(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県 大野山を歩く(3)

2014-02-25 21:28:18 | ウォーキング
2014年2月25日(火)

標高点663mより


標高点663m付近の農道を通過すると北側の丹沢の山なみが姿を現します。西寄りから撮ったものなので、これは甲相国境尾根方面になると思いますが。


大室山方面


蛭ヶ岳方面


指導標 高杉40分 ⇔ 大野山30分


標高点663mと大野山山頂を結ぶ廊下のような道(農道?)




四叉路 左、深沢地区方面(車道)  右、丹沢湖方面


四叉路から最後の登り  左側の日当たりの良い駐車場でもこれだけの残雪があるのですから、どれだけの雪が降ったか想像できますね。


大野山山頂 その1 龍集権現


大野山山頂 その2 山頂方位盤


大野山山頂 その3 山頂標識


大野山山頂を後にして  高松山方面


標高点663m


四叉路  右へ
当初の計画では地蔵岩ルート~古宿経由で下山する予定だったのですが、もう残雪の中を歩く気分にはなれませんでした。迷わず車道を使って山北駅へ(苦笑)


車道は完全に除雪されていました。




車道から見た山頂方向  めったに見られない光景ですね


標高点663m


標高点663m


深沢の集落に入ります。 直進  右は湯触・大蔵野地区方面へ


分岐の指導標 山北駅1時間15分 ⇔ 大野山1時間


標高点663m


三叉路  右(車道)へ


三叉路の指導標  右、山北駅1時間15分  直進は古宿経由山北駅


護美地蔵


延命水


古宿からの道と合わせて  山北駅3.3Km


前の写真の合流地点を振り返って見たもの  指導標
左、大野山牧場 深沢経由(車道)大野山4.8Km
右、古宿経由 共和小学校~大野山  ハイキングコース合流 大野山4Km


工場のところで再び古宿からの道と合わせます。
指導標 古宿経由大野山1時間40分 深沢経由大野山1時間40分


工場から急な坂道を下ると安戸隧道(やすどずいどう  旧安戸トンネル)に到着です。


安戸隧道を抜けると川村関所跡の説明板があります。江戸時代、箱根本関所の他に根府川、仙石原、矢倉沢、川村、谷峨の五個所に置かれた脇関所の一つ。


樋口橋側から見た新安戸隧道(左)と安戸隧道(右)  新安戸隧道には国道246号線が通っています。


樋口橋交差点(とよぐちばしこうさてん)  
左、山北駅方面(県道76号線) 直進、厚木方面(国道246号線) 右、洒水の滝方面


「樋口橋」バス停


県道76号線を進むと、山北橋が見えてきます。道路標識には八丁方面への案内も


山北橋とその側道橋


側道橋下の御殿場線の線路(国府津方向)


国府津方向に向かう列車


側道橋を渡ったところに「山北橋」バス停があります。  山北駅は右へ


桜並木をだらだらと下ってゆくと


鉄道公園


山北駅


山北駅  国府津方面からの列車


山北駅  本来の駅舎は北側にあります。



No.367










神奈川県 大野山を歩く(2)

2014-02-25 21:26:27 | ウォーキング
2014年2月25日(火)

市間地区より


市間地区を後にして  再び林道歩きです。


ダートの狭い道になってきました。


除雪した雪が目立つようになって


高杉地区に入ってきたようです。


案内板のようなものが目に入ったので、何かなと思いながら近づくと


「神奈川県指定天然記念物 山北町高杉のウラジロガシ」


「かながわの名木100選 高杉のウラジロガシ」
説明板によれば、幹が横を向き、そこから枝が上方に伸びている。保水木として大切にされてきた古木。樹高21m、胸高周囲5.1m、樹齢約300年(推定)といわれる・・・

*ウラジロガシは東北南部から沖縄の山地に生える常緑高木で幹は直立し、よく枝を出す。


もう一つの説明板によれば、・・・単木でこれだけ大きな樹冠を形成して地表を覆っているウラジロガシは今日きわめて稀で、共同湧水場のいわば聖木として長い間守られてきたものと考えられる。


高杉のウラジロガシ全景




高杉地区より  東側の山なみ


古民家の脇を進み




いよいよ「山歩き」になりそうな雰囲気です。先ずは標高点663mを目指して・・・途中に神社があるようですが。


植林帯の中に入る前に高杉地区を振り返って見たところです。


舗装された林道もすぐにこんな状態になってしまいました。下山途中で、深沢地区の方と話をする機会があったのですが、この土地の方でも記憶にないほどの大雪だったそうですよ。


薄暗い植林帯の中を   林道の中央やや左寄りは雪が吹き溜まり状になってかなりの高さになっています。乗ると膝上ぐらいまで入ってしまうのでとても歩けません。左側の側壁にへばりつくようにして進みました。


比較的日当たりの良いところはこの程度になっているのですが・・・


右手に神社が見えてきました。


神明社 その1 高杉大神宮とも呼ばれる。山北町HPによると、この神社で行われる「山北のお峯入り」は国指定重要無形民俗文化財として知られる。山北町の共和地区に古くから伝承されてきた民俗芸能で、起源は南北朝時代に宗良親王が河村城に難を逃れた時から始まったと伝えられています。・・・伝承公演は不定期ですが、近年は5年毎に公演されているそうですから、次回の伝承公演は平成29年10月16日?という事になるかもしれませんね。


神明社 その2


神明社 その3 社殿  祭神は大日・貴命(おおひるめむちのみこと) 大山祇命 金山彦命 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 大山咋命 素盞嗚命(すさのおのみこと) 火結命(ひむすびのみこと) 天児屋根命(あめのこやねのみこと)


神明社の左側から標高点663mへ  下は雪で見えませんが、ここから土の山道になるようです。神社からの山道にトレースはなく、あるのはこの鹿か猪の足跡だけでした。途中から一人分のスノーシューの跡を発見することができましたが・・・




指導標 大野山55分 ⇔ 高杉15分  長い距離ではないのですが、この指導標まではかなり苦労しました。林の中はツボ足を避けられず、どうしても膝下近くまで入ってしまいます。写真を撮る余裕などはありませんでした。


やっと樹林を抜けて開けた場所に出てきました(左側は植林帯の下り斜面)。右側は有刺鉄線が張られているので放牧地になっている所なのでしょう。ハイキングルートはこの有刺鉄線に沿ってつけられていて、この状態でも歩けば脹脛ぐらいまで雪の中に入ってしまいます。スノーシューの跡も見えますが、こんな時は欲しくなってしまいますね。


正面の奥まった辺りから右方向に曲がって行くとややきつい登りに変わります。


指導標 山頂まで30分 ⇔ 神明社まで10分 
階段道(?)を登ってやっとベンチのある所まで辿りつきました。この辺りはとても日当たりが良いせいか雪解けも早いようです。 それにしても、下りとはいえ神明社までたったの10分とは(苦笑)


ベンチ後方の石祠


更に上段の放牧地に乗る直前の所  ほんの僅かな距離ですが深い雪の廊下のような所を歩かなければなりません。雪がぐずぐずで、左側に滑りそうでした。


いよいよ標高点663mに向かって一直線です。


左手に大野山山頂、右手に休憩所


休憩所  この休憩所は絶好の展望地にもなっていたので、ここでゆっくりと休憩を取ることにしました。


休憩所より  南西方面  今日は残念ながら遠望はよくありません。


休憩所より  大野山山頂方面


休憩所より  目の前の僅かに残された樹林の辺りが標高点663mのピークになるのでしょうか。
この後、樹林の中の農道を通って大野山山頂に向かいます。



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No.366




神奈川県 大野山を歩く(1)

2014-02-25 21:24:42 | ウォーキング
2014年2月25日(火)

JR山北駅・・・市間橋・・・市間地区・・・高杉地区・・・標高点663m・・・
・・・大野山723m・・・深沢地区・・・樋口橋交差点・・・JR山北駅

   一度歩いた山に行く時は、出来る限りルートを替えたり、逆方向から歩いたりと工夫しています。こんな事は何方でもやっている事だと思いますが、少しでも新鮮な気分で歩けるように(飽きがこないように)するための大事な要素の一つかなと思っています。という訳で、今回は市間橋~高杉地区経由で大野山を目指しました。初めて歩くルートだったのですが、想像以上の残雪にびっくりしてしまいました。


JR山北駅


山北町鉄道公園 D52 70号機


鉄道公園上の桜並木の道を少しばか進んだところにある分岐点 
指導標 左、河村城跡・セラピーロード  直進 洒水の滝・大野山方面


県道76号線に出たら山北橋方向へ


途中に県道725号線(玄倉山北線)への近道になるような脇道があったのですが、正面に見える道路標識に従って歩いてみる事にしました。


道路標識に八丁方面(県道725号線)への案内標示


「山北橋」バス停  山北橋の手前を右に曲がり県道725号線に入ります。直進すると樋口橋交差点で国道246号線に合流します。帰りは樋口橋(とよぐちばし)方向から戻って来る予定です。


八丁(はっちょう)に向かって


東名高速の高架橋  左下には皆瀬川


「この先大雨のため全面通行止」の看板  車はどんどん通るし・・・どうもピンとこないので様子を見ながら進んでみることにしました。


山北町 皆瀬川浄水場


皆瀬川の左岸に沿って


足柄西部環境センター


再び「車両通行止」の看板  時折、一般車両と思われる車が通っていましたが・・・




市間橋  ここから県道725号線は皆瀬川の右岸へ


橋を渡るとすぐ左手に市間地区への進入口がありました。


入口にこんな看板が出ていたので一瞬驚いてしまいましたが、内容は市間地区から旧共和小学校方面に向かうルートが通行出来ないという事でした。幸い私は高杉地区経由で大野山に向かう予定だったので問題は無いようです。


こんな案内板も


護美地蔵  地元自治会による環境保全の一環として設置されているようです。ここから入るハイカーはごく少数と思われますが。


勾配がきつくカーブの多い道が続きます。この道は林道のように見えますが、深沢、古宿、市間、高杉といった集落を結んでいるので生活道路といった方がよいのでしょうか。


だんだん暖かい日差しが感じられるようになってきました。




この辺りから勾配が緩やかになり


大きな送電鉄塔と共に


茶畑が現れました。市間(いちま)地区に入ってきたようです。


日陰にはオヤ?と思うような残雪  まさか後でこれに苦労させられるとは・・・


とても気持ちの良い道を進みます。




東側の山なみ




市間の集落と四辻  直進します
左が旧共和小学校・深沢地区方面に通じる道で「全面通行止」の看板が出ていました。右は市間橋の更に上流側から上がって来る道のようです。


市間地区


市間地区 南西側の山なみ


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No.365











神奈川県 塔ノ岳を歩く(2)

2014-02-13 22:31:18 | ウォーキング
2014年2月13日(木)

堀山の家より


堀山の家を過ぎた辺りからじわじわと苦しい登りになってきます。




雪も目立ってきましたが、歩行に支障が出るような状態ではありません。




茅場平を目前にして


茅場平




ガレ場を登りきると


花立山荘前の階段道へ




日当たりの良い所は雪もほとんど消えています。


花立山荘


花立山へ  展望は目の前のところだけです。


花立山山頂 その1


花立山山頂 その2 正面に塔ノ岳


花立山山頂 その3 手前鍋割山稜、その後方は蛭ヶ岳方面なのですが・・・






金冷シ  左、鍋割山  右、塔ノ岳




大丸


さすがにこの辺りに来ると雪がまだきれいな状態です。




少し下って




山頂へ最後の一登り


塔ノ岳山頂 その1 山頂でも積雪はこんなものでした。


塔ノ岳山頂 その2 尊仏山荘


塔ノ岳山頂 その3 鍋割沢方面


塔ノ岳山頂 その4 蛭ヶ岳方面


塔ノ岳山頂 その5 左に大山、右に三ノ塔


塔ノ岳山頂を後にして


茅場平


三ノ塔


堀山の家


上から眺めた見晴茶屋




雑事場の平  左へ


観音茶屋


塔ノ岳登山口


塔ノ岳登山口


大倉バス停  右寄りに「風の吊り橋」



No.364













神奈川県 塔ノ岳を歩く(1)

2014-02-13 22:28:44 | ウォーキング
2014年2月13日(木)

大倉バス停・・・(大倉尾根)・・・塔ノ岳1491m・・・大倉バス停(往復)

   数日前に丹沢山で1mを越える積雪があったということを知り、今回はこの時季でなければ出来ない雪中ウォーキングに挑戦してみようと思いました。いつもと違う大倉尾根の姿を期待しての計画です。大倉尾根は丹沢の中でも特に良く整備されているルートで、歩きやすい上にこれといった難所もないのでこんな計画にはもってこいの所だと思います。ただし、丹沢では標高差が大きい山なので体力的に厳しいものがありました。


大倉バス停  県立秦野戸川公園入口にもなっています。 道路は県道706号線


塔ノ岳登山口へ  道路脇には除雪した雪がまだ残っていました。


塔ノ岳登山口  左へ


周囲の植林帯の様子がだいぶ変わり、とてもすっきりとして見た目も良くなってきました。


神奈川水源の森林づくりの一環として、人工林から混交林への転換を図っているそうです。


これがその姿の一部です。


観音茶屋


分岐点 右へ  どちらに進んでも「雑事場の平」で合流  左は大倉高原山の家経由塔ノ岳




雑事場の平  ここで大倉尾根に乗ります。


雑事場の平 指導標 塔ノ岳4.7Km ← ≪雑事場の平≫ → 大倉バス停(大倉高原山の家経由)  緊急連絡番号 大倉尾根12


少しばかり平坦な道を進むと


見晴茶屋


見晴茶屋より  三ノ塔尾根方面


見晴茶屋を過ぎると登りらしい山道が始まります。






一本松


「一本松」上の休憩所  ここから再び平坦な道が続きます。






駒止茶屋が前方に  この少し手前の雪の斜面が一番歩き難かった所でした。


駒止茶屋




駒止茶屋を過ぎればもう少し雪が多くなるかなと思っていたのですが、こんな状態だったので少々意外な気がしました。場所によって随分異なるのですが、大倉尾根はほぼ真南に延びる尾根のため全体的に雪が融けるのも早いようです。






今日は天候に恵まれず薄いガス(雪雲?)が出て遠望はゼロ状態、又ほんの僅かですが粉雪のような小粒の雪が断続的に降り続いていました。






三ノ塔から塔ノ岳にかけての稜線




堀山の家までやって来ました。



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No.363