(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県  江の島を歩く(2)

2016-06-09 13:15:38 | ウォーキング
2016年6月3日(金)

龍宮(わだつみのみや)より


龍宮を後にして   さらに西方向に進み、海岸(磯)を目指す事にしました。その降り口は島の最西端部にあって急な階段を下って行かなければなりません。 戻りは今日一番の鍛えどころ(笑)


稚児ヶ淵(ちごがふち)


「かながわの景勝50選 江の島稚児ヶ淵」


ここから磯に降ります   左、岩屋橋を進めば岩屋へ


磯の先端に立ってぐるりと周囲を撮影してみました。 左寄りの歩いてきた方向から連続写真8枚


磯は全体的にのっぺりとした岩場になっていて、城ヶ島の磯とは随分印象が異なるものでした。生い立ちや岩質の違いからくるのか? それとも他に理由があるのでしょうか。


房総半島方面


中央に大島らしき島影がかすかに・・・


伊豆半島方面


左寄りに箱根中央火口丘から明神ヶ岳・金時山、右寄りに丹沢方面


湘南海岸方面   江の島は磯釣りでも人気があるらしい


江の島西岸部  この先には渡船乗り場もあるそうです。


分岐点  「稚児ヶ淵」から「山ふたつ」の近くまで戻り
この石標の所を左折しました。 「下道」の文字に注意


分岐点  「下道」方向のようす。 目立たないルートで、ここを歩く方はとても少ないようです。


後で思った事は、この道は周回コースというよりも抜け道という感じで、メインルートに比べると極端に静かです。


周回コースより  湘南海岸方面


片瀬漁港方面


鳥居と表参道が見えてきました  左折


正面の建物は「エスカー」(エスカレーターで江の島の山頂部まで行けるらしい)の施設


右手に「瑞心門」


仲見世通りを歩いて


「江の島弁天橋」へ


弁天橋より西側を見ました。






弁天橋を渡り終えて地下道へ


地下道から出ると


東浜海水浴場


今日のプランの最後に予定していた小動岬へ


国道134号線  逗子方向へ


「腰越橋」交差点  直進


右に入れば腰越漁港  直進


漁港前を通過して少しばかり進むと


右手に小動神社の社号標と鳥居


「小動神社」説明板より  祭神は建速須佐之男命、建御名方神、日本武尊
「小動(こゆるぎ)」の地名は風もないのに揺れる美しい松「小動の松」がこの岬の頂にあったということに由来します。
縁起によれば、源頼朝に伊豆配流の時代から仕えた佐々木盛綱が、源平合戦の時に父祖の領国近江国から八王子宮を勧請したものと伝えられる。 元弘三年(1333)五月には新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したという。
なお、天王祭は江の島の八坂神社との共同の大規模な祭りで、神輿や囃子屋台などで町一帯は大いに賑わうそうです。


手水舎


「小動神社」二の鳥居


参道が右に直角に曲がったところに社殿  こういう配置は珍しいですね。


拝殿 「小動神社」


狛犬 吽像


狛犬 阿像


左、金刀比羅宮  祭神は大物主神(大国主命)
右、稲荷社  祭神は宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)


海神社(わたつみじんじゃ) 祭神は綿津見神(わたつみのかみ)(船玉神)


大六天社(だいろくてんしゃ) 鳥居


大六天社  祭神は第六天神(だいろくてんしん)(淤母陀流神・おもだるのかみ)


境内海側の片隅に  もしや展望台?


展望台がありました。  東寄りから連続写真2枚


腰越漁港と江の島


参道を国道に向かって


小動岬  連続写真2枚
帰りがけに、腰越漁港から小動岬を見ようと思ったのですが、高い防波堤のためこんな状態でしか見る事ができませんでした。


小動岬


腰越漁港


腰越漁港を後にして、5分程で腰越駅の前までやってきました。 写真中央には「江の電」特有の路面電車のような線路が見えます。


「腰越駅」 左手から回り込むと


腰越駅入口




No.501




















神奈川県  江の島を歩く(1)

2016-06-07 10:39:10 | ウォーキング
2016年6月3日(金)

江ノ島駅(江ノ電)・・・江の島・・・小動神社・・・腰越駅(江ノ電)

   江の島には過去一度だけ訪れた事があるのですが、これまた随分昔の話で(苦笑)土産物屋が立ち並ぶ入口付近を少しばかり歩いてすぐに帰ってしまった記憶しかありません。 以来、私にとっての江の島はいつも離れた所から眺める小さな島で、有名な観光地であるという事と、橋で繋がっている事以外は何も知らない存在でした。 今回、先ずその橋を歩いて渡る事から始めようと・・・


江ノ島駅(江ノ島電鉄線)  交通機関はいろいろとあるのですが、今日はここをスタート地点としました。


片瀬東浜交差点




ほっとするような穏やかな景色ですが、もう少しすると多くの海水浴客で一変するのでしょうね


片瀬海岸 東浜海水浴場   海岸にいろいろな資材が置かれていたのですが、「海の家」の建設ラッシュが始まったようです。


江の島と二つの橋   左の「江の島大橋」と右の「江の島弁天橋」(歩行者用)


橋を渡り終えた所に詳しい案内板   これで今日歩く予定のルートを確認しました。  基本プランは島の中央部を時計周りに回って戻る事。それに加えて島の南側の海岸に降りてみる事です。(ごく一般的なコース取り?) 先ずは江の島のメインストリート「弁財天仲見世通り」へ




弁財天仲見世通り   とにかく人通りの多い事にびっくり、休日ともなればこんなものではないのでしょうね。 とても有名な観光地であるという事は十分承知していましたがやっぱり凄いです。これは10時頃の状態ですが、戻ってきた時更に多くなっていた事は言うまでもありません。 それと至る所で私にはさっぱり分からないアジア系の言語と思われる言葉が飛び交っていたのも印象的でしたね。


仲見世通りを直進すると「江島神社(えのしまじんじゃ)」の社号標と鳥居   ここからはしっかり足を鍛えられます。


狛犬 吽像


狛犬 阿像


「瑞心門」(ずいしんもん)


「江島神社 三宮の御案内」より
辺津宮(下之宮)、中津宮(上之宮)、奥津宮(御旅所・本宮)の三宮を総称して江島神社と称す・・・  他の説明板によると、祭神は三人姉妹の女神なのだそうです。


辺津宮(へつみや) 
前掲写真説明板より  祭神は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)  建永元年(1206)源實朝が創建・・・


江島神社 絵図


八坂神社  説明板より  祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
この神社の祭礼は江の島天王祭といわれ、毎年7月の中旬に行われる。・・・故事により、神輿は江の島大橋際より真裸体の若人達に担がれ海に入り、浮きつ沈みつし・・・夫婦神である対岸に鎮座する腰越の小動神社へと神幸し、一年一度会いに行く・・・「神奈川の祭り五十選」に選ばれている。


秋葉社・稲荷社


御神木(大銀杏)  むすびの樹


小展望台より連続写真2枚  江の島ヨットハーバー、小動岬(こゆるぎみさき)方面


小展望台より   三浦半島方面


小展望台を後にして  右、中津宮


中津宮(なかつみや)


説明板「中津宮」より  祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
創建は仁壽三年(853)、その後元禄二年(1689)改築。現社殿は平成八年の全面改修により元禄二年改築当時の中津宮(権現造り)を再現したもの。・・・


狛犬 吽像


狛犬 阿像


中津宮


中津宮


江の島最高点へ  最後の登り


江の島のほぼ最高点に近い所といってよいでしょうか  標高は凡そ60m程と思われますから、先日歩いた城ヶ島のほぼ倍の高さになるわけですね。


正面の建物はサムエル・コッキング苑入口   後方に展望灯台


左手の展望台より  連続写真3枚  左寄りに房総半島方面


相模湾


伊豆半島から箱根連山方面


展望台を後にして  「山ふたつ」へ  「山ふたつ」というのは何の事だろうと思いつつ




左手にオヤ?と思うような光景が現れてきました。


「山ふたつ」という所のようで、ここはその展望台


説明板「山二つ」より   江の島をちょうど二分する境となっていることから俗に「山ふたつ」といわれている。断層に沿って浸食された海食洞が崩落したことで「山ふたつ」が出来たともいわれている。 サムエル・コッキング苑から下りてくる階段横には赤茶色の地層が見えますが、これは関東ローム層で箱根・富士山の火山灰が堆積したものです。


展望台より


展望台より  絶景です


「奥津宮」鳥居


狛犬 吽像


狛犬 阿像


奥津宮(おくつみや)  これより先には入れません


説明板「奥津宮」より 祭神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと) 
多紀理比賣命は三人姉妹の一番上の姉神で、安らかに海を守る神様と言われる。 昔は本宮、または御旅所(おたびしょ)と称され、社殿は壮麗を極めていたが、天保十二年(1841)に焼失。 翌十三年に再建されたのが現在の社殿です。平成二十三年(2011)に社殿修復・・・


「亀石」 説明板より  古い標文に『鎌倉四名石の一つで、またの名を「蔵六石」という』とあります。・・・


「ちから石」 説明板より  江戸時代に日本一の力持ちといわれた卯之助(岩槻藩)が当神社に奉納したもの。 重さ八十貫(320kg)で、石には「奉納 岩槻卯之助 持之ハ拾貫」と刻まれている。・・・


奥津宮の隣に「龍宮」(わだつみのみや) 鳥居


説明板「龍宮」より  祭神は龍神   江の島は湧出以来龍の棲む所といわれ、古来より龍神は弁財天信仰と習合し密接な結びつきから江島縁起を始め多くの伝説を残している・・・


狛犬 吽像


狛犬 阿像


龍宮(わだつみのみや)



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No.500
















 


神奈川県  大磯運動公園とその周辺を歩く

2016-06-02 15:22:41 | ウォーキング
2016年6月1日(水)

大磯城山公園・・・大磯運動公園とその周辺・・・大磯城山公園

   歩いた所は一口で言えば大磯丘陵の一部なのですが、場所を特定し易いように「大磯運動公園」という名称を用いました。 湘南平と不動川の間に広がるなだらかな丘陵地帯で、標高も50m~100m程しかありません。 昨年3月にこの丘陵地帯の東寄りを歩いた時から、そのうちに西寄りの方も歩いてみようと思っていた所です。 これといった特色のない丘陵地帯ですが、環境が良いのでウォーキングには相応しい場所ですね。 きつい登りがないので、終始散歩気分で歩く事ができました。


県立大磯城山公園 南門  門を出たら右手に進み、大磯運動公園を目指します。


新幹線のガードをくぐって


左の道の先には大きな交差点があります。  どちらに進んでも良いのですが、右のショートカットの道へ


前掲写真の交差点を右折した道路に合流


トンネル手前で左に入る


大磯運動公園 南門   今日は時間的に余裕がありそうだったので、気になる道は出来るだけチェックしながら歩くつもりでいました。  そこで南門に入る前に右手の道へ


私が入った道は利用出来そうもありませんでした。
右下は南門前で別れた道路   「城山トンネル」を抜けて西小磯から東小磯方面に向かうようです。


「大磯運動公園」南門に戻って園内へ (南門、北門のどちらにも駐車場あり) 


振り返ると、手前に調整池、右手に相模湾方面
舗装された広い園内路を北方向に上って行きます(散策路もあり)。




この大きな壁の右手前に


こんな階段があったので入ってみると


2~3分で広いグラウンドの東側に出る事ができました。 案内板によるとこのグラウンドは「多目的広場」だそうで、これに沿って進むことになります。 園内路はウォーキングやジョギングに利用出来るようになっていて、実際に走っている方もちらほらといらっしゃいました。(ランニングコースは多目的広場や野球場の周囲に3本設定されていて其々の距離が案内板に示されている)

尚、右手樹林のすぐ上は畑が広がる丘陵地で、農道がこの公園に並行して通っています。 私が昨年歩いた道です。


「木漏れ日の遊歩道」


「ストレッチ広場」


更に北方向へ


左手に野球場


野球場を過ぎた所に運動公園の北門


北門前の農道をそのまま北方向に進みます。


畑と竹林が見えてくると


分岐点(N35°18′59″ E139°17′31″)  
北門から4~5分程で、私が昨年歩いた農道に合流しました。  左折


分岐点  左に折り返すように進みます。




2分程で次の分岐点が現れます(N35°19′02″ E139°17′32″)   右は昨年歩いたので今回は左へ


やや狭くなる所もありますが、すぐに良くなります。


なぜかガードレールが設置されていました。


右手を見れば   標高点108mのピーク


左手には大きな電波塔   後ほどこの電波塔の所まで行く事になります。


分岐点(N35°19′07″ E139°17′29″)  左は道なりに南へ歩けばスタート地点の城山公園に至ります。  ここでは右折して寺坂地区方面へ


峠状の所へ


右手に丁度標高点108mに進めそうな進入口があったので、ここでちょっと寄り道


ほんの少しばかり農道を上ると


ピークと思しき場所


念の為、左手の樹林の中に入ってみたところ   特に何もなし


標高点108mを後にして   坂道を下ります


分岐点(N35°19′15″ E139°17′31″)   西小磯方面から上ってくる道路と合流  左折して寺坂地区方面へ


分岐指導標  右、谷戸観音1.5Km  手前、大磯運動公園1.0Km


折り返し地点   前掲写真の合流地点から寺坂地区方面に少しばかり進んだ所(昨年この峠状になっている所まで歩いています)  左側に進入口が向かい合うように二か所ありますが手前の進入口へ


折り返し地点より(N35°19′17″ E139°17′30″)




畑の脇の農道を歩きます。


先ほど見えた電波塔が段々大きくなってきました。


☆分岐点(N35°19′10″ E139°17′23″)  ここで左に進めば、今日のウォーキングはすんなりと終わる所だったのですが、せっかくここまで来たので右に進んでもう少し先の様子を見ようと思いました。 目の前の電波塔の所までは行ってみたかったという事と、この丘陵の尾根筋を進んで、南の馬場(ばんば)地区方面に抜けられそうなルートがあるかどうかという事にも少々関心があったからです。


右の電波塔方向へ


電波塔入口のフェンスに「寺坂無線中継所」


電波塔直前にも分岐点があったのですが、左側のフェンスに沿って直進(分岐を右に進むと生沢、寺坂地区方面へ)


平坦に見えますが、この尾根筋の最高地点(標高約100m)と思われる所で、周囲には畑が広がります。  (N35°19′07″ E139°17′18″付近)


掘り出されたタマネギ


カボチャ?畑


左手に大磯の海


最高地点を過ぎると、農道は尾根筋から西寄りにずれて行く感じだったので気持ちは乗らなかったのですが、もう少しだけ歩いてみようと


左手にテニスコート(5面位?)    どうしてここに?という不思議な気がしました。 本当は左手に見える樹林の方に進みたかったのですが・・・


緩やかな下り坂


この少し先で進む事が困難になりました。 良く探せばルートはあったのかもしれませんが、方向的に期待できなかったので☆分岐に戻る事にしました。


☆分岐から右に2分ほど進むと広い道路に出ます。(N35°19′08″ E139°17′25″)  右折
この道は左に進むと、先ほど歩いた標高点108mの傍を通って折り返し地点に、右に進むと城山公園に至ります。




今日の主な予定は終了したので、ますますのんびりしてしまいました。 だらだら歩きです。


「星槎湘南大磯キャンパス」入口   この学園の施設が右手丘陵上にあります。


前方に運動公園の照明灯が見えてきました。


分岐点  左、運動公園の北門へ  直進、城山公園1.2Km   一般道を避けて左折しました。 この道路の延長線上にも大磯の海が見えています。


分岐点 「運動公園入口」  左折方向を見たところ


運動公園 北門に入って帰途につきます。


ストレッチ広場


ストレッチ広場の内容
ロッキングボード、ツイストサークル、フットストレッチ、アスレチックベンチ、ジャンプリターン、バランススティック・・・  私などにも利用できそうな施設でした。


多目的広場


往路で利用した階段道(左手前)はパスして幼児用滑り台の傍を進みます。
この辺りはお弁当を広げたり、寝転がったりすることも出来そうですね。


短い距離ですが右の散策路に入りました




運動公園案内図と利用案内
利用案内 使用時間9:00~21:00  休園日12月28日~1月4日
トイレ、水飲み場、休憩施設などが完備しているので安心して利用出来ると思います。


南門


左、ショートカットの道へ


新幹線のガードへ


大磯城山公園に沿って


大磯城山公園 南門に到着



No.499