(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県  天王山ハイキングコースを歩く(2)

2015-05-24 10:06:36 | ウォーキング
2015年5月22日(金)

堂所山山頂より


堂所山山頂 その1


堂所山山頂 その2 「津久井・中野山 散策マップ」   中野まちづくり委員会
※マップによると、指導標に出ていた「監視所」というのは、戦時中B29を監視していた施設らしいですよ。 また、中野神社にもハイキングコースの進入口があるようです。


堂所山山頂 その3


堂所山山頂 その4 山頂標識「津久井 堂所山 370m」  陣馬山の近くにも同名の山があるので、それと区別するために「津久井」を頭にかぶせているようです。


堂所山山頂 その5 二等三角点


堂所山山頂 その6 津久井湖方面の展望が開けています。 「散策マップ」によると、奥高尾の山々や陣馬山方面の山が望めるそうです。


堂所山山頂から宮標石を目指して




分岐   四方に道が延び、重要な分岐点のようです。手書きの指導標(二個所)にも詳しい書き込みがありました。


これは左方向の道を見たところですが、50mほど先に何やら標識類が立っていたのでそこが「宮標石」なのででしょう。(手書きの指導標にもそのように記されている)


これが正面直進方向の道ですが、手書きの指導標によればこれが平代山への道になっていました。  右方向は【大沢広場方面 → 】
私は当初から平代山をピストンする予定でいたので、先に平代山を目指す事にしました。


直進して平代山へ   少しばかり下った後


登りの道に   僅かな距離ですが、ここが今日一番の急登でした。




丸太のベンチがある所に出ると、きつい登りは終わりです。


少しばかり平坦な植林帯の中を進むと


平代山(へいたいさん)の山頂に到着です。


平代山山頂 その1  山頂標識「平代山 405m」   この一帯では最も標高の高い地点のようです。


平代山山頂 その2  西方向に向かう道について「この先の左斜面の各山道は途中で消滅しています」という書き込み


平代山山頂 その3  南方向に向かう道は「信玄道」へ  
※「信玄道」というと、武田氏と小田原北条氏との攻防戦で武田信玄が通った道だろうかという想像が働きますが、ここでいう信玄道が何処の事をいうのか良く分かりませんでした。 現在の国道412号線が、もともと甲斐の国と相模の国を結ぶ重要な街道筋であったそうですから、その近辺になるのでしょうか。


平代山山頂からピストンで分岐点に戻ってきたところ   右方向が宮標石になります。 50mほど進むと


宮標石 その1 分岐指導標 左、天王山10分  右、信玄道15分
宮標石は標高約360mぐらいのなだらかなピーク状のところにあります。


宮標石 その2 「宮標石」説明板より   この石杭は明治時代の中頃に宮内省御料局(後に帝室林野局と改称)により設けられたものです。 宮標石(みやひょうせき)と呼ばれ、石の横面には宮内省の「宮」という字を丸くデザインした印が刻まれています。 当時の青山村、長竹村、根小屋村、中野村4村の境界と方向を示したもので、現在の大字青山、長竹、根小屋、中野の境界となっています。  串川まちづくり委員会


宮標石 その3  宮標石  左面に「中野村」 右面に「青山村」と「宮」 裏面に「長竹村」・「根小屋村」


宮標石から山の神へ




登り返すと


山の神 その1 地形図をみると約360mほどのピークになると思うのですが、ここを「山の神」というのかどうかは自信がありません。 それらしき石祠でもあるのかと思い探してみたのですが、ベンチと指導標以外何も見つける事はできませんでした。


山の神 その2 指導標 供養観音10分 ⇔ 堂所25分


山の神を後にして  尾根筋を進みます。


分岐  直進


分岐指導標  山の神・堂所 ←《天王山ハイキングコース》→ 供養観音  左、雨乞山ハイキングコース 雨乞山30分




観音山(供養観音) その1


観音山(供養観音) その2 説明板によれば  「・・・ここはいつの頃からか不明ですが、不幸にして疫病で亡くなった人を荼毘にふした場所です。 平成19年2月、ここで荼毘にふされた人々を供養するために観音菩薩像を建立しました。」


観音山(供養観音) その3 指導標 堂所35分 ⇔ 天王宮8分


観音山を後にして最後の天王山(天王宮)に向かいます


分岐指導標 天王宮 ⇔ 供養観音  右、信玄道10分




天王山(天王宮) その1 天王山といっても、特にピーク状になっている訳ではなく、尾根道の傍らに石祠を見ることができます。


天王山(天王宮) その2 この石祠が八坂神社(天皇宮)です。 説明板によると
祭神は素戔男命(午頭天王・ごずてんのう)で、農業・疫病の神として長竹集落の人々によって信仰されてきました。 分霊は国道412号沿いの白山神社に合祀されています。 八坂(天王宮)があることから、この付近を天王山(てんのうざん)と呼んでいます。   串川まちづくり委員会


天王山(天王宮) その3 指導標 供養観音10分・信玄道15分 ⇔ 串川グラウンド・信玄道15分


指導標 右、串川グラウンド  左にも踏み跡がありましたが案内は無し。 この地点から尾根を離れるようです。


南側の斜面を下って


指導標 右、串川グラウンド・信玄道5分


最後は植林帯の中を一気に下ります。


住宅街の道路に出るところ


階段の下に指導標 「天王山ハイキングコース」


さらに下ると、正面に串川グラウンドが現れます。 この後、下に見える道路を左折するのですが、これまで指導標が示してきた「信玄道」というのはこの道路のことなんでしょうかね?


「相模原市 串川グラウンド」の入口を右に見て、県道513号線へ


「運動公園前」交差点を左折 


県道513号線  「沼」バス停


県道沿いに鎮座していた山王神社


山王神社
山王神社を出たら東に道を取り、根小屋地区駐車場へ


県道65号線に出るところ  左へ   前方に城山


根小屋地区駐車場入口



No.456