の状況をみると地形図上のルートとは若干異なる形で歩いているように思えました。 このまま進むと合流予定地点がやや北寄りにズレそうでしたが、取り敢えずこのまま進んでみる事に


そんな事を考えていたら倒木が現れ、しかも大きな木ではないのに簡単には跨げそうにもない状態


左上を見るとハイキングコースがすぐ傍に・・・よほどここを直登してしまおうかと思ったのですが、このルートがハイキングコースのどこで合流するのか確認しておきたかったので、リュックを持って倒木の下を潜る事に


倒木の下を潜って   巡礼峠とは逆方向に進まなければならないのですが


倒木の地点から2~3分で「白山巡礼峠ハイキングコース」に飛び出しました  左が巡礼峠方面、右が白山方面


飛び出し地点を振り返ってみたところ   木で塞がれた形になっていますが、これはハイカーが誤って踏みこまないようにするためのものでしょうか?
私は緊急時や逃げ道として、またハイキングに変化をつけるためにも良いルートだと思いました。 


合流地点のすぐ左側(巡礼峠方向)はこんな感じになっています。 小さな岩場を越えて左上方に進みます。


後は一本道をのんびりとゴール地点に向かうだけでした。


石柱には「むじな坂峠」 【緊急時位置確認表示板 白山巡礼峠コース No.8】




物見峠 その1  
指導標 巡礼峠1.7km ←《関東ふれあいの道》→ むじな坂峠・白山1.0km
【緊急時位置確認表示板 白山巡礼峠コース No.7】


物見峠 その2  東側 厚木市街地方面


物見峠 その3  連続写真 厚木市街地方面


物見峠 その4  物見峠から急な下りの階段道が始まります。




休憩施設


小ピークへの登り


小ピーク  指導標 白山・物見峠0.6km ←《関東ふれあいの道》→ 巡礼峠1.2km


小ピーク  指導標の頭の部分に「井出山」と書き込まれていました。
《緊急時位置確認表示板 白山巡礼峠コース No.4》






巡礼峠への道




「ここからは七沢森林公園です」の看板


巡礼峠へ420m  「25」は森林公園用の緊急連絡番号のようです。




鹿柵とゲート


巡礼峠へ最後の下りの階段道  公共基準点(手前)と三角点が同じ場所に現れます。


四等三角点




「巡礼峠」に到着   後ろの階段道は七沢温泉・日向薬師方面へ


歩いてきた階段道を振り返ってみたところ   右手に地蔵尊


「ここは巡礼峠  巡礼峠の伝説」より
鎌倉時代初期に坂東三十三観音霊場が選ばれた。この霊場をつなぐ道は巡礼往来とも言われ、近隣では妙法山星谷寺(通称星の谷観音)から飯上山長谷寺(通称飯山観音)、日向薬師へと続き、その途中にあるのがこの巡礼峠です。・・・他に前掲写真の地蔵尊にまつわる悲話の言い伝えなど


「尾根の散歩道」コースから森林公園の管理事務所などがある正面入り口に向かいます。




野外ステージ脇を通って


寸草亭(すんそうてい)


森の民話館・公園管理事務所などの施設が見えてきました。




七沢森林公園の正面入り口に戻ってきました。
左手に七沢トンネル  右手の高架橋は「森のかけはし」 
「森のかけはし」方向に進み、県道64号線に出ると「七沢温泉入口」バス停があります。



No.509





























神奈川県  小町緑地から愛名緑地を歩く(1)  

2016-11-07 08:26:05 | ウォーキング
2016年11月4日(金)

七沢森林公園・・・小町緑地入口・・・高松山146.4m・・・愛名緑地東屋・・・
・・・三島神社・・・白山巡礼峠ハイキングコース・・・七沢森林公園

   厚木市役所から西へ凡そ4kmほどのところに緩やかな丘陵地帯が広がります。 その南部に位置する小町緑地はかつて一度歩いたところてすが、今回は北部の愛名緑地方面まで足を延ばしてみようと思いました。 そして帰途は遠回りになってしまうのですが、「白山巡礼峠ハイキングコース」を利用してスタート地点に戻るというプランです。 ウォーキングに相応しいコース取りだと思うのですが、距離の面で難がありそうですね。 臨機応変に対応するつもりで出かけました。


七沢トンネル   手前左側に七沢森林公園の正面入り口


七沢トンネル


トンネルを抜けると「森の里中学校前」交差点  右折


若宮橋と細田川  この一帯に美しく整備された若宮公園があります


「若宮橋」交差点  右折


「榎田(えのきだ)」バス停


小町緑地へ  左の細い道に入ります




小町緑地入口  石柱には「旧玉川」  緑地案内図も見えます。


入口左側に指導標  左方向 高松山ハイキングコース 小町神社 0.2km
【緊急時位置確認表示板 高松山コースNo.13】  立札には「小町竹橋跡」


入口右側に「小町化粧池」


小町緑地案内図   まず高松山を目指すのですが、案内図によると小町神社経由と東屋(見晴らしの丘)経由の二つのルートがあります(秋葉神社で合流)。 かつて私は小町神社経由(下りで)を歩いたので今回は東屋経由で


東屋経由は中央にある広い石段を上ります。 右手の舗装路はこの上の駐車場へ


石段の上は駐車場


駐車場の奥に東屋への進入口   「小町井戸」方向へ
【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.12】




左から来る道と合わせて右へ


分岐 右へ   左、多目的広場(こちらも高松山には通じている)  右、見晴らしの丘(東屋)
【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.11】




緩やかな階段道を登りきると


東屋が見えてきます。


見晴らしの丘 その1 東屋   標高約120m


見晴らしの丘 その2 公共基準点


見晴らしの丘 その3 東側から見た大山


見晴らしの丘を後にして、少しばかり下って


登り返すと


秋葉神社 標高約120m  ここで小町神社経由のルートと合流します。


秋葉神社 指導標 見晴らしの丘0.15km ⇔ 高松山0.7km  愛名緑地1.0km
左、小町神社


高松山へ






石段を上ると、高松山山頂ですが、石段手前に山頂部を囲むように左右に分かれるルートが見てとれます。
右のルートは山頂から東側に降りる長い階段の途中に出るようで、左が後ほど愛名緑地に向かうルートです。
【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.6】


高松山(御幸山)山頂 その1 山頂部全景


高松山(御幸山)山頂 その2 山頂標識「高松山 一四六・五m」
【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.3】
左手に手摺が見えるのですが、ここには高松山東斜面に設けられた長い階段があります。これは参道というべきものでしょうか?  私がこの山を最初に訪れた時に歩いた階段です。


高松山(御幸山)山頂 その3 三等三角点 146.4m


高松山(御幸山)山頂 その4 「高松大明神」


高松山(御幸山)山頂 その5 厚木市街地方面


高松山(御幸山)山頂 その6 連続写真  厚木市街地方面


石段を降りたら右に進み、愛名緑地へ




少々分かり難いのですが、変則的な四叉路と呼べそうなところです。
左、若宮公園・七沢森林公園  直進、愛名緑地  右、表示なし  手前、高松山・小町緑地


四叉路  【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.4】


四叉路  少々変わった指導標でした


草が伸びて、一番はっきりしない直進ルートへ  右側の施設は資材置き場?


間もなくはっきりとしたルートが現れるのですが


ここを歩くハイカーはとても少ないような雰囲気です。


「ここから先 愛名緑地」の標柱


【緊急時位置確認表示板 高松山コース No.5】


愛名緑地 東屋に到着しました。

※誠に勝手ながら、この後の記事について一部を省かせて頂きます。
 申し訳ありません。 


神奈川県 小町緑地から愛名緑地を歩く(2)へ



No.508