(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県  高取山(伊勢原)を歩く(2)

2015-12-22 09:42:57 | ウォーキング
2015年12月19日(土)

谷戸ノ頭より


谷戸ノ頭   左、念仏山・善波峠方面  右、高取山・大山方面


大山南尾根ルートを大山方面に進みます


指導標 大山・蓑毛 ⇔ 鶴巻・弘法山
高取山への登りに入って、鋭角的に右に折れる所   ここから高取山山頂に向けて今日三度目の急登に入ります。


木の根が張り出した急登場面


少し大きめの看板が見えてくると急登は一段落


右、聖峰不動尊へ   聖峰ルートとの合流地点です


合流地点左手に二つの指導標
指導標1「弘法山 ⇔ 高取山」  「 ← 聖峰25分・神戸バス停1時間20分」
指導標2 弘法山3.8Km ⇔ 小蓑毛3.2Km・田原ふるさと公園5.1Km




伊勢原、厚木方面


山頂へ最後の丸太の階段道


高取山山頂 その1 山頂入口に立つ指導標
【 ← 大山・蓑毛 】 【 鶴巻6Km・弘法山4Km ⇔ 寺山 】 【 ← 聖峰 】


高取山山頂 その2  山頂標識 【 高取山 標高 五五六m 】  後方は大山


高取山山頂 その3  二等三角点


高取山山頂 その4 秦野市 寺山・田原方面  右はNHKの電波塔


高取山山頂 その5 【ようこそ高取山へ】  伊勢原方面


高取山山頂 その6 伊勢原方面


高取山山頂を後にして   大山方面へ




栗原・三ノ宮方面への分岐点に近づいたところ


分岐指導標 鶴巻・弘法山 ⇔ 大山・蓑毛   指導標には大山南尾根ルートの標示しかありませんが、ここを右折すると三角点356.5m、三角点179.3mを経て栗原・三ノ宮方面に進む事が出来ます。


分岐点  栗原・三ノ宮方面へのルートを正面から見たところ(N35.24.17 E139.15.17)
標識【 山火事注意 通報番号39 】が目印


植林帯へ


急な下りはすぐに終わり、植林帯を抜けると


気持ちの良いウォーキングコースへと変わり、緩やかな下りの道が連続して続きます。








右手に相模湾方面   遠くの低い山並みは大磯丘陵・湘南平方面と思われます。


指導標  高取山40分 ⇔ 神戸(ごうど)バス停1時間




ここは少々分かり難いのですが、三角点356.5m(沢山)への分岐ポイントと思われるところです。 メインルート(右)の前方に大きな岩が見えるのですが、その50mぐらい手前になるでしょうか。 
なお、この分岐点の位置が間違っていなければ、地形図上は左の尾根筋に進むルートが元々あったもので、現在のメインルートになっている方は後からできた巻き道のようにも見えます。

※今回のウォーキング後半の目的は三角点356.5m(沢山)と三角点179.3mに立ち寄る事でした。 特に後者の三角点がある山には「伯母様(おばさま)」という珍しい名がついているそうで、機会があればいつか訪れてみようと思っていました。


これは様子見で左側の高み(旧ルート?)に上がってみたところです。鹿柵沿いには踏み跡らしきものもあり、楽に進めそうな感じだったので歩きはじめたのですが、途中で引き返してしまいました。 理由はこのポイントに着く少し前に鹿柵の反対側に猟銃を持ったハンターを見かけた事と、歩き始めて暫くすると植林帯の下の方から銃声が聞こえてきたからです。 という訳で三角点356.5m(沢山)は諦めることに


メインルートに戻って    これが先ほどふれた大岩です




相模湾方面


ルートは林道へと姿を変えます




ゲート




付近にゴルフ場があるのですが、最初に現れたのがこのグリーン


ゴルフ場の舗装された道路に出たら左へ


出口右手にハイカー向けの指導標  神戸バス停 ⇔ 高取山




右へ


指導標  【 高取山 → 】






三角点179.3mに近づいてきたところですが、右手に見えたこの小さな山(標高約150m)は「伯母様ノ頭」と呼ばれているらしい?


この辺りが目的の三角点に一番近そうな地点で、目の前は複雑な分岐になっています。  見たままを言うと前方は三ルートに分かれ、これを新・旧地形図などから判断すると左が石倉方面への道、中央に上って行くのが伯母様ノ頭方面への道(これは正面にその姿が見えている)、右がメインの栗原バス停を経て比々多神社方面に向かう道という事になります。(N35.24.29 E139.16.49)


右手(西側)には歩いてきた山の稜線がきれいに見えています。
指導標 神戸バス停30分 ⇔ 高取山1時間15分


さて、目的の三角点179.3m(伯母様)はと言えば、方位的には分岐点から見て北方向(後方)にあるようです。そこで後方の歩いてきた道を振り返って見ると、右手の斜面に上って行く細い道が見えました。 当初から、この三角点には西側の尾根筋から向かうのが良さそうだと思っていたので、取り敢えずここから当たってみようと・・・


三角点179.3mへの取り付き口としたところ


ミカン畑の脇を通ってここまで来たのですが、結局この辺りから直登気味に三角点を目指してしまいました。どうもじっくり時間をかけるのが苦手で、結果は当然のヤブコギです(苦笑)。 幸いひどいヤブに遭遇しなかったことと、小さなピークに助けられ


三角点179.3m山頂 その1 山頂に辿り着いたようです。 三角点があれば間違いないのですが・・・


三角点179.3m山頂 その2 少々見つけにくかったのですが、発見してほっとしました。(N35.24.33 E139.16.50)


三角点179.3m山頂 その3 四等三角点
この小さな山には「伯母様」という珍しい名前がついているそうで、南東の方向には同名のバス停まであります。どんな由来があるのでしょうか。私の中では、山の珍名ランキング上位に入るのではないかと勝手に思っているのですが・・・大袈裟ですかね(笑)


下山はピストンしないで適当に斜面を下ってしまったところ、良く分からない山道に出てしまいました。その道を少しばかり西寄りに歩いて飛び出したところがここ・・・見覚えのある場所です


最初に「複雑な分岐」で紹介した左側の道(石倉方面への道)でした。


前掲写真右側の道で比々多神社を目指します。


右手の風景




「栗原」バス停


左折  右手に栗原大橋がある地点


左、恵泉短大  右、東京農大


三ノ宮 比々多神社



No.482


























神奈川県  高取山(伊勢原)を歩く(1)

2015-12-21 08:49:56 | ウォーキング
2015年12月19日(土)

三ノ宮比々多神社・・・尾根取り付き口・・・標高点340m・・・谷戸ノ頭454m・・・
・・・高取山556m・・・三角点179.3m・・・三ノ宮比々多神社

   昨年5月に標高点340mを経て谷戸ノ頭まで歩いた後、そこから善波峠へと下ったのですが、今回は逆方向の高取山に向かう計画を立てました。トータルの距離は昨年の場合より短かくなった筈ですが、体力的には今回の方がきつい印象を受けました。急登場面が少し増えたからでしょう。 低山の割には変化があって面白いルートなのですが、尾根の取り付き口から谷戸ノ頭まではどうみてもウォーキング向きとは言い難いですね。


三ノ宮 比々多神社(ひびたじんじゃ)   南側の道を直進します


左、東京農大  右、恵泉短大


高取山方面   丁度正面にこれから歩く山並みが見えています。  左寄りには清掃工場も  


直進して正面の栗原大橋へ
指導標 直進「高取山1時間30分・聖峰(ひじりみね)40分」
右は栗原(くりばら)バス停方面へ  帰りはこの道から戻ってくる予定です。


栗原大橋(くりばらおおはし)  下は栗原川


橋を渡ったら横断歩道手前を左折


突きあたりを右へ


突きあたり地点右手の看板 【 伊勢原清掃工場 → 】 【 曹洞宗 萬松寺 → 】


【 ← 清掃工場 】の看板  右へ直進します   後方左側は「塔の山」の山裾


左の坂道を上って行きます   右【 聖峰・高取山  伊勢原市観光協会 】の看板




電柱の立つ真ん中の道へ   萬松寺は左?


電柱に設置された看板「お知らせ  ただいま有害駆除を実施中 ご協力を 7月1日~28年3月31日」
駆除かハンティングかは分かりませんでしたが、今日はそれらしい場面も目撃しました。


左へ   昨年もこの辺りからルートを調べ始めたのですが・・・
高取山へは聖峰ルートもあるのですが、今回敢えて同じルートにしたのは、昨年この先でルートミスから苦労したので、地形図に記載されている本来のルートはどんな様子なのか知りたかったという点もあります。 結論を先に言えば「五十歩百歩」というところでしたが(苦笑)。


鹿柵の扉にぶつかります


扉の目の前に立つとこんな感じです


柵の外側でも歩けるのでそのまま左側を進みました。(ルートが見つからなかったら聖峰ルートに変更しようと思っていたので)


この写真は尾根の取り付き口を慎重に探しながら柵の左側を歩いていると、それらしい場所が見つかったので、急いで右側の本来のルートに入ったところです。 といっても扉(目の前左側)がそのポイントより少し先にあったため、実際の尾根の取り付き口は此処よりも少しばかり後方になります。 なお、左前方に清掃工場の施設が樹間に見える地点まで来ていました。 昨年は更にこの先へと進んでしまったわけです。


ここが鹿柵扉から少しばかり戻ったところ   右側が標高点340mから東に延びる尾根の取り付き口でした。 今回は一度歩いているので意外と早く気がついたのですが、私にとってはかなりの難関でした(苦笑)。 5月ではなく、12月であったこともプラスに働いたかも知れません。


これは尾根ルートの登り始めですが、明らかに廃道状態でした。 おまけに落ち葉が多く、踏み跡も殆どわからない状態です。


それでも古いルートの名残りのような所もみられたのですが・・・結局良く分からないと尾根筋の歩き易いところを直登してしまう場面が多くなります。 落ち葉は滑り易く、苦しい登りが続きました。


ヤブっぽい所もありましたがそれほどひどいものではなく、視界も確保できたので特に問題はなし。 念のために目の防護グラスを持ってくれば良かったと思いました。


勾配がやや緩やかになって


初めて見るマーキングとルートの跡?   ここから所々でマーキングを見るようになりますが、ハイカーのものかあるいは林業関係者や駆除関係者のものか、その辺は分からないですね。 いずれにしても、ルートの状況はかなり良くなります。


これはマーキングの所から左手方向を見たもの


直進して尾根筋を進みます


明らかにルートだった所のように見えるのですが、真ん中に小さな木が生えています。




ほぼ山頂部に到達したところで、ここは「もしや」と思ったところです。 少し進んで左手をみると


案の定、左手から上って来るルート(けもの道?)がありました。 これが昨年5月、私が歩いた南東尾根のルートでした。


標高点340m山頂 その1 南東尾根からのルートと合わせて、山頂部を一直線に進みます。 平坦で東西に細長く延びる山頂部です。 ここから先は一度歩いているので気楽に歩くことが出来ました。


標高点340m山頂 その2


標高点340m山頂 その3 一番西寄りの奥まった所に桜の木  この山には萬松寺山という名前もついているようです。


標高点340m山頂 その4 桜の木の傍らに石祠   昨年は壊れていなかったのですが、屋根の部分が外れて下に落ちていました。 

次の谷戸ノ頭へはこの写真の右寄りを一旦下って行きます。 ただしここからの下降ルートは短い距離ですが、やや分かり難いので注意が必要です。


標高点340m山頂 その5 前掲写真の後方には谷戸ノ頭


標高点340mから降りて谷戸ノ頭へのルートに乗ったところです。 ここからは、ルートが分かりやすく、これといった障害物も無いので、尾根筋を道なりに歩いていれば自然と谷戸ノ頭に導かれます。 ただし急登が続きます。


いったん鞍部に向かって緩やかに下り


登り返して行きます。


ほぼ直登気味に進むルートです。  




遠くからチェーンソーの音は聞こえていたのですが、この地点で林業関係者による枝打ち作業が行われていました。 下に落ちているのはヒノキの枝です。




枝打ち作業場所を過ぎて


尾根が広がり、正面に大きな木(カエデ?)が現れると、そろそろ急登も終わりです。




谷戸ノ頭は近い


左手(南側)の展望が開けて


相模湾方面


谷戸ノ頭に到着です



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No.481












山梨県  二十曲峠から石割山を歩く(2)

2015-12-13 15:24:08 | ウォーキング
2015年12月9日(水)

二十曲峠より


石割山に向かいます


進入口案内図より
◎石割山まで55分  鹿留山まで2時間30分 
◎鹿留山 ← 40分 → 杓子山
◎杓子山から倉見山約2時間20分 その逆は約2時間30分
◎倉見山から宮下登山口約1時間30分  境登山口から倉見山約2時間


なぜか標記のない指導標


尾根筋に乗ると良く踏まれたルートが現れます。 前方右手には「山の神」鳥居の階段上にあった石碑が見えます。


前掲写真の所から更に少しばかり進むと
「自然景勝地百選 二十曲峠 夫婦松整備事業記念碑」
記念碑には「眺むれば富士の高峯に白雪の忍野の里と遠くにかすむアルプスの山々」


石碑の傍らに立つ夫婦松


鹿柵に沿って


右手に富士を見ながら


ここにも霜柱  これを見ると、石割山から大平山方面に向かう最初の下り坂が気になってしまいます。  出来るだけ溶けないようにと願うばかり


最初の送電鉄塔




このルートは平野(鳥居前駐車場)からのルートに比べると急登場面がなく、距離も短いので随分楽に感じました。(標高差 二十曲峠約260m、平野鳥居前駐車場約370m)


二つ目の送電鉄塔   右方向に緩やかに曲がって


三つ目の送電鉄塔が見えてきました。 石割山山頂は近い


山頂直下の分岐点


分岐指導標 御正体山3時間50分 ⇔ 石割山?分(1~2分あれば登れる距離です)


指導標より  左手、山伏峠・御正体山方面


指導標より  南アルプス方面から


指導標より  鹿留山(ししどめやま)方面


石割山山頂 その1 山頂指導標 「石割山1413メートル  山中湖村」
  御正体山約8Km ⇔ 平尾山・大平山(東海自然歩道) 
  二十曲峠 ⇔ 平野1時間20分 石割山入口 大人1時間


石割山山頂 その2 三角点


石割山山頂 その3 山中湖と富士山


石割山山頂 その4 南アルプス ここからは間ノ岳、北岳方面も望めます。


石割山山頂 その5 歩いてきた送電鉄塔方向(御正体山方面)

※この後、帰途につくのですが、そのルートは車を置く場所が見つかった時点で決めていました。 当初の希望を生かす下山ルートは二つあって、一つは標高点1318m(一ノ砂ノ沢ノ頭)からのルート、もう一つは芙蓉台別荘地北端付近からのルートです。 どちらも初めて歩くルートで、其々一長一短がありそうですが、今回はやや距離の短い前者のルートです。


大平山方面に向かって石割山山頂を後にします。 一番気にしていたのは山頂直下の下りの斜面です。すべり易い上に霜解けの道という事で、泥だらけになるのを覚悟していたのですが・・・


幸いにも急坂を下りきるまでロープが用意されていました。 少々頼りないロープですが、バランスをとるには十分役に立ちました。 お陰さまで一度も尻もちなどつかずに済み、本当に助かりました。






下降地点の標高点1,318mピークに迫ります。


標高点1,318mピーク  右へ   マーキングはありましたが、進入口はそれほどはっきりしていません。 このルートを利用するハイカーはごく少数だろうと思っていたので、これも想定内でした。


しかし、足を踏み入れると僅かばかりのササ藪はすぐに消え、ルートは鹿柵に沿ってつけられていました。 まずは三角点1111.4mを目標ポイントにして進みます。
※ここにも鹿柵を支えるワイヤーが張られていますが、偶にこれがあるので柵沿いを歩く時は要注意です。


左手、ここからの富士の眺望もなかなか良かったですね


柵が目障りだったので、網目を通して撮ると


下山ルートに入ってすぐに気がついたのですが、この尾根の末端やや左手にスタート地点のため池がしっかり見えています。 これはもう、ため池に向かって一直線という感じですね。
いずれにしても、この尾根筋を外さないように下れば、ほぼ確実に朝歩いた道の近辺に出るだろうという分かりやすい地形です。 あとはひどいヤブコギが無ければというところでしょうか。


ため池が次第に大きくなってきました。 遠くには南アルプスがきれいに見えています。


時々、歩き難い所があると鹿柵から離れますが、大きく離れる事はありません。


踏み跡がはっきりせず、ややヤブっぽい所も出てきますが、歩行に困るという場所は最後までありませんでした。 この時期はほとんど問題ないようです。


尾根が広がってくると、いつの間にか鹿柵からも遠ざかりますが、できるだけ尾根筋中央部の歩きやすい場所を選んで進みました。 マーキングも所々で見る事ができます。




前半はとにかく三角点を目指して




緩やかに下った後


軽く登り返して行くと


三角点はすぐに見つかりました。


四等三角点


だらっと広い尾根筋に変わり、何処を歩いても同じような状態ですが、方向は分かりやすくヤブコギもないので気楽に歩くことができました。




殆ど平坦な状態になってきたので、ため池は近いかなと感じたところです。




建物が見えてきたのでヤレヤレと思いつつ、アレ?という思いも・・・朝の出発直後にこの家を見た記憶が無い事と、予想では出発時にダメもとで歩いた道の近辺に出るだろうと考えていたからです。


しかも建物の隣には畑?か、一見乗馬の為の馬場?のようにも見える施設もあります。 妙な光景に驚いていると、その向こうにゴール地点のため池の土手が見えているではありませんか。 結果的にはほぼ予定通りに来たわけですが、ため池を意識し過ぎて地形図に示されているルートから少しばかり南寄りに外れてしまったようです。 こちら様のお宅には失礼致しました。


馬場?の柵に沿って左手(手前)に回り込んで行くと


すぐにこの道に出ました。 さらに30mほど進むと


ため池をぐるりと囲む道路へ   ここはため池の北側にあたる所になるので、駐車場はこの反対側にあるわけです。 そこでどちらを回っても良かったのですが、ため池の西側は出発時に歩いているので、東側から回る事にしました。


出てきた道(左側)を振り返って見たところ  右側がため池の東側を回る道 


東側を進むと、出発時には全く見えなかったため池の水面が見えるようになりました。少々遠回りになるのですが、やはりこちらを回って良かったようです。


ため池のほぼ全体が見える地点   ここからも、正面左寄りに南アルプス方面が見えています。 右寄りの少し尖って見える山は高座山(たかざすやま)でしょうか?


ここで右(南側)へ鋭角的に回りこんで行きます。 左に向かう道は私が考えていたもう一つのルート(芙蓉台別荘地北側付近からのルート)の進入口と思われ、途中から標高点1,318mからのルートにも接続しているようです。


ため池南側より


やはり中には入れないようです。 「このため池は釣りぼりではありません  忍野村」


駐車場に到着しました。  トイレはこの時期閉鎖されたままのようです。




No.480



















山梨県  二十曲峠から石割山を歩く(1)

2015-12-10 10:55:40 | ウォーキング
2015年12月9日(水)

内野地区ため池隣駐車場・・・賀背橋・・・二十曲峠1152m・・・石割山1413m・・・
・・・標高点1318m・・・三角点1111m・・・内野地区ため池隣駐車場

   前回に引き続いて富士見ウォーキングです。 二十曲峠は富士山のビューポイントとして良く知られ、紅葉シーズンは特に良いそうです。 ここを初めて訪れるにあたって、プランニングに少々頭を捻りました。 というのは、峠まで車を使わないで歩きたい、峠まで行ったらやっぱりお隣にある石割山まで足を延ばしてみたいという訳です。そして出来れば帰りはピストンを避け、距離をあまり延ばさないで出発地点に戻りたい・・・そんなこんなを解決するにはいつもの事ですが車を置く場所が問題になりますね。


ため池(右)の南側にある駐車場が今日のS・G地点   駐車場の並びにトイレあり(閉鎖中?)

実際のところは、ゴール予定地点付近に適当な場所が無ければ二十曲峠まで車で上がり、後は石割山をピストンして帰ろうと思っていました。 そんな中で偶然発見したのがこの駐車場です。 どうしてここに駐車場があるのか(花見客用?ハイカー用?)詳しい事は分かりませんが、すぐに見つかったことも含めて、運が良かったとしか言いようがありません。

※このため池は忍野村東部の内野地区(旧内野村)にあって、ため池西側のすぐ傍に標高点966m(位置 北緯35.27.10 東経138.52.32)があるので発見しやすいと思います。 忍野村に入って二十曲峠に向かう道路を走っていると、右手にため池の土手が遠くからでも見ることができます。 なお、このため池は新版の地形図や道路地図には記載されていますが、古い地形図には記載なし。 


トイレの前を通り、ため池の西側に出たところ
左手に富士山の頭がすぐに目に入ったのですが、進行方向は右です。
この後二十曲峠への道に向かうのですが、地図に記載されている道を利用すると、どうしても遠回りになってしまいます。そこで、近道をしようとダメもとで右にまっすぐ進んでみる事にしました。 ただし、この方向には賀背川があって地図上に橋が無い・・・


やっぱり川を越えるのは少々面倒な事になりそうだったのですぐに戻って来たところです。 この後は広い農道を歩いて北西方向にある賀背橋へ

正面の忍野村の集落には朝霧がかかり、幻想的な雰囲気が漂っています。その上遠くに雪を頂いた南アルプスの山々が並ぶ姿はとても印象的でした。 この一帯が標高1,000m近くあるとはいえ、水田の広がる平坦な場所からこういう景色を目にする事ができるとは・・・


農道左手に富士   周囲が白っぽく見えるのは霜、日蔭は寒いです。


農道右手は杓子山方面   写真左隅、煙が上がっている辺りに賀背橋


斜め右に曲がって直進すると賀背橋。 そこで二十曲峠への道に合流します


賀背橋(北緯35.27.29 東経138.52.18)  下は賀背川
私は右手から到着したところで、手前方向が「花の都公園」・忍野村役場方面です。
少々複雑な交差点ですが、標識が分かりやすく出ているので問題はありません。


正面の標識【 二十曲峠3.4Km → 】


賀背橋欄干にも【 ← 二十曲峠  《二十曲峠・石割山・大平山ルート》】


二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)への道


右手に富士を見ながら






分譲地の看板  直進




分岐点  右、直進します 
左は車が走れる舗装された林道ですが、こちら向けには次のような看板が立てられていました。
「車両の通行止 平成27年9月1日~平成28年2月17日 時間帯8:30~17:00 林道鹿留線改良舗装工事」(ただし看板にはどれも一番上に「休工中」の張り紙がしてあったので現在は一般車両も通行可?)
右が当初から予定していたショートカットの林道で、こちらの方には「二十曲峠迂回路 ※車両通行不可」の標示がありました。


最初のうちだけ舗装されていますが


間もなくダートの林道に




ここは大きく右にカーブして   正面の道は少しばかり進むと行き止まり






地形図にも表わされているヘアピンカーブ


太陽の陽射しが当たる場所に出るとやっぱり気持ちがいいですね


ここで舗装路と合流   右へ   峠は近い
少し手前に舗装路を使わないで峠に至ると思われる山道がありましたが、そこはパスしました。


合流地点より




二十曲峠に到着のようです   今回歩いたショートカットの道は車が走れるレベルの勾配ですから、ウォーキングに相応しい道で、距離的にも程よいものでした。 左手の階段は杓子山方面へ


二十曲峠 その1  二十曲峠のほぼ全景


二十曲峠 その2 「忍野高原 二十曲峠 標高1151.5m」


二十曲峠 その3  左手(北)方向に林道鹿留支線


二十曲峠 その4 「林道鹿留支線 起点」の石柱   ゲートは通行止閉鎖
このゲートの左上に「立ノ塚峠」を経て鹿留山・杓子山方面に向かうルートがあります。


二十曲峠 その5 「起点 林道鹿留支線」最終的には行き止まりになっているようです。


二十曲峠 その6  正面方向には「林道鹿留線」 都留市大野・砂原地区を経て桂町方面へ  こちらも「一般車両通行止」の看板と共にゲートは閉鎖


二十曲峠 その7  手前に石割山への進入口


二十曲峠 その8 「弐拾曲峠水神」の石碑  石碑の後方に水場


二十曲峠 その9 「山の神」鳥居と二十曲峠説明板


二十曲峠 その10 石段を上ると「奉鎮祭大山祗命神璽」の石碑  


二十曲峠 その11  説明板によれば  正徳三年(1713)時の奉行江川太郎佐衛門の入山許可状により、鹿留山(ししどめやま)に入会が認められて以来、薪炭材、建築材等を提供する貴重な入会の土地となった。この峠には小さな山の神様の大山祗命が祭られ、峠を越えるたびに一日の安全を祈願し、夕方は明日への無事を祈って一日の労苦を憩う峠でもあった。・・・数年前鹿留よりの引水によって峠に冷水が湧き、林道の開とともにふる里の自然を求める人達で賑わうようになった。・・・毎年二十曲峠お山祭りが盛大に行われている。・・・昭和六十年八月吉日


二十曲峠 その12 地形図によると、右手トイレ前の道は石割山への登山道に接続しているようです。


二十曲峠 その13 休憩所


二十曲峠 その14 正面の説明板より   「二十曲峠」 樹林越しに見える忍野村の農村空間から空に向かって伸びあがる富士山の姿を楽しめます。 天気の良い日は、富士山の右手に南アルプスを望むことができます。・・・夜明けの時刻に訪れれば、富士山が雪化粧する頃は紅富士に、山頂の地表が見える頃には赤富士に出会えるかもしれません。


二十曲峠 その15  左手から連続写真2枚


二十曲峠 その16  忍野村と南アルプス方面がよく見えたのですが、もう少し詳しく見たかったので


二十曲峠 その17  ズームで撮ってみました。 左から連続写真3枚(倍率は異なります)


二十曲峠 その18  南アルプス 赤石岳、悪沢岳方面


二十曲峠 その19  南アルプス 塩見岳、農鳥岳方面



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No.479