ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

未来 6

2006-10-21 00:25:30 | 未来
6.
「もう時間はない。そのために天使達がある仕事をしているのだ。天使が人間のなかに未来の理想を呼び起こそうとしている。天使達は人間の睡眠中に人間の霊的な部分にあるヴイジョンをつくっている。そのヴィジョンとは「将来自分のかたわらにいる人が幸せでなかったら、いかなる人間も心安らかに幸せを享受してはならない」というものだ。しかし、人間が目覚めず眠っていると、天使がある時仕事を始め、人間の体の中にあるものが産み出される、そして朝目覚めたときにそれを見いだすのだ。」

それは、額、顔つきにその人が善人か悪人かが書き込まれるというのです。魂の内奥が顔に表れるのです。体全体が魂のなかに生きるものの模像となるのです。良い衝動を発展させたか、悪しき衝動を発展させたかが、額に書き込まれるのだとアルバロンガは言いました。一体どんな額になると言うのでしょうか。

 これらのことが起こるのは、ある本によって、黙示録の七つの封印が解かれたからです。この本とはどの本のことでしょうか。その本はどこにあるのでしょうか。
聖書のなかでは、「本」という言葉はごくわずかのところにしか出てきません。このことを見過ごしてはなりません。創世記5章1節には、「これは人間の系統の本である。神は人間を創造し、人間を神の似姿につくり。彼らを男と女に創造した」云々とあります。
「本」という言葉がふたたび現れるのは、第一福音書の第一章です。「これは、アブラハムの子、ダヴィデの子、イエス・キリストの誕生の本である。アブラハムはイサクを生み、イサクはヤコブを生み」云々と書かれています。ここでも、系譜が数え上げられています。長い系列をとおして流れてきたものが数え上げられています。
そして、「本」という表現はふたたび、ヨハネ黙示録のなかにあらわれます。子羊のみが七つの封印のある本を開くにふさわしい、という箇所です。「本」という言葉はいつも決まった意味で使われているのです。「土地台帳」という表現のほうが、本というかっての言葉の意味を残しています.
本という言葉は、何かが連続して記入されているものを指す言葉でした。綿々と相続されるような、所有権を記したものを指す言葉でした。伝えられていくものを明らかにする文書を指す言葉でした。

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