(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

静岡県  金時山を歩く(2)

2016-10-24 18:07:49 | ウォーキング
2016年10月21日(金)

金時山山頂より


金時山山頂 その1 金時茶屋の前を通って


金時山山頂 その2 猪鼻神社(いのはなじんじゃ)


金時山山頂 その3 山頂標識・指導標 「金時山山頂 富士箱根トレイル N0.1 小山町」
「足柄峠3.7km 足柄駅8.9km ⇔ 乙女峠バス停2.7km」
※金時山山頂部は三つの自治体にまたがっています(小山町・箱根町・南足柄市)


金時山山頂 その4 南西方向の箱根外輪山  右寄りに丸岳の電波塔がかすかに 
今日一番残念だったのはこれですね  晴れる筈だったのですが・・・


金時山山頂 その5 富士山方面もこれです   それでもさすがに人気の金時山、山頂はハイカーで賑わっていました。


金時山山頂 その6 金太郎小屋前の三角点1212.4m


金時山山頂 その7 山頂方位盤  文字など、すっかり見難くなっています


金時山山頂 その8 説明板「金時山(猪鼻山)」によれば
金時山は箱根山の寄生火山で箱根外輪山の最高峰です。 ・・・金時山の本来の名は猪鼻山(いのはなやま)といいますが、いつの時代から金時山と呼ばれるようになったかは未だに分かっていない。 しかし、文政三年(1820)に編集された「駿河記」に「坂田公時この山に育ち、源頼光(らいこう)朝臣に従う。故に公時山という」とする記述があり・・・一般的には金時(幼名 金太郎)が少年時代にしばしば遊びに登り、百獣を相手に過ごした伝説によって名付けられたというのが一番有力な説です。 小山町観光協会


山頂を後にして


最後の金属製階段を降りて


再び鳥居のもとへ


新柴分岐  左、新柴(あらしば)・桑木(くわぎ)・足柄駅方面  右、足柄峠・夕日の滝・地蔵堂方面


新柴分岐  左、足柄駅方面へ




新柴への道  往路のグダグダの歩きが嘘のよう(苦笑)






新柴への道   山ウォーキングにも相応しいルートです 






新柴への道




分岐点  直進
左、「猪鼻神社下之宮方面」  直進、「下山道 足柄駅近道です」




右手に林道のガードレールが見えてきました


林道を横断


分岐点  直進
往路、この窪みをちらりと見た記憶はあるのですが、倒れた指導標(私製?)には全く気が付きませんでした。 よほど下を向いて歩いていたのですかね(苦笑)。 ところで内容を見ると、この指導標と出発する時に見た指導標が結びつくのですが、もしかすると金時山へのメインルートはこの左のルートの方なのですかね。 

倒れた指導標には
左、「足柄駅66分  20分下ると巨大な砂防ダムが出現します。そこから金時川沿いに下る。昔の金時神社趾、そしてゴルフ場入口に出る。由緒ある円通寺を過ぎれば駅は近い」
手前、「金時山 40m先で林道に合う」 と記されていました。




32号送電鉄塔が見えてきました


32号送電鉄塔  三角点の標柱が見えます




四等三角点624.4m


舗装路に変わり








金時山進入口まで戻ってきました。  左へ


駐車地点(ゴルフ場入口)に向かって一直線


右手にゴルフ場のクラブハウス




駐車地点  指導標



No.507


























静岡県  金時山を歩く(1)

2016-10-22 17:58:12 | ウォーキング
2016年10月21日(金)

小山町新柴・・・新柴分岐・・・金時山1212m・・・新柴分岐・・・小山町新柴(往復)

   金時山はとても馴染み深い山なのですが、これまで静岡県側(小山町)から歩いた事がありませんでした。 一度歩いてみたいとは思っていたのですが、車を利用し難い事や、何故かルートが荒れていそうという思い込みもあって、長い間棚上げにされていたところです。 今回、予てから考えていた最短?のルートでピストンしたのですが、内容よりも実行に移す事が出来たというだけで満足した気分になれました。 また、このルートがこれといった問題もない歩き易いルートだという事が分かり、少々拍子抜けしたくらいです。


駐車地点付近のようす   道路の左側がゴルフ場で、細い電柱の傍に指導標が見えています。
この辺りの住所が静岡県駿東郡小山町新柴(あらしば)になります。


指導標 足柄駅2.5km ⇔ 金時山3.8km   直進、足柄峠4.1km
指導標の上にはお馴染の金太郎人形

  
私が地形図から選択した(最短距離の?)ルートは、駐車地点からゴルフ場に沿って南東方向に進み、ゴルフ場の南端(N35°18′48″ E138°59′19″)付近から金時山へのルートに入るというものでした。 という事でここに到着した時から、この写真の前方に見える舗装された道路を上っていくものだとばかり思っていたのですが、指導標を見るとそれは「足柄峠」方面で、「金時山」方面は右手ダートのこの道になっていました。 どうやら金時山へのルートが西側にもう一本あるようでしたが、全く予備知識もなくルートも明確には分からなかったので、取り敢えず今回は当初の計画通り歩く事にしました。

※帰宅後、少しばかり分かった事ですが、このルートは鮎沢川の支流(金時川?)に沿って谷筋を進み、最終的には私が予定していたルートに合流するらしいですよ。 


直進の「足柄峠」方面へ
左に入る道は「GATSBY GOLF CLUB」のクラブハウスへ


左手にゴルフ場を見ながら




左カーブの所に金時山への進入口が見えてきました。地形図通りです
この道路をそのまま進むと県道78号線に出て、更に南足柄市方面に歩けば足柄峠に至るようです。


金時山への進入口(N35°18′48″ E138°59′19″)  右へ  道路の左右にカーブミラーあり


舗装された林道で歩き易いと言えば歩き易いのですが、勾配がややきつく結構疲れる林道です。




東電標識「北駿線 No.32 東京電力」


舗装路はここで終わり   前方少し先の右手に


送電鉄塔32号   この地点は三角点624.4mもあり、重要なチェックポイントの一つにしていました。


送電鉄塔右側の植林帯の中に三角点が見えます。


送電鉄塔を後にして




林道へ
丁度ヘアピンカーブの頂点の所に出ます。  そのまま横断して正面の低い切り通しの斜面を上ってゆくのですが、その進入口はやや左寄りにあります。




ここから尾根筋へ




分岐点  直進  右後方からのルートと合流しました。これが金時川方面から上ってくるルートの一つなのでしょうか?
複数の指導標(私製?)は主として金時山方面から降りてきたハイカー向けと思われるもので「猪鼻神社下之宮方面」 「下山道 足柄駅近道です」 「・・・合流しますが雨で荒れています。右へお進みあれ  岩田」などの文言がありました。 




浸食されて多少荒れている所もありますが、避けて通れる道が出来ています。




ほとんど尾根筋を歩く一本道で分かり易いルートになっています。


植林帯の中は、ペイントによるマーキングあり




この辺りが標高点822m付近と思われますが・・・


金時山への道




新柴分岐に近づいているとはいえ、ペースは落ちる一方です。




やっと金時茶屋に物資を運ぶ索道の施設が目の前に現れました。 この鉄パイプの下を潜れば新柴分岐


新柴分岐 その1  厳しい山道でもないのにすっかりへばってしまい、ベンチで一休み。  


新柴分岐 その2 
指導標 桑木・新柴方面・足柄駅130分 ⇔ 足柄峠60分・足柄駅130分  右、金時山30分   
※「新柴分岐」は便宜上私が勝手に付けた名称ですが、足柄峠方面と足柄駅方面に分かれる重要な分岐点になっています。


新柴分岐 その3 分岐点から金時山山頂方向を見たところ。 鳥居が目に入ります。


鳥居を潜って山頂を目指します    残された距離は短いですが、金時山北側登山道にはきつい階段道が待っています。


北側登山道最初の金属製階段  この後いくつも出てきますが




途中のようすは省略   これが最後?の金属製階段だったと思います。


山頂にかなり近い所まで来ているのですが、足がなかなか前に出ません(苦笑)。




山頂へ   左側が新設されたトイレ、右側が金時茶屋


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No.506
















神奈川県  聖峰を歩く(2)

2016-10-13 13:59:37 | ウォーキング
2016年10月7日(金)

聖峰分岐より


聖峰分岐 その2 分岐点から高取山山頂方向を見たところ
分岐指導標 弘法山3.8km ⇔ 小蓑毛3.2km  田原ふるさと公園5.1km
        右、聖峰25分  神戸(ごうど)バス停1時間20分


聖峰分岐 その3 聖峰へ   右手の急な階段道を下ります


途中、一か所だけ眺望の良い所が   左から連続写真1 伊勢原市街方面  右下に見えるなだらかな山が聖峰と思われます。


連続写真2 相模湾と右寄りに江の島


連続写真3 相模湾と湘南平方面




急な階段道も終わって   今日は下りなので助かりましたが、それでも段差が大きい階段道なので歩き難いです。 ここを初めて登りで歩いた時はしっかり鍛えられました。




尾根筋の道をのんびりと




聖峰の最高地点と思われる辺りを通過   聖峰不動尊はここからほんの少し東に下った所に位置しています。




不動尊の屋根が見えてきました


不動尊参道の両脇に並ぶ石仏


聖峰 その1  ここを聖峰山頂というのかどうか分かりませんが、とても見晴らしのよい展望地になっています。(東側の斜面が草地)


聖峰 その2 方位盤


聖峰 その3 シンプルで分かり易い方位盤


聖峰 その4 西側を見ると


聖峰 その5 聖峰不動尊   説明板によると、栗原の西方に群立する山々の中央にお椀を伏せたような山が聖峰で、標高は375m。 ・・・比叡山で修業を積んだ「救世若」が、貞観の始めの頃この地に来て、人々から「天野の聖」「子の聖」と呼ばれた。そして当峰を選んで不動尊を祀り、自らの錬行の場としたので「聖峰」という名が起きたそうです。  「うもれ起」より


聖峰 その6 左手から連続写真1 東名高速道路と伊勢原市街地方面


聖峰 その7 連続写真2 中央やや右寄りに江の島


聖峰 その8 連続写真3 相模湾と湘南平方面


聖峰 その9 正面の看板に向かって聖峰を後にします。 看板には「参道九十九曲 下り口」  左手(北側)にも緩やかな迂回路(女坂)があります。


参道はこの草地に設けられていて、この写真では良く分かりませんが


このように文字通りの九十九折りになっています。


迂回路(女坂)に合流   手前舗装された道を右へ


合流地点から振り返ってみたところ   左が「参道九十九曲 登り口」、右が緩やかな迂回路(初めて来た時は右の迂回路を通って聖峰に向かったので、今回は左の参道を下ったという訳です)


舗装された道を下って


鹿柵とゲート




車止めを通過したら右へ


伊勢原の街を眺めながら








ハイキングコースへの進入口となる分岐点に戻ってきました。 右手が往路に利用した道


直進


前掲写真左側に指導標  聖峰32分 高取山1時間34分 ⇔ 右、坪ノ内バス停24分  後方は保國寺


栗原大橋


右側に東京農業大学   左に道を取れば比々多神社へ


「東京農大伊勢原農場前」バス停



No.505


神奈川県  聖峰を歩く(1)

2016-10-09 20:24:32 | ウォーキング
2016年10月7日(金)

比々多神社・・・谷戸ノ頭(454m)・・・聖峰分岐(≒510m)・・・聖峰(380m)・・・比々多神社

   聖峰へは栗原地区から最短距離で高取山(556m)に至るハイキングコースを利用するのが一般的のようですが、今回は二度目という事で、往路はそのハイキングコースのすぐ南側にあるルートを使い、谷戸ノ頭を経由して聖峰に降りようという変則的なプランを考えてしまいました。 谷戸ノ頭までのルートは一応地形図に記載されているのですが、ヤブコギが予想されたので、ひどければすぐに引き返して本来のハイキングコースをピストンして帰るつもりでいました。


「東京農大伊勢原農場前」バス停付近   三之宮比々多神社から西に少しばかり進んだところです。


栗原大橋を渡って左折するとT字路へ  「萬松寺」の看板を目印に右折


「埒の湧」と記された看板を目印に右折




再びT字路で左折


曹洞宗 保國寺を右に見て


分岐点  聖峰・高取山方面へのハイキングコースは右ですが、今回はここを直進します。プラン通り歩く事が出来れば復路で右の道から降りてくる予定


分岐点指導標 右、聖峰1.7km 高取山2.8km 弘法山6.3km  直進の案内は無し


分岐点説明板「三ノ宮・上栗原遺跡」によると
この付近は丹沢山地東端の丘陵部にあたり、蛇行する栗原川が深い谷を造っている。 遺跡はこの谷に面した南向きの斜面(右手の道路の側壁辺り?)に位置し、標高は約120mほどです。 ・・・平成5年の発掘調査で崖面から15基の横穴墓が発見された。(横穴墓は6世紀の後半頃に神奈川県内に伝播し、7世紀いっぱいまで造られる)  副葬品には、鉄鏃、壺、甕、金の耳飾り、鉄製馬具などがある。 特に鉄製馬具の壺鐙(つぼあぶみ)の出土例は国内でも20に満たないといわれる。・・・   伊勢原市教育委員会


直進   ここには何故か指導標が設置されていて、「右、聖峰 26分」とあります。 これはハイキングコースへの案内を示していると思われます。


舗装された道が続いて


左へ


鹿柵と扉  張り紙には 
 左、「この付近でクマの目撃情報がありました。通行の際は十分ご注意下さい。」
 中央、「猟犬の訓練をする方へ」 以下略
 右、「クマと出会わない工夫を」 以下略  「もしクマに出会ってしまったら」 以下略 
※クマには出会いませんでしたが、ヒルに出会ってしまいました。対策グッズは持参していたのですが、自身の油断(甘い考え)から被害に・・・ヒルに文句を言っても仕様がないですね


ダートの林道に変わって


ここでヤブに突き当たる  ルートの終点でしょうか?  右手に沢  
谷筋から離れないルートだったので、これは違うなあと思いつつ様子見でここまでやってきたところです。 この後すぐに引き返して、この地点に至る手前の左手にもう一本ルートがあったのでそちらに向かいました。


これがそのルート(進入口の写真を撮り忘れてしまった)




そのルートもこの辺りで急に細ってきました。私は右手の尾根に乗りたかったのですが、はっきりとしたルートも見当たりません。おまけに進めば進むほど尾根との高低差が広がっていくようなので、ここから尾根へ直登を考えたのですが、少しでも楽をしようと・・・


前掲写真のところから15mほど戻った地点から尾根へ(この辺りなら簡単に登れるだろうと) 


尾根に乗った直後のようす   ややヤブっぽい雰囲気でしたが、明らかに人の手が入っていて、何とかなりそうだったのでそのまま進んでみる事に


間もなく、歩き易い状態となり、踏み跡(林業関係者のもの?)も見られるようになりました。 周囲の地形を見ても問題はなさそうです。




このまま尾根筋を進めば、昨年の12月に清掃工場付近から標高点340m(萬松寺山)を経由して谷戸ノ頭を目指した時のルートに合流する筈です。 (Blog No.481)


合流点はもうすぐのようです


標高点340m(萬松寺山)からのルートに飛び出す


飛び出し地点のマーキング


合流地点から見た左手の標高点340m方向


合流地点から見た右手の谷戸ノ頭454m方向


相模湾方面が少しばかり見えるポイント


谷戸ノ頭山頂 その1  先ほどの合流地点から2~3分もあれば到着する位置にあります。


谷戸ノ頭山頂 その2 テープに「谷戸ノ頭 454m」


山頂を後にして    少々遠回りになりますが、左手から聖峰分岐(高取山山頂方向)を目指します。


大山南尾根のメインルートに合流  右へ  
指導標 左、鶴巻・弘法山方面 ⇔ 右、大山・蓑毛方面




指導標 大山・蓑毛 ⇔ 鶴巻・弘法山  
この指導標で鋭角に右に曲がると、高取山山頂へのきつい登りが始まります。




苦しくなったら写真を(苦笑)




聖峰分岐が見えてきたようです


聖峰分岐 その1 右、「眺望と自然  聖峰不動尊」と記された看板 
やっと聖峰分岐に到着しました。 ここは高取山山頂直下にあり、後少しばかり直進すれば高取山山頂に至る地点です。


神奈川県 聖峰を歩く(2)へ


No.504