ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

副島隆彦の「世界権力者人物図鑑」

2010-03-10 01:22:03 | 本の話・素敵な話
昨日、本を数冊買ってきた。
経済もアンテナ張っていたいもの。
三橋貴明の本を読むのは初めてであれこれ見ていたら、近くに副島隆彦の写真がメインの本があった。

この副島隆彦の本を読むのも初めてで、先入観は全くなかった。
最後まで読んで分かったことは、彼は、ばりばりの「全共闘世代」だと言うことだ。
小沢一郎は「アメリカが育てた本当に日本国王(帝国と取引し、駆け引きをするナショナリスト)なのであり、他の日本の政治家たちとは、はじめから格が違うと断言している。小沢一郎の信奉者なのだった。


第1章  世界権力の頂点
 ここには、世界を支配する「実質の世界皇帝」としてロックフェラー一族の記述がある。
誰と誰がどんな関係か・・とか興味深い。
この中に  1994年に小沢一郎が出版した「日本改造計画」(講談社刊)およびその英文版「ブループリント・フォー・ア・ニュー・ジャパン」では、ジェイ・ロックフェラー4世が序文を寄せている。だから小沢一郎はアメリカが育てた本当の日本国王なのだ。他の日本の政治家たちとは核が違う・・そうです。
さて、この「ブループリント・フォー・ア・ニュー・ジャパン」は、小沢一郎著「日本改造計画」の翻訳版ということになっているが、真実はその逆で、この英文書のほうが親本であり、先に書かれた。書いたのはルイーザ・ルービンファインというハーバード大を出て、小沢事務所にいた女性日本研究者なのだそうです。このルイーザの母親が、中学生の頃の小沢一郎に直接、英語の家庭教師をしていたそうです。

第5章  日本操り対策班
 中川昭一朦朧会見を仕組んだ男  ロバート・ゼーリック

麻生政権で財務・金融大臣だった中川昭一氏を失脚させたのはゼーリックだそうです。
中川大臣は「ローマG7」での朦朧会見の前日「日本政府は1000億ドルをIMFに拠出する」として、IMFのドミニク・ストロカーン専務理事と調印式を行った。これにアメリカは怒った。すでに自分たちアメリカの金だと思っている、日本の外貨準備高1兆ドル(90兆円)のうちの1割を、チェコやハンガリーを緊急で助ける資金として日本が分け与えてしまったから。IMFのストロカーンは「今どき、こんな寛大な国は日本しかいない」と泣くようにして喜んだ。

ゼーリックも、表面上は日本のこの決断に「歓迎の意」を表した。しかし腹の底は煮えくりかえっていた。ゼーリックが「もう我慢ならない。中川昭一を失脚させろ」と、手下の日本財務官僚たちに命令を下した。アメリカは中川氏の弱点だった「アルコール依存症」に見せかけて、彼を日本国財務大臣から引きずり降ろすことを謀った。中川氏は2009年10月3日に死去した。

「酩酊会見」で中川氏の左側に座っていた篠原尚之財務官はその後、IMF副専務理事に出世した。
中川財務・金融大臣の左に座っている篠原尚之財務官がゼーリックの命令で動いた。直接手を下したのは財務省国際局長だった玉木林太郎であり、この官僚と「特別に親しい関係」にある読売新聞社経済部の「・・」であり、ワインに薬物を盛られてのふらふら会見(2009年2月14日で中川氏が失脚した後、日本は米国債買い(年間で21兆円)を再開したそうだ。


この副島隆彦氏は、この人はワルでこの人は善人とか言い切っている。

最後の おわりに には

この本を出したあと、私に何が起こってもいい。その覚悟をしている。私の遺言書のような良い出来の本だ・・と書いてある。
それくらい思い切ってバサバサと切って捨てている。

命を捨てる覚悟で書いたんだろうなぁ・・と思えた。

あるいは名誉毀損で訴えられるのかなぁ ??


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