ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

未来 4

2006-10-19 06:21:21 | 未来
4.
 アルバロンガは語りました。
「地球には最初に霊的な母体があった。この母体から低級な動物がこらえきれずに離れ、物質界に落ちていったのだ。早く霊的な母体から離れたものは、地上で見るまに硬化し、初期の進化段階に留まらねばならなかった。こうしてさまざまな動物達が、さまざまな進化段階にとどまったのだ。人間は最後まで待つことが出来た。人間は最後に霊的な母体から離れて肉体のなかに下った。動物の形、姿はすべて人間の情熱を表しているものに過ぎないのだ。」
「では、人間は自分の持っている獣性をすべて動物の姿として外に放り出したのですか?」
ジーン・ウールは驚いて聞きました。
「いや、すべての獣性を放り出したのではない。まだ自分のなかに持っている。ただ人間は動物の形、姿を進化の歩みから投げ出すことによって、今日の高みへといたったのだ。しかし「万人の万人による戦い」のあと現れる人間は、今日とは違った姿をしているだろう。」
「今とは違う姿とは、一体どのような姿なのですか?」
アルバロンガの言葉は、テレパシーで直接ジーン・ウールの心に話しかけてきました。

「人間は心の中で思ったことを、顔には出さないでいることが、今は可能だろう。ところが万人の万人の戦いの後にやってくる時空では不可能になるのだ」
「どうしてなのでしょうか」
「万人の万人による戦いののちに、2種類の人間が存在することになる。悪人は悪人のしるしを額に書き込まれることになり、善人は善人のしるしを額に書き込まれることになるのだ」

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